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運を拓く 

本当に生きたい人生を、歩んでいますか。

あなたの魂は、あなたがこの世に生まれてから、いつでもあなたが本当にあるべき姿、いるべき環境へと導いてくれています。

そう、願いを実現させる偉大な力は、生まれながらにしてあなたの中に備わっているのです。

育ってきた環境や世間の目、今までの経験により築き上げられた固定観念によって、その力を生かしづらくなっているだけ。


あなたの真の願いを叶えるためには、運を拓き、幸せを得ることを心から望み、内なる魂の声を煥発させ続ける必要があります。

何があってもブレない信念。
願いが実現することを自分に期待し続ける忍耐力。
内なる可能性を愛し、磨き、高め続ける心。

その豊かさマインドが、このnoteを通して呼び覚まされます。


あなたには、欲しい物や恋焦がれている環境、あなたがありたい本当の姿など、自覚しているものから心の奥深くに仕舞い込んでいるものまで、実現させたいものは多彩にあることでしょう。

あなたが望みさえすれば願いは叶うのに、つい周りの目を気にして夢の実現を遠慮していたり、夢なんて簡単に叶うはずがないと思っていないでしょうか。

もう、遠慮も我慢もする必要はありません。
あなたの人生なのですから、あなたが望む現実を生きて良いのです。


これからお伝えする豊かさマインドを育む技術は、あなたの中にある魅力や才能をどんどん開花させ、あなたの力で望みを実現させることができるようになるものです。

結婚、仕事、お金、人間関係、健康、欲しいもの、日々の良いこと、気分が落ち込んだ時の心のケア方法、運気を上げるコツ
など、一人一人の望む幸せを叶えるための技術が詰まっています。


物は使う度に劣化していきますし、流行もあります。

しかし、自分の望んだものを現実にする『豊かさマインド』は、磨くほどに光輝き、いつどの時代にどこで何をしていても、あなたが意図した現実を創り上げる力があるのです。


私は15年以上かけて、豊かさマインドを高め続けてきました。
この技術を身につけたお陰で、あらゆる望みを現実化し続けています。

理想の人と結婚したり、理想の場所でのマイホーム、良好な人間関係、好きな場所で好きな仕事ができていることなど、運を拓き、豊かさマインドを育んだことで受け取った恩恵は、枚挙にいとまがありません。


願いは、人の数だけ無数にあります。

仕事は成功しているけれど、忙しさのあまり孤独で心の拠り所を望んでいる人。
もっと成長して収入を増やし、より豊かな生活をしたいと思っている人。
自分の好きな場所で自分らしく過ごしたいなど、どの願いも素晴らしく、そして価値があります。

あなたが素直に望めば、あなたにとってベストなタイミングで願いは叶う
のです。

あなたは私のように15年以上もの歳月をかけず、また、たくさんのお金と労力を使わずに、このnoteを通じて豊かさマインドを2ヶ月間で高めることができます。

本書では、1週間毎に行う内容が8週間に分けて記載されており、1週間ずつ実践していくことにより、願いを叶える方法が一生使える技術として身に付くとともに、あなたの豊かさマインドが強固になることで、望みがどんどん実現していくようになります。


noteの概要は、こちらです。
1週目では、望む未来を実現していくための根本となる『思考の土台』が築かれます。
自己肯定感を高め、運の流れを味方にするために大切なことを行っていただきます。

2週目では、願いを叶える過程で一生使える、超実践的かつ具体的な作業ワークがございます。
これを習慣にすることで、どんどん願いが叶うようになります。

3週目では、1、2週目で身に付けた思考が更に強固となるワークを行うことにより、今まであなたの願いを叶える上で縛りとなっていた固定観念が、どんどん解放されていきます。

4週目では、1ヶ月で培った技術を磨き上げ、望みを実現させる精度をどんどん高めていただきます。
運気が上がる口癖や、気持ちがマイナスになった時の対処法口癖をお伝えしながら、言霊の持つ真の威力を体感していただくことで、今後いつどの時代にどこで何をしていても、誰にも依存せず『あなたの力で願いを実現させていく力』が開花します。

5週目では、日々の大切な考え方に加え、分野別の願いを叶えるコツをお伝えします。
お金を望んでいる人であればお金の欄を、結婚を望んでいる人であれば結婚の欄、健康向上、人間関係の悩み解決など、あなたが抱えるお悩みがスムーズに解決し、望む幸せが実現する詳細な分野別メソッドとなります。

6週目では、願いが叶う確実性と再現性を高めるために必要なことをお伝えします。
この週までに身に付けてきた技術の精度が高まり、あなたは安心して望みが実現することを期待し確信しながら、望む未来を受け取れるようになります。

7週目では、願いが叶うまでに起こる出来事や感情への『究極の対処法』をお伝えします。
この物質世界にはタイムラグがあるため、願いが叶うまでは誰しも先が見えないが故、心配や不安になるもの。そのような時でもあなたの信念はブレることなく、望みが着実に実現するマインドが築かれます。

8週目では、2ヶ月分の集大成として、願いが叶う核となる技術が身に付きます。
あなたの幸せを後押しする氣の流れについて知ることで、目には見えないエネルギーの流れがあなたのものとなり、あなたの人生に奇跡を起こし続けます。

アメリカの心理学者であるアブハム・マズローの「欲求5段階説」というものの中には、人間の欲求の一番高次のものとして、「自己実現欲求」を挙げています。

食欲は数百円でも満たすことができますが、自己実現や自己成長は、あなたが今よりも更に良く変わりたいと願うことによって成長の機会が与えられ、望みを達成する過程や望みが達成されたことにより満たされていきます。

人生での自己実現と自己成長欲求を満たすには、知識と経験が必要です。

あなたは、好きな人とのデートの前や仕事の大事な契約の前などには、エステサロンやネイルサロンに行ったり、ジムで身体を鍛えたり、美容院で髪の毛を整えたりすることでしょう。
靴を磨いたり、持ち物を確認したりと準備を怠らないはず。

このように、願いが実現する前から運を拓き、豊かさマインドを鍛え、最高のコンディションにしておくことはとても大切なのです。

本書では、あなたのこれから望む幸せや成功を叶えるお手伝いができます

豊かさマインドが高まる超実践的内容が身に付くだけでなく、心理カウンセリングの知識と占星術の知識も取り入れたものとなっているため、豊かさマインドを高めている過程で起こる様々な感情にも寄り添うことができることに加え、あなたの願いがよりスムーズに実現するための工夫が多く施されています。

また、あなたに生まれながらにして備わっている才能や魅力をより開花させ、願いを実現させる項目も設けております。

このnoteを通じて運が拓き、豊かさマインドが強固になることにより、これから1年、5年、10年先と、ずっと使える技術として、あなたの人生を光輝かせます。

一度身に付けたらあとは磨きをかけていくほどに、どんどんあなたの望みが叶うようになります。

自転車と一緒です。乗れるようになるまでは、多少時間が掛かります。
しかし、何度も練習することによって乗れるようになり、一度乗れるようになればいつでもどこでも当たり前に乗れるようになるその過程と、豊かさマインドを育み願いを実現させる過程は、全く同じ原理なのです。

今まで、あなたは様々な勉強をしてきたことでしょう。
小学校、中学校、高校、大学と、人によってあらゆる所で学び費やした時間とお金があります。
年間何百万円、人によっては何千万円も支払って卒業したのに、今のあなたが叶えたい現実は叶っていますか?

願いが叶っていないのは、あなたのせいではありません。
制度やプログラム、方針に、あなたの真の望みを叶えるために必要なものが組み込まれていなかっただけなのです。

このnoteを通じて、あなたが願いを実現させていくために重要な技術を体得することが可能になります。
体得するというよりは、『あなたの内なる本来の力が目覚める』という方が適しています。

小学校のように6年間も時間とお金をかける必要はありません。たくさんの手法を取り入れる必要もありません。

あなたは今まで十分頑張ってきているのですから、あなたの真の願いをすんなりと叶え、もっと幸せになることを自分に許可して良いのです。

豊かさマインドを開花させ、あなたが叶えたいものに対して素直に向き合うことで、あなたの望む夢を現実化することができます。

ただし、ひとつだけ注意事項があります。

『あなたが信じ、感じていることが現実になる』ため、このnoteを通して人生を変える覚悟のある方だけ、読み進めてください。

あなたの意識次第では、読み進めている最中に運が拓き、トントン拍子に願いが叶うこともあります。

ぜひ、あなたの理想像に素直に思いを馳せ、楽しみながら本書をご活用いただけましたら幸いです。

私たちの願いを叶えてくれる宇宙には、偉大な力があります。

広大な宇宙は、あなたの望むことを何でも叶えるための方法とタイミングを知っていて、いつでも導いてくれています。
そして、豊かな富、愛、健康、心地よさ、自由を、あなたが望んだ分だけいくらでも与えてくださります。

あなたが、その恩恵を受け取るかどうかだけ。


あなたの人生で自分の叶えたいことを、いつどの時代にどこで何をしていても、望むだけ叶えられる技術を、今、開花させるかどうかはあなた次第。

あなたが本当にいるべき場所、あなたがありたい本当の姿が実現するnoteを、どうぞご体感くださいませ。

扉を開いたあなたへ。

これから始まる8週間で、あなたは今よりもっと飛躍し、望むものをすんなりと実現させる豊かさマインドを手に入れることができます。

自分の願いを叶えるコツさえ掴めれば、今後のあなたの人生で大きな力となり、いつでもどこでも何でも、叶えたいものを現実にすることができるようになります。

あなたのように、自分をより良く変えるためにご購読することを決意し、「変わりたい」「願いを叶えるぞ」という意志を行動に移した事は、とても素晴らしく価値あることです。
願いを叶えていく中で、動くべき時の勇気ある行動はとても大切だからです。

多くの人は、変わりたいと思っているのに行動しません。
変わりたいのに他の人と同じ行動を取ってしまい、いつまでも変われずにいるのです。

あなたは今までの固定観念を手放し、更なる幸福を体感するためにこのnoteを引き寄せました。
これから、もっと飛躍する確信を持ちましょう。
自分に自信を持つことで、このnoteをより効果のあるものにすることができます。

noteを通じて、あなたの望みが実現するためのチャンスが訪れやすくなります。
それは、あなたの現実が変わるために全て必要な過程ですので、チャンスが訪れたら勇気を持って行動していってください。
チャンスは、このnoteを読むほどに直観やインスピレーションが養われていくので、チャンスを敏感に感じ取れるようになります。

ただし、焦りは禁物です。
現実が変わらないことに焦ると、その焦りが更に焦りの現実を創っていくからです。


ここで身に付ける豊かさマインド力を使い、8週間後には今のあなたが最幸な別人になっていることを願ってやみません。

8週間に留まらず、これから一生使える技術です。
楽しみながら一生物の技術を身に付け、最短で夢を叶えていってください!

それでは、まいりましょう。


1週間目

今週のテーマ「自分は既に恵まれていることを知る」

1-1. 幸せに気付く過程


あなたは、自分が思っている以上に恵まれている。

例えば、自分の意志で学びを深める時間を作れていること、学ぶためのお金を持っていること、学ぶための環境(住居、電気、パソコンや携帯)があること、身体が元気に動くことは、とても有難いことだ。

日々当たり前と思っていることでも、既にどれだけ恵まれているかを改めて知っていこう。


まず、ノートとペンを用意し、ゆっくりと椅子に腰掛けて深呼吸をする。
そしてノートに、今日の日付と自分が既に恵まれていることを書き出していこう。

多く書ける人、書けない人様々だと思うが、書き出してみる。

今は書き出せた数が重要なのではなく、自分ができることや恵まれていることに気付く、この過程がとても大切なのだ。

どのような些細なことでもいい。
例えば、このように書き出してみる。


20XX年 XX月 XX日

私は、恵まれている。

・愛する家族がいる

・健康な身体がある

・住む家がある

・仕事がある

・朝早く起きて家族のお弁当を作っている

・家の掃除を綺麗にできた

・お客様に笑顔を褒められた

・大きな仕事をこなすことができた

・道に迷っていたら、通りすがりの人が親切に教えてくれた

・短時間に料理をたくさん作ることができた

・子供が「ママいつもありがとう」と言ってくれた

・愛猫が擦り寄ってきてくれた


上記のように、自分が今恵まれていることや、できることを書いてみる。

その他にも、その日に起きた良かったことや嬉しかったことなども書き出し、日々恵まれていることを自ら気付いていくのだ。


今の思考や感情が、未来で体感する思考や感情に繋がっていく。

今のあなたの現実は、過去にあなたが信じ感じたことが現実となっているのだ。

つまり、これからの未来を自分が望むものにするには、今から幸せを感じ、恵みに気付き、心地良く幸せな感情を味わっておく必要がある。

自分が望む豊かさや幸せ、成功を手に入れるために、「今」この瞬間から豊かさマインドでいることがとても大切なのだ。


いつでもどこにいても、豊かさを感じる。

恵まれている感覚をじっくりと味わう時間を持つ。


既に恵まれていることに目を向けることで、「幸せだな、有難いな」という感謝や癒しの感情になる。

その感情を味わえば味わうほど、また感謝や癒しを感じられる現実が創られていくのだ。

1-2.振動数の話

なぜ、恵まれていることに意識を向ける過程が大切かというと、人も物も、この世のすべてが波動を放っているからだ。

この世に存在するものは顕微鏡レベルで見ると、小さな粒が塊のように集まって出来上がっている。
原子とも言われ、更に集まって分子となる。つまり、固有の振動数を放っているのだ。

それは、動物も植物も、人間も、人間によって作られた物も一緒。
目には見えないけれど、小さな粒が強弱はあれど細かく振動し合って集合し、形を創り上げ、目に見える物体となっている。

空気も、目には見えなくとも常に揺れ動いている。

色を認識できるのも、波長を感じる細胞があるからこそ。
色自体にも波長があり、黄色、橙色、赤色になるにつれて波長が長くなり、青緑色、青色、青紫色になるにつれて波長は短くなる。
色は電磁波の一種で、色相ごと波長の長さが異なっているのだ。

このように、目に見えて存在するものから、目には見えないもの、物体としては存在しないものにまで波がある。
波の動きである波動があるということは、振動数を持つということ。
つまり、波動を放つものは、同じ波長のものを引き合わせる性質がある。すると、同じ振動数同士の共鳴が起こるのだ。

同調する要素があり、波長が合っているからこそ同じ場所に引き合う。磁石や電波と一緒だ。
何か物を見た時に「可愛い」と感じることも、その物質と振動数が一致し共鳴したということ。

自然の中にいると癒やされるのも同じ原理で、自然が放つ振動数が、自分の内側にある安らぎや心地良い波動と共鳴することで、落ち着いた感覚や心が洗われる感覚になれるのだ。

このことから、あなたが放つ波動(オーラ)が、あなたの人生に起こる出来事や人間関係などを「引き寄せている」と分かる。
そして有難いことに、人間には言語活動や思考活動ができる能力が備わっているため、前向きで積極的で肯定的な思考と感情を意識することで、自在に自分の放つ振動数を変えることができるのだ。

これは、動植物にはできない。
桜の木に生まれたものは桜として咲き、猫として生まれたものは猫として過ごす。

人間は誰にでも、自分の意識次第で何者にでもなれる素質を持っている。何でも叶える力がある。
自らが放つ振動数である波動を自在に操れるとても素晴らしい能力が、誰にでも備わっている。


あなたから放たれる振動数は、あなたの考えていることが普段からポジティブかネガティブかによっても引き寄せる物事が全く異なるだけでなく、あなたの人生にまで大きく影響する力がある。

だからこそ、今ここで豊かさや恵み、有り難さに目を向けて心地良い振動数にする必要がある。
常日頃から、意識を自分にとって心地良い方向に向け高い振動数にしておくことが、あなたの真に望む願いを引き寄せるための基盤となっていく。

裕福だから感謝や恵みに目が向くのではなく、感謝や恵みに気付ける幸せマインドと豊かさマインドがあるからこそ、裕福で幸せな環境を引き寄せることができるのだ。

人によっては、大富豪の家や資産家の家に生まれる人もいる。親が財政界の人もいることだろう。

そういった人たちは、生まれながらにして豊かさのマインドが高いのだ。
意識しなくても「自分は豊かだ」と思える環境にあり、「豊かさこそが当たり前」という考え方になれているからこそ、更に豊かさを感じられる環境を引き寄せることができているのだ。

しかし、そのような家系に生まれなくても大丈夫。
どの人も、生まれながらにして『豊かさの素質』が備わっている。

あとは、意識を自分にとっての望む豊かさに向け続けられるかどうかだ。

私たちは、どこに生まれるかなどの宿命は変えられないが、運命はいくらでも自分の持つ思考と感情によって変えることができる。
ほんの少しの差が、運命を変えるのだ。

ほとんどの人は日々頑張っているし、努力をしている。
けれど、ほんの少しの差で、運命に差が出てくる。

進んでも進んでも先が見えないと諦めてしまったり、自分には無理だと思ったほんの少し先に、ゴールがあるもの。

ここで忍耐強く進むか、止まるか、戻るか。
ほんの少しの差が、運命を変えている。


どの人も、もっと幸せになっていい。
どの人も、願いを好きなだけ叶えていい。
道のりは、誰にでも平等に与えられている。

飛び抜けてすごい人など、ほとんどいない。どの人も、同じ人間だ。
違いは、ほんの少しの差。

今ある恵みに気付いて感謝をし、その上で、「自分ならできる」「自分なら叶えられる」という信念を持つことで運命が変わってゆく。

数々の歴史上の人物たちを見ても、ほんの少しの差を勝ち取ってきた人ばかり。

同じことを試みた人は、多いことだろう。その中で誰よりも諦めず、誰よりも拘り、誰よりも楽しく自分のやりたいことに打ち込み、自分の気持ちに素直に生き続けたからこそ、願いを叶えることができたのだ。

きっと現状に対して、不平不満ばかりを口にしていなかったはずだ。
もしそうであれば、願いが叶わないどころか、また不平不満を感じる現実(同じ振動数の物事)を引き寄せてしまうから。


ほんの少しの差が、運命を変える。
難しいことはなく、誰でも自分の望みを叶えられるようになっているのだ。


望みは、千差万別。
一人一人、欲しいものや好きなもの、心地良さを感じる環境は違うからこそ、一人一人が自分の望む豊かさや幸せに焦点を当て続ける必要がある。
その基盤となるのが、今の環境での豊かさや恵まれていることを発見する過程だ。

今の環境の中で幸せや愛をたくさん見つけ、感謝できるようになったら、今度は自分が望んでいる本当の姿や願いが叶った環境で自分が感じるであろう感覚を味わってみる。

今の環境や状況がどうであれ、あなたの振動数である波動を変えなければ、何も起こらない。

あなたが本当に求めているものが叶った時、きっとあなたは幸せな気分で満たされているはずだ。
穏やかで優しく、幸せな気持ちになっていることだろう。

その時に放たれる波動を、今から放つ。
願いが叶った時の自分を演じてその者になりきり、感情レベルで望みの領域に浸る。
今からあなたの振動数を変えることで、放った振動数と同じものが引き合うようになるのだ。

しかし、いきなり自分の理想像が叶った時の自分を演じきることは、容易ではない。
理性が働いて現実との差を探し始めてしまい、他人の目を気にするだけでなく、自分自身の中で疑念や不安、否定的な感情が出てきてしまうからだ。

だからこそ、普段からあらゆるところで、自分の振動数である波動を上げる習慣が大切になってくる。


例えばご飯を食べている時に、「美味しいな、有難い」と実感する。
声に出せない場面でも心の中では唱え、ことあるごとに脳内で心地良い言葉を思い浮かべることで、また感じた言葉通りの現実が後にやってくる。

電車で移動している時に、「この電車を作った人がいるんだよな。そして、運転してくれる人がいる。移動できる手段があるのは有難いな」と感じたり、お風呂に浸かっている時に、「ゆったりとした時間を過ごせて、恵まれてるな」と思ってもいい。
帰る家があることや大切な家族がいること、自分を労わる環境があることなど、自分に今あるすべてに「最高だな」という想いを感じる。


どのような場面でもいい。
あなたが心から幸せで豊かな波動を放つほどに、また幸せで豊かさを感じられる現象が起こる。
心から感謝の気持ちが湧いてくることで、驚くほどに人生がより良く変わる。

経験を重ねるほどに豊かさを得ることへの抵抗感がなくなり、「自分はもっと幸せを感じて良いのだ」「豊かな環境こそが自分に相応しい」と心から思えるようになる。
その頃には、堂々と自信を持って望みの姿や味わいたい感情を味わえるようになっているだろう。
それは後に、まさにその通りの現実が創り上げられることに繋がっている。

既に恵まれていることに気付く過程で、波動は自然に上がる。
波動が上がれば、それに共鳴した物事が起こるのは必然なのだ。

これはとても大切な視点なので、何度も読み返してみてほしい。

あなたがどこに意識を向け、何を考え、どのような言葉を発するか。
それらは紛れもなく波を作り、同じ波動ものを共鳴させるのだから。


恵みや豊かさに目を向け、感謝し、幸福のオーラを放っていこう。

今もこうやって文字を読んだり、息を吸ったり吐いたりできることは、当たり前ではない。
誰かと比べて優劣をつけるのではなく、「自分はこんなに恵まれていて有難い」という気持ちを感じていこう。

それでは5分ほど、自分と向き合い書き出してみよう。
書き出した後は、日々の様々な場面でアンテナを張り巡らせ、自分がどれだけ恵まれているかを意識して探してみる。

これを今日から7日間続ける。

自分が恵まれていることに気付き感謝ができるようになると、自分の周りにいる人や周りにある物の良いところが、今までに増して目に留まるようになる。
そして、「素敵だな」「有難いな」と素直に思うことができるようになるので、どんどん心が豊かになっていく。

7日後には、初日に書き出した数よりも多くの恵まれていることに気付き、豊かな感情を感じていることだろう。
その豊かな感情こそが、未来の豊かな感情を感じられる環境を引き寄せることに繋がっているのだ

1-3. 氣の流れを良くする

「自分は既に恵まれていること」をより実感するために、掃除と断捨離も行ってみよう。

掃除と断捨離を行うことで日々の感謝に気付けるだけではなく、あなたの中にある運気を司る氣の流れが良くなる。
すると、自然に波動も上がるので、望みを引き寄せやすくなるのだ。


まず行うべきは、掃除。

一人で部屋中すべてを隅々まで綺麗にするのは大変で時間も限られているから、一日に1つだけでも「ここ」と決めた場所を徹底的に綺麗にしてみる。

曜日ごとに場所を分けてもいいし、小さな範囲をこまめに掃除してもいい。
片付けついでにさっと拭くだけでもいい。

今は掃除家電も豊富にあるから、自動のものに頼ることも一つ。
場所によっては、代行してもいいかもしれない。

けれど、自分だからこそ綺麗にできる部分がある。
ついつい後回しにしがちなところ、人が見ていないからと隠しているところを進んで綺麗にしてみる。

他人には見えないところも拭いたり掃いたりすることで、その場所やその物が輝きが増してくる。物であれば、長持ちもするだろう。
1つの場所を綺麗にし尽くすことで、心も整ってくる。それは、波動が上がることに繋がっている。


掃除をする場所は、お手洗いでもいいし、洗面所でも、台所でも玄関でもいい。
まずは、あなたの時間的にできそうなところをできるタイミングで行う。

「掃除をしなくては」と自分に強制的になってしまうと、あなたの意識は心地良さから離れてしまうので注意が必要だ。
すると波動が下がることで、せっかく掃除をしても効果が薄れてしまう。

あなたが心地良い気分で楽しく掃除を行い、あなたから出る波動を軽やかにすることが大切だ。
「掃除をすると部屋が綺麗になって、気分がいいな」と思えるような積極さが出てきたら、かなり良い兆しだ。


普段は見えないところ、自分しか気付かないところも積極的に掃除をすることで、掃除以外の場面でも様々なところに視点が向くようになる。
あらゆる場面で気付きが増えたり、チャンスを掴みやすくなる。

そして、細かな汚れも取ることは、自分の内側を綺麗にすることにも繋がっている。
ゴミや汚れがあるのに見てみぬふりをしてしまうと、それが積み重なることで、実生活でも荒さや手抜きなど何らかの影響が出てきてしまうのだ。

こまめに掃除をし、自分の周りにあるものを丁寧かつ大切に扱い生きている人は、一人で行動していても複数で行動していても、身なりだけでなく背筋や所作に、どことなく丁寧さや品の良さが表れてくる。

指先のメンテナンスや靴先のメンテナンスも行き届き、携帯の画面までもが綺麗だったり、待ち受け画面にも拘りを持っている。お財布といった持ち物も、いつも綺麗だ。
それくらい、自分が住まう心地良い空間を綺麗にする人は、自分の外見や内面をも大切に扱う思いが、あらゆるところに溢れ出てくる。

