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【PC購入検討2】先々の事を考えてスペックの高いPCを選ぶ方法
こんにちは
よっしーです。
パソコンの寿命はおおむね4~5年と言われ、僕のPCもそろそろ寿命ということで買い替え検討ついでにPCについて勉強して、そのまたついでにnote記事に書き留めておこうという記事です。
結局、どんなPCを購入すればよいかは、用途によるとしか言えないので一概に言えませんが、ここではAIイラストや、3DをサクサクいじれるくらいのことをできるPCを想定します。
各種推奨スペック
PC購入に際して、おさえておくポイントは、CPU、メモリ、ストレージ、グラフィックボードの4つで、CPUについてはこちらの記事に書いてみました。
CPUはPassMark値のスコアが高ければ高いほど良いとわかりましたが、他の3つはどのくらいのスペックにすべきか、
ここで、AIイラスト生成プログラムとして有名になったStable Diffusionを自分のPCにインストールして使う場合の推奨スペックを調べてみます。
以下のサイトで紹介されているように、今や、有志によって、煩雑なインストール作業なしに普通にインストールできるような方法があるようです。
これによると
●CPUメモリ:最低8GB、16GB推奨
●ストレージの空き:最低10GB、20~40GB推奨
●GPUメモリ:8GB以上(NVIDIA製)
となります。
ちなみに、3Dや3Dアニメーション制作ソフトで有名な「blender」の推奨スペックを調べてみます。(調べるとすぐに出てきます)
●CPUメモリ:4GB以上で十分
●ストレージ:―
●GPUメモリ:1GB以上
なんと、3D制作ソフトより、画像生成AIのほうが、倍以上のスペックが必要のようです。
ということで、画像生成AIを動かせるようであれば、たいていのクリエイティブ系のソフトも扱えそうと考えました。
メモリ、ストレージ
料理人のたとえで言えば、PCにおいてメモリは「作業台」、ストレージは「倉庫」のようなものということでした。
ストレージは、データを保管しておく場所なので、別に後からUSBメモリでも、外付けハードでも、保管場所の確保はいくらでもできそうなので、PC性能においてそこまで重要視するものではないかもしれません。
もちろん多いにこしたことはありません。
そして、メモリは「作業台」ということで、作業台が狭いとどんなに優秀な料理人(CPU)がいても効率よく作業できません。
それ相応の作業台の大きさは必要です。
しかし、例えば5m四方の作業台と100m四方の作業台があったとしても、別に人間一人が作業する分には5m四方もあれば100m四方あってもしょうがないように、メモリはどこまでも大きくすればいいものでもありません。
先ほどの、AIイラストの推奨スペックでは16GBということでした。
ここで、ワンポイントとして、同じ16GBでも、「16GB×1」より「8GB×2」のほうが性能がいいそうです。
これは、メモリという部品は、8GBのもの2枚がマザーボードに刺さっているようなPCのほうがいいということです。
イメージとしては、道路を2車線にするようなもので、そちらの方がスムーズに車が通れます。
グラフィックボード
以前書いた「PC購入検討1」の記事で、グラフィックボードのことを「パフェ専門料理人」と例えました。
つまりグラフィックボードも、料理人のようなもので、CPUに似ています。
しかし「グラフィックボード」は「GPU」というCPUのようなチップが組み込まれた基盤製品のことで、ファンも一体になってユニット化されたものです。
ですから重要なのはCPUの性能であったように、グラフィックボードもGPUの性能を把握することが重要です。
また、CPUのように、GPUにもメモリ(作業台)があります。
以下のように、GPUの性能比較サイトがあります。
GPUは、「単純だけど大量の計算を要する」というときに必要になってくるもので、だから画像、映像処理に必要とされます。
画像も映像も結局、小さなドット(マス目)の集まりでできており、液晶画面の1ドット1ドットにどのような情報を送るか、という単純だけど大量の情報処理を要します。
これはAIにも言えて、単純だけど大量の情報処理をすることで、AIも出力をしますから、これからのAI時代、GPU選びもちゃんと考えないといけないかもしれません。
GPUも2種類あって
●内蔵GPU
●グラフィックボード
で、前者はCPUとともに内蔵されているGPUで、最小限のGPU性能の場合が多いです。
そこで、ちゃんとした映像処理等したければ内蔵GPUでは難しくグラフィックボードとしてユニット化されたものが必要になってくるわけですね。
さて、用途ごとに、どのくらいのGPUのスコア(比較サイトの「Time spy値」)があればよいか、だいたい列記するとこのような感じのようです。
(だいたいの参考値です)
●5000以下:ローエンド(低性能)
普段使いやビジネス、プログラミング用途など
●5000~10000:ミドルレンジ(中性能)
画像編集や3Dゲーム、動画編集など
●10000~20000:ミドルハイ(中高性能)
動画編集や3Dゲーム、3Dモデリング、AI学習など
●20000以上:ハイエンド(高性能)
各用途で最高の状態で快適に作業できる
試しに、比較してみます。
例えば僕が現在使っているPCのGPUは
NVIDIA社の、「Geforce GTX 1050Ti」 というもので、一応画像編集もする予定で購入したのですが、比較サイトで数値を見てみると、なんと「2363」で、5000にも満たなかったようです・・・
ちなみに、例えばDELLで適当に10万円くらいのデスクトップPCを選んでみてみると、CPUはcorei5-13400で比較サイトの数値は約「20000」以上で、僕の現PCの倍くらいあるものの、GPUは「インテルUHDグラフィックス730」で比較サイトの数値はなんと約「500」くらいです。
これが「内蔵GPU」といわれるもので必要最小限のものということです。
ちゃんとしたグラフィックボードを搭載しているPCを選ぶには、各パソコンメーカーで「ゲーミングPC」から選ぶとよいものがあります。
結局、よく見かける具体的なGPUの代表製品はどんなものがあるかというと「RTX30」や「RTX40」シリーズなどです。
このように、性能の数値を見てパソコンを選べると、満足のいく買い物ができそうですね。
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