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Yosuke Kojima
2024年7月18日 06:30
いよいよオリンピックだ。様々な競技で予選リーグが始まるが、予選リーグの「星勘定」を行いたいとき、色々なパターンがあって、頭が混乱することがあるかもしれない。そんなとき、あらゆるシチュエーションを一つのグラフにまとめられるとしたら、どうであろうか。私が使っているモデルをぜひ皆様に紹介したい。「突破のためのホライゾン」というものである。ここでは、近年で、最も思いだすことができるスポーツ・
2024年6月26日 10:03
サッカー中継では、試合中に「ボール保持率」というスタッツが視聴者に紹介されることがままにある。この数字を見て、「えっ、実感と違うな」となることはないだろうか。結論から言おう「ボール保持率」はノイズなのである。そのノイズを取り払ってみると、聞こえてくるのは、「攻撃回数」というビートである。一般的に、ポゼッション率が高いチームが攻撃的なのが球技である。例えば、アメフトではポゼッション率が
2024年6月20日 15:29
先日、ボストン・セルティックスの優勝をもってNBAファイナルが幕を閉じた。その中で、ボストン・セルティックスが「5men out」という攻撃戦術をとっていた。従来、バスケットボールでは、少なくとも1人は3ポイントラインの内にポストアップさせるのが定石であった(例えば、センターをローポストに配置していた。)この戦術(いや選手の初期配置といった方がいいだろう。)は、3ポイントラインを取り囲むように5人
2024年6月20日 09:56
パス数、ポゼッション率より攻撃回数に着目しよう。ほぼ全ての球技では自らの攻撃が終われば、相手方に攻撃権が移る。例えば、バスケットボールでは、ざっくり言えばシュートの成否にかかわらず、自らがシュートをすると今度は相手のシュートを守備しなければならない。テニス、卓球などのネット系のスポーツにおいては、明白である。この事象に着目して、近年バスケットボール解析では「ペース」という指標にハイライトがあた