その人たちは今後も、物質的にも精神的にも満たされた生活環境にいることだろう。
自らの行いが自らを清め、自分にとって良いことや望む姿、環境を引き寄せているのだ。


掃除を、感謝を込めてできたら尚良い。

「いつも使わせてくれてありがとう」「いつも動いてくれてありがとう」と声に出したり、心の中で唱えてみる。
何も考えず掃除をこなすよりも、このように気持ちを込めることで物が長持ちするだけでなく、あなたの運気にも確実に良く影響してくる。

毎日すべての場所の掃除ができないとしても、1つの場所を隅々まで綺麗にしたという体験が、自分の中に刻み込まれていく。
それは達成感にも繋がるし、紛れもなく波動が上がり、運気が上がり、後に幸福となって戻ってくる。

物を綺麗にすると、そこに綺麗な氣が流れるのだ。
運気には、流れがある。澱んでおらず澄んでいるので、物を綺麗にして整えるからこそ、どんどん運気が上がっていく。



掃除は、心の浄化にも繋がっている。
掃除を継続していくと、「綺麗な空間こそが自分に相応しい」と思うようになるだけでなく、そう思わせてくれる出来事も起こるようになる。

どこに行っても綺麗で品が良く、心地良い空間に自分がいることに気がつくはずだ。
自分の周りにいる人も、誠実で清々しく、上品で優しい心の人たちばかりになる。

それは、日々掃除をして空間と心の浄化をすることで、澄んだ雰囲気が自ら出ているから。

自分の出しているものに一致した環境が、磁石のように引き合うのがこの世の法則。


大層なことをしなければと考えると、掃除は億劫になる。
しかし、一つ一つを丁寧に拭いたり、磨いたり、掃いたりと、自分のペースでできることから少しずつでも行動に移すことは、自分の未来を望むものに変える一歩。

できれば楽しみ、心地良い雰囲気で行うこと。
せっかく氣の流れが良くなる行いをしていても、心の浄化をしていても、「めんどくさい」「いつも自分だけやらないといけない」といった負の波動があなたから出ていると、それは物や空間にも共鳴し、更にそう感じる現象が起きてしまう。

掃除は心の浄化に繋がっているのだから、日々の感謝や有り難み、恵みを感じながら、心地良い波動で続けてみてほしい。
神社仏閣に参拝したのと同じくらい心が澄んでくるし、目に見えて起こる現象が驚くほど変わってくる。


掃除は、心の浄化。
人生に奇跡をも起こす力がある。


このような話もある。
人が住まう場所には、神様が宿ると言われている。

玄関や廊下、洗面所などいろいろな場所が家にはあるが、それぞれに神様が配置されているのだ。

そして、新しく家に人が住み始める時、神様が一斉に家に来てくださり、動きの速い神様から順番に、自分の好きな場所や得意な場所に行き、その場所を守り始める。

神様の中でも、動きが遅い神様がいらっしゃる。

他の神々は自分の守る場所を決めたものの、動きの遅い神様は、まだ誰も選ばなかった場所へと向かう。

それが、お手洗い。

なぜ動きが遅いかというと、お召し物にたくさんのお金を入れており、重いために動きが遅くなっているから。


如何だろうか。
日々使用しているものには、神様が宿っている。

あなたが自ら掃除をすることで、物への感謝の気持ちも自然に湧いてくる。

だからこそ、惰性で掃除をするのではなく感謝をしながら大切に物を扱い、綺麗に保つ姿勢が大切なのだ。

自ら進んで、他の人がやりたくないことや面倒に思う掃除を率先して行うことで、その姿を見た神様は掃除をした主を守り、恩恵を与えてくれるようになっている。


掃除を、「やらなければならない」ではなく「やりたいからやる」という精神に変わっただろうか。

さあ、早速お掃除を開始しよう!

続いて、断捨離だ。

あなたの家にある不要な物や溢れている物、散らかっている物があれば、今すぐ断捨離をしてみよう。
あなたはこれから、理想の状態を叶えその現実を生きていくわけだから、今からその心持ちでいよう。

「いつか使うから」と仕舞い込んでいる物だけでなく、人間関係においても思い切って手放すことで、空いたスペースに今まで以上の良い氣の流れ入ってくるようになるのだ。

日々、あなたの望む幸せや成功を叶えるために、この世を司る宇宙は、あらゆるチャンスをあなたに与えてくれている。
しかし、あなたが物といった目に見えるものから、繋がりや執着といった目には見えないものを抱えすぎていると、新しい出会いや運気を得ることが難しくなってしまう。

なぜなら、あなたは手一杯になっていて心の余裕と運気が入り込む隙間がなく、何が大切かを見分けられなくなっている状態だから。


自分にとって大切なものや大事なことは、無理に手放す必要はない。

むしろ、今まで以上に大切にするといい。

不要なものや必要と思い込んでいるもの、なんとなく選び取ってしまったものや、本心は良いと思っていないものをどんどん手放していくと、心が整理され波動が上がる。
波動が上がれば、必然的に自分が真に望むことが向こうからやってくる。
磁石のように引き寄せられてくるのだ。


断捨離をするといいと分かっていても、物であれば段ボールや箱にあらゆるものを詰め込み、暗闇に眠らせているのではないだろうか。
それらを思い切って捨ててみることだ。

思い出として仕舞っていたものでも、見返してみると再度整理ができる。
見返した時に、やっぱり残しておきたいなと思うものなら残しておけばいいが、思い切ってゴミ袋に包んでみると、気持ちがスッキリすることに気付くだろう。

いつ見るか分からないもの、いつ使うか分からないけれど取り敢えず保管していたものたち。
これらを整理するだけで、あなたの想像以上に心が軽くなる。

箪笥やクローゼット、押入れに仕舞われている、使っていないものや何年も見ていないものは、普段は目に留まらない暗闇にあるので気にならないだろうが、あなたが今、何かを変えたいと思っていたり、気持ちが停滞していたり、心に蟠りがあったり、運気を上げたいなと思うようなことがある状況なら、眠っているものたちを整理するタイミングだ。

物だけではなく、あなたが今まで手にしたものや積み上げたもの、長年の付き合いや義理の付き合いも整理してみるといい。
果たしてその中に、あなたが本当に求め必要としているものや今後も大切にしたいと思うもの、本当のあなたらしさが解放できている環境がどれほどあるのだろうか。


今までの自分から何かを手放すということは、今まで以上の幸運が入ってくる準備をすることに繋がっている
のだ。


人間関係であれば、あなたが今後不要な人間関係を自ら手放すだけでなく、相手から離れた場合にも「良い兆しだ!」と大喜びしよう。
あなたが内側からより良く変わってきている(次元が変わった)ことで、今までいた人と波長が合わなくなることはあるもの。

あなたにとって大切な人は、あなたの側であなたを必要としてくれているのだから、過去に離れた人や今後離れていく人のことを気にする必要はない。

不要なものがなくなることで、あなたはどんどん身軽になり、波動がどんどん上がっていく。


願いを叶えたいのにすんなりと叶わない、仕事がうまくいかない、人間関係がギクシャクしている、うまく婚活が進まない、心がどこか優れなかったり、悶々としていたり、不満や不安がある時は、あなたの内なる声があなたにお知らせをしてくれている。

「あなたは、何かを溜め込みすぎていませんか?」と。


すんなりと願いが叶わない時こそ、家が物で溢れていないかや、人間関係での軋轢を抱えていないか、古いしきたりや固定観念で自分を締め付けていないかを確かめる時。


あなたの気持ちや考えは、何年にも渡って築き上げられている。
簡単に変えたりすることは難しいかもしれない。

けれど、物を整理することは今すぐにでもできる『心の整理方法』だ。

思いっきり断捨離をすることで、現実がより良く変わっていくことを実感できるだろう。

手放すことで、あなたの中にある何かが変わる。
それは、思い切って断捨離をした人にしか味わえない感覚だ。


少し整理するのではない。
思いきって断捨離をする。

すると、本当に心が晴れ晴れし、程なくして自分にとって望む出来事や状況がやってくる。


物を手放す方法として、リサイクルは今の時代にも合っていて環境にも優しい。
対価を得たい人もいることだろう。

もちろんそれは、臨時収入が入るという面では適しているが、本当は売却ではなく、譲ったり破棄する方が運気の流れ的には良い。

なぜなら、売ると自分の出した物にいくらかの対価がつく。
それでは、あなたがせっかく手放し空いたスペースに、これから入ってくるはずだった大きな富や豊かさ、最高の幸せが入ってくる前に、わずかな対価が入ってくるだけで終わってしまうからだ。

与え、手放し、空いたスペースがあるからこそ、宇宙からもたらされる豊かさを受け取ることができる。
「徳を積む」とお考えいただきたい。


あなたの制約や固定観念、想像をはるかにを超えたものが入ってくるから、手放すことを恐れなくていいし、見返りを求めなくても大丈夫。

しっかり宇宙は、あなたの空いているスペースに、あなたが真に求めるものを宇宙と調和した方法でもたらしてくれる。

さあ、あなたは何を断捨離するだろうか?

1-4. アファメーションとビジュアライゼーション

今週、上記と並行してもう一つ行うことがある。
それは、「私はどんどん○○になっている」と唱えること(アファメーション)だ。

○○は自分のありたい姿で、ここでは抽象的でもいい。
例えば、私はどんどん幸せになっている、私はどんどん豊かになっている、私はどんどん自由になっている、私はどんどん綺麗になっているなどだ。

具体的に、「私はどんどん必要とされ、営業成績が伸びている」などでもいい。

いくつ言ってもいいし、いつ何時言ってもいい。
大切なことは、アファメーションをしている最中も、まさに叶っているかのような感覚を味わうこと。

あなたの願いが叶った時、きっと幸せな気分で満たされていることだろう。その感情を、ありありと感じることだ。
願いが叶っている場面に自分がいるかのように、言葉で唱えながら想像力を膨らませられたら尚良い。
アファメーションをしながら、映像でイメージするビジュアライゼーションを同時に行うのだ。

朝起きた時と寝る前の意識がウトウトしている時や、自分の好きなことをしてリラックスしている時は特におすすめで、潜在意識という自分の奥深くにある『願いを叶えるための領域』に、想いが通じやすくなる。
そして、あなたの願いを受け取った潜在意識は、願いを叶えてくれる宇宙へとあなたの想いを伝え、願いが叶っていく。


「私はどんどん○○になっている」

優しい口調で穏やかに、既に願いが叶っているような感覚で声に出す。
自分の声(自分の意志)を、日々自分自身に刻み込む。

慣れてきたら、より一つ一つの動作を磨き上げていこう。

まずは、朝だ。
起床時、ベットの中で自分の望む幸せな感情を抱いてから起きる。

「今日も最高に幸せだ」と感じてみてもいいし、「今日も幸せで豊かで充実している」「今日も元気に動く身体に感謝だ」「今日も幸せな一日が始まった。有難い」「今日も恵まれていて有難いな」といった自分が聞いていて心地良い言葉を口にしたり、心の中で唱える。言葉に出してもいい。

「自分はこういう人物なのだ!」という理想の状態での意志表示をすることも効果的だ。
その後、いつも通りのあなたの朝のルーティンを始めるのだ。


朝一番に、自分の最高の状態を意識レベルで作る。

現状が忙しなかったり、やることが山積みだとしても、「今日もこんなにやることがある」「めんどくさい」「嫌だ」と現実に意識を向けるのではなく、自分がありたい本当の姿が叶った時の朝の状態を、今から演じるということだ。

朝目覚めていきなり起き出したり、今日のスケジュールを考えたりするのではなく、まずは「ニコッ」と口角を上げる。
優雅さや心地良さを感じてみる。

あなたは普段、楽しいことや嬉しいことがあると、笑顔になったり微笑んだりと口角が自然に上がるだろう。
その状態を朝一番に作り出すのだ。


このような簡単なことを毎朝、しかも「しなくてはいけない」という感覚ではなく、無意識にできるまでになるといい。


朝目覚めて口角を上げることで、ウトウトとしている自分の意識に、『良い知らせ』を送ることができる。
自分にとって最高の感情を自ら味わうことで波動が上がり、それは後に本当にその状態を体感する現実がやってくる。

朝だけに留まらず、ご飯を食べる前や、家を出る前、誰かと会う前など、ことあるごとに自分の感情に向き合える時間がある。

ここを見過ごさず、しっかり向き合うこと。

何を意図し、物事をどのような感情で捉えるかが、今後のあなたに起こる現象を決めていくのだから。


自分の望む姿を語るアファメーションは、自分の望みに道を敷くことになる。
舵を握り、その方向へと船を進め始めるということだ。

つまり、船に乗るあなた自身も、自分の進む道に信念を持ち続けよう。

願いの実現を、自分自身が信じること。

願いの実現を、自分に許可してあげること。

望みが実現する自分の姿を自分に期待し、ワクワクした好奇心と高揚感、幸福感を感じながらアファメーションを続けてみてほしい。

言葉を放った後、数秒間余韻に浸ってもいい。

それはやがて、自分の声に出した通りの現実を創り出すことに繋がっている。

心地良さを感じながら肩の力を抜き、楽しんでやってみよう。

Break time 空の時間を持つことの効能

日常の中に、『空(くう)の時間』を取り入れている人とそうでない人では、圧倒的に運気に差が出る。

空の時間がないと、忙しなく心の余裕がなくなってしまう。

すると、思考が消極的で否定的になり、目線がマイナスに向きがちになってしまうことで波動がどんどん落ち、更にマイナスを感じる出来事を引き寄せてしまうのだ。


空の時間を持つだけで、あっという間に波動が整う。

波動が整えば、自分が意図したこと(叶えたい願望)がすんなりと潜在意識に届きやすくなることで、意図した通りの現実が向こうからやってくるようになる。まさに、引き寄せられてくるのだ。

空の時間には、それだけのパワーがある。

空の時間は、何もしない「無」の時間。
自己向上をするための読書や勉強、忙しい家事から一旦離れ、静寂な時間を過ごすことだ。

ゆったりとした時間。
ぼーっとする時間とも言える。

それすらも取る時間が惜しい人は、「今取り組んでいることが、本当に自分のやりたいことなのか」を知る時期でもあるだろう。

あなたが心からの幸せや穏やかさ、静寂さを感じずに、どう願いを叶えるのだろう。どう願望を実現させていくのだろう。

あなたの叶えたいことが何であれ、宇宙規模で見たらいとも簡単に叶うものばかり。

豊富な資源と手段を持つ宇宙だからこそ、あなたの真に願うことなら何でも叶えてくれる。

しかし、あなたが空の時間すらも取れないということは、思考と感情が常に乱高下をしている証拠。

それでは、せっかく宇宙が願いの叶う道へと繋がるインスピレーション(閃き)を与えてくれていても、気付けない、受け取れない状況になってしまう。


空の時間は、あらゆるものから離れて思考と感情を整える時間だ。

多方面から落ち着きを取り戻し、本来のあなたになる時間。


この時間を少しでも、ほんの数分でも取るようになると、不思議なくらい直観を感じ取れるようになる。

面白いくらい良いアイディアが浮かぶようになるし、チャンスが向こうからやってきてくれるようになるのだ。


がむしゃらに自分だけの力でなんとかしようとするよりも、空の時間を作り、広大な宇宙の力に身を委ねてみる。


空の時間を作っている人は、宇宙の力をうまく使っている人。

運の強い人やいつもツイている人は、自分を愛し、労り、大切にすることで、自分の感性感覚を研ぎ澄ます時間に出し惜しみをしていない。

だから、どんどん自分にとって良いことが起こり、望みがすんなりと叶っていく。


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1週目で身につけたことは、2週目以降もその週の課題をこなしながら一緒に行ってもいい。

その場合は、「やらなくてはいけない」とtodoリストのようにするのではなく、「やりたいからやる」のスタンスで気楽に行うことが大切。


今後もずっと使える技術なので、どんどん現実創造力を磨いていこう。


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2週間目 

今週のテーマ「自分が望むものに向き合う」

2-1.望みを書き出す

今週は自分が望むものに向き合うということで、早速ノートに【自分がありたい姿】【欲しいもの】【行きたいところ】【叶えたいこと】を、制限なく書き出そう。

箇条書きにしていくといい。

自分がありたい姿を書くときは、「〜になりたい」ではなく、「〜になる」「〜になりつつある」「〜になっている」という語尾で書いていくこと。

「〜になりたい」は、なりたいという望んでいる状態、つまり願望が叶っていない状態が叶い続けるので注意が必要だ。


今の自分の環境や周りとの関係などは一切考えず、
あなたには時間も資源も豊富にあり、望んだものがなんでも叶うとしたら何を望むだろうか?

まずは思いつくままに書き出していこう。

これを7日間、朝でも夜でも自分とゆっくり向き合える時間を作り、書き出していく。

何度も同じことを書いてもいいし、書き足したい項目が増えたら遠慮なく書き足す。

例えば結婚をしたい人なら、お相手はどのような性格で、一緒にいて自分はどのような感情を感じたいのか。
身長や髪の色、メガネの有無や体型や年齢はどこまでが許容範囲か、どのような仕事をしており年収はいくらくらいで、現在どこに住んでいる人で一緒にどこに住みたいか、一緒に何をしたいかなど、書ける項目は無数にある。

自分にとって外せない部分を、明確にしておこう。

全部、あなたの思いつくままに書き出すことだ。
書き出すことによって視覚的に願いが意図され、まさに願いの実現へ一直線に進んでいけるようになる。


たくさん書き出してみると、自分が本当に求めていることが分かる。
自分の望むものがはっきりしてきた時や、「これは必ず叶えたい」など感情が強く動くものが見つかったら、項目に丸をつけてみてもいいし、別に書き直してもいい。
自分が本当に望むものが、すぐ目に留まるようにしておこう。

書き出している中で、「この願いは自分の本当の願いではなく、他人目線の願いだ」というものも見つかるかもしれない。
自分の欲しいものだと思っていたものは見栄だったり、他人の好きなものを自分も好きなのだと勘違いしている可能性も大いにあるのだ。

これが、案外気付かないもの。

私の経験を例に挙げると、私は一時期タワーマンションに憧れていた。
しかし、それは外の景色に一時的に癒されていただけだったことに、願いを書き出している中で気付いたのだ。
何度か都内のタワーマンションに住む人たちの元を訪ねても、高層階からの景色にワクワクするのだが高揚感はその時だけで、実家が一軒家だったこともあり、どこか心の底では安心感を得られなかった。
表では、「憧れる〜!!」と言っていたのにだ。

あなたの好きなものや欲しいと思っているものは、実はあなたの本心ではない可能性もある。
じっくりと時間を掛けて、自分の思考に向き合おう。

あなたが望めば行きたいところへ自由に行けるし、一緒にいたい人と一緒にいられる。
欲しいものは手に入り、味わいたい感情を存分に味わえる。
結婚したければ結婚できるし、住みたいところに遠慮なく住める。
自分が本当にやりたかったことに、時間を使えるようになる。

あなたは今まで、自分の望みを叶えるための方法を知らなかっただけなのだ。
これからは書くことで、現実化のスピードがどんどん加速していく。

あなたは、あなたの人生の演出家だ。
自分がより自分らしくなれる物や環境があるなら、どんどん取り入れたほうがいい。

自分の望みが何でも叶っている姿を楽しもう。

ただし注意したいのは、誰かに見せびらかすことや優越感に浸りたいだけなのであれば、何をいくつ持とうとあなたの心は満たされないだろう。
もっと本来の自分の望みや自分の「好き」という想いに、素直になることが大切だ。


望みをノートに書き出す過程でとても大切なことは、どのようにしてそれが手に入るか、どうしたらその状態になるかといった過程は、一切考えないこと

望みには執着してもいいが、望みが叶うまでのルートは執着しなくていい。

あなたの本当の気持ちを司る潜在意識、そして願いを叶えてくれる宇宙は、あなたの望みが叶う方法も願いが叶うベストなタイミングも知っているからだ。

つまり、「これを望んでいるけれど今の環境では難しい」「資金的、時間的に無理だ」「年齢的にこんなことを望んではいけないかな」といった今の状態での制約を考えないこと。
そして、「どうやって願いを叶えようか」「これを手に入れるにはどうすれば良いのか」と方法を頭で理論的に考えすぎないことが大切だ。

あなたが何かを望み、ワクワクしながら日々を過ごす中で、自ずと次に繋がるための直観が湧いてきたり、夢が叶うためのチャンスに恵まれていく。


直感ではない。直観だ。

直感は、自分の経験を元に築き上げられた要素からもたらされる感覚。
直観は、経験の有無を問わず、直感を超越した潜在意識からの声だ。魂の声とも言えるし、宇宙からのメッセージと考えてもいい。
それが来てから行動に移す方が、すんなりと物事がうまく進み始める。

あなたは何も心配せず、純粋に望む状態をイメージし、叶うとどんな気持ちになるのか、「嬉しい、楽しい、幸せ、最高、安心、癒される、満たされる」そういった叶った時の感情もノートに書き出しながら、思いっきり味わおう。

2-2.願いを視覚化させる

今週の課題をもう一つ。
自分が望むものを書き出すだけではなく、画像としても保存しておくことだ。

例えばハワイに行って海を満喫したいと思っていれば、ネットでハワイと検索すれば、ビーチやヤシの木など画像がたくさん出てくる。
その中から自分が見ていて嬉しくなる画像、行ってみたいところの画像を保存ないしスクリーンショットし、携帯に専用のフォルダを作りストックしていく。

画像は何枚あっても良い。
その画像を見て、まさにその画像内に自分がいるかのように、感情移入できるものにする。

携帯のフォルダに保存しておけば、いつでもどこでも隙間時間に、ちらっと自分の望む景色を見ることができる。
そうすることで、あなたは気分が良くなると共に、その都度意識が望みに向き始める。


私が以前保存していた画像の一部をご紹介したい。
このような感じで画像を検索したり、画像に対する想いを持てばいいのだということのイメージがつきやすくなるだろう。

先にお伝えしておくと、この画像を検索した当時、私は『自分にとって心地良い最幸な結婚をすること』を意図していた。
なんと、その時点ではお付き合いをしている人もいなかったのだ。

それでも実現するのだから、やらない手はない。


1枚目の画像は、自宅でゆっくり旦那さんと過ごしたいと思い検索した画像。

一緒にいる時間を楽しみ、幸せを感じている姿だ。何気ない日常を大切な人と一緒に過ごせたら嬉しいなと思っていた。

2枚目は、旦那さんとのキスシーン。

「私は大切にされ、必要とされているんだ」という想いを抱きながらこの画像を見て、幸せな気分に浸っていた。

3枚目は、プロポーズ場面。

大好きな人からの最高の言葉に酔いしれている自分を想像しながら、「幸せだなぁ」と感じていた。

二人で笑顔が溢れている場面も思い描いていた。

※プロポーズの場所までは、イメージしていなかった。それは宇宙が決めることなので、ただひたすら婚約する二人の姿やその時の感情をありありと想像していた。


4枚目は、結婚指輪の写真。
実はこちら、雑誌から指輪の写真を切り抜き、糊付けしたものなのだ。
紙なのでペラペラしているが、雰囲気を味わえると思い行った。

結婚指輪をつけた自分を想像し、「わぁ、本当に叶った!嬉しいな、幸せだなぁ」と、本当にありありと想像していた。

この指輪は、Wellendorffという会社のものだ。
デザインがとても好みで憧れていたため、「私の旦那さんは、これを買ってくれるくらいの人!笑」などと考え、楽しみながら日々を過ごしていた。


5枚目は、旦那さんと一緒に料理をしている場面。

結婚する相手とは、一緒に料理ができるくらいの仲良しな関係になりたいと思い、この画像を見ながらまさに旦那さんと料理をしているかのように、「良い感じにうまくできてるね!」「良い香り〜」などと、二人で楽しく料理をする姿を思い描いていた。


6枚目は、「いつもありがとう」などと、感謝の言葉や愛情表現を出し惜しみしない人が良いなと思い検索した画像だ。

お互いに尊重し助け合い、心地良い言動と幸せな雰囲気が流れている空間をイメージしていた。


7枚目は、温泉の画像。
「客室露天風呂に行ってみたいなぁ」と思い検索した。

外の景色を見ながら腕を上げ、伸び伸びと「最高だ〜優雅だな〜」「旦那さんと一緒に来られて嬉しいな〜」とまさに今、この画像の湯船に自分が浸かっているかのようにイメージをし、気分を味わっていた。


ここでは7枚の紹介だが、本当はもっと保存している。

欲しいもの、欲しい環境、感じたい感情、体感したいこと、望むもののすべてを自分が視覚的に把握することはとても大切なのだ。


保存した画像をすべて叶えたので、自分でも本当に驚いている。
それも、画像を保存してから半年以内、長くても1年以内には叶っている。
数年後に叶ったものもあるが、着実に叶っていることを日々実感している。

