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ライドシェアやってみた(1日目)

Uberドライバーとして初めて公道を走りました。
緊張の初ライドの様子をお知らせします。
皆様の何かの参考になれば幸いです。


緊張の初ライド

10月30日水曜日 朝7時からドライバーで走ることにしました。
この日は朝から冷たい雨が降っており、雨の日は忙しくなるのかな?というようなことを考えながら、車を出発させました。

永代橋を過ぎたあたりで車を止めて点呼を受けようと思いますが、なかなかいい場所がありません。できる限り邪魔にならないところに止めて、タクシー会社にLineでビデオ通話します。すぐに担当の方が出てくれ、名前を言って、免許証を見せ、アルコールチェックをしているところを見てもらいながら、表示された数値を読めるように差し出します。どうやらスクショを撮っているみたいで、それが終わったら、「いってらっしゃい」と送り出されました。ちょうど業務開始したのは7時ごろでした。

次にUberアプリを立ち上げます。Uberアプリ側では、出発ボタンを押すと、点検はしましたか?というような画面が出て、承諾のボタンを押すと「オンライン」というステータスになります。

しかし5分ぐらい経っても全く呼び出しがなりません。もしかして、何か設定漏れがあるのか?アプリのボタンを色々押して確認しますがよくわかりません。

記念すべき初ユーザ

ようやく、7時8分 記念すべき初めてのお客様のコールを拾いました。
すぐアプリに反応して向かう意思表示をしたのですが、行き先はGoogle MAPで表示されるはずが、どうやったらその画面が出るのかわかりません。しばらくアプリと格闘していると、Uber側からメッセージが届いて、「まだ停車しているのですか?早く動き出さないとキャンセルされてしまいますよ」と煽りメッセージが来る。

しかし、行きたいけど行き先がナビに表示されないから、行けないんだよ🤣と焦りながら色々触っていると、ようやく表示されました。
行き先は上野の方でした。私が待機していたのは東京駅あたりだったので、10分ぐらいです。朝は道も混んでいないのですぐ到着し、お客様をピックアップできました。30代ぐらいの、欧米人の男女カップルでした。

車に乗り込んでもらったはいいのですが、今度は行き先が表示されません。しばらく後ろに乗ってもらったまま、またアプリとの格闘が始まります。
もうアプリを使うの諦めて言われたところに行こうと思って、「行き先は?」なんて聞いてみたりもします。「Tokyo station」という声が聞こえた瞬間、
奇跡的にアプリ上にナビ表示画面がでて、東京駅を指していました。

動揺を隠しきれないまま、何事もなかったように発車します🤫
先ほどまでいた東京駅の方まで戻り、無事に八重洲口で降りてもらうことができました。
しかしやっぱり、アプリ操作とかで相当戸惑ったこともあり、お客様が降りる際に、「Sorry This is my first ride. I was so nurvous」などと言い訳をしてしまいました。お客様は、なんとなくわかっていたのか、OK OKと優しく慰めてくださいました。後で気づきましたが、このお客様はちゃんとチップもくださいました😆

次のお客様を待つ

初めてのお客様を無事に東京駅まで送り届け、緊張感と達成感を感じたすぐ後、なんとなくお腹が痛くなってきました。そこでセブンイレブンでトイレを借りようと思ったのですが、停めたところのセブンイレブンにはトイレがありません。私の家の周りだと公園には大体トイレがありますが、東京駅付近にはわかりやすく公園はないので、我慢しようか、どうしようか散々悩みましたが、お客様を乗せた状態で⚪︎らしてはいけないと思い、東京駅東口のところにとめてトイレに駆け込みます。この間、オフラインにしたり、オンラインにしたりしていたので、2組目のお客様をキャッチできたのは8時でした。

2組目のお客様

次のお客様は御徒町でピックアップしました。行き先は京成上野駅です。今回も多少アプリでモタモタしましたが、最初とは全く違い、超初心者ということはきっとバレていないと思います。
お客様は20代のアジア人女性でした。少し余裕の出てきた私は、どこから来たのですか?と聞いたところ、フィリピンということだったので、昨年セブ島に旅行に行って、ジンベイザメと泳いだことを話すとすごく喜んでくれました。スーツケースを3つ持った明らかな旅行客でしたので、どこに行くのか聞いたところ、日本は一週間の予定でこれから大阪、京都に行くということでした。この方達も後から調べたらチップをいただいておりました。

