11/17ジャズ勉強会で「The chicken」を取り上げました
17日「なんちゃってジャズミュージシャン」イベントではドラムの体験者にがっつりジャズを叩いてもらいました。
そのあと、とても熱心ななメンバーによる「スタンダードジャズ勉強会」を開催しました。みなさんきちんと予習されてきているので、少しずつ曲のレベルも上げております。
今回のお題は「The chicken」
みんなが参考にしている、じゃコパストリアスヴァージョンをはります。
https://www.youtube.com/watch?v=TgntkGc5iBo
ロック小僧がジャズをやってみたいと思うきっかけになる曲のようです。
つまりジャズとの共通項になる曲なので、ジャズセッションでのリクエストも多いのです。
ちうか、
これをジャズと思ってる輩もいたりして・・・まあジャズといえばジャズなんですが、どっちかというとロック寄りというか、フュージョンというか、16ビートというか。直立不動で難しいアドリブをこねくり回している、昔っからのジャズとはどうやら違う感じですよね。
古ジャズなら後ろにいるベーシストがエレベで楽しそうに歩き回ってるではありませんか!
4ビートしか知らないとセッションで面くらわないよう、
取り上げてみました。
この曲をやるときは、フロントさんがいた方が様になります。ベースもウッドベースじゃちと難しいかな。歩き回れないし(いや、そこ、ちゃうw)
今回、エレピだったので、音をローズ系にしてみました。ピアノだと硬いし、オルガン系だと少し重いし、エレベが目立たなくなってしまいそうなので、この音のチョイスも古ジャズにはない懸案事項です。
ギターがいればコンプレッサーなんかかましてもおもろいかもですよね!ちゅうことで、エフェクターとかの知識も必要だったり!さらに、
エレピは生ピアノとの和音の使い方が違うのです!(えっ?そうなの??)
ピアニスティックノじゃなく、オルガン的つかみ方や、音の出すタイミングの方がこういう曲には映えるのです。鍵盤奏者は別楽器と意識するべきです。
これはウッドベースとエレベの違いとか、ドラムとシンセドラムの違いみたいな、電気入るともう、どのジャンルも別楽器としてその楽器の特性をうまく引き出す必要が出てくるのです。
私はピアニストであって、キーボーディストではないので、あまりその辺がうまく出来ないので、オルガニストに習いに行ったこともあるぐらい、違うのです。
今回の勉強会ドラマーやベーシストは元ロックやフュージョン出身なので、水を得た魚のように、素晴らしく気の利いた、パンチあるリズムを出してくれて、文句なしでした!
ピアノ軍は困ってましたので、たくさんオルガン的に弾くためのヒントをお伝えしてあっという間に3時間が過ぎてしまいました!