「いつまでに叶えたい」などと期日がある場合には、手帳などに予定を先に書き記しつつ、日々画像を眺めながら望みをありありとイメージしてみよう。

ちなみに私は、「今年結婚する!」と年初にお付き合いしている人もいない時から結婚を意図し、手帳の年末の時期に「入籍」「両家顔合わせ」「旦那さんと年越し」と書き込んでいた。

見事に半年後、自分が意図した理想以上の夫と出逢い、お付き合いを始めてから10日でプロポーズされ、本当に望み通りの現実を体感することができたのだ。

どこでどのようにして出逢うかなどは、一切考えていない。
自分が得たい未来像にのみ、意識を向け続けていた。


このように、自分にとって外せない期日があるならば、それもしっかり意図することが鍵となる。

一番大切なのは、それが叶うことを自分に許可すること。
願いが叶うことを疑わず、信じることだ。

「願いが叶うタイミングは人それぞれ」ということも意識しつつ、焦らずに楽しみながら写真フォルダを作ってみる。
心の余裕こそが、まさに意図した期日までをも引き寄せ、実現させることができるのだから。

あなたの願いは、今、この瞬間に叶うことだってあるかもしれない。

それくらい、あなたの思考と感情が、願いの実現に大きく関係しているのだ。


ここ数年、私が愛用している画像検索アプリがある。
『Pinterest』というもので、自分の趣味嗜好に合わせて写真やイラスト、動画が自動で表示されるアプリだ。
自分で見たいものを探すことができるだけでなく、お気に入りの写真をマイページに保存することもできる。
とても便利な機能なので、こちらを使用してみるのもオススメだ。


欲しいものを視覚化し、尚且つ言葉でも書き出すことで、あなたの望むものがより詳細で明確になってくる。
画像を集めたり言葉を書き出した時、本当に望んでいるものであればワクワクした感覚になるのだが、本心ではないと、どこかザワっとした落ち着かない感覚になる。

ぜひ、思いっきり好きなものや望むものを書き出して、自分が何を書いたのかを俯瞰してみよう。

誰に見せるわけでもないのだから、遠慮せず制限なく書き出そう。
そして、画像はいつ見てもいいし、何度見てもいい。言葉も、いつ何度でも書いていい。

本当のあなたは、もっと違うものを望んでいたと気付くかもしれないし、書き出したものに対してとても熱意を持っていると感じるなど、自分で良い発見があるはずだ。

画像で見れば見るほど、自分の望みが色鮮やかになり、書けば書くほど自分の望みがスラスラ文章でも書けるようになり、頭の中で言葉が浮かんでくることもある。
その頃には、あなたの真の願いは叶っているので、楽しみながら続けてみよう。


願いを叶えてくれる宇宙の資源は豊富で、それぞれが望んだものを『望んだ分だけ』受け取れるようになっている。

ここがポイントなのだ。
望まないと、宇宙は叶えようがない。

あなたが「幸せになったらいいな〜」「何か良いことが起こらないかな〜」と思っているだけでは願いが曖昧で、宇宙はどうあなたの望みを叶えていいかが分からず混乱してしまう。

たまたま何か良いことが起こったとしても、「ラッキー」と思うだけで、幸せがもたらされた過程を味わうことや感謝を感じることもなく、起きた出来事を受け流してしまうかもしれない。
もしくは、「これは欲しかったけれど、少し違うんだよな」と感じるなど、本当に得たい幸せの形ではないものがもたらされてしまうこともある。

これでは、良いこともあれば悪いこともあると感じるような、まさに曖昧な出来事を引き寄せることになってしまう。

だからこそ、願いを明確にする必要があるのだ。


とにかくあなたは、「どうやったら結婚相手が見つかるかな?」といったことや、「いくら払えば客室露天風呂に泊まれるかな?」といった手段をすぐに考えないことだ。

あなたが叶えたいのは、検索した画像のような場面を自分が体感することのはず。
そうであれば、あなたは願いが叶った時の感情を存分に味わうことで、あなたにとってベストなタイミングとより良い方法が宇宙によってもたらされ、現実となっていく。

2-3.願いの実現過程を宇宙に委ねる

先に手段を考えてしまう気持ちも分かる。
それは、「行動しなければ現実は変わらない」ということが頭に染み付いているからだ。

その考えは、間違ってはいない。
私たちは神様ではないので、行動をしなければ現実は変わらない。
魔法使いでもないので、指をパチっと鳴らしただけで即座に現実変化が起こることもない。

願いを意図しても、自己研鑽をして波動を上げ、次元を上昇させなければ何も現実は変わらないのだ。

しかし、行動をするときのあなたの思考と思考の下で感じていることが、行動の結果に大きく関係している。

考えていることがどれだけ壮大でワクワクするものであっても、それをイメージしている時の感情が落ち着かなかったり、焦っていたり、不安を感じていては、願いはすんなりと叶わないのだ。

なので、まずは自分が見たい景色に視線を向けること。
自分が楽しみ、幸せや心地良さを感じることがとても大事なのだ。

あなたが心からワクワクする時間を多く取ることで、あなたから出る波動が心地良くなる。
すると、現実はまだ変わっていなくても、今までとは景色が違って見えたり、自分の捉え方が以前よりもより良くなってくる。

現実化までのタイムラグがあるからこそ、願いの実現に相応しい器になれたり、知識や技術をより磨いて自分を高められるのだ。


自分の好きなものや叶えたいものに意識を向け続けていることで、あなたの無意識の領域でアンテナが張られ始める。

それはやがて、あなたに「ふと、こう思う」「これをやってみたい」「こうした方が良いかな」「ここへ行ってみたい」「今選択すべきだ」などという感覚が、直観として来る。

自分の力で考えて考えて出る言葉ではなく、本当にふと言葉が降りてきたり、見るべきものに目が留まったり、聞くべき情報が入ってきたり、願いを叶えるための自分に合った方法が思いついたりと、望む未来へと繋がる切符が手渡されるのだ。

そこから動き出しても遅くはない。
むしろ、自分の波動が心地良く、純粋に願いを意図している時に降り注いた直観や閃きに従い素直に行動してみると、あれよあれよと物事がうまく進み、気付けば自分のいる場所が、あの時夢見ていた環境になっているのだ。

あなたが今週、自分の望みと向き合う時間をどれだけ作れるかも大切だ。
あなたが信じ感じていることが現実になっていくのだから。

Break time 迷うのは良いこと

「すぐに決めないといけない」「すぐに行動しないのはダメだ」
よく聞く言葉だが、本当にそうだろうか。

自分の信念がしっかりと定まり、向かうべき方向が見えているのならばすぐ行動した方がいい(というより、気付けば行動している)。

しかし、気持ちが乗らなかったり、なぜか違和感があったり、気持ちと行動が一致しないのならば、決断を先送りにすることは悪いことではない。


迷うのは、良いこと。
その過程は、最善の道へと繋がっているから。

迷う時というのは、自分の中にある潜在意識が、自分にとってより良い方法を考えてくれている時。
あらゆる情報を処理し、整えている期間なのだ。


宇宙は、今のあなたが見るべきものや気付くべきこと、本心に向き合えるような環境を用意していて、あなたが自然に行動するまで見守ってくれている。

「早く決めないといけない」「周りの目が気になるから」と本意ではないのに物事を進めても、なぜかうまくいかない。

潜在意識は既にあなたの本質を知っているから、当然なのだ。
願いを叶えてくれる宇宙も、あなたにとって最良の時期を見計らってくれている。


迷うということは、今がタイミングでない可能性もある。
迷うということは、もっとあなたにとって良い環境と巡り会える予兆でもある。
迷うということは、決して悪いことではない。

安心して、潜在意識の声に耳を傾けてみるといい。
広大な宇宙の力に、身を委ねてみるといい。

すべてが繋がるべきタイミングで、うまく繋がっていくのだから。


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2週目が経過したあなたへ

2週目経過、お疲れ様です。
望みをノートに書き出すことで、ご自身の頭の中が整理されてきたのではないでしょうか。

言語化して文字として書き出し、尚且つ視覚的にも願いを認識するこの一連の流れが、自分の望む状態に近づく一歩なのです。

今後も自分の気持ちが前向きな時やノートに望みを書き出したい時、望みが増えた時など、ご自身のペースで無理なく書き出してみましょう。

自己肯定感も高まってきていると思います。

自分が既にあるものに感謝することは、これから望む未来に感謝することに繋がっています。

なぜなら、今は過去に自分が想像したものが現実となっているからです。

そして未来は、現在の自分の想像によって創造されていくのです。


最後に、自分のいる場所が開運スポットになる方法をお伝えし、2週目は完了となります。

自己肯定感が高まってきた今行うことで、より効果を発揮するでしょう。

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自分のいる場所が開運スポットになる方法

運気が上がると言われている場所へ行くと、とても良い氣を受け取ることができる。
ただ、遠くの開運スポットまで行けない人もいるかもしれない。

そこで、あなたがいつでもどこにいても『自分のいる場所が開運スポットになる方法』をお伝えしたい。

これからあなたは、どのお店に行っても、どのエリアに行っても、物事を肯定的に捉えることだ。

例えば、普段なら混んでいるお店にスムーズに入れた時は、「並ばずに、すんなりとお店に入れてラッキー」と思ってみたり、自分が入店した時に他のお客が少なければ「空いている時に来られて、ツイてるな」と捉え、自分が入店した後にお店が繁盛してきたら、「私が入店したら、人が増えてきた!やっぱり私は福を呼び寄せる力がある」と感じてみる。

大袈裟に思われるかもしれないが、他の誰に自分の思考がバレることはない。
自分自身が幸福のオーラを放つ開運スポットであり、自分の行くところはどこでも、幸福を引き寄せる開運スポットだと思えばいい。

開運スポットと呼ばれている神社仏閣にあがった時、否定的なことを思い浮かべたり、負の感情になる人はあまりいないだろう。
それと同じで、いつでもどこでも、自分の気分が上がる言葉を自分自身に浴びせるのだ。


他にも、目的地が混雑していた場面。
「混んではいるけれど、思ったよりも流れがスムーズでよかった」「混んではいるけれど、晴天で有難いな」などと捉えてみる。
混んでいることに焦点を当てるのではなく、混んでいる中でも良いことを見出す。

自分にとって良いように物事を解釈すると、面白いほどどこに行っても何をしていても楽しくなるだけでなく、自分の思っている通りの体験ができるようになる。
開運スポットに行ったのと同じくらい、良い氣が自分の中を巡り、常に自分にとって良いことが起こるようになるのだ。


人は放っておくと、マイナスなことに目が行きがちだ。
それをあえて、自分からプラスに持っていく。

あなたは、北海道にいようと沖縄にいようと、アメリカにいようとオーストラリアにいようと、どこにいても何をしていても、運気がいいのだ。

自分自身でも「私は運気がいい」「いつでも恵まれている」と至る所で唱えてみてほしい。
本当に運気がいいと思えることがたくさん起こるようになり、あらゆる場面で恵まれていると実感できるようになるのだから。

3週間目 
今週のテーマ「徹底的に好きなことをやる」

3-1.やりたいことを我慢しない

今週は、誰にも遠慮せずに自分のやりたいことや好きなことをやり、自分を心地良くさせてあげよう。

あなたがやりたかったことや行きたかった所は、どこだろう。

「まだ自分の願いが叶っていないから、自由な時間を持ってはいけない」とか、「願いが叶っていないから楽しんではいけない」「やることがたくさんあって、好きなことをしている時間がない」などと勝手に決めつけ、自分を縛っていないだろうか。

その縛り、固定観念こそが、現実創造を遠ざけている原因なのだ。


自分が、本当にやりたいことを我慢してはいけない。

正直に自分がやりたいことをノートに書き出して、実際にひとつずつこなしていこう。
達成したらチェックを入れるとより実感が湧き、「好きなことをやって生きて良いんだ」と思える。
その心の余裕さが、潜在意識にも伝わっていく。

温泉に浸かりたいなら、浸かりに行こう。
有名な温泉地まで行けなくても近くの銭湯なら検索すれば出てくるし、それでももし出掛けられなければ、自宅の浴槽に入浴剤を入れるなどしてその場にいるかのように気分を味わう
それを自分に許可することで、本当にゆったりと温泉に浸かれる時間と豊かさが後のあなたにもたらされるだけでなく、あなたの望みがすんなり叶いやすくなっていく。

潜在意識は、あなたが好きなことをしてリラックスした状態であればあるほど、効果を発揮しやすくなるからだ。


他にも、やりたいことを我慢せずやってみよう。

絵を描きたければ描く。
願いが叶っていないのに、または仕事には全く関係がないのに、呑気に絵を描いている時間はないと思っていないだろうか?

それは違う。
絵を描くことに限らず、自分のやりたいことをやることで、あなたは自分の望みを自分に許可していることになるのだ。

自分の好きなことをやっていた先に、ご縁が繋がることもある。
見るべきものを見れたり、次のステージへと進むきっかけを発見できるものなのだ。

例えば私は20歳くらいの頃に、やりたいことの一つとしてボランティア活動を行っていた時期があった。
ある時、東京都にある日比谷公園というところで行われていたイベントのボランティアに参加したところ、公園が美しいのはもちろんのこと、公園の入り口から見たこのエリア全体の景色に魅了されたのだ。
そしてなぜか、「ここのような美しい場所が、日常になるんだ」と何気なく思っていたのだ。

程なくして銀座でゴルフを習い始めるようになったり、銀座の職場に勤めるようになったりとご縁が繋がり、日比谷公園にも頻繁に足を運べる環境が日常として叶っていったことがある。
銀座や日比谷のエリアにご縁があったからこそ、ボランティアでその土地に行く機会に恵まれたのだ。

このように、心の赴くままに行動していた先で感じることがあったり、そこで気付くことや閃くことがあったりと、繋がるべくして繋がっていくようになっている。
それだけではなく、そこで感じた自分の感覚に嘘をつかず素直になったことで、なぜか分からないけれど意識を向けた物事が現実化されていったのだ。

銀座や日比谷の土地で学んだことは、今でも活かされている。
感性が磨けただけではなく、あらゆる価値観に触れられたこと。この場所だからこそ気付けた視点や考え方があった。

どこでどう繋がるかは分からないから、まずは自分がやってみたいことや好きなこと、興味関心のあることを躊躇しないことが大切だ。
自分が考えもしなかった方法で物事が進み始め、繋がっていくことを実感できるだろう。

自分が好きなことをする時間を意識的に作ることで、心地良い気分になる。
心地良くなったことで帯びる波動が、あなたにとって更に心地良い現実を創っていくのだ。


あなたの中にある好奇心、ワクワクした高揚感、好きで好きでたまらないもの。
それらを、一つ残らずやること。

すべてに同じ時間とお金をかけられなくても、好きなことに向き合う時間が大切なのだ。


さあ、あなたの好きなことは何だろう。
映画が好きなら映画を、ゲームが好きならゲームを、買いたかった物があるなら買って心地良く過ごそう。
後回しにしていたことや、本当はやりたいけれど「これをやっても願いが叶うためには何も意味がない」と、本当は好きなのに我慢していたことを自分に許可しよう。

案外、後回しにしているものほど、あなたが真にやりたいことなのだ。

人によってはそれが天職の場合もあるし、楽しみを優先させたことで出逢うべきご縁に恵まれることもある。


あなたが心惹かれるものには、必ず意味がある。

あなたの魂の声が、あなたにとって必要なものを教えてくれているのだから、目を背けず自分の「好き」や「やってみたい」という気持ちと感覚に対して、素直に時間を使ってみよう。

3-2.ゆったりとした時間を持つ

今週、徹底的に好きなことをやる時間の一環として、他にも行うことがある。
それは、ゆったりとした時間を持つことだ。

自分だけの静かな時間を設けること。
その際に、コーヒーや紅茶といった自分の好きな飲み物をお気に入りのカップに入れて優雅に飲むことも効果的だ。

お気に入りのカップというのもポイントで、好みの物を使うことでより気分が上がるからだ。


朝日や夕陽を見ながらでも、空を見上げながらでもいい。
何もせずに、ただ風の音や鳥の声を聞くだけでもいい。

静かでゆったりとした時間を持つことで、また静かでゆったりとした時間を過ごせるようになる。
日常がどれだけ忙しなくても、ゆったりとした時間を意図的に取らなければ、また忙しない日常を引き寄せ続けてしまうのだ。


ほっと一息つく時間は、無駄ではない。
あなたの心に静寂を取り戻すことで、氣の流れ、波動、運気といった目には見えないものにまで影響してくる。

このゆったり時間に、まさに願いが叶った自分を演じてみてもいい。
「ついに自分は、○○(願いが実現した状態)になれた。今、こうやってゆっくりお茶を優雅に楽しめるのも、宇宙のお陰だ。有難い」などと、感慨に耽ってもいい。

常に動き回ったり、思考を巡らせ続けることだけが、願望実現へと繋がる道ではない。
それは一直線に進んでいるように見えて、右往左往するものなのだ。

一日に5分でも、「自分だけの」ゆったりとした時間を作ってみてほしい。
想像以上に気持ちが整い、ずっと行動したり、考えに考えて頭を使っていた時よりも、はるかに効率良く成果の高い現実を体感できることに驚くはずだ。

3-3.音楽を聴くことの効能

もう一つ大切なことがある。
それは、リラックスできる音楽を聴くこと。

ご自身の好きなジャンルの音楽でも良いのだが、歌詞がある場合は、肯定的で積極的な言葉が使われているものの方が良い。

クラシックやジャズ、サウンドトラックのように、メロディーを感じながらゆったりと過ごせたり、気分の上がるものがオススメだ。
特にクラシックは周波数が高いので、聴いているだけで波動が整ってくる。

お気に入りの部分をピックアップして音楽プレーヤーのお気に入りにしておき、一日の始まりである朝やお昼休憩の時、隙間時間にも、自分がリラックスできる厳選曲を聴く。

流しぎきの聞くではなく、その音楽の音色に浸り、自分が心地良さを感じていることを体感するように聴くことが、迅速に波動を上げるコツだ。

そうすることで、今の現実で体感している様々な感情が落ち着いてくることにより、あなたにエネルギーが戻ってくるのだ。
元の気(氣)の流れが良くなることで、元気になる。


朝、会社が面倒だなと思っても、曲を聴くことで気分が上がる。
何か嫌なことがあっても、気分が上がればあなたは心地良い波動を帯びる。

自分が心地良いプラスの波動出していればプラスの出来事、つまり自分が望んでいることが叶いやすい状態になれる。
だからこそ、なるべく引き合うものがプラスになるような心の状態を、常に準備しておくのだ。

日中気分が下がる出来事があっても、今までやってきた方法で自分を高めて気分を取り戻し、波動を上げていけば乗り越えられる。
ある時を境に、嫌な感情を感じる時間よりも、心地良さを感じる時間の方が多くなっていることに気が付くだろう。

初めのうちは、音楽を実際に流して耳で感じた方が良いが、自分の好きな音色を頭の中で奏でてもいい。

私は、クラシックやジャズ、ミュージカル映画が好きなので、あらゆる場面で自分にとって心地良い音楽が頭の中を流れている。
自宅では、ミュージカルのサウンドトラックが頭で流れると口ずさみ、なんだか嬉しい気分になり、音楽に合わせて踊り出してしまうこともある。

皆さんがそこまで真似することはないが、要はいつでも陽気ということだ。
陽気だからこそ、また陽気になれる出来事が起こる。


もちろん、私も落ち込むことはある。
そのような時は、一旦目の前のことを横に置いて思いっきり寝ている。
走りに行くことや近所を散歩して気分転換をすることもある。
何か好きなものを食べることも、気持ちが前向きになれる秘訣だ。

どうしても気持ちが前向きになれない時は、自分を癒し労ってあげることが何よりの薬。
すると、自然に心が回復してくるから。

このように、日々の中でゆったりとした時間を設け、自分を大切に扱っているからこそ、毎日自分にとって良いことに恵まれ、そのお陰でまた嬉しくなる感情を味わえる『幸福の連鎖』が起こり続けていく。
何かトラブルがあっても、すぐに自分が望む感情を味わえる現実を引き寄せられるようになるのだ。

Break time 宇宙レベルではみんな繋がっている


私たちは、一人一人肉体に宿っている。
自分を認識し、自分の考えの元に日々行動をしている。

けれど、今目の前にいる人も、たまたますれ違った人も、宇宙レベルではみんな同じ。

一人一人、魂の成長が必要だからこそこの世に生まれた『同志』なのだ。

いろんな考えがあっていい。
いろんな魂の声があっていい。

それぞれの人生で、それぞれが学ぶべきことを学ぶべきタイミングで学んでいく。

意味があって、ここに存在しているのだ。

私たちには「お役目」というものがあり、自分の成すべきことを今世で成せるようになっている。

あなたも私も、行くべきところがあり出逢うべき人がいる。
お互いにとって必要な人と、出逢うようになっている。

自分の成長段階に合わせて、出逢う人も環境も変わる。
自分が望んでいるものによっても、未来は柔軟に変わるのだ。

柔軟に変わるからこそ、出逢いだけでなく、別れや疎遠を恐れることはない。

それは、お互いにとってのお役目が終わったということだから。

もし、またご縁があれば巡り逢える。
あなたにとって出逢うべき人や環境があるからこその別れもあるのだ。


日々、あなたにとって必要な場所へと導かれている。

あなたがより良く輝ける場所、あなたが今よりもっと幸せを感じられる場所へ。


何か不安が出てきても今を存分に楽しみ、今ここにいられる有り難みを感じ、たくさん自分に幸せな気分を味わわせてあげることで、あなたから素敵なオーラが放たれる。

素敵なオーラが放たれているからこそ、そのオーラにピッタリ合う環境へと進んでいけるのだ。


「お役目」という考え方を持てば、例え今目の前にいる人が苦手だったり今の環境が嫌だったとしても、お互いにとって今は必要なのだと思える。

そして、自分がこれから望むことに焦点を当て続け今を楽しめば、自然とあなたの望む環境が整っていく。


今ご縁がある人やこれからご縁がある人は、あなたにとって必要な人であり、相手にとってもあなたが必要。

お互いの成長に必要だからこそ、引き寄せ合うのだ。


あなたが今の環境でもこれから引き寄せられる望む環境でも、いつでもどこにいても、あなたらしい魅力と存在価値が発揮され、その環境で出逢う人を幸せにするお役目が、あなたにはある。


このように考えたら、今よりもっと優しく寛大になれる。


相手には相手の人生がある。

自分にも人生がある。

人だけでなく、この世に存在するものすべてが繋がっている「ご縁」なのだ。


今のあなたのいる環境が、望んでいるものであれ、望んでいないものであれ、今のあなたに意味がある。

相手にとっても、あなたの存在は意味がある。

お互いの魂の成長に必要だからこそ、その場に引き合わされている有難いご縁。

宇宙レベルではみんな繋がっているから、今日も愛のある言葉を発し、愛のある行動をしてみよう。

愛溢れるオーラを出していれば、そのオーラに一致した物事が、確実にあなたの元に引き寄せられてくるようになっているのだから。


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3週目が経過したあなたへ

自分の好きなことや、やりたかったことを思いっきりできた感想は、如何でしたか?
最高の一週間だったのではないでしょうか。

この幸せな気分で満たされることは、現実創造の過程でとても大切です。

自分がやりたいことを今の現実で「やる」と決めてできているということは、今までなかなか叶わないと思っていた願いはすべて、自分が勝手に叶わないだろうとブレーキを踏んでいただけで、実はすんなり叶うものだったからです。

自分の願いが叶うことを自分に許可してあげるこの行為は、これからの未来にあなたが叶えたいことをすんなり叶える上で役に立つでしょう。


「現実が変わっていないから、まだ自分にご褒美はできない」と思うのではなく、自分を許し癒してあげる。

そして、どこへ行く時も何をする時も、自分は価値があると思いましょう。

北へ行こうと南へ行こうと、幸せはあなたの中にあるのです。

日々音楽を聴いてリラックスしたり、好きな飲み物を好きなカップで飲んだり、やりたいことをやり、嬉しい気持ちや幸せな気持ちを先取りしておくことで、あなた自身が幸せの波動に包まれます。

この世は磁石の様で、あなたが幸せで豊かな波動を出していると、それと同じものが引き寄せられてくるのです。

テレビのリモコンで見たい番組のボタンを押すと、その番組が画面に流れてくるのと原理は一緒で、常に自分のアンテナを見たい未来に向けておく必要があります。


あなたが過ごしたい未来は、どのような所ですか?

そこで何を行い、どのような感情でいたいですか?