3組目のお客様

京成上野駅でお客様を下ろした後、すぐにコールが来ました。場所は入谷です。名前を見ると日本人の方のように見えました。
しかしピンで示された場所に着きましたが、いらしゃいません。メッセージを送る機能があったので、「着きました」とメッセージを送ります。しかし返事はありません。そうこうしていると、なんと「キャンセルされました」と通知が来ました🥲 ちょっとここで2組目の方を乗せて盛り上がっていたテンションが下がります。

4組目のお客様

すぐに次のお客様のコールが入ります。
場所も御徒町なので、今いるところから5分ぐらいのところでした。
次のお客様は20代の女性1人でまたもアジアの方でした。
この頃になると、少しアプリの使い方もわかってきました。
今まで私が格闘していたのは、IphoneにはアップルのMAPとGoogle Mapの2つが入っており、違う方のナビを表示していたみたいです。しかも、Uberの画面と思っていたのが実はナビ画面だったりして、お客様を拾って次の場所に行くには、ナビ画面を閉じてUber画面を表示しないといけないということがだんだんわかってきました。
ということで、アプリ上にはお客様の行き先の地名などが表示されていることを初めて知り、文京区の日本語学校が行き先であることを知ったのですが、話しかける勇気をなくしてしまい。無言のままお連れしました。
日本語を勉強されているのだから、積極的に話しかけてみてもよかったとつくづく後悔しています。
後で調べたら、この方からチップをいただくことはできませんでした。
やはり、こちらから会話をし始めた方がいいのかな🤔

5組目〜7組目のお客様

これ以降の3組のお客様は、全て行き先が東京駅か上野駅でした。
上野駅にいるのに、京成上野駅まで乗せた時は少し凹みましたが、大きなスーツケースを持っていると、少しの距離も歩くのは嫌な気持ちはよくわかります。私もGrabは数百円なのでよくそのように使わせていただいていました。
3組のお客様も全て外国人の方でした。結果的に1人のキャンセルを除き除き全て外国人という、私の目論見通りでした。
今回東京駅が目的地なのは4回ぐらいありましたが、全て八重洲口の小さな小さな一般車向けのロータリーにピンが立っています。
しかし横にタクシー専用のロータリーがあるのですが、その前に、Japan Taxiが群がっており、全く動きません。客待ちタクシーの入り口はもう少し手前にあり、そこはガラガラですが、なぜかロータリーに群がっていて一般車が入れなくなっているので、ロータリー入り口近くに無理やりとめ降りてもらいました。今から考えると、チップを貰えなかったのは下ろした場所が悪く、もう少し進んだところの歩道に近いところで降りて貰えばよかったのかなと反省しました。
しかし、あそこに群がっているタクシーはなんとかしてもらいたい。

乗務を終えて

今回4時間の乗務で強く思ったことは、東京駅付近でさっとトイレに
行けるところを見つけておこう!という思いが一番先に出てきました。
朝方トイレで20分ぐらいオフラインの時間がありましたが、11時近くにまた行きたくなったのですが、公衆トイレが見つからないので、11時の業務終了まで我慢していました。タクシードライバーの方はもっともっと長い時間乗っていらっしゃるのですごいなと思いました。

それと、朝の早いうちは道も空いており走っていて気持ちいいのですが、10時ぐらいになってくると道も混み出して、車内に沈黙の時間ができてしまいます。ここで話しかけた方がいいのか?そっとしておいた方がいいのか?音楽をかけた方がいいのか?無音の方がいいのか?まだ結論はわかりません。

私は海外旅行に行くために、今でも毎日英語の勉強を続けており、外国人と触れ合いたいという思いがありながら、シャイな性格のためなかなか話しかけられません。ただ、チップをもらった乗車を考えると、少しでも会話を交わした方がもらえるということがわかりましたので、次から最初に積極的に話しかけることにしたいと思います。

乗務して思ったのは、ほぼインターバルがなく次のお客様のコールが入ってきました。お客様を下ろして、さあ一休みという時間もなく、次のコールが来ます。最初の方は5分ぐらい待ったこともありましたが、8時以降は秒単位の待ち時間しかなかったように思います。お客様が、Uberでわざわざプライベートカーを選んでいただいているのか、タクシーを呼んだつもりが、素人ドライバーが来たみたいな感じになっているのかわかりませんが、今のところ100%外国人なので、インバウンド需要の解消に少しは役立っているのかなと思います。できれば英語で観光案内などできればいいのですが、そこまで英語力はありません。

報酬については、今回は初ライドということもあり、要領も悪かったので、この一回だけでは儲かるのか儲からないのかなど判断できませんので、もう少しやってからまとめてご報告したいと思います。

もしこの記事が少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです😀

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