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「SO WHAT」

2015年3月7日浜組スタンダードジャズ勉強会課題曲

メンバーから「モードがどーも分からない」との質問が出たため、音楽を聴くだけではなく、実践して体感して頂こうと選んだ課題曲です。

まずflさんから「ヘ音記号の読み方も忘れてた~~」。

さらにharm(鍵盤ハーモニカ)さんから「この和音はどうやって押さえたらいいんですか?」

別harmさんから「何を弾いたらいいか分からない、難しいそうなので見学します」

おーおーおー、ちょっと待って下さい!(大汗)

譜面を見てみると、確かにいきなりヘ音記号で始まっている。さらにムカデじゃないと押さえられないようなびっちりの和音が書いてある!

ジャズの譜面、全部自分が演奏しなきゃならないと思わないで下さい。

このヘ音記号の弱起部は、ベースが弾く部分なので、フロントさんは聞いていればいいんです。この部分に「BASS LINE 8VA」(オクターブ下のベースライン)と記載されてるのものあります。

また、1小節目の和音は右手と左手に分けて書いてある譜面もあり、心配する必要ありません。ワタシはこーいう真っ黒なのはろくに見てません。

ジャズの譜面とはそんなレベルでいいのです。

ただ、和音で大事な音は一番上の音(トップノート)で、メロディになっている場合がほとんどです。もし和音が書いてあったら怖がらずに、一番上の音を演奏してみましょう。中級者以上の人が他の音を演奏してハモってくれます!

このハモりこそ、単音楽器の気持ちいいところ。たくさん体感してみましょう!pやgさんにとってはいつもやってるのに評価されてない・・と、羨望の音です。

座学としてはドリアンの説明が主になりましたが、その前にマイナースケールが分かってない方もいらっしゃって、理解する事がモード以前にたくさんあるということが分かったようですw。

アドリブもやってみましたが、Dm7からE♭m7への移行が耳新しく、あまりにもなめらかなので、いつ変わったかの小節の勘定が出来ない方もいらっしゃいました。そういう方は、YouTubeなど音源と一緒にテーマを何度も繰り返し演奏練習してみるのが効果的です。

ジャズの曲にはコード進行や小節数への「慣れ」も大事です。ここは自己練の範疇なので、家で時間かけて練習していい部分です。

勉強会後gさんからマイルスがなぜテーマでこの音を選んだかが分かった!と伝えて下さいました。私もうすうす感じていた事だったので、こういう意見交換が出来る場、勉強会があってよかった!と思うと同時に、マイルスってやっぱスゴイなーと敬服しました!

初参加者3名からいい刺激を頂いた会でした!



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