きっと、今週あなたが好きでやりたいと思い行ってきたことは、未来でも行っているでしょう。

なぜなら、今の現実は過去のあなたが想像したものであり、未来は今のあなたが創造するものだからです。

今週以降も、自分が好きなことをした時に感じた感情、感覚を、いつでもどこでも呼び起こし、幸せに浸れたら、あなたの現実変化はあっという間に進んでいきます。


4週間目も、楽しんでいきましょう!

4週間目 

今週のテーマ「どんどん引き寄せてみよう」

4-1.現実創造の手順


現実創造は、常に3つの過程を経る。

1.ビジュアライゼーション

2.信じて待つ

3.現実化


1.ビジュアライゼーション


願いをありありと想像し、あたかも叶っているかのように感情を味わうことだ。
つまりあなたは、自分の望むものをはっきりと鮮明に知る必要がある。

日々ゆったりとした時間を確保することで、「これがしたい」「あれが欲しい」などと願望が出てくる。

それを文字や画像で視覚的に脳に落とし込み、ありありと脳内でイメージする。

実際に望んだ環境になったら、どんな気持ちになるか。
望んだものが手に入ったら、どれほど喜ぶだろうか。

その時の感情をありありと今味わい、手に入ったことを感謝しよう。

現実ではまだ手に入っていなくても、想像の世界では手に入ったのだから必ず感謝をする。

手を挙げて喜んでみたり、ジャンプをしてもいい。

大袈裟に聞こえるかもしれないが、信じ感じていることが現実になるので、ビジュアライゼーションは現実創造になくてはならない過程だ。



2.信じて待つ


ここで、今日まで勉強してきたことが一番役に立つ。

あなたは自分の恵まれているところを見つけて感謝したり、自分の好きなことをする時間を取り、楽しく幸せな気分を味わってきた。

それは全て、自己肯定感を高めることに繋がっている。
自己肯定感が高まることで、願いが実現することに対する自分への信頼になる
のだ。

せっかくビジュアライゼーションで願いを描いても、自分を信じることができず不安になったり、やっぱり無理なのではないかと疑問を持つと、それも潜在意識にオーダーされ、見事に叶わない現実がやってくる。


潜在意識は善悪の判断ができないのだ。

良いことであれ悪いことであれ、あなたが意識を向け続け望んだことを素直に現実にしていくので、信じて待ってみよう。

あなたの願いが叶う正確なタイミングは、誰にも分からない。

あなたにとってベストなタイミングで、望みが叶うために必要な場所や出逢うべき人の元へ導かれていくのだ。



3.現実化


願いが叶う時は、あれよあれよと叶っていく。本当に走馬灯のようだ。

実際に叶ったら、「ありがとう」と心からの感謝を言葉にしよう。


2でお伝えした通り、現実化はいつ何時起きるか、正確には誰にも分からない。今、この瞬間に叶う可能性もあるのだ。

あなたは、今すぐに願いが叶っても対応できるだろうか。

身なりや言葉遣い、知識など、いつ願いが現実になっても良いように、あなたなりの準備をしておこう。


現実創造の手順は以上だ。
1〜3を用いて願いを引き寄せるのだが、まずは小さな願いを実際に引き寄せ、自分には現実創造力があるのだと体感してみよう。

小さな願いを引き寄せるとは、例えば電車で座りたい時にすんなり座れることや、欲しいと思っていたものがお手軽に買えたり、プレゼントされたり、食べたいと思っていた物をすんなり手に入れられたりなど、日常の些細な幸せだ。
信号がすんなりと青になり、道を進めていることなどでも良い。

「自分が意図したことが叶っている」という流れを小さな望みから実体験することで、「自分には現実創造力がある!」と自信がついてくる。
その経験値が積み重なることで、「どんな望みでも叶うのだ」という確信に繋がり、現実化のスピードが加速するのだ。

徐々に意図したことが叶うようになってきたら、自分の望みも並行して叶えていこう。
現実に自分の望みを引き寄せるためには、これまでの方法を楽しみながら幸せな気持ちで行う、これが一番大切だ。

4-2.運気が上がる口癖

今週は、現実創造がしやすくなる『運気の上がる口癖』もご紹介する。

これは別名アファメーションといい、自分の波動を上げて叶えたいことを引き寄せる手法だ。


まずは、自分が取り入れやすいものから言葉を発してみよう。

・すべてうまくいっている

・なぜか分からないけどうまくいっている

・私はどんどん○○になっている(○○とは自分がありたい姿)

・私はもの凄くツイている

・私は恵まれている

・私は価値がある

・私は何でも実現する力がある

・私は凄い人なんだ

・私には豊かさこそが相応しい

・私には裕福さこそが見合っている

・私は必要とされている

・私って最高ーーー!!!

・毎日幸せ嬉しいありがとう

・いつでも絶好調だ

・宇宙のお陰だ

・有難いな〜感謝だ


「なぜか分からないけど」というのは、願いが叶う過程を指定していないことになる。


例えば、100万円を願ったとする。
これをあなたが手に入れる方法は、宇宙規模で見れば無限にある。

しかし、あなたが例えば「宝くじで100万円をゲットする」と100万円が入ってくるルートを限定すると、他の方法で手に入れることを否定していることになってしまうのだ。

あなたが100万円を手にするための仕事が入るかもしれないし、道端で落とし物を届けたら持ち主が見つからず、中から100万円が入っていていただけるかもしれないし、あなたのやりたいことを応援するために100万円を寄付されるかもしれないのだ。

潜在意識や宇宙があなたに100万円を届ける方法など、星の数ほどある。
なので、あなたは100万円が手に入ったらどうしたいのかを想像しておけば良い。

お金が入ってきた後の使い道を考えておき、「自分にはお金があるのが当たり前」という安心感や豊かさ、心の余裕を感じている方がいい。


口癖に話を戻すと、「なぜか分からないけど」と「100万円」を合わせるならば、「なぜか分からないけど100万円が入ってくる」「なぜか分からないけど100万円が入ってきて、家族と沖縄旅行に行ける!嬉しい」などのように使おう。

もしくは、「なぜか分からないけど、どんどん豊かになっている」「なぜか分からないけど、どんどん恵まれている」でもいい。
お金がある豊かさを感じることがポイントだ。


私は今でも、場所や時間を問わず運気の上がる口癖を言い続けており、朝起きた時もベットの中で伸びをしながら「私って最高〜!ほんと恵まれてるな〜有難い」などと言い(ボソっとでもいい)、幸せな気分を感じてから起きている。

お風呂に入っている時には「なぜか分かんないけど、すべてうまくいってる〜!私はどんどん豊かになっている。幸せだ〜!!」「私の周りにいる人は、みんな良い人ばかりで有難いな〜嬉しいな〜恵まれてるな〜〜」などと言ったり、寝る前も「なんて私は幸せなんだろう。すべての過程がうまく繋がっている。感謝だ〜」などと、その時によって言う言葉は若干違うのだが、いついかなる時も、自分の気分が良くなる言葉や気持ちが高まる言葉に浸りながら、心地良さを感じていることには変わりない。

ふとした時、それこそ何か飲み物を飲む時にも、「私って最高!ありがとう!!」などと言ったり、心で唱えてから飲んでおり(その時に、ありがとうを感じたい場面を感情レベルで思い描ければ尚良い)、歩いている時でも頭の中で、「今日も元気に動けて有難いな、感謝だ。これも宇宙のお陰。すべてがうまく繋がっているんだ。嬉しいな〜私は豊かだ」などと思いながら、幸せな気分で満たされているのだ。


アファメーションを行う時に気をつけてほしいことがある。
それは、言葉を発すること自体に意識を向けるのではなく、「自分の感情がどうあるか」を意識すること。

もし、アファメーションを唱えながら「でも、無理かもしれない」などと疑いや不安などがあると、発した言葉ではなく、心の底で信じている感情に伴う現実が引き寄せられてくる。

そのため、今週までにお伝えしてきた『自分にとっての心地良い時間』を徹底的に取り、自分を癒しリラックスさせてあげる。
すると、アファメーションをしている時も、軽い気持ちで穏やかにできるのだ。


「何がなんでも絶対に叶えるんだ!!!」という凝り固まった焦りの波動ではなく、「叶うのが当たり前だよね〜!すべてうまくいっているのだから♪」と楽しくワクワクした幸せな気分を感じながら、アファメーションを行うことがとても大切。

私は上記の行動を、「人生、どうしたらいいのか分からない(泣)」という状況の時から、未来の望む自分の姿をイメージしながらやり始め、今では言葉にしてきたことのすべてが叶い、今まで叶ってきたことに感謝をしつつ、これから新たに叶えたいことに向けて、日々言葉を発し今に至っている。


現状がどうかなど、関係ない。
自分はこれから、どんな景色を見たいのか。どんな現象を体感し、何を味わいたいのか。
自分が目線を向け続けた先に、自分の望む未来が引き寄せられてくる。

言葉には、人生をより良く変え、自分の望んだ方向へと進んでいけるほどの偉大な力があるのだ。

4-3.気持ちがマイナスになった時の対処法口癖

上記の口癖とは別に、何かトラブルなどがあり、『気持ちがマイナスになってきた時の対処法口癖』もご紹介する。


・なんとかなるから大丈夫

・このくらいで済んで良かったツイてる

・何を選んでもすべてうまくいく

・すべての過程がうまく繋がっている

・私は守られている(宇宙や神といった高次元のものやご先祖様)

・今の環境だからこそ気付けることがある

・魂の成長に必要な過程なんだ

・私ならできる

・私は常に最高傑作


自分の感情や口癖を意識することは、とても大切だ。
言霊という言葉もあるくらい、言葉には魂が宿っている。

あなたの声を聞いたあたなは、あなたの言葉で創られていくのだから。


運気が上がる口癖を、早速実践してみよう!
そして、続けることはもっと大切だ。

このnoteをご覧になっているあなたは、今後急いでいる時に信号が赤になったくらいで、イライラしてはいけない。

朝に音楽を聴いて心地良い気分になったり、好きな飲み物を飲んで気分を上げた時間が勿体無いからだ。

そのような時は、「すべてうまくいっている。この信号で止まることで、自分の身に起こるはずだった危険から回避できたのかもしれない。時間の調整がされているんだ、有難いことだ」と自分の気分が上がることを自分自身に語りかけよう。


これを続けていくことで、自分を取り巻く環境に変化が出てくる。

あなたの感情や思考が変わることで、周りも変わってくるのだ。


例えば、会社で面倒だなと思っていた人が辞めたり、すんなり自分がやりやすい環境に変わっていく。

自分が望んでいない環境にいるのなら、ベストなタイミングですんなりとフェードアウトできたり、自分が望むライフステージへと上がったりするのだ。


「なるべくしてなっている」と思えるくらい、すんなり物事が自分の良いように変わっていくので、日々楽しみながら続けてみてほしい。

Break time すべてが宇宙からの有難い計らい


「何かを購入しようとしたら、売り切れていた」

「何かを予約をしようとしたら、丁度埋まってしまった」

「急に予定がキャンセルになった」

このような時は、一瞬残念に感じたり、人によっては気分が下がってしまう人もいるかもしれない。

けれど、このような過程もすべてに意味がある。

宇宙からの有難い計らいなんだ。


物事がすんなり行かないのは、宇宙が調整をしてくれているから。

「もっと良い日和があるよ」「もっとお買い得の時があるよ」「今日ではなく別の日だと、あなたの望みの実現に繋がるきっかけに出会えるチャンスがあるよ」と意味があるからこそ、足止めが起こる。

場合によっては、その予定がある方向に行かない方が、あなたにとっていいこともあるのだ。

このように、普段から前向きで積極的な思考でいると、気分を下げている時間がもったいなくなる。

自然と楽しいことや嬉しいこと、幸せなことに目が向いていくことで、何が起こっても気付けば事態が勝手に好転していくのだ。


すべてが、宇宙からの有難い計らい。

今日もあなたにとって意味のあることが、起こるようになっている。


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1ヶ月が経過したあなたへ

4週目達成、おめでとうございます!

あなたの幸せマインドや豊かさマインドは、日々どんどん強固となっています。
続けるほどにあなたの望みがよりすんなり叶っていきますので、楽しみながら後半も過ごしていきましょう!

4週目までは、幸せマインドを育むコツや現実創造方法の全貌をお伝えしましたが、5週目から8週目では、より踏み込んだ現実創造の話をお伝えしてまいります。

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5週間目 

今週のテーマ「現実創造の過程を改めて理解する」

5-1.顕在意識と潜在意識の話

私たちが普段生活をしている時に働いているものを「顕在意識(表在意識)」といい、心の奥深くにある意識を「潜在意識」という。
潜在意識は普段顔を出さないけれど、私たちの意識の95%から97%とほとんどを占めており、あなたが望むものを良いことであれ悪いことであれ現実にする。

普段生活をしている時に働いているのは、顕在意識だ。
何か新しいことを身に付ける時、一生懸命覚えるだろう。あの場面では、顕在意識が優位に働いている。

時が経つと慣れてきて、意識をそこまで集中させなくても簡単に作業ができることはないだろうか。
無意識にできるようになっている時は、潜在意識が働いているのだ。

あなたが呼吸をしていること、臓器が動いていることなど、あなたが意図しなくても動いていることがある。
そこにも、潜在意識が関わっている。


潜在意識は、海底の氷柱だと思えばいい。海底に長く太く鎮座している。
そして、海面から少しだけ頭を出している島の頭が、顕在意識だと考えると分かりやすい。

潜在意識は海底にいるものの、あなたのことを常に見守っていて、あなたの叶えたいことをいつでも聞いてあげたいと思い耳を澄ませてくれているのだ。
そして、あなたの願いを感じ取った潜在意識は、その願いを宇宙に伝えてくれている。


宇宙は、願いを叶えてくれる大元だ。
宇宙の資源はどこまでも豊富で、あなたの願いが叶うために必要な環境や出来事、ご縁といったあらゆるものを引き合わせてくれる力がある。

つまり、現実創造をする上では、引き寄せの力を司る『潜在意識と宇宙の力』を味方につけることが大切ということ。


引き寄せの力は、日常のあらゆるところで作用している。

例えば「甘いものが食べたいな」と思っていたら、その晩に家族がスイーツを買ってきてくれたり、美味しいスイーツ店をたまたま発見できたり。
ある芸能人の話をした日にたまたまテレビをつけたら、その芸能人が出ていたり。自分の中でモヤモヤとする未解決の思考がありながら本を読んでいたら、まさに自分の疑問を解決する言葉が書かれていたりと、あらゆるところで作用している。

信号で止まらずにすんなりと進めることも、会いたかった人に会えることも、欲しかったものが偶然手に入ることも、あらゆることにあなたの思考と引き寄せの力が関わっているのだ。

そこには手段を問わず、言葉では証明しきれない現象が起きていることだろう。

まさに、自分の出す波動と共鳴したものがお互いに引き合っている。

1週目から4週目では、現実創造の実践編を先にお伝えしたので、5週目からは願いを叶えてくれる宇宙や潜在意識についての知識もしっかり理解しておくことにより、あなたの現実創造力に更に磨きがかかり、自信がつくことだろう。

潜在意識は、信じ感じたことを現実にする力がある。

「〜になりませんように」といった否定形は通じないし、「〜になりますように」といった願望では、到底願いは叶わない。
そのような言葉は、あなたが今、願いが叶っていないと実感しているから出る言葉なのだ。
すると、また願いが叶わない現実を引き寄せてしまう。

望みを意図する時は、今叶っているかのような言葉にしたり、叶いつつある言葉にすることがとても大切なのだ。

過去にあなたが信じ感じたことが今の現実を創り、未来は今現在、あなたが信じ感じていることが現実となっていく。

5-2.どの人も意図した人生を生きている

ここで、今までの過去を振り返ってみてほしい。
すべて、あなたが意図したことが叶っているはずだ。

「いや、自分はこんな現実を意図していない」と思っていたとしても、潜在意識下では今の現実を望んでいたからこそ、その想いが宇宙に届けられ現実となっている。

どの人も、意図した人生を生きている。

今あなたがいる環境、行っていること、関わる人はすべて、あなたが過去に思考したことが叶っている。

幼少期は親の元で育つので多少環境の制約はあるが、そこから自分の望むものに意識を向け、思考をコントロールした人が自分の生きたいように生きられるようになるのだ。

だからこそ、自分の求めるものを遠慮なく創造しよう。

あなたには、思考を自由に扱える力がある。


芸能人を見ると、意図した人生を生きていると分かりやすい。

メディアなどで表に出て活躍している方々で、自分を否定している人はまずいない。
自分を肯定しているからこそ、たくさんの人の目を浴びても動じず、輝いて活躍されているのだ。

以前、有名な人たちの対談番組を見た時、ある方がこのように仰っていた。

「絶対に有名になってやる!と思っていました」

やはりそうだよなと感じた。

「自分は有名になるんだ、活躍するんだ、みんなの希望になるんだ」などと前向きな思考で自分の望む形を意図していたからこそ、今もご活躍されているのだろう。

時々、「いや〜たまたまオーディションに受かりました」という言葉も聞くが、謙遜だ。

どこかのタイミングで自分の意図(望み)を解放しない限り、現実として目の前に現れないからだ。
その人が「自分は価値がない、有名になりたくない、テレビになんて出たくない」と本気で思っていたら、テレビには出られていないだろう。

遠くの話に聞こえたかもしれないが、もっと身近でも考えてみよう。

あなたの周りにいつも上機嫌で、聴いていて幸せになる言葉や癒される言葉を話す人はいないだろうか。
または、いつも豊かさや穏やかさを感じている人。

その人たちは自分の発した心地良いエネルギーにより、また心地良さを感じられる現象を引き寄せることができているのだ。

反対に、いつも悪口や不平不満が多い人は、なぜかまた愚痴を言いたくなる現象に遭遇する。

どんなに仕事がうまくいっていても、職場での人事やプライベートがどうもうまくいかない人は必ず、あるものに感謝せず否定ばかりしている。

だから、何度も何度も否定を感じる物事を引き寄せてしまうのだ。


翻って、あなたの周りにいる人を見れば、あなたが普段からどのような言葉を発しているかが分かる。

それは、どのような思考をしているかを測る目安だ。

あなたが積極的な思考をし言葉も肯定的であれば、きっと周りも積極的で肯定的なエネルギーを放った人たちのはずなのだ。


どの人も例外なく、自分の思考によって意図した人生を生きている。

あなたも、あなたの周りの人も。


過去の思考を変えることはできないが、これから起こる未来は『今の思考』でいくらでも変えることができる。

過去に何があろうとも自分を許し、これから自分が望む未来を手にすることを自分に許可していく。

この過程で、潜在意識もあなたの味方をしてくれるのだ。


あなたの潜在意識と、潜在意識から願いを受け取った宇宙は、あなたが望むものをなんでも叶えてあげようと思っているし、叶える力を持っている。

あなた自身が望みの実現を否定したり、叶うことを信じていないことにより、叶わない現実になっているだけなのだ。

今週は今一度、自分が望んでいることを明確にし、望みを意図する時の言葉遣い、意図した後の心の持ちよう、日々の過ごし方、感情の起伏への対応を見直してみよう。

ここでの文章を「本当にそうだ」と思えるまで何度も読み返して、現実創造の過程を理解する。

そして、自分にとってプラスとなる言葉を言い、日々あらゆることに感謝することで波動を高める。

潜在意識と宇宙いうものの力を理解しておくことは、すべての願いを叶える上でとても重要なことだ。

腑に落ちるまで何度でも読み返し、偉大な力を享受しよう。

5-3.現実創造を確実なものにするコツ

ここで、現実創造を確実なものにするコツを3つお伝えする。


①願いのターゲットを絞る

あなたの叶えたいことは、ジャンル別、カテゴリー別に分けられるはずだ。
仕事、恋愛、健康、娯楽、欲しい物など、叶えたいことはたくさんあるだろうが、まず願いを意図する時(ビジュアライゼーション)は、一点集中すると良い。

他の叶えたいことが頭をよぎったら別の作業を挟み、時間を空けてから他の望むことをイメージする。
こうすることで、願いに対する意志の強さが倍増するのだ。

気を付けたいことは、叶えたいことの優先順位をつけて他の叶えたいことを後回しにしたり、諦めるということではなく、ビジュアライゼーションやアファメーションを行う時は、一点集中をするということ。
エネルギーを集めることで、効果が出やすくなる。


②信じて待つ

現実創造の3つの過程である、ビジュアライゼーション・信じて待つ・現実化の流れの中で、「信じて待つ」場面がある。
ここで、「なかなか現実にならないな」と叶うことを疑い出すと、「現実にならないことを叶えたいのね」と潜在意識が勘違いしてしまい、その想いを宇宙に届け、見事に叶わない現実となってしまうので注意が必要だ。


③心からの感謝

ビジュアライゼーションで願いが叶った場面をありありとイメージしたら、イメージの中では願いが既に叶ったのだから、願いを叶えてくれた潜在意識と宇宙に感謝することが大切。

現実創造の過程では、欠かせないポイントである。

5-4.願いを叶えるため分野別のコツと日々の大切な考え方

願いを叶えるための手法だけではなく、願い毎による分野別のコツと、日々の大切な考え方もご紹介したい。

「仕事」「人間関係」「結婚」「お金」「健康」「欲しいもの」という項目でポイントをまとめてみた。
また、日々の大切な考え方として、「土地神様」の話も記載している。

どの項目も本質は一緒だが、ご自身の叶えたい項目からインスピレーションを得て頂けたら幸いである。


仕事

あなたが今どのような仕事をしていようと、どのような立場であろうと、あなたの望んだ仕事をすることができる。

変わることを恐れず、自分の望む状態をイメージしてみよう。
誰とどこでどのように仕事をしたいのか、あなたの望む働き方を考えるのだ。

あなたが今の仕事のまま昇進したいのであれば、そのポジションになった時の高揚感や責任感を感じてみることだ。
今その立場にいる人から話を聞いてもいいし、別の会社で同じ立場の人の話でもいい。
インターネットでも、あなたのなりたいポジションの人が何かを発信しているかもしれないから、調べてみるのだ。

その立場の人と同じ思考や感覚、エネルギーになってみる。
「自分があの場所にいたら、何をするだろう」とワクワクしながらイメージするのだ。


現在、あなたの望むポジションにいる人がどうなるかや、どのような方法で願いが叶うかは考えず、あなたは自分の望みが叶った状態をイメージして、感情を味わえばいい。

もしかしたら、今の会社ではなく別のもっとあなたにとってやり甲斐のある会社で、あなたの望むポジションに就けるかもしれないし、ヘッドハンティングされるかもしれない。

どのようにして願いが叶うかよりも、願いが叶った状態に意識を向けておこう。


人によっては、今の仕事ではない別の仕事をしたいと思っている人もいることだろう。

いつ何時、やりたいことが変わってもいい。
今までやってきたことと、全く違うことを望んでもいいのだ。

あなたの「やってみたい!」という気持ちが強いなら、やってみることに価値がある。

扇子を売っていた人がドリンクを売るお店に変更したり、イタリアンをやっていた人が居酒屋をすることもある。
コンサルティング会社で働いていた人が動画クリエイターになったり、銀行員だった人がお坊さんになったり、人力車を引いていた人が不動産会社に勤めたり、営業をしていた人が農家、主婦がネイルサロンオーナーを開業したりなど、やりたいことを変更した事例は枚挙にいとまがない。

今まで何年もやっていないとできないというのは、自分で自分の可能性を狭めている。

何年も下積みをしないと表に出られない業界もあるのかもしれない。
しかし、そればかりではない。そう思い込んでいるだけかもしれない。

あなたのやりたいことが叶う方法は、宇宙から見ればいくらでもあるのだ。

このような考えを前提にしていくと、思考に疑いがなくなる。

新しいことに挑戦する時は、自分では気付いていなくても少しばかり不安が出てくるものだ。

そのような時にこそ、これらの話を思い出して純粋に自分の叶えたい仕事の成功像をイメージし、「実際に自分の好きな仕事を叶えている人がいるのだから、自分もできるんだ!」と、願いが叶うことを自分に許可してみよう。


