ライドシェア乗務(9〜12日目)
Uberドライバーとして12回目の乗務を終えました。
毎日Noteに書いていたのですが、最近、資格試験を受けていて
忙しかったので少しまとめて記載します。
それとUberをやってみた感想なども記載したいと思います。
皆様の何かの参考になれば幸いです。
乗車した人の割合
初めは外国人がすごく多かったのですが、この4日間は日本人が
一番多く9組でした。
日本人の特徴としては、ほぼ1人で仕事に行くときに利用されます。
ですので、乗せている私としてはあまり楽しくありません。
重役の方っぽい方を乗せると、ナビ通りしか運転できないので、
もっと裏道走れよといつ怒られるかビクビクして走る必要があります。
若い方もたまに乗せますが、電車で行った方が絶対早いし安いのに、
なぜタクシーを利用するのかがわかりません。
よほど電車が嫌いなのでしょうか?
次に多いのはアメリカ人で7組でした。
英語を話していたらアメリカ人とカウントしている節があるので、
間違っているかもしれませんが、純粋に旅行を楽しんでいる人が
多いです。
大体、東京、大阪、京都に加えて、広島、箱根、飛騨高山などの
観光地を加えている人が多く、二週間ぐらいの滞在のようです。
3番目は中国人で5組でした。
中国語を話している人を中国人としており、台湾も中国とカウント
しています。
中国人の人は、旅行者だけでなく、仕事や日本語学校、子供の
幼稚園などに利用されていたような感じでした。
その他は、韓国人、イタリア人、フランス人、ドイツ人と言う感じでした。
イタリアの人は本当にオシャレで、男性はジャケットをさりげなく着こなしており、ぜひイタリアンファッションを見習いたいと思いました。
道路について
日本人の方が多いのは、豊洲や晴海からのご利用で、
豊洲大橋、築地大橋を通り、築地虎ノ門トンネルをよく通るのですが、
途中までは高速道路のように快適に通れる道路が、急に虎ノ門の前で
大渋滞となってしまいます。
トンネル出口あたりで工事をしているのが原因なのかよくわかりませんが
いつも大渋滞なのでなんとかしてもらいたいです。
それと、豊洲市場のところから左に曲がって豊洲大橋方面に行くと、
もう引き返すことができず、豊洲大橋を渡ってから、右折や左折を
繰り返し、豊洲市場の方に戻ってくる必要があります。
前に、豊洲市場周辺でお客様を待っていましたが、一向に鳴らないので
諦めて豊洲市場の2車線ある左車線に入って都心に戻ろうとしたところ、
有明のほうから呼び出しがありました。
この左折2車線にいなかったら2分ぐらいで到着できましたが、
もう左折車線に入ってしまっていたので、豊洲大橋をこえて、
月島警察の前まで行って戻ってくる必要があります。
しかも豊洲大橋も激混みなので、2分で行けそうなところ、15分ぐらい
かかってしまい、お客様から急いでくださいとお叱りを受けました。
豊洲大橋の手前で絶対Uターンする場所を作るべきだと思います。
とにかく、日本はUターンができるところが無さすぎて、
アプリで呼ばれて行くときに本当に困ります。
Uberのドライバーをやってみて
ライドシェアドライバーは、朝は7時から11時までしか乗務できません。
夜も金曜日とかは走れますが、酔っ払いが乗ってくるのは嫌なので、
私は平日の朝だけで活動しています。
朝7時からアプリをオンにしますが、ほとんど7時半以降にしか鳴りません。
したがって、勝負は8時から11時までの3時間となります。
これで大体6組ほどを目的地までお届けするという感じです。
中には、終了間際の10時59分に鳴ることもありました。
ですので、もうちょっと、12時ぐらいまで乗らせてもらえたら、
そこそこ稼げるようになるのではないかと思います。
本物のタクシードライバーの人は15時間とか乗務されておられる
ようですが、仮眠など、車の中で寝たところで疲れなど取れる
わけもなく、車の運転というのはものすごく集中力使うので、
私にはとてもできないと思います。
工場とか24時間勤務の場合は、8時間の3交代にすると思います。
タクシー会社も、たとえば、14時〜21時、22時〜5時、6時〜
13時というような3交代にできないものなんでしょうか?
現在は、隔日勤務の方は車の中で仮眠を取られていると思いますが、
その間エンジンかけっぱなしになると思うので、環境的にもよくないと
思うし、疲れた状態でお客様を乗せるのは危険なような気がします。
その点ライドシェアドライバーはたった4時間なので、そんなに疲れ
ることなく仕事をすることができますが、これで生計をたてられるか
どうかは難しいような気がします。
年金をもらっている人とか、副業を持っている人などは、午前中だけの仕事なので、このライドシェアはいいのではないかと思います。
私は、来週に初めてお給料をもらえることになり、実際にいくら
もらえるのかはっきりわかっていませんので、来週には収支報告を
したいと考えています。
今は、8時以降はほとんど切れ目がなくUberのアプリに呼び出しが
入ります。しかしこれは、台数を絞っているからと思われ、もし
海外みたいに自由にライドシェアドライバーが誰でもできるように
なると、客の取り合いになって、こんなに忙しくならないかも
しれません。
ですので、現在の日本でのライドシェアの制度は、本物のタクシー
を邪魔しない範囲で、ライドシェアドライバーもそこそこ忙しく
走り回ることができるという、スレスレのところでバランスを
取っているように感じており、なかなかよく考えられていると思います。
皆様の何かの参考になれば幸いです。