仕事であなたの望む環境を引き寄せるにあたり、あなたも本来の自分を解放していく必要がある。

例えば、嫌なことは嫌と言っていいし、腑に落ちないことがあれば、我慢せず言うこと。

言葉にしなければ、あなたの想いは伝わらない。

心の蟠りを解消せず嫌なことを引き受けても、あなたの嫌なオーラが更に嫌なことを引き寄せてしまうのだ。

言葉でズバッと伝えられる人は、悩まない。
自分の内に抱え込んでしまう優しさがある人は悩んでしまいがちだが、そこに優しさは必要ない。

自分の嫌な感情に蓋をするということは、自分に嘘をついていることになる。

自分の言いたいことを我慢せず言えることは、自分を大切にしているということだ。
自分を大切にできる人は、他人も大切にできる。


周りを気遣う場面も、時には必要かもしれない。
それでも、いつもあなたばかりが我慢しているのであれば、もうその必要はないのかもしれない。

お互いがお互いを思い遣る関係でこそ、相手を気遣うことの本当の良さが発揮される。

相手の機嫌取りやその場を丸く収めるためだけに、あなたが我慢しすぎる必要はないのだ。

「嫌なことは嫌と言っていい」ということも、ぜひ心の片隅に置いておいてほしい。

あなたが何かの感情を我慢したり、本来の自分の考えを我慢して仕事を成し遂げたとしても、なぜか心は満たされなくなってしまうからだ。


あなたの心に嘘をつかず、純粋に自分と向き合おう。


どのような仕事を、どのような感情でしたいのか。

どのような仲間と、どのような仕事をしたいのか。

どのような環境で、どのように過ごしたいのか。


それらを決められるのは、あなたの思考からなる意図だけなのだ。

人間関係

人間関係は、あらゆる場面がある。
仕事や家族、ご近所付き合いや交友関係など、実に多彩だ。

どれもあなたの悩みを解決するための根本の考え方は一緒だが、仕事での場面と交友関係での場面を例に解説していきたい。

まず、仕事での人間関係だ。
すべての人と馬を合わせるのは無理だが、うまくやっていくコツがある。

それは、あなたが相手に対して「私は受け入れられている」と思うことだ。


「苦手だ」「嫌だ」とばかり思っていては、その感情が潜在意識に伝わり続け、また苦手で嫌と感じる人間関係や状況を引き寄せてしまう。

苦手な人がいたとしても、相手の良いところを見るようにする。

相手が何を言ってこようと、あなたの器の方が大きいのだから、おおらかに捉えてあげることでもいい。

苦手な人のオーラに合わせず、相手の欠点ばかりに目を向けないことが大切だ。


相手を変える必要はない。

あなたが先に、「相手とどのような関係性を築きたいのか」を意図する。


すると、あなたの発言や行動、波動が変わるので、今まで関わっていた人とはエネルギー状態が違くなるのだ。

不思議だが、自分がより良く変わると、相手も以前より雰囲気が変わることがある。

あなたから心地良い雰囲気を出すことだ。

あなたが今までの経験から苦手だと思い込んでいた人にも、あなたから微笑んでみると思いの外相手も微笑んでくれたり、自分にとって心地良く接してくれるようになる。

あなたが演じたいあなたを演じることで、それに付随して相手の言動も環境も変わってくる。


他にも、苦手だった人が転勤になったり、辞めてしまうこともある。

または、自分にとって最高のタイミングで、望んでいた別の道に行けることもあるのだ。


嫌な人がいたとしても、相手がいなくなることを意図する必要はない。
宇宙に調和した方法であなたの願いは叶っていくのだから、あなたはあなたらしく、そして心地良く快適に相手と仕事をしている場面をイメージすれば良い。

スムーズに仕事が済むこと、安全で効率良く仕事が進むこと、あなたが心地良く仕事をこなしている姿をイメージしてみよう。

気付けば、あなたは本当に心地良く仕事ができる人間関係に恵まれている。

人間関係の引き寄せでは、あなたの望む状態をイメージするだけでなく、次のように思考を向けてみることで、あなたはもっと迅速に願いを叶えることができる。

それは、人間の真理で相手を見るということ。

どんな相手でも誰かから愛され、必要とされているという真実。


あなたが仕事で接し、嫌な気分を感じている相手にも、人生がある。
あなたの知らない顔があり、あなたの知らない一面があるのだ。

家に帰れば、パパやママだったり、その人のお陰で生活ができるペットや植物がいるかもしれない。

その人が買い物に行くことで、お店が潤う。
もしかしたら、その店員さんと何気ない会話を楽しんでいるかもしれない。

あなたが知らない趣味があり、そこで全開に自分を出して、仲間達と盛り上がっているかもしれないのだ。


みんな、誰かにとって大切な人。


仕事という単体で考えると、あなたの見ている相手の世界は、いかに狭いかが分かる。
だから、まずはあなたが、大きな器でゆったりと相手を見ることが大切だ。

今見ている相手の姿はたったの一面に過ぎず、いろんな面があることを感じよう。

「この人はこういう人だ」と決めつけることも、あなたの心の豊かさに影響する。

あなたは魅力的で価値がある。
だから、相手も魅力的で価値があるのだ。


自分に苦手なことがあるように、相手にも苦手なことがある。
自分に好きなことがあるように、相手にも好きなことがある。
自分が完璧でないように、相手も完璧ではない。

相手を判決するのではなく、相手が相手らしくいること、ありのままの相手を許容すればいい。

自分が自分らしくいることを認め、どんな自分も許す。
相手の欠点が目についたとしても、そんな自分も許してあげる。

もしかしたら、相手もあなたのように自由にやりたいことがある(あった)のに、できずにいることで嫉妬しているだけかもしれない。

あなたが相手を許せず判決をしてしまうのは、あなた自身が自分に厳しい判決をしているから。

「こうでなければならない」「こうあるべきだ」「〜なんてあり得ない」と自分を縛り付けすぎている。
あなたがあなたらしく生きている中で、「素敵ですね」と許容されたら嬉しいことだろう。

人は、自分を肯定されると嬉しいものだ。
自尊心が高まり、心地良さを感じることができる。

あなたがあなたらしく生き、他の誰かの判決によらず、あなたらしくいることを自分に許容する。

あなたは今のあなたのままで素敵であり、あなたが望めばもっと素敵になれる。
あなたが何を選んでも、どう生きても素晴らしく価値がある。

それは、相手も同じこと。

どうしても苦手な人や嫌と感じる人とは、無理に付き合う必要はない。
相手がその人らしく生きていることを、許容するだけでいいのだ。

例え相手がどんな髪色でも、どんな服装でも、どんな体型でも、どんな思考でも、どんなことが好きでも、どんな声でも、自分が好んで選択したものをその人自身が楽しんでいる。

だから、判決するのではなく『その人らしさ』を褒められたら最高だ。


どうしても直してほしいところがあるのなら、「あなたは今のままで素敵だが、こういうところが○○(良くないところ)だ。こうしたらもっと素敵だよ!」のように、まずは相手を許容することから始めてみよう。

その時のあなたには、もう判決という目はないだろう。
あなたと関わるすべての物事、この世に存在するすべてのものの良さを見つけられているはずだ。


今ご縁がある人、これから出会う人、過去に出会った人。

どの人も、あなたの魂の成長に必要な人だ。


人生で出会える限りある人たち。

「どのような人からも、何か学ぼう」と捉えた方が、あなたの人生がより有意義になる。


相手を変えることはできないが、あなたの心に豊かさがあると、あなたの人生は今よりもっと心地良くなり、今の人間関係の悩みは少しずつ減っていく。

あなたの感じ方が心地良いものに変わることで、より心地良い現実があなたに訪れるようになっているのだから。

次に、交友関係だ。

引き続き、あなたがよりあなたらしくいられる環境をイメージする必要がある。

今ある関係に違和感を感じることがあれば、それがどうなったら自分は心地良いのかを考えてみる。

グループで繋がっている方が楽しいのならそのままで良いのだが、そうでないと不安なのであれば、不安を感じる現象が起こる。

あなたがどう感じているかが、そのままあなたの現実に現れてくるのだ。

あなたがあなたらしくいられないのであれば、それはあなたがいる場所ではないということ。
本当に気が合う仲なら、頻繁に連絡を取り合わなくても繋がっているものだ。

「集団だとどうしても合わせないと・・・」「周りがこうしているから自分も合わせないと・・・」と言って、自分の気持ちを我慢していないだろうか。

無理をして合わせなくていい。

行きたくないなら行かない、やりたくないならやらない。

あなたにとっても相手にとっても、幸せを感じられる方がいいのだから。


無理して合わせてしまうことが多い人は、もしかすると「相手の言葉で傷ついたな」と思っても、笑って聞き流しているのではないだろうか。

我慢は、まるで膿のようだ。
いつまでも傷口がグチュグチュして痛い。

言いたいことを言わずに、心の中で自分の気持ちを留めることが多くなればなるほど、傷口は深くなっていく。

しかし、あなたが自分の心に素直になって無理に合わせることを辞め、本当に自分のやりたいことをやったり、言いたいことが言えた時、そこで軋轢があったとしても傷はすぐに瘡蓋となり、剥がれ落ちて綺麗な肌(心)で生きられる。


あなたがあなたらしく生きられないなら、その人や環境はあなたに合っていないのだ。

自分で合っていると思い込んでいるだけかもしれない。

自分に合っている環境にいると、毎日が楽しく幸せを感じられる。


「無理しているな」と感じられればまだ良いけれど、人によっては体調に変化が出るまで気付けない場合がある。

本当は、体調の変化が起きるずっと前から嫌な感じを感じているはずなのだが、見て見ぬふりをしているのかもしれない。


折に触れて、自分がどうしたいのかを自分自身に問いかけてみる。

すると、自分が望む答えが見つかる。

あなたが光輝き、愛溢れる世界は、いくらでもあるのだから。


友達は多いのに、なぜか心が満たされていない人もいるかもしれない。
それも、本当のあなたを出せていないから。

周りにいる人は、心からの仲間ではないのだ。

繋がりすぎることで、離れられなくなっている。
ずっと繋がっていないと、不安で心配になっている。

もっともっとと、数字や形に惑わされていないだろうか。

もしくは、人を愛せていない可能性がある。

本当は心から愛されたいけれど、愛することや愛されることを恐れているあまり、自分の周りを防御してしまっている。

過去の痛みを、紛らわそうとしているのかもしれない。


本当は、もっと甘えたいのではないだろうか。
心安らぐ場所を求めているのではないだろうか。


本当の自分を、解放してあげよう。


あなたは、どのような交友関係を築きたいのだろう。
相手とどのような距離感を望んでいるのだろうか。

それをあなた自身が、まず知ることだ。

「周りがこうしているから」と自分も合わせるのではなく、「自分はどうしたいのか」を意図してみよう。

あなたには、あなたに合った交友関係がある。

今がどのような交友関係であろうとも、「私はいつも恵まれている。私の周りにいる人は、みんな優しくて誠実で良い人ばかり。有難いな」と、自宅でゆったりしている時に言ってみよう。

心からその言葉が言えた時、あなはたはあなたの望んだ人間関係や距離感で相手と付き合えるようになっているし、あなたにピッタリの新しい交友関係も築ける。


相手との間で何か問題が起きているのであれば、解決している場面に思考を向けよう。

既にトラブルが解決していたら、どのような感情になるかをイメージする。

このように、あなたが感じたい感情に意識を向け続けることで、嫌な感情を伴う出来事や関係は自然となくなる。

あなたは、あなたの望んだ心地良い関係性の世界で過ごすことができるのだ。




人間関係で悩んでしまう人は、過去に嫌な感情を味わった場面をいつまでも思い出しては、嫌悪感を抱き続けてしまいがちだ。

自分一人の時間すらも、イラつく人やモヤモヤした原因となった人のことが頭に浮かんでしまう。


そのような時は、こう考えてみよう。


「今、自分の目の前にその人はいない。自分は今、自分の時間を過ごしている。こんな貴重な時間まで、嫌な人のことを考えるのはアホらしい。今この瞬間を楽しんだ方がいいな」


このように考えると、徐々に心が落ち着いてくる。

過去の嫌なことに意識を向けていては、自分の波動が下がるばかりか更に嫌で否定的なものを未来でも引き寄せてしまうから、過ぎ去ったことにいつまでも気持ちをとらわれず、今の楽しみやこれからの幸福に目を向けることが重要だ。


今、自分の目の前に広がる自然や心地良さを感じられる対象に目を向けていれば、心は平常心を取り戻せる。

すると、あなたはどんどん気持ちが穏やかになり、思考が望む未来に向き始める。

波動は自然と上がり、まさに意図した通りの人間関係を手に入れることができるのだから。

結婚

「理想の人との結婚はすんなりと叶う」
まずはこの思考を心に刻んでから、読み進めていこう。

結婚を望んでいるあなたには、早速やってみてほしいことがある。

それは、寝る時にお布団にギューっと抱きついてみることだ。
本当に隣に、結婚相手がいると思ってやってみること。

これに加えて、座っている時、「隣に大好きな人(夫または妻)がいたら、どんな感じでどんな気分だろう」とリアルに感じてみる。

肩に寄りかかっているかもしれないし、膝枕をしているかもしれない。
頭をポンポンと撫でられていたり、自分が撫でているかもしれない。

その他にも、一緒に料理している姿や一緒にアウトドアを楽しんでいる姿など、なんでも良い。

あなたが望む結婚生活を、ありありとイメージすることが大切だ。

誰に見られるわけでも、思考を知られるわけでもない。
今、結婚している前提で振る舞ってみるのだ。

あなたはどのような言葉を発し、どのような振る舞いをするだろうか。
きっと心がウキウキと高揚したり、安心感を得たり、幸せで満たされた気分になることだろう。

その幸せ溢れる気分に浸る時間を増やすことで、本当に現実となるのだ。

今お付き合いしている人がいなくても、これを続けることでトントン拍子に出逢いと結婚に結び付く。


ただし、せっかくやっていても心のどこかで「やっぱり無理だ」と疑えば、その疑いが潜在意識に伝わり、無理だと感じたことが現実になっていく。
つまり、いつまでも願いが叶わない現実が叶い続ける。


結婚を望んでいるあなたは誰に遠慮することもなく、自分が望む幸せ、自分が感じたい幸せをありありと感じて良い。

あなたが「結婚する」と意図することで、潜在意識はあなたの願いを叶えるための道を作り始める。
あとはあなたが、叶った時の感情を先に味わうことで、現実となるのだ。

結婚は、あなたがまず結婚を心から望み意図すること。
そして、叶うことを微塵も疑わないことが大切だ。


結婚を意図する時の思考で、気をつけなくてはいけないことがある。

それは、「早くいい人を見つけたい」「早く出会いたい」「早く結婚したい」という焦りから来るものだとしたら、あなたが本当に心から癒され心地良さを感じられる相手や、あなたが望む理想の相手とは出逢えない。
あなたの焦りの波動に一致した人が現れるからだ。

あなたが自分を愛し、何を大切にしていきたいのか、何を求めているのかを明確にする。
そして、自己肯定感が高まった状態で願いをイメージすることで、自分をワクワクさせる。

そのワクワクした高揚感があることで、良い波動が出るのだ。

良い波動が出ていると、あなたにとって必要な良い直観が来やすくなり、行動したくなる。

良い波動で動いた先には、あなたの望むものや望む状態に繋がるきっかけが待っている。
それは、あなたがあなたらしくいられる場所、つまり望んだ人に出逢えるということ。


「自分は価値がある」と思い自分を大切にする
ことで、無闇に行動しなくなる。
そして、ここぞという時、風のようにスーッと自分が望む方向へ進んでいけるのだ。


あらゆる合コンに参加したり、無理に誰かを紹介してもらわなくても大丈夫。
行きたいと思うのなら行った方が良いのだけれど(それはあなたの本心と行動が合っているから)、あなたの望むものが明確でない限り、また、あなたが日々心地良さを感じていない限り、焦りや不安を纏ったあなたの波動と一致した人が引き寄せられてくる。

その状態で出会った人と両思いになれたり結婚できたとしても、本当の幸せを感じられず、心が満たされなくなってしまうのだ。


望みのイメージを思い描いている時に出ているワクワクした心地良い波動と、実際にあなたが出している焦りの波動には差がある。

あなたが焦りや不安の波動を出していると、焦りや不安の波動に一致したものが未来に引き寄せられてくるから、あなたは常に良い気分でいたり、心地良く過ごす必要があるのだ。

理想の状態でいる時の波動と、今の波動を一致させることが重要。

ちなみに、あなたの理想の人とは、どのような人だろう。
聞かれてすぐ、詳細に答えられるだろうか。

ここを明確にしない限り、宇宙はあなたが望むものを届けられないからだ。

お相手の性格が「優しい」だけでは望みが曖昧だ。
一緒に家事をしてくれる優しさなのか、思い遣りやエスコート上手な優しさなのか、言葉遣いの柔らかさから醸し出される優しい雰囲気なのか、優しさの度合いや場面も人によって感じ方が様々なので、なるべく詳細にイメージすることが大切だ。

また、あなたが「タバコは吸わない人」と無意識に思っていても、しっかり意図することだ。
そうでなければ、出会いがあったとしても「良い人だけど、タバコを吸うんだよな。でも相性は良さそうだし...」と右往左往してしまうことにもなりかねないからだ。

理想の相手や状態をイメージすると同時に、それは本当に自分の望みなのかを確認する必要がある。

理想として挙げたものは、実は自分の望みではなく、周りの目や今までの過去の経験、自分の意図ではない情報で作られている可能性もあるからだ。

見惚れたり憧れたりする感覚と、実際に自分がそれを望んでいるかは別なのだ。

私の経験をお伝えすると、私は夫と出逢う直前に、自己最高にカッコいいと思う人と出会った。
外見、年齢、声の感じ、性格、話も合うし稼ぎもある。
自分が多数リストに上げていたことに、ほぼ合致している人だった。

「引き寄せ大成功!」と思っていたのだが、一緒にお洒落な場所で食事をしても、高級車で家まで送り迎えをしてくれたり、車のドアや扉のドアを開けてくれる紳士的な面があっても、なぜか心から満たされなかったのだ。
素の自分が出せていないと気付いた時、「私は今、表面的には満たされていても、内面的には満たされていない。恋愛ではいいかもしれないけれど、私は結婚相手を探している。私が本当に望んでいるのは、安心感。私を心から必要としてくれ、一緒にいて癒され心落ち着く相手と、人生を共にしたいんだ」と認識したのだ。

このように、「自分はこれが欲しい」「これを叶えたい」「こういう状態を望む」「こういう体験をしたい、されたい」と思っているものでも、本心は違う可能性があるということ。

表面的な望みだけではなく、どのような感覚を体感したいのかという内面的な願いもしっかりと意図する必要があるのだ。

心からの願いであれば、安心感や幸福感が自然と出てくるもの。
自分の願いは、本当の自分の願いなのかもよく吟味してみよう。


そして、願いを意図したら、自分は相手に何をしてあげられるか、何をしてあげたいかもイメージしよう。

私は、「理想の相手に見初められたら、彼が仕事でもプライベートでも最高の力を発揮できるよう、心の拠り所となること。彼が私と結婚してよかったと思えるよう、日々内面と外見を磨き続け、彼にとって最高の奥さんになることや、手料理で彼が幸せを感じている姿」をイメージし続けていた。

イメージをした後は、好きな音楽を聴いたり好きな映画を観てゆったりとした時間を過ごし、常に自分を心地良くさせていた。

そうすることで、ふと直観が来やすくなる。
料理のレパートリーを増やしてみたくなったり、文字を綺麗に書く練習などをしていたのだ。

どれも、「〜しなければならない」という感覚ではなく、「〜したい!」という好奇心でやりたいことに時間を使いつつ、自分の理想像をイメージしながら生活していた。


結婚を意図したことで、「これをやっておいたらいいよ!」「これをやれば、あなたの魅力がアップするよ!」と宇宙がお知らせをしてくれたのだろう。
だからこそ、仕事が終わって夜遅くでも、楽しみながら自分磨きをしていたのだなと、今になっても感じるのだ。


驚かれるかもしれないが、私は上記のことをお付き合いをしている人がいない時から行っていた。

しっかり自分と向き合い、何が欲しいのか、何を望んでいるのかを願いが叶う前から明確に意図していたということ。
ここは特にお伝えしておきたい大切なポイントだ。


漠然と「結婚したい、幸せになりたい」と思うだけではなく、まずは自分が何を望むのかを知る必要がある。

時間を作り、自分自身の望みと向き合う。
絶対に譲れないところ、外せないところを明確に書き出す。

時には項目が増えることもあるだろう。その時は、遠慮なく書き足すことだ。
そうしているうちに、まさに理想の相手が現れる。

相手の理想を望むだけではなく、同時に自分は何をしてあげられるか、どう相手に幸せを与えられるかを考え日々動いていると、自信がつく。
すると、理想の相手が急に目の前に現れても臆せず話すことができ、自分らしく接することができるのだ。

Break time どんなテクニックよりも大切なこと


ある料理人が云っていた。

「お店を始めた時はテクニック、テクニックで料理を作っていました。でも、心を込めて作るようになったら、お客さんに美味しいと言われるようになったんです」

これは、何にでも通ずる言葉だ。
仕事でも家庭でも、恋愛関係でもなんでも。

つい、テクニックを使えばうまくいく気がする。
攻略方法を求めて、様々な情報を取り入れたくなる。

その時はうまくいっているように感じるかもしれないし、うまくいくこともある。
しかし、根本的にあなたがどのような想いを抱いているのかが、あなたが望む本当の未来に直結しているのだ。


どんな技を使おうと、あなたの想いが、あなたを創り出している。


婚活をしている人が、「こうした方がいい、ああした方がいい」というテクニックを元に相手と接したとしても、心の中で「前の恋愛でうまくいかなかったから、今回もそうなったらどうしよう」と自分を疑ったり、否定したり、不安を感じていてはうまくいかない。

今の人間関係をもっと良くしたいと思っている人が、人間関係が良くなった時の感情を味わわず、心の中で嫌な感情ばかりに目を向けてイライラしていては、何も変わらない。

では、どうすれば良いのか。
答えは簡単で、「自分には価値があり、自分と自分と関わる人を幸せにする力がある」と思うこと。

根底に、自分を肯定する想いと愛、そして、相手に対する思い遣りと愛があれば、テクニックを使ったとしてもあなたの魅力をより高めるものとして効果を発揮するだろう。
そうすれば先の料理人のように、自分が本当に望む未来を体感することができるのだ。

どんなテクニックよりも、まずはあなたの心からの想いが大切なのだから。

お金

お金は、通貨とも言う。通貨は流通貨幣の略称文字である。
お金には、流れがあるものなのだ。今この瞬間も、世界中を飛び回っている。

つまり、「お金はいくらでもある」とまず認識することが大切だ。


お金の固定観念を外していただくために、まずはこの話をお伝えしたい。

私の主人が、仕事でとあるマンションを建設した。
なんと、マンションの最上階は1室200億円するそうだ。そして、すぐに買い手が決まった。

値段の大きさに対して非現実的と捉えるのではなく、私はこの話を聞いた時に「やっぱり世の中には、たくさんのお金が回っている」と豊かさを感じ、ワクワクした。


他にも、このような話がある。
海外での絵画オークションにて、有名な画家の作品が落札された。
その額、508億円。

飾ることより投資目的だったとしても、嗜好品にこれだけのお金を払える余裕がある人がいるということだ。

200億円の家や508億円の絵画を、あなたが望むかどうかは別の話だが、どのような額でも「お金」に対して心地良さを感じ、自然体で接することで自分にとって必要な額に恵まれる。


誰がいくら持とうとも、何に対してお金を使っても自由であり、あなたもまた、いくらでも所有できる素質ある。この宇宙には、無限の富があるからだ。

誰でも、望んだ分だけの豊かさを得られるようになっている。
このnoteを通じて、あなたの豊かさマインドがどんどん煥発されていくので、安心して読み進めてほしい。


お金は、あくまで願いを叶える手段だ。
あなたの欲しいものを買えるだけでなく、行きたいところにも連れて行ってくれ、時間をも買うことができる有難いもの。

『お金は常に流動している』

これを頭に入れておくだけでも、「いつでも自分のところに来るんだ!」とワクワクした気分になれる。

あなたの元にも、必要なタイミングで望んだ額が流れて来るようになっている。
お金にはエネルギーがあり、豊かさのエネルギーが出ている人には、更なる豊かさを感じられるお金がもたらされるのだ。

お金に対する豊かさを感じつつ、日々の生活では今あるお金に感謝してみよう。

「お金があって有難いな」と穏やかで安心感を感じてみる。
その感覚を、日常の中でできるだけ維持することだ。

何か買い物をした時も、「払える額がある。私は豊かだ」と感じてみる。
本を買うことができるのも、明るい部屋で本を読めることも恵まれている。

既に満たされていることを日常で感じることで、「自分は恵まれていて豊かだ」という感覚になれる。
それは、お金が引き寄せられてくるエネルギーに一致することにも繋がっているのだ。


お金を望む時にキーポイントとなるのが、「これをしなければ稼げない」と決めつけないこと。

お金が入ってくる方法をあなたが「これしかない」と決めてしまうと、宇宙にある無限の選択肢を否定してしまうことになる。

あなたが望んだお金をあなたの元に届けるために、宇宙はあなたと宇宙が調和する正当な方法を考えてくれる。

思いがけないタイミングで出世するかもしれないし、臨時収入が入るかもしれないし、大きな仕事が舞い込んでくることもあるし、今までやっていた仕事とは全く違う業界とご縁があり、あなたの才能が開花してお金を得ることもある。
もしくは、何かのお礼に受け取ることがあるかもしれない。

あなたはいつでも心に余裕を持ち、既に満たされている感覚でいればいい。

あなたの余裕で豊かなエネルギーに、豊かなエネルギーを纏ったお金が流れてくるのだから。


このような話もご紹介したい。

私の知り合いに40代男性経営者がいる。奥さんとは、学生時代からお付き合いで結婚をした。

そしてなんと、この奥さんは学生を卒業してから一度も働いたことがないそうだ。


そういう人も、世の中にはいるということ。

きっとその奥さんは、今の環境を引き寄せを知らずとも意図していたはずである。

そして旦那さんも、学生時代からの仲である奥さんを「一度も働かせたことがないこと」を誇らしげに話していた姿を見た時、お互い引き合うべくして引き合い、お互い望む現実を生きているのだなと感じたのだ。

この夫婦からも分かるように、お金がどのような方法であなたの元に届けられあなたを豊かにしてくれるかは、宇宙のみぞ知る。

宇宙が、あなたと宇宙の間で調和した方法により叶えてくれるのだ。


あなたがお金を手に入れる方法は、宇宙から見ればたくさんある。

だからこそ、あなたは「これで稼ごう」「こうしよう」といきなり行動するよりは、まず思考を整えて心地良さを感じることが大切。

心地良さを感じると自然に行動したくなったり、直観が湧いてくるので、その時は素直に従って行動してみることだ。

それがいきなりヒットしなくても、失敗ではない。
うまくいかないことがあっても、すべての過程があなたを豊かにする道の一部だ。

直観の先に、誰かと出逢うかもしれない。
何かを学び、気付くべきことがあるのかもしれない。

意味があるからこそ、直観が起こるようになっている。

満たされた気分で行動した先には、あなたが望むお金や、お金が入ってくる環境との出逢いに繋がっているのだから。

お金を引き寄せたい人は、自分がいくら欲しいのかを知ることも大切だ。

銀行にいくらの貯金があるのか、いくらの資産を持っているのか、毎月(毎日)いくらのお金が入ってきているのか、毎年いくら稼いでいるのか、月の支出はいくらで、その時の自分はどのような雰囲気でどんな生活をしているのだろうか。

あなたがイメージし、その環境が叶った渦中でのあなたが感じる心地良さや安心感、豊かな感覚を、今この瞬間から味わおう。

そして、この波動領域を日常でも維持する。
豊かさマインドが育まれている今のあなたなら、自分がありたい姿のエネルギー状態を、いついかなる時でも維持する努力はできるはずだ。


あなたは、いくらのお金が欲しいのだろうか。
本当は、どのような生活を望んでいるのだろうか。

満足する金額は人それぞれ異なるので、自分の心に素直に書き出してみるといい。

例えば、あなたが年に一度の特別な日に行っていた場所に毎週行きたいと思えば、そのために必要な額を算出する。
高級車が欲しいのであれば、いくらで買えるのか、維持費はいくらか、どこに置くのかなどを認識する。
毎月旅行に行きたいのであれば、旅費はいくらかを算出してみる。移動手段の飛行機はファーストクラスなのか、泊まるホテルのランクはファイブスターなのかなど、ありありと想像しよう。

あなたはその額を実際に持つ人だからこそ、先に調べておく必要があるのだ。

この時に注意していただきたいのは、「どうしたらその金額を得られるか」というルートを頭で考えないこと。

あなたが望む金額をもたらしてくれる広大な宇宙には、無限の富と豊かさがある。

そして、あなたが望むだけの豊かさを叶える方法とタイミングも知っているため、その実現に必要なことがあれば、いつでもあなたの『直観』を通して教えてくれるからだ。


宇宙は、あなたが頭で想像する以上に、あなたに富をもたらすあらゆる手段をお持ちだからこそ、安心して宇宙にお任せすること。

あなたが閃きやインスピレーション、第六感と呼ばれる力を信じ受け入れることで、あなたが望む豊かな富が得られるようになる。

だからこそ、純粋にあなたが望む金額を書き出すことだ。


ここでの遠慮や我慢は、不要!

他の成功者や普通の人は気にせず、あなたはいくら欲しいのか、どのようなライフスタイルを送る自分でありたいのかを明確にしよう。

ただただ、 「たくさんのお金が欲しい!」と言っていても、宇宙から見ればいくらの額が欲しいのかをあなたが意図していないと、叶えようがないのだ。


また、お金は流動することが好きだ。
世界中を循環し、愛と調和を生み出すことを望んでいるから、あなたが豊かな富をどう扱うのかも意図しておくことが大切になってくる。


書き出した金額は、途中で変わっても構わない。

徐々に、自分が本当に望む額が分かってくるので、確信するまでやってみよう。


潜在意識は、現実とイメージの区別ができない。

つまり、あなたが理想像をイメージし、幸福感や豊かな感情をありありと感じられれば、潜在意識は現実との差を埋めるための方法を考え出す。

そして、広大な資源を持つ宇宙に願いをオーダーしてくれ、宇宙と調和した形であなたの願いが叶う方法とタイミングが調整され始めていく。

そして、ここぞという時に、あなたに行動を促すようなお知らせを直観としてもたらしてくれ、その行動の先に意図したことが現実化されるようになっているのだ。

あなたが豊かな富を得続けるためのアファメーションもご紹介したい。

日々声に出していると、潜在意識にあなたの豊かさや裕福さが刻印されていく。

そして、違和感なくこれからお伝えする言葉を唱えられた時、その言葉通りの波動を纏った現象が起こることだろう。

楽しみながら続けた人だけが味わえる世界が、あなたを待っている。


【 豊かな富を得るアファメーション 】

✧ 私はどんどん豊かになっている

✧ 私は裕福で幸せな成功者だ

✧ 豊かさこそが私に相応しい

✧ 豊かさこそが私に見合っている

✧ 私はいつでもお金に恵まれている

✧ 私はお金を愛しお金に愛されている

✧ 裕福なお金を得るのはいいこと

✧ 私は愛あるお金の使い方ができている

✧ 人や生命、自然、宇宙を喜ばせている

✧ 私はお金のマスターだ

✧ 私がお金を扱う主人だ

✧ この宇宙には無限の富と資源がある

✧ 宇宙には、一人一人が望む金額を得てもなお有り余るほどの富があり、私が望むお金はいつでも簡単にやってくる

✧ 私には使いきれないほどのお金がある

✧ 私の収入は嬉しいほど増え続けている

✧ 私は毎日収入を得る機会に恵まれている

✧ 私はお金を惹きつける魅力がある

✧ お金は喜んで私の元へやってくる

✧ 正当な方法でお金をどんどん得ている

✧ 私には望む以上の額を得る素質がある

✧ 私の思考と行動は常にお金を引き寄せる

✧ 私は新しい収入源を受け入れる器がある

✧ 私は臨時収入にも恵まれている

✧ 私は莫大な富の資産管理ができる力がある

✧ 私はお金が大好きで、お金も私を愛し必要としてくれている

✧ お金は私に循環し続ける

✧ 経済的自由が容易に流れ込んで来る

✧ お金は、私と私の周囲を幸せにする

✧ 経済的ニーズの全てが即座に満たされる

✧ 私は広大な宇宙の富と常に共鳴している

✧ 私は豊かな富を使い、喜びを分かち合う

✧ 即時無限の経済的豊かさに感謝します

✧ 世界中の人が喜んで私にお金を払う

✧ 私はどんな額でも自然体でお金と接する

✧ 物質的にも精神的にも満たされている

✧ 人生を通して与えられるすべてのお金に感謝しています

✧ お金は人生を豊かにする有難いツールだ

✧ 私はお金を正く扱い、魂を磨き続ける

✧ お金は私という存在から生み出される価値が、世界中の人の人生に役立つための叡智と手段をくれる

✧ お金と私は大の仲良しだ

✧ お金は私の人生に、物理的な限界を超えて豊かさをもたらしてくれる

✧ 私は今世、予想以上の財産を持てている

✧ 私の人生には奇跡が起き続ける

✧ 私は豊かで幸せな時を体感し続ける

✧ 私は裕福な日々に感謝できる心がある

✧ 今ある富と更に来る富に感謝している

✧ 一人一人が望む幸せや成功を得ていい

✧ 私もあなたもみんな豊かであっていい


上記のアファメーションには、私利私欲だけでなく、利他の心も含まれている。

豊かなお金を使って喜びを分かち合う、愛あるお金の使い方ができること。賢く大切にお金を扱える人であることを、宇宙にアピールしよう。

そして、あなたが豊かな富を得るのだから、他の人が豊かな富を得ることも願える寛大な心を持つことが大切。

他の人に良いことがあったら「よかったね!」と一緒に幸福を感じ、喜ぶ。

あなたが望む裕福な姿があるように、他の人にも望む幸せや豊かさがある。
これを認識していると、あなたから放たれる波動が強くなるので、益々豊かな富があなたの元に流れてくるようになる。


広大な宇宙は、いつでも愛と調和を重んじているのだ。

もう一つ、自分の望む豊かなお金を手に入れるために、実践してみてほしいことがある。

それは、『どんな自分でありたいか』を考えることだ。

『どんな自分でありたいか』は、『どんな自分になりたいか』とは意味が似ているようで異なる。

前者は、自分がどのような生き方をしたいか。
信念や自分という個性をどう活かして生きていくかということ。

後者は、医者になりたい、弁護士になりたい、社長になりたい、○○賞をいただける自分になりたい、有名になりたいなど、人それぞれの欲や願望の詳細だ。

『どんな自分になりたいか』は、これからあなたが目指す方向性なので、いくらでも想像していい。
あなたが憧れ、恋焦がれている姿。叶えたいことなど、その気持ちを抱くことは大切。

そして、それ以上に大切なのは、『どんな自分でありたいか』
これは、人間として生まれた奇跡をどう自分の中で活かしていきたいかということ。

例えば、自分と関わる人に幸せを与えられる人でも、自分と関わる人に温かさを与えられる人でも、困っている人がいれば助けらる人でも、自分と関わるすべて(人だけでなく植物や動物なども含め)に優しい光を与えられる人でも、なんでもいい。
あなたが今世、どのような人間として生きたいかを考えることがとても大事なのだ。


これを考えても、お金の引き寄せや願いを叶える過程には、直結しないと思っただろうか。

私も昔、そう思っていた。

『どんな自分でありたいか』ということなど考えもせず、『どんな自分になりたいか』という私欲ばかりを考えて望みを叶えていた時は、願いが叶い、嬉しさや充実感を得つつも、なぜか物足りなさを感じていた。

物足りなさというのは、次の目標への意欲だけでなく、心の空虚感というのか、「自分の望みを叶えたのに、なぜ心からの幸福感や安心感を得られないのだろう」と思う時期があったのだ。

少しだけその話をさせていただくと、私は23歳の時に株式投資を始めた。
株の塾にも通い、始めたばかりのゴルフを辞め、食事や睡眠、仕事以外の有り余る時間をすべて、投資の勉強に当てた時期があったのだ。

当時、6年お付き合いしていた人との時間なども、そっちのけであった。
「今は、恋愛よりもどんな娯楽よりも、投資の勉強一択!」という心構えで、いかに稼ぐかしか考えておらず、月利10%を稼げるようになり、塾内でも表彰されたり、当時は会社員だったが給料はゆうに超えた額を稼げるようになっていた。

まとまった資産を作って海外投資を始めたり、親を旅行に連れて行ってあげたり、好きなものを買えた時にはとても優越感に浸れたことを覚えている。
ラグジュアリーホテルの最上階部屋に一人で泊まったこともある。

けれど、なぜか心の底では満たされなかったのだ。
当時お付き合いをしていた人とは音信不通となり、「誰の何のために稼いでいたんだ?」と思ったこともある。

私欲だけを満たしても、心からは満たされない例だろう。

『自分がどうありたいか』を考えなくても、お金は得られる。
けれど、心が満たされるかどうかは、『自分がどうありたいか』の軸があるかどうかに大きく関係している。


『自分がどうありたいか』という信念がないと、何を成し遂げても心が満たされなくなってしまうのだ。

側から見れば賞賛の嵐であったり、憧れの存在となったり、目指してきたものを達成し満足感を得ているようで、当の本人はどこか心が落ち着かない、どこか足りない、どこか不安があるなどと、「心とからだが一致していない」とでも言うのだろうか。
叶えたいことを叶えたのに、真の幸福感を感じられない状態を引き起こしてしまう。

『どんな自分でありたいか』を真剣に考えるほどに、意図した通りの生活環境になる。
心に明かりを灯した通りに、周囲からも扱われるようになる。

今、私が自分の好きな仕事で独立でき、プライベートも充実し、心地良い環境で日々幸せで豊かに暮らせているのは、『どんな自分でありたいか』を考えてきたから。

どんな自分でありたいか、掲げた意志に見合ったものが「お金を得るルート」として形成されていくのだ。


『どんな自分でありたいか』を意図することで、自分の魂の声に気付くことができる。
その声の通りに行動していけば、あらゆるご縁とチャンスに恵まれ、自分の好きな場所で好きな仕事をし、自分で時間を管理できるというライフスタイルも叶えることができる。

『どんな自分でありたいか』という考えは、流行物の商品などではなく、自分軸から生まれた核となるものなので、『どんな自分でありたいか』という想いを持ち続けていれば、自分が意図した通りの現実になるだけでなく、本当に心から満たされる環境が訪れる。

この項目の前半に、一度も働いたことがなくても、幸せで豊かに生活ができている主婦の話を取り上げた。

その方には、それだけの魅力があるということ。
パートナーが安心できる場所、つまり心の拠り所となれているのだ。

旦那さんが何時に帰宅しても起きていて、温かく出迎えるこの奥さんは、自分がどうありたいかという信念があるのだろう。「この人には家を守っていてほしい」そう思ってもらえる価値がその人にあったからこそ、今の環境を引き寄せることができている。



『どんな自分でありたいか』を意図することで、人それぞれに合った方法で、豊かになるための道が敷かれ始める。

主婦(夫)になる人もいれば、自分の才能を開花させてお金を得る人もいる。

どちらが良い悪い、どれが損か得かといったものではない。

人それぞれ興味関心の対象が違うだけでなく、人それぞれ、目指しているものが違う。
人それぞれ、望む幸せの形がある。

だからこそ、人それぞれの意志の元に、お金もその人の意志を尊重し背中を押すべく、やりたいことを叶えられるように豊かなお金をもたらしてくれる。

それは、いきなり現金として入ることもあれば、お金が入ってくる環境や仕事に恵まれること、自分が豊かになるための人間関係といったご縁に恵まれることなど、あらゆる方法とタイミングでもたらされる。


先の主婦のように、人によっては、家族や身内を守ることが今世の使命(お役目)である人もいるのだ。

もし、あなたにもその天性があるのなら、一生働かずに養ってもらえる可能性は十分ある。

ただし、楽をしたいだけだったり、天性に活発で自発的な素質を持っていて、自分の魅力や才能が開花することによってお金に恵まれる性分なのに、家庭に入ることやあまり仕事をしないことを望むと、それはあなたの本心(本性、魂の
声)ではないので、あなたの望んだような幸福感と豊かさは得られない。

不運の原因は、あなたの本性との不一致にあるのだ。


最後に、豊かなお金に恵まれるための大切な視点を、もう少しだけお伝えしたい。

豊かなお金は、心地良い波動に反応する。

豊かなお金は、豊かさの思考レベルが高い(豊かさマインドがある)人に引き寄せられるようになっている。

この力を上昇させる根本は、愛だ。

自分を愛し、人を愛し、生命や自然を愛し、宇宙を愛し、そのもののためにお金を使うこと。

お金を稼ぎ、お金を賢く循環させ、宇宙に調和したお金の使い方をすること。

自我だけではなく利他の心を持つことで、豊かな富が引き寄せられてくるのだ。

お金は、あらゆるものに形を変え、我々に幸福をもたらすツール。

食べ物や住居、欲しい物だけでなく、自由な時間をも作り出すことができる。
移動手段にも変化し、愛する人をもっと愛し守ることができる優秀な相棒だ。

豊かなお金を稼ぐことは正しく、豊かなお金を得て循環させることは、自然の流れとして宇宙に調和している。

だからこそ、豊かなお金を稼ぐ力が、自分にあることを自覚しよう。

豊かな富を得る素質は、自ら磨き才能として開花させる必要がある。
その才能が開花する場所や環境を見つけるには、まさに根底の愛が鍵となる。

あなたの直観によってもたらされた『愛を届けたい領域』と『あなたのお役目が果たせる世界』はどこなのかを知ることが大切なのだ。

お金は、この世にいくらでも循環している。

豊かなお金の流れを得るには、自らの波動を上げること。
そして、『お金を稼ぐこと』と『人生を豊かに生きること』はセットであり、別々で考えずに両方揃ってこそ、真の幸福を得ることができる。

今こそ、自分の中にあるお金の固定観念やメンタルブロック、コンフォートゾーンから抜け出し、本当のあなたの人生を生きる時。

豊かなお金が循環するルートは、いつでもあなたの側にあるのだから。


このような話を聞いたことがある方も、多いのではないだろうか。

女子ゴルフの年間女王が賞金1800万円を受け取っていたり、漫才の優勝者が1000万円の賞金を受け取っていたり、CMの出演料が2000万円という話。

家賃が月500万円の場所に住むYoutuberもいれば、とある海外俳優の映画出演料は、一本1200億円。絵画の落札額が508億円などなど。

この話を聞いた時に、他人事と思ってはいけない。

豊かなお金は常に循環しており、誰でも受け取っても良い。
あなたは、自分が必要な金額を受け取る義務があるのだと自覚しよう。

お金に対する固定観念を外していくこと。

同じ人間なのだから、あなたにもできる。

どの人も、意図していたからこそ、今の豊かさを得られているのだ。


気をつけておきたいことは、お金を手に入れている人に対して、嫉妬や怒りなどの否定的な態度を取ること。

あなたがいくら豊かなお金を望んだところで、お金を所有している人やあなたが欲しいものを既に手に入れている人を見た時に、険悪感を抱いていては、あなたはそれを望んでいないことになる。

お金を持っている人を否定するエネルギーは、お金そのものを否定することに繋がっているのだ。

これは、潜在意識下の話。

あなたが感じていること、発した言葉、態度が、そのままあなたの人生に波動として反映され、まさにその波動通りのものが現実化していく。


どの人も、望んだものを望んだ分だけ引き寄せている。

他の誰が何をどれだけ持とうと、それはとても素敵なことなのだから、あなたもあなたが望むものに視線を向け、望むものを望むだけ得ていいのだ。


お金に対して、良いイメージを持っておこう。
お金に対して自然体でいられるからこそ、お金が自然に入ってくるようになる。


収入の上限なく、あなたが叶えたい額を叶えて良い。
豊かさの波動が高ければ、その波動に見合った富に恵まれる。

そして、宇宙に調和した方法で、あなたに豊かな富がもたらされる。

だからこそ、「自分には豊かさこそが相応しい」「自分には豊かさこそが見合っている」「私は裕福だ」と波動レベルで感じ、豊かさや優雅さが既に「ある」という感覚になることが大切なのだ。


一時的に大金を手に入れても一文なしになってしまうのは、豊かさを得る自覚と心の準備をしていなかったから。


お金は、豊かさのツール。
自分と自分と関わる人、もの、存在するすべてを幸せにするためのツールだ。

物であり、振動数(波動)がある。
それは磁石のように、高い波動を放つ場所へと自然に引き寄せられてゆく。

有名であるかや高学歴かどうか、出身地や今何をしているかといった条件に一切関わらず、あなた自身が発している豊かさの波動に一致したものが、あなたの現実に引き寄せられてくる。


今この瞬間から、満たされた気分を感じてみよう。

そして、「今も豊かだけれど、もっと豊かで自由になって良いんだ!!!」と自分に許可してあげよう。

加えて、自分に今あるものにも恵みを感じてみる。

あなたは、今着ているものや持っているものに、どれだけ愛を込めて大切に使っているだろうか。
「そんなに大した物ではないから」と粗末に扱っていたり、適当に並べたり散らかしたり、汚したままにしていないだろうか。

値段の大小や質に関わらず、『大切にする気持ち』があなたをより豊かにしていく。
なぜかというと、どのようなものでも、お金というツールを通して手に入れたものだから。

頂いたものだとしても、それはプレゼントをしてくれた人がお金というツールを使って手に入れてくれたもの。
つまり、今自分が手にしているものに感謝し大切に扱う気持ちは、お金を大切にすることにも繋がっている。


お金は波動でありツールなので、自分を大切にしてくれる高い波動を持つ人の元へ飛んできてくれる。

お金も、自分を大切にしてくれる豊かさの波動を出している人のことを知っているのだ。

自分の物だけでなく、例えば公共のものを使用するときも、「使わせてくれてありがとう」「いつもありがとう」などと、愛を込めて利用してみる。
感謝をしながら心地良い気分で、優雅に使用させてもらうのだ。

自分が買ったものでなくとも、他の誰かがお金というツールを使い必要なものを用意してくれたからこそ、あなたは利用することができているのだから。

このような姿勢でいると、どこに行っても何をしていても、「有難い」と感じることができる。

いい面を見ることで気分が上がり、波動も上がって心地良くなることで、お金も「いつも私を大切に愛してくれてありがとう!私を使って、あなたの好きなことや、やりたいことを叶えてね!」と、どんどん舞い込んできくれるようになるのだ。


「もっとこうしたい」「あれが欲しい、これが欲しい」「どこどこに行きたい」
そのような欲を持つことはいい。それは、極々自然なこと。

大切なのは、その願望への愛はあるものの、今あなたの元に既にあるものにどれだけ愛を込めらているか。
あなたの周りにあるものに感謝をして、豊かな波動を出せているかどうかだ。


noteの1週目で、恵まれていることに気付くセッション段階があったのを覚えているだろうか。

今こうやって文章を読めているのも、携帯やパソコンといった媒体を購入できたから。
また、通信料金を払うことができているこそ。

あなたはまさに今、お金というツールを介して、物を手に入れたり体験を手にしているのだ。

あなたがこれから手に入れたいものや体験したいことも、お金というツールから得られるもの。
それは、お金の分身を手に入れているのと同じ。

だからこそ、大切に扱うことや愛を込めて使うことが、お金を大切にすることにも繋がっているのだ。


あなたから出る愛溢れる高い波動には、あなたが望む波動分のお金が巡ってくるようになっている。

その波動を上げたければ、まず、今のあなたの波動を変えること。

一日だけではなく、継続してお金というツールから得た有難いものを感じ、大切にする豊かな感情を抱く時間を長く持てば持つほど、あなたの願っていたことがどんどん叶うためのお金に恵まれていくことに、驚くことだろう。


ぜひ、じっくりと時間をかけて、『自分は普段から、お金に対してどのような感情を抱き、どう接しているのか』そして、『自分はどうありたいのか』を考えてみてほしい。

本当のあなたの声に、気付くことができるから。

私は、あなたが物質的にも精神的にも満たされ、あなたの望む幸せや成功が叶うことを願ってやまない。



『自分がどうありたいか』が分からない場合は、あなたの生まれた時の星や惑星などの位置から、あなたの特性や強み、才能が開花しやすい分野、また、金運に恵まれるために大切なことが『西洋占星術鑑定・算命学鑑定』で分かりますので、ご連絡くださいませ。


健康

思考を整えることは、あなたの望む健康状態にも使える。

私は今まで、ずっと健康だ。
体型も昔からほとんど変わっておらず、虫歯も今まで一度もない。

「私はいつも健康だ、有難い!」と、ふとした時に言っているからだろう。
お風呂に入っている時も、身体をマッサージしながら「今日も元気に動いてくれて、ありがとう」と言ったり、「今日もいろんなところに連れて行ってくれて、ありがとう」と声を掛けているのだ。

一日働いてくれた自分の身体に感謝の気持ちを込めると、なぜかずっと元気で健康に過ごせる。


生まれた時からあなたの側にいる存在に、改めて感謝を伝えてみよう。


言葉には、魂が宿るのだ。
あなたが心から発した感謝の言葉と感情に、あなたの身体も応えてくれる。

体調を崩した時には、あなたの思考が望まない方向に向いていたり、何かを我慢しすぎて心地良さを優先してこなかったということ。
「身体に、そして自分の心に、無理をさせていたのだな」と認識し、「普段からもっと自分を労わり、大切にしないといけないな」と思うためのきっかけなのだと捉えよう。

あなたに何かを気付かせるために、体調が崩れているのだから。


言葉と思考の力で、このような奇跡の復活も起こる。

私の母が、いきなり数ヶ月間手術入院になったことがある。
そこで私は、思考をなるべく肯定的で前向きなものに向けてもらい、少しでも日々を楽しい気分で過ごせるように、自宅の猫の写真をアルバムにして渡したり、「退院したら出掛けようね!我が家にまた遊びに来てね!」とメッセージを送ったり、弟は病院で母が退屈しないように、タブレットから動画や映画を観れるように手配してくれた。

周りが元気なエネルギーと心地良さを感じられるものや環境を届けつつも、何より本人が「早く治して退院する」という思いが強かったのだろう。

血液データはみるみる良くなり、ずっと歩かなかったので足腰が弱くなっていたにも関わらず、リハビリでは驚くほどの回復力を見せ、担当の先生に「データを論文にしていいか」と聞かれたほどなのだ。

そして無事退院した後、暫くは杖を使わなくてはならない状態でリハビリにも通っていたのだが、今では自転車に乗れるまで回復した。1年も経たずにである。

まさに、思考の力。
「自分を幸せにするぞ!」という幸せマインドそのものだ。



私が医療人として10年働いていた会社員時代にも、同じようなことがあった。

年齢は同じくらいなのに、なぜか何年も血液データが良くならず通院を続ける人と、数ヶ月で良くなる人がいたこと。

もちろん臓器や組織の機能による違いはあれど、根本は思考であると断言できる。

なぜなら、多くの患者と接してきた中で気付いたことは、治りの早い患者は総じてポジティブなのだ。

「すぐ良くなるでしょう」と言っていた人は本当にすぐに良くなり、その人よりも若いのに「頑張っているのに、なかなか良くならなくてね〜」と頻繁に言っていた人は、本当にその言葉の通り良くならないのだ。

医学的に証明できない不思議は、まだある。

私が宇宙の仕組みや潜在意識、自分に似た現象や物事を引き寄せるという存在を知ったきっかけである本の著者は、ある時乳がんと診断されたそうだ。
しかし、最終診察の前に自分の望む姿をイメージしたところ、なんと結果は陰性。摘出することなく、今も健康に過ごされているようだ。

思考の力、そして自分の思い描く姿を意図し続けるマインドの威力は計り知れない。

欲しいもの

私が、好みのフラワーアレンジメントを手に入れた時の話をしたい。

雑誌をふと見ていると、気になるアレンジメントが目に留まった。お花の置物である。

「このアレンジメントを引越先の新居に置こう!」と決め、雑誌は捨てるからとアレンジメントのページだけを切り取り、手帳に挟んでいた。

写真を撮り画像として保存しても良かったのだが、見ていて綺麗なページだったので手帳に挟んで視界にすぐ入るようにし、見る度に癒されていたのだ。

そうしたらなんと、数日後にそのアレンジメントをプレゼントしたいと言われたのだ。

誰かにお願いしたわけでも、誰かに「私は今、これが欲しいと思っているんだ」と伝えたわけでもない。
私は、たまたま心惹かれたとても美しいフラワーアレンジメントが新居の玄関か書斎に置かれ、「綺麗だなぁ」と目の前にあるかのような気分でイメージしていただけなのだ。


他にも体験談を例に挙げると、私はふと折り畳み傘が欲しくなったことがあった。
用事があり電車に乗って目的地まで向かっている最中、時間もあるので折り畳み傘を検索していた時に起こった出来事だ。

私が探していた折り畳み傘は、「小さめのバックにも入るサイズで、軽くて畳みやすいもの。色味は緑系か青系、もしくは気に入ったデザインのもの」だった。

すると、たくさんの画像やサイトを見ている中で「オシャレで可愛いなぁ」と心動かされる傘が目に留まったのだ。
検索したページを眺めている最中、口角が上がり嬉しく幸せな気分になっていた。

一通り画像を見てから別の作業をしていたところ、乗り換え駅に到着した。

その時だ。
乗り換え駅までの道に、なぜか心惹かれるお店があった。
ふと入店してみると傘コーナーがあり、まさに先程ネットで見ていた傘が置いてあったのだ。

傘を欲しいと思い、具体的にどのような物を望んでいるかを意図して画面上で見つけた傘。
それがどこで売られているのかや、ブランド名、値段などは見ておらず、ただ好奇心のままに欲しいものを探していただけで、すんなりと目の前に現れ手に入れることができたのだ。

自分が欲しいと思うものを意図して、それを手に入れるための手段は指定していない。
欲しいものが自分の元に届けられる方法は、宇宙の視点から見れば無限にあるからだ。

欲しいものの値段より何倍もの収入が入ることもあるし、欲しいものがお買い得になることもある。
何かの当選で手に入るかもしれないし、私のようにプレゼントされることや急に目の前に現れることもあるのだ。


あなたの欲しいものがあなたの元に届けられる方法は、宇宙から見ればたくさんあることだろう。

「欲しいものはすんなりと手に入る」と感じていれば、簡単にスムーズに、そして嬉しい方法で欲しいものが届けられる。

しかし、「欲しいものを手に入れることは難しい」と感じていれば、手に入れることが難しい現実が来る。
わざわざ、自分で現実を難しくする必要もないのだ。


行きたい場所や叶えたい状況にも応用することができる。

私はある時、「客室露天風呂付きの温泉宿に泊まってみたいな」と思っていた。
画像で客室露天風呂の雰囲気を視覚化して認識し、意識を向け続けていのはもちろんのこと、実際に自宅のお風呂に浸かっている時も、まさに今、客室露天風呂付きの宿に来てゆったりお湯に浸かっている自分をイメージしてみたのだ。

実際に手を上に挙げながら「客室露天風呂、最高だわ〜!優雅でお肌もツルツル!」と声に出しながら、実際に叶った時の気分を毎日味わっていた。

すると1ヶ月後、箱根の客室露天風呂付き旅館に行けたのだ。
その時も現地で「お部屋でゆっくり温泉に浸かれるなんて、至福だ〜!こんなに早く願いが叶って嬉しいな〜。ありがとうございます!箱根の温泉最高〜!幸せだな〜優雅だ〜」と感じていたら、そのまた2ヶ月後に箱根の前回とは違う客室露天風呂付き旅館に行けたのだ。どちらも無料である。


今の現実がどうかではなく、自分が望むものに向き合い意識を向け続けることが大切だ。


他にも、このようなことを現実化することもできる。

私が引き寄せたものは、美肌だ。
今、自分史上最高に肌がツルツルになっている。

昔サロンに通っていたこともあるが、それに匹敵するほど艶が出てきており、いずれもっと美白になっていくのではないかと思っているくらいだ。
それなのに、自宅で簡単かつお手軽にできる物を手に入れたのだから驚きを隠せない。

これを引き寄せた2週間ほど前、私はお風呂上がりにふと、このようなことを口にしていた。
「私の肌は綺麗だな〜ツルツルだ!美肌〜!」と言っていたのだ。

当時口唇ヘルペスが繰り返していた時期でもあり、実際、肌の状態は良いものではなかった。
それにも関わらず、鏡の前で自分の肌が既に綺麗であるかのように、言葉を発していたのだ。


自分が心から言葉にしたことは潜在意識に刻み込まれ、確実に宇宙が自分の発した言葉を叶えるための環境を創り出してくれる。

私が自分の肌をとことん心から褒め、口唇ヘルペスも徐々に治り心地良い気分になっていたある日、夫と出先でとあるお店に立ち寄る機会があった。
夫が元々行ってみたいと思っていたところで、私は何も知らずに一緒に入ってみるとタワシのお店だったのだ。
そして店内には肌艶の綺麗な店員さんと、使いやすそうなタワシが並べられていた。

「食器だけでなく、身体全体に使うことで肌がツルツルになりますよ。サロンのピーリングも要らなくなります」と店員さん。
食器用とは別に、身体を洗うためのタワシを紹介していただき、使った初日からツルツルになったのだ。
間もなく1年が経とうとしているが、日を増すごとに全身がツルツルになっている。

思い返すほどに驚くのは、私はただ鏡の前で純粋に、自分の肌が綺麗であるかのように自分自身に声を掛けていただけということ。
どうやって綺麗になろうかといった手段や方法は、一切考えていなかったということ。

自分の叶えたい状態が叶っている時に発するであろう言葉が言霊となり、私の肌が綺麗になるための環境(今回でいえば、綺麗になる道具)を引き寄せ、顔だけでなく全身まで綺麗になる商品が、使いやすい価格と高性能で手に入ったのだ。
もちろん心地良い接客に加え、一番嬉しいのは夫も興味があるものであったということ。
このような幸せを感じながら、望んでいた状態が叶う奇跡が起こるのだ。

綺麗になるための手段は、星の数ほどあることだろう。
どれが自分に合うのかを、自らの力で探して一つずつ試していくのも楽しくて良いのだが、純粋に自分の願いが叶っている姿を意図することで、一直線に自分が望んだものが叶う道へと導かれていく。
そしてそこには、自分が望んだ以上の嬉しい結果が待っていて、幸せが連鎖反応を起こしていく。


自分の言葉で自分の望む姿を表すからこそ、望みが明確になる。

あなたの叶えたいことも、誰かに言わずとも自分一人の時に純粋に言葉にしてみてほしい。
続けていくことで、私のような出来事が必ず起こるのだ。

必ずと言えるのは、私自身が数々の引き寄せを既に体感しているから。
今回望んでいた状態が叶った時も、「宇宙のお陰で願いが叶った!ありがとうございます!」と感謝をした。

1週間後に願いが叶ったこともある。

ふとSNSで綺麗な景色を検索して見ていたところ、とても気になる美しいお城を見つけた。
どうしても行きたくなり場所を調べると、なんと、たまたま来週行く県にあるものだったのだ。

何市にあるのかや位置関係は把握していなかったのだが、一緒に行く人に「ここに行ってみたい」と伝えるとその場所を知っており、すんなり行くことができてしまった。

きっと宇宙が「あなたが来週行く場所に、あなたの好きそうなものがありますよ」と声を掛けてくれたのだろう。
だからこそ、ふとSNSを開いて綺麗な景色を見たくなり、心惹かれるものを発見することができたのだ。
そして、旅行プランにも影響せず行ける場所にあるものだったなのだから、驚くしかない。

その場に行けることを無邪気に意図したら、それが叶う手段は考えない。
優雅さや心地良さ、穏やかさなど、願いが叶ったら味わうであろう感情を先に味わうだけで、願いは叶うのだ。


思考の力で、当日願いが叶ったこともある。

ある日の夕方、仕事の気分転換に動画を見ていた時のこと。
新たにクルージング事業を始めるため、構想段階から事業の波に乗るまでの裏側を描いたドキュメント作品が目に留まったのだ。

どのようなデザインにするかや、船内にどう奥行きを持たせ、乗客にワクワクする最高の体験を届けるかが描かれていた。
そしてクルージングが無事に完成し、船体を写した場面を見た時だった。

それはまた美しい外観。船内も洗練された雰囲気が醸し出されていた。
デザインに込められた想いなどを聞きながら、私はまるでその場にいるかのような感覚になっていたのだ。

クルージングに気持ちが没入し、気分が高まっていたのだろう。

「綺麗だな〜」「なんて美しいの!」「こういう施設があるといいよね」「私が昔乗船したものより高級で迫力あるわ〜」など、心の中で声になっており、「行きたい」「行ってみたい」という領域を通り越して、既にそこにいるかのように気分が高まり、幸せな感情を抱いている自分がいた。


驚くのは、その日の晩。

主人が帰宅するなり、「今年のみずきの誕生日、クルージングディナーなんてどう?」と提案してくれたのだ。

「今日、会社の後輩がプロポーズの時の話をしてたんだ。その人は、クルージングの後にリムジンを手配してディナーは別のお店に行こうと思っていたらしいんだけど、いくら待ってもリムジンの迎えが来なくて、調べたらリムジンの手配を違う日にしてたんだって。だからクルージングの後、友達に車で送ってもらったらしいよ。それでね、クルージングが結構良かったって言ってたから、どうかなって」

私がクルージング船の動画を見ていたことは、もちろん主人は知らない。
けれど、このような奇跡が宇宙レベルでは起こせるのだ。

お陰様で、最高のクルージング時間を堪能することができたのだ。


私もこの体験を通して、感情が伴うものは、より迅速に現実化していくのだなと改めて実感した。

クルージングに限らず、「あのお菓子食べたいな」とまさに食べている自分を感情
レベルで思うと、なぜかその日のうちにプレゼントされたり、出先でたまたまそのお菓子を売っているお店を見つけたりなど、嬉しく面白い形でいつでも宇宙は願いを叶えてくれる。

あなたも、何かを意図する時には全身全霊で望むその場の波動領域に、自分の波動を合わせることが大切だ。

土地神様(氏神様)の話

自分の生まれ育ったルーツや、今まで住んでお世話になってきた場所、今住んでいる場所など、その場所毎の『土地神様』に感謝し敬うこと。

この気持ちを持つだけで運気は格段に上がり、あなたの望みがより叶いやすくなる。


その土地への感謝を忘れてしまうと、なぜか運気が上がらなかったり、物事がうまくいかなかったり、身体に不調が出てくる。

そのような人は、土地神様を大切にしていない可能性がある。


土地神様とは、その土地毎に住む神様のこと。
どの地域に行っても、必ず神社やお寺があるだろう。

大きさは関係ない。
そこには、その土地を昔から守ってきた神様がいる。
そして、その土地で生まれ育った人、その土地が好きな人が生活をしている。

だからこそ、「あの土地は田舎だ」とか「あの土地は良くない」などと、土地毎に格差をつけたり優劣をつけてはいけないのだ。

どの土地も魅力的で、価値がある。

一時的に、本心ではないところに住まなくてはいけない時期があったとしても、その土地にいる以上は、『土地神様に住ませていただけていること』を感謝し、引っ越す場合はきちんと挨拶に行く。

別の場所に移動した後も、今までお世話になっていた土地に敬意を払うことが大切だ。

自分が土地神様だったら、今まで自分の土地にいた人が自分のことを悪く言っていたら、あまりいい気分はしないだろう。

それと同じだ。


もちろん、今住んでいる場所の土地神様には、頻繁でなくとも挨拶にあがってみる。

「いつも健やかに過ごさせていただき、感謝しています」「この土地にご縁があり、感謝しています」などと、土地神様に感謝を伝えられた時、不思議な力に守られている感覚になる。

このように土地神様を大切にしていると、自分が住んだことがない場所にも敬意を払える。

旅先で訪れた場所でも、何気なく訪れた場所でも、素敵なところをたくさん見つけられるようになるし、その土地に住む人との交流もより楽しめる。


土地神様は、いつもあなたの行いを見ている。

昔、摩訶不思議な出来事を目にしたことがある。

今住んでいる高級住宅街に移り住んだ一家が、今の場所へ住む前は地方から上京してすぐに住んだ場所の話をしていたのに、今の場所へ移り住んだ途端、当時住んでいた場所すらを隠蔽するようになってしまった時だった。

「初めから今の場所にしか住んだことがない」と言っているのを聞いた時、私は土地神様でもないのに、とても悲しい気持ちになったことを覚えている。

上京したての一家を迎え入れてくれた土地。
その土地が、本当に住みたい場所へ住むための踏み台だったとしても、敬意を払わなくては土地神様が可哀想だ。

当時の暮らしがあったからこそ、今の暮らしができている。

不思議だが、土地神様を大切にしなかったその一家は、なぜかいつまでも心が満たされていないのだ。
仕事はうまくいっているように見えても、社内の人事にいつも苦労していたり、家族内が不仲だったり、夫婦なのに気を遣っていたり、子育てにとても苦労したり、なぜか体調が不良でいつまでも薬に頼っている。

側から見たら、高級住宅地に住む裕福な一家に見えるのに。

あなたの家の近くにも、検索すれば土地神様に会える場所がある。
願い事を言うために神社仏閣にあがるだけではなく、この土地とご縁があったことに感謝を伝えてみよう。

心から土地神様に感謝できた時、あなたの運気は格段に上がっている。

それは、日常で起こる出来事を見れば一目瞭然。

土地神様は、この土地を守ってくれている。
今あなたが「ここ」にいられるのも、土地神様が守ってくれているからなのだ。

Break time 太陽の光は万人を照らしている


太陽の光は、万人を照らしている。

あの人は綺麗だからずっと照らそうとか、あの人は嫌いだから照らさないといったことがない。
植物にも動物にも、この世に存在する全てに、温かな光を照らしている。

私たちは無意識に、自分の好きなものや興味のあるものには愛情を注ぐが、そうでないものには無関心だ。
しかし、太陽は分け隔てなく温かく接してくれる。


太陽のように、出逢う人や物事に温かく接してみる。


ずっとかんかん照りだと、時には暑いかもしれない。
でも、日が陰っていては辺りが暗くなる。
暗い場所に一人でも太陽のような人がいたら、その場がパッと明るくなる。


まずはいつでも、自分自身に温かさを。
今、目の前にいる人に温かさを。
たとえすれ違うだけの人にでも、温かさを。

何かイラつくことがあっても、「そういう気持ちになる時もあるよね」と温かく自分に寄り添う。
そして、その物事に対していつまでも焦点を当てず、イラついた対象にも人生があることを俯瞰し、少しだけでも温かさを感じてみる。


完璧な人はいないから、お互い様なんだ。
温かさを感じられる雰囲気や、温かさを与えられる余裕を持ってみる。


自然に順応した生き方ができたら、もっと幸せを感じられる人が増えるのかもしれない。

そのようなことを、太陽は教えてくれている。

6週間目 

今週のテーマ「確実性と再現性を高めるには」

6-1.望みを意図した後の過ごし方

望みを意図したら、余計なことは一切考えないことだ。
そして、望みのポイントを押さえることも大切になってくる。

通販サイトで何かを注文をする場面を想像してほしい。

例えばあなたが、「白いタオル生地で、右下にピンクの薔薇の刺繍の入った正方形ハンカチ」を欲しいと思ったら、それにピッタリのものを選択し注文するだろう。

そして、それが届くことを疑わないはずだ。

色や形をすべて、自分で選んで(望みのポイントを押さえて)注文をしている。
あとは、届くのを待つだけなのだ。

配送業者はどこかな?運んでくるのは男性かな女性かな?などは考えないだろう。
なぜなら、あなたが望んでいることは、頼んだ物が届くことだから。

欲しいものを注文したら、それが届く過程は考えなくていい。
それは、あなたの願いを叶える過程も同じだ。

通販で頼んだものは待てるのだから、現実創造の過程であなたが望んだものが来るのも待たなくてはならない。

せっかく潜在意識に願いを意図し、潜在意識があなたの願いを宇宙にオーダーしてくれて、あなたにとってベストなタイミングであなたの元へ意図したものを届けてくれているのに、あなたが「まだ届かない、まだ届かない」と焦ったり、注文したことを疑ったり、届いてくれている最中なのに注文をキャンセルしたりするから叶わないのだ。

あなたは、自分が望んだことが叶うことを素直に待っていればいい。

何か商品が届く時は、届くまでワクワクしたり、寧ろ頼んだことも忘れて他のことをしているだろう。
それと全く一緒だ。

通販だけではない。
あなたが定食屋に行ったとする。

「うどんがいいかな、日替わり定食がいいかな、やっぱり牛丼にしよう」と思っていても、料理は運ばれてこない。

店員さんにしっかり「牛丼をお願いします」と注文をすることで、厨房であなたが頼んだ牛丼が作られ始める。

運ばれてくるまでの時間に差はあれど、必ず運ばれてくるはずだ。
料理を注文する過程も、願いが叶う過程も同じ。

もし、牛丼を頼んだのにうどんが運ばれてきたとする。
それは、あなたの願いがしっかり伝わっていない証拠だ。

このような注文のミスは現実では起きないだろうが、現実創造の過程では時々起こることがある。

それは、あなたの意図があやふやだったか、ぼんやりしていたからだ。


あなたがタクシーに乗り、目的地まで行く場面も想像してみてほしい。

あなたは運転手に、「東京駅までお願いします」などと、目的地を明確に伝えることだろう。

携帯アプリを使い、タクシーに乗る前から目的地を設定しておく人もいるかもしれない。

つまり、タクシーに乗っても何も伝えず座っているだけでは、あなたの行きたいところには進み始めもしないのだ。

方向が合っていればそれなりは進むだろうが、右往左往して、本当に行きたい場所に到着するには時間が掛かるだろう。

行き先を、「綺麗な景色が見えるところ」と言っても連れて行ってくれるだろうが、それは運転手にとっての綺麗な景色が見える場所であり、あなたが本当に見たい景色とは異なるはずだ。

目的地がぼんやりしていると、自分にとって合う場所もあれば合わない場所もあるなど、まさに、良いこともあれば悪いこともあるといった感覚に近い現象を引き起こしてしまう。

だからこそ、はっきりと、あなたの欲しいものを言わなくてはならない。

潜在意識にも、あなたの願いを正確に伝えることが大切なのだ。

結婚を望んでいる人が、「素敵な人と結婚する」と願っても望みが曖昧すぎるので、あなたの望む人は現れない。
お相手はどのような性格で、一緒にいる時のあなたはどのような気持ちになるのか、お相手の雰囲気は?見た目は?

あなたがありありと自分の望むものを意図できる必要があり、そのためには自分が何を望んでいるのかを知り、画像に残して何度でも目にすること(ビジュアル化)。

文字で書き出し、どんな人がいいかスラスラと語れ(アファメーション)、その人とどのような人生を歩んでいるのかをありありと想像(ビジュアライゼーション)できてこそ、現実であなたにとって最高の人が現れ、直観でこの人だと分かる。


現時点で詳細に望みをイメージできなくても、方向性だけは決められることだろう。

北に進んでいる人が南に到着することがないのと同じで、北なら北、南なら南と、ある程度の全体像は確立しておくといい。

そうすれば、徐々に「もっとこうしたいな」「ここがこうだといい」「これがあれば最高だな」などと、自分の中で詳細に望みを思い描けるようになる。

自分の欲や魂の声が、具現化されてくるのだ。

どのような望みであれ、自分にはその望みを手にする価値があると信じることもお忘れなく。

6-2.感情をありありと思いっきり味わう

もう一つ、確実性と再現性を高めるための大切なコツがある。
それは、感情をありありと思いっきり味わうこと。

ここまで学ばれているあなたなら、自分が叶えたい状態をイメージした時に「嬉しい」や「幸せ」といった気持ちになることは容易なはずだ。

これに加えてリアルな感情を味わえるようになると、更に現実化のスピードが上がる。

叶えたい場面を想像した時に、涙が出るくらい、つまり嬉し泣きができるくらいになるといい。
叶ったイメージを思い描いたことによって感動し、本当に嬉し涙が出るということだ。


現実世界で嬉しいことがあった時は、自然と涙が溢れるだろう。
涙まで出ない人でも、ジワーっと心に染み渡るものがあったり、喜びの感情を存分に感じられるはずだ。

その感覚を体感できるくらい、ビジュアライゼーションを練習してみよう。
無理に泣く必要はないが、その感覚が大切なのだ。


普段の生活でも、感情を偽らないこと。

完璧になろうとする必要はない。

もっと気楽に生きてみる。
もっと気長に生きてみる。

「こうでなくてはならない」と決めつけ自分に厳しいと、相手にも必然的に厳しくなり、欠点が目に付きやすくなって余計に苦しくなってしまう。

いつも頑張りすぎてあくせくした状態は、あなたの偽りの顔だ。
眉間に皺が寄るくらい、自分を追い込まなくていい。作り笑いをしすぎて疲れなくていい。

もっと自分を労り、自然な感情を味わう時間を大切に。

楽しい時は楽しい
嬉しい時は嬉しい
辛い時は辛い
悲しい時は悲しい

自分の感情に素直になると、今よりもっと気持ちが楽になる。
あなたが自分を愛するからこそ、あなたらしく光輝くのだ。

6-3.幼子のように

子供の頃、「クリスマスにサンタさんから何が欲しい?」と聞かれたら「○○が欲しい!」と言ったり、飛び跳ねて喜んだり、ワクワクしながら紙に欲しい物を書き出した人はいるだろうか。

当時は恐らく、無邪気に感情をありありと表現し、「欲しいものが届くんだ!!」と前向きで積極的な感情を味わっていたことだろう。

クリスマスでなくても、急に自分の好きなものがプレゼントされたり、買ってもらえると分かると、喜び、楽しみ、幸せを存分に味わっていたはずだ。

それがどのようにして自分の手元に届くかなど考えず、素直に自分が欲しいものに向き合っていた。


大人になってからはどうだろう。

やりたいことや欲しいものがあっても、「それを手に入れるためには、こうしなければならない」「これを手に入れるのは大変だ」「うまくいくか分からない」などと打算駆け引きをしてしまい、左脳を優位に働かせ、理論的に物事を考えてばかりになる。

純粋に、やりたいことや欲しいものを得ることに対する喜びの感情を、自分に許せなくなってしまっているのだ。


あなたの心が疲弊していては、本末転倒。

子供の頃のように、遠慮せず自分の気持ちに素直になることが、現実創造の確実性と再現性を高めるコツなのだ。

大人になったら自分を我慢しなくてはいけないと、自分が勝手に信じ込んでいるだけ。
「どうせ手に入らない」「無理だ」と思う前に、その固定観念を外していこう。

子供の頃には、「どうせ手に入らない」など思わなかっただろう。

「欲しいものが届くんだ!!!」「手に入るんだ!!!」というあの時の純粋な波動を放つ感情が、あなたの望むものをすんなりと叶えるためには必要なのだ。


大人こそ、無邪気に夢を叶えていい。

自分のやりたいことや欲しいものを、自分に許可していこう。


徐々に本来のあなたが、見せかけの状態ではなく感情レベルで表に出てくれば、現実化まであと少し。

あなたの願いが叶っている場面をイメージし、感性豊かに喜んだり感動したりすることで、無意識の領域で願いの現実化をブロックしていたものがすんなりと外れ、どんどん願いが叶いやすくなっていく。

6-4.コンフォートゾーンを超える

願いの現実化がしにくい原因の一つに、『コンフォートゾーン』というものがある。
コンフォートゾーンは、長年の経験によって積み上げられてきた固定観念や執着だ。

人それぞれ、育ってきた環境や体験してきたことが違う中で、あらゆる失敗や辛いことを乗り越えてきている。

すると、知らず知らずのうちに「こうでなくてはならない」といった思い込みや、「また失敗するかも」といった不安、「願いは簡単に叶わない」といった自分自身の否定的な思考が積み重なってしまう。

他人の意見や経験値によっても無意識に影響を受けており、例え自分がやったことのないものでも、自分の安全地帯を作り上げてしまうことがあるのだ。


コンフォートゾーンは、私たちが安全で快適に過ごせるように守ってくれているものでもある。

危険を察知して教えてくれたり、今までの経験値を活かした判断をさせてくれるのもコンフォートゾーンのお陰。

しかし、コンフォートゾーンにより、意識下では新たな挑戦や願いの実現を期待しつつも、無意識にその願いを否定してしまっている可能性が大いにある。

このゾーンを超えていくことで、自分の望む新しい展開に進んでいけるのだ。

そのためには、感性豊かにありありと望むものをイメージし、イメージの中で先に望みを叶える必要がある。


想像の中で、あなたが心から楽しみ喜ぶことにより、コンフォートゾーンも「おや?ご主人様は今までと感じが違い、より良くなっているぞ!今までの固定観念ではなくなっている!!」と感じ取り、喜んでコンフォートゾーンを超えさせてくれるのだ。

自分の想像力をまだ確信できないなら、あなたが叶えたい環境を既に叶えている人を調べてみるといい。

どこの誰だか分からないけれど、自分が思い描いていることを叶えている人が存在していることを実感する。
「この人に叶えられたのだから、自分にもできる!」と思うことだ。「同じ人間なのだから、自分にもできるに決まっている!」と自信を持つことでもいい。

今あるコンフォートゾーンを超えられれば、願いは叶ったも同然。

以前のあなたから放たれる信念や勇気、覇気、オーラが変わり、強い信念と逞しい勇気、やる気に満ち溢れた高い周波数を放つあなたの元には、あなたが願っていた物事が必然的に引き寄せられる。

そして、次の段階のゾーンへと進化していくのだ。


一人一人の魂の成長段階に合わせて、コンフォートゾーンはいつでも進化向上をする準備ができている。

あとは、今から一歩を踏み出すだけ。
変わることを自分に許可してあげることだ。


あなたが想像の中で放った心地良い波動に一致した現象が、現実世界でも引き寄せられ形となっていく。

どの願いの実現にも、どの人にもコンフォートゾーンは存在している。
そして、コンフォートゾーンを作っているのも、超えるのもあなた自身なのだ。

Break time その涙はあなたの力になる

頑張れば頑張るほど空回りしてしまったり、うまくいかないと感じることがあったり、漠然とした不安に駆られることがあっても大丈夫。

悲しさや悔しさ、後悔や怒りなどで、感情が揺れ動くことがあっても大丈夫。

頬をつたった涙は、あなたの力となるもの。


込み上げてくる思いは我慢せず、もっと出していい。
泣きたい時は、たくさん泣いていい。
本当の気持ちまで、偽らなくていいのだ。

大人だから我慢する場面もあるかもしれないけれど、その涙があなたを強くする。


あなたの涙には、意味があるのだ。

「自分の人生は、こんなもんじゃない」


そんな思いが隠れているのかもしれない。


泣きたい時は、思いっきり泣いてごらん。
心がスッキリするから。

思いっきり泣いて、翌日目が腫れてしまうことがあるかもしれないけれど、それも後から振り返れば、良い思い出になっている。

あなたには、あなたにとってベストなタイミングで、あなたの望みが叶うようになっている。

だから、他人と比べて自分を卑下する必要など全くない。

自分を追い込む必要もない。


あなたには、あなたにとっての幸せの形がある。


悩んでいるのは、あなただけではないのだ。

人は、ずっと強くはいられない。
どうしようもなく、気持ちが落ち込む時もあるもの。

「もうだめだ」と自分を否定してしまうことだってある。

そのような時は、思いっきり寝てみよう。


ベットに横になり、目を瞑る。
すると、あなたは無意識に息を吸い吐いていることに気付くだろう。

肺が大きく動き、心臓の鼓動が伝わってくる。

そう、何があっても、どんなに気持ちが沈んでいたとしても、あなたは今、生きている。

あなたには、まだやるべきことがある。

あなたにしかできないことがあるからこそ、あなたに息が吹き込まれているんだよ。

気持ちが沈むだけ沈んだら、あとは上がるだけ!


表に出さないだけで、みんないろんな悩みがあるもの。

悩んでいるのは、あなただけではない。


あなたはあなたで、他の誰でもない唯一無二の存在として、とても価値がある。

あなたがあなたらしく輝け、あなたを必要としてくれる環境はいくらでもある。


あなたが「変わりたい」と思った瞬間から、あなたが望む環境へと繋がる道が敷かれていく。
漠然とした想いだとしても、変化を意図することで、あなたが何をどのように叶えたいのかに気付くための出来事が引き寄せられてくる。

その道中で、あなたが自分にとって望むものをその都度、より明確に、より鮮明にしていけばいい。


たくさん泣いて、たくさん寝て、たくさん食べて、たくさん笑って、英気を養う。


焦らなくて大丈夫。

あなたを創った万物の神、そして宇宙は、あなたに必要なことをあなた以上にご存知で、来たるべきタイミングを用意してくださっている。

道は、繋がっているのだから。

7週間目 

今週のテーマ「自分の言動を見直す」

7-1.次の動作での意識の向け方

あなたは普段、肯定的な気分と否定的な気分のどちらが多いだろうか。
ここで、一日の中を何ブロックかに分け、自分が次の行動に移る時の感情の変化に注目してほしい。

ブロックとは、次の動作に移るまでの一連の流れの塊のことで、例えば朝起きてからご飯を食べるまで、出勤してからお昼休憩になるまで、帰宅するまでなど、自分が意識できる範囲でこれから別の動作に移る前(次のブロックに移る前)に、今の感情と思考、言動を客観的に見る。

そして、次のブロックではどのような自分でいたいのかを先に意図するのだ。

次のブロックに移る前の今感じている感情は、あなたの本当に感じたい感情と一致しているだろうか。

楽しく幸せな気持ちなら、心地良く肯定的な気分になっていることだろう。
心地良く肯定的な気分ならば、あなたから発せられる言葉や行動も、積極的で肯定的で前向きなものとなる。

しかし、怖さや不安、怒りなど、あなたが感じたくない否定的な感情であれば、あなたの思考は本当の意図とは違った方向に行っていて、宇宙が「このまま意識を否定的なものに向け続けると、あなたは望まない現実を創り出してしまいますよ」というメッセージを、否定的な感情を通してあなたにお知らせしてくれているのだ。

よって、日々のブロックごとに自分の望む感情を意図することと、今自分が感じている感情は本当に望んでいるものなのかを確認することが大切になってくる。


あなたの一日のムードによって、あなたに起こる出来事が決まる。
朝起きた瞬間から、一つ一つのブロックを大切にし、「自分はまさに今、理想だった夢を実現しているんだ!」という気分で過ごす。

次のブロックで、自分がどんな自分でいたいのかを先に意図する。
自分の最高の状態を意識レベルで作るのだ。

現時点での自分の思考、言動、感情を客観視することは、今後自分に起こる出来事を予知するようなもの。
だからこそ、日々を惰性で過ごさないことが大切。

自分の見たいものや感じたいものをその都度ブロックごとに意図していれば、不意に自分の望まないものが入ってくる確率はぐんと低くなり、心地良い気分を維持できる。

万が一意図しないことが起こっても、すぐに次のブロックでは思考と感情を自分の望むものに修正すればいい。

心地良い気分を維持できれば、また心地良さを感じられる現実がやってくるのだから。

7-2.自分の言動によってもたらされる引き寄せの力

自分の言動と思考によってもたらされる引き寄せの力で、このような現象も起こる。

私の父は、出先で時々転んでしまう人を見かけるのだそうだ。
自転車で倒れてしまった人を何回も助けたことがある。

きっと、「何かあったら自分が助ける」「以前も自転車でいきなり倒れた人がいたな」などと無意識に思考し意識を向け、いつでも助けられるように、注意深く安全な動作となっているのだろう。
そうでなければ、このような場面に何度も遭遇することはないからだ。

私は今まで一度も目の前でこのような出来事が起きたことはないのだが、先日ふと「困っている人がいたら助ける自分でいよう」と意図して家を出たことがある。
驚くことに、意図してから30分も経たずにその場面に遭遇したのだ。

目的地まで歩いているずっと先に、シルバーカートを押しているご婦人が目に留まった。
私の歩くスピードが速いので、あと僅かでそのご婦人を追い抜くというところまで来た時、目の前に階段が現れご婦人は立ち止まってしまい、「どうしようかね〜」と言いながら辺りを見渡し、ご自身でカートを持って降りようか迷っていたのだ。

ご婦人の横まで来た私は迷うことなく、「お手伝いしましょうか?私も一緒にお持ちします」と声をかけ、階段を無事一緒に降りることができた。

ご婦人は何度もお礼を言ってくださり、私が前を向いて歩き始めてからも「ありがとう〜」と大きくて優しい声を掛けてくださったのだ。

私は、朝自分が意図したことを覚えていたので、ご婦人に少しでも力になれた後、不思議な気持ちになっていた。
「やはり思考の力は凄い。どんなことでも純粋に意図したこと、そしてそれが宇宙と調和していれば、願いはすんなりと叶うのだな」と感じた。

自分の言動を客観視し、自分は今日何を望むのか、この先のブロックでどのような体験と感情を味わいたいのか。
それを「自分から意図する」という行動をしてみることで、現実変化をより感じやすくなる。


自分の言葉の通りに、現実が創造されていく実例をもう一つお伝えしたい。
私の主人が、屋形船での飲み会に参加した日のことだった。

夜中に帰宅した時、彼が言ったのだ。「携帯を無くした」と。
自宅に到着するほんの少し前で、携帯が無いことに気付いたそうだ。

どうも飲み会中に写真をたくさん撮ったそうで、きっとそこで忘れてきたのだと。
「屋形船で忘れたんだな。明日電話してみよう」などと、当時の状況から語る彼の話を傾聴していた時、彼は言ったのだ。

「とりあえず携帯がなくてもやっていけるからね(お財布や時計があるから)」
私はその言葉を聞いた時、まさに無意識レベルで感じていることが言葉となって表出し、現実化していると感じたのだ。

そうはいいつつ、携帯を無くすことは本人にとっては心落ち着かないばかりか、ショックを受けているに違いない。
そこで私は、彼の気持ちを十分に傾聴した後に伝えた。

「あなたは無事に帰ってきてくれてよかった。携帯が身代わりになってくれたんだね。きっと、携帯は無事に戻ってくるよ。携帯が戻ってきた時の自分をイメージしていれば大丈夫」と。
そして私も、彼の手元に携帯が無事に戻り、安堵している姿をイメージした。

翌日、夫は屋台船の会社に電話をする(これは、昨日夫の頭から出た考え)前に、自分の携帯に電話をかけることにした(ふと来た直観、宇宙からのお導き)。

夫が自分の携帯に電話をかけてみると、なんと拾い主が電話に出たのだ。
夫はタクシーに携帯を忘れており、次に同じタクシーに乗った拾い主が自分の携帯と勘違いをして持ち帰り、これから近くの警察署へ届けに行こうとしていた所だったのだ。
そして電話が鳴り、出てみると携帯の持ち主の夫だったため、急遽会って返してくれることになった。

夫は無事に携帯が返ってきて、「良い人に拾ってもらってよかったよ」と話し安堵している現実となり、まさに私がイメージの中で見た、『なぜか分からないけれど、無事に携帯が夫の元に戻ってきて安堵する姿』を実際に目の当たりにしたのだ。

これこそまさに、宇宙の成せる技だろう。
どうやって携帯が自分の元に返ってくるかを考えるよりも、叶えたい状況をイメージしさえすれば良いのだ。

もし、直観による宇宙の流れに身を任せず、先に屋台船の会社に電話をしていたら、携帯の忘れ物は無いという知らせに焦りが募り、タクシー会社に電話しても届いていない状況となる。
その頃には、拾い主が警察署に携帯を届け終えてしまい、どこの警察署に届けられているかを探すことになる。

拾い主が携帯を届けようとしていた警察署は、東京都中央区という場所だ。
自宅は東京都文京区あり、同じ東京都内でも区が違うことから、警察署に携帯が届けられたとしても、手元に携帯が戻るのに数日掛かっていたかもしれない。

現実に焦り続けて無闇に行動していたら、もっと自宅から離れた警察署に届けられていたかもしれないし、携帯を無くしたことに対してずっと苛立ち落ち着きがなければ、警察署にすら届けられず、携帯が戻ってこないという現実を引き寄せていたかもしれないのだ。


今の現実に焦ったり動揺するよりも、次のブロックではどういう状況を望むのかを意図する
といい。
そうすれば、それが叶うための道が敷かれる。

あとは、直観が来た時に素直に従って行動するだけ。

本当に不思議な力が、この宇宙から日々もたらされているのだ。
有り難く使わせていただく方が、宇宙と調和してうまくいくことがお分かり頂けただろう。

宇宙はいつでもあなたの幸せを願い、力になってくれているのだ。

日々のブロック毎に、自分が何を意図するかということの重要性を認識して頂いた上で、自分の身の回りを見渡してみてほしい。

私たちは普段、あらゆる情報に囲まれている。

特に、テレビやSNSは、自分の意図しない情報がいきなり入ってくる確率も高い。
良くも悪くも影響されやすく、次のブロックで自分がどうありたいかよりも、今見たものや聞いたものから得た感情に揺れ動き、良い感情であれ悪い感情であれ、ごちゃ混ぜとなって思考を発信しているに違いない。

それが『自分の意図』になっているとは思いもせず、自らの言動から生み出された波動によってもたらされる現実を、後に体感することになってしまうのだ。

テレビやSNSは、娯楽として使用したり、目的意識を持って情報を得たり発信するには最適だが、惰性では必要以上に見ないという選択肢もありだ。
寧ろ、自分が見たいものや聴きたいものに積極的に触れ、自分が極めたいことへの時間を多くすることで、幸福感が増していく。
それはまさに、自分の意図した通りに情報を得て、自分の望んだ感情を伴う現実を体感していくということだ。

今週は、ご自身の言動をじっくりと見直してみよう。

言葉遣いや行動が、肯定的で前向きで積極的といったプラスのものならプラスなエネルギーを感じられること、否定的で消極的で後ろ向きなマイナスのものなら否定的なエネルギーを感じられることが引き寄せられてくる。

この原理原則を、改めて理解しておいていただきたい。

7-3.潜在意識はあなたの一部

note 1週目で、潜在意識と繋がりやすいタイミング(願いが叶いやすいタイミング)として、眠る前や起きてすぐのウトウトした時や、自分の好きなことをしてリラックスしている状態とお伝えした。

このタイミングで、あなたが願いを叶えた時の感情を感じられれば、その想いは潜在意識に伝わり、宇宙へと願いを発信してくれる。

あなたの潜在意識から願いを受け取った宇宙は、あなたの願いをよりすんなりと叶えるべく、あなたをベストなタイミングで行くべき場所へ導いてくれたり、出逢うべき人と出逢わせてくれたり、ふと直観をくれたりと願いが叶うよう導いてくれ、願いが叶うように行動を促してくれるのだ。

ここで、疑問に思った方がいるかもしれない。
「潜在意識はいつでも自分を見守っているとも言っていたけれど、リラックスしている時にしか来ないのでは?」と。

潜在意識は、あなたの一部だ。
海底であまり出てこないとはいえ、いつでもあなたの側にいる。

なので、あなたが今まで生きてきた中で築き上げられた固定観念や執着、日々発している言葉や考えていることのすべてが、刻々と潜在意識に刻み込まれているのだ。

言葉は言の葉だ。魂が宿っている。

あなたが自分のことだけでなく、他の誰かや物事に対して積極的な感情と肯定的な言葉を考え発することが多ければ、また積極的で肯定的な感情を感じられる現実を引き寄せることができる。

逆に、あなたが自分、もしくは他の誰かや何かに対して消極的な感情や否定的な言葉など、マイナスのものばかり思考したり言葉にしていては、その言葉の波動によるエネルギーに一致した現象があなたにもたらされてしまう。

潜在意識には、このような力があるのだ。


潜在意識と宇宙の力を認識した上で、望んだものが手に入った時の自分の態度、見た目、服装、振る舞い、声のトーンなどは、今のままでいいかを吟味する。

欲しいものを望むと同時に、自分磨きができているか、自分を高められているかを日々チェックする。
望みの意図とインスピレーションによる行動があってこそ、現実創造が進んでいくのだから。

大切なことなので、何度も何度もお伝えする。

今の現実は、過去にあなたが信じ感じたことが現実となっていて、未来は、今現在のあなたの思考によって創り出される。
つまり、今現在の言動が未来のあなたを創り出すので、今から望み通りの自分に既になりきって生きることが大切なのだ。

『自分の言動を見直す』というテーマを深めるために、日本の偉人が残した言葉をご紹介しながら、あなたの心がクリアになる話をしていきたい。

ご紹介するのは、幕末から明治時代初期にかけて活躍した幕末三舟のひとり、山岡鉄舟だ。

彼の詠んだ言葉は、心にスッと染み込むものがあり、自分自身を見つめ直すきっかけになる。


晴れてよし曇りてもよし富士の山

もとの姿は変わらざりけり


晴れていても曇っていても、富士山の形は変わらない。
この言葉には、日々の生活にも応用できる要素が詰まっている。

自分の目の前にある物を、綺麗と思う人もいるし綺麗とも思わない人もいる。
自分は美味しいと思っても、口に合わない人もいる。
自分はこれが欲しいと思っても、欲しくない人もいる。
自分はA地点に行きたいが、B地点に行きたい人もいる。

どちらが正解不正解はない。良い悪いもない。
感じる対象は何であれそのもの自身であり、存在するすべてに価値がある。

海が好きな人、山が好きな人、どちらも素敵だ。
そして、どちらであっても海は海であり、山は山なのだ。

それは、相手を見る目も同じこと。

相手の良いところを見れば素敵に見えるし、悪いところを見れば嫌な感じがするだろう。
どちらも同じその人だ。


あなたの心のレンズがクリアかどうかも、確かめてみよう。

あなたが経験してきたことや感じてきたことは、どれも素晴らしい。
ただ、年月をかけて創られた固定観念によって、心に曇りができていることもある。

「〜でなくてはならない」「〜であるべきだ」といった心に雲がかかったまま物事を見ることにより、本来のあなたではない選択をしてしまう可能性もあるのだ。

本当のあなたの信念や大切にしたいことは、あなた自身が既に気付いているはず。
だからこそ、日々新たな気持ちで一日を迎え、天気が晴れていても曇っていても素敵なあなたで生きることが大切なのだ。

心のレンズを綺麗にし、相手が相手であること、あなたがあなたであることを楽しむ。
晴れでも曇りでも、そのままのあなたに価値があり、ありのままの相手に価値がある。

物事を客観的に見るクリアな心は、あなたのこれからの言動により良い変化として現れてくるだろう。

7-4.望まないことが起こった場合の14の考え方

今週はもう一つ。
望まないことが起こった場合の14の考え方についてお伝えする。

ありありと自分の理想像を思い描き、感情も味わって肯定的な言動で生活しているのに、なぜか望まないことが起こることもある。その場合の対処法としての考え方だ。
これを頭に入れておくと、すべて自分にとってうまくいっているから大丈夫だと思える。


1.自分の想像が違った方向に行っているサイン

想像したものがあやふやだったり、望んではみたものの自信がなく、否定的な思考までもが潜在意識に伝わったことで否定的な感情を伴う現象を引き寄せてしまった可能性が高い。

自分が望まない出来事や、嫌な感情を伴う現象が起きた場合は、すぐに考えや感情を心地良い方へ向けること
好きなことを考えたり、好きな音楽を聴くことだ。

気分を自分にとって心地良い方に向けていくことで、自分が望んでいない現実から修正されていく。

本当は、現実になる前の「嫌な感じ」を捉え、その時点で思考の転換ができると良い。
そうすれば、現実になるまでのタイムラグで望まないことが現実化されずに済む。


2.因果と捉える

自分も相手の立場だった時、同じ言動をしたのだ。

自分は覚えていなくても、知らないうちに誰かを傷つけていたかもしれない。
知らぬ間に、迷惑を掛けていたことがあるかもしれない。
それらが罪滅ぼしとして、今の現実に時間差で現れているだけなのだ。

痛みが巡り巡って戻ってきて、今体感しているんだと思うこと。

そう考えると、何でもお互い様なのかもしれないという気持ちになり、心に余裕が出てくる。
おおらかに物事を捉えられるようになり、望まないことが起きたことに対して、冷静に対応ができるようになるのだ。


3.宇宙からの試験

「どんなことがあっても、物事を前向きに捉えられますか?」と聞かれている。

望まないことが起きた時、否定的な気分になるのは普通だ。
大切なのは、その気分にいつまでもとらわれないこと。

どのような現象が起きて、どのような感情になったとしても、物事を最後は肯定的に捉えられるか。
悪口や陰口、不平不満を言わないかを見られている。

あなたが成長するために必要な宇宙からの試験だ。
ここで試験に合格すれば、今と同じ感情を味わうことはなくなる。
合格しないと、分かるまで何度も試験が繰り返される。

以前のあなたと違う対応ができた時、清々しさを感じるだろう。
それが、あなたが試験に合格しステップアップした証拠だ。


4.今までの心の汚れた水が外に出ている

良い言葉を発し前向きな行動をしていても、今までのあなたが溜め込んできた汚れた水がある。

言葉をより良くする前のあなたを、思い出してみてほしい。
物事に対して、様々な感情を抱いていたことだろう。

言葉が汚かったこともあるだろうし、澄んだ思考ではなくドロドロしていたこともあるかもしれない。
様々なことがあった中で溜まった『心の水』は、澱み具合が人それぞれ違うのだ。

今まで積み上げてきたものがあるから、言葉や思考を一時的に変えただけでは、すぐに変化が出てこない。
澱んだ水を綺麗にするには、良い言葉を発したり、肯定的で積極的な思考と行動をし続けることだ。


一日の中では、感情の波もあることだろう。それは普通だ。
ただ、波があった時にいつまでも沈んだ気持ちでいるのか、出来事に対して「すべてに意味がある、有難い」と思い、言葉でも発することができるか。
こういった小さなことの積み重ねで、心の水が綺麗になっていく。

綺麗な水は、流れがスムーズだ。
流れるべき所にすんなりと流れていく。

それは、あなたが望めばあなたがなりたいように、すんなりなれるということ。

だから今まで通り、あなたが発したい素敵な言葉と思考を続けてほしい。

あなたが幸せを感じられる言葉を口にすることで、あなたはその言葉と感情通りの現実を体感することができる。
そして、今まで溜めてきた心の水が、あなたの発した心地良い言葉により綺麗な水に置き換わっていくのだ。


今は、心のタンクが綺麗な水になっている段階。

今までの水(澱んだ過去の言葉や思考)が外に溢れ出ることにより、その反動として現実がなかなか変わらなかったり、自分が望んでいないことが起こっている。

今までの毒が、あなたから出たプラスのエネルギーにより、徐々に浄化されているのだ。

あなたは、望む未来、望む感情を引き寄せられる力が身についてきたことで、心が澄んで綺麗になっている。

良いものが心に入ってくれば、今まで溜めてきた悪いものは外に出ざるを得ない。

外に出た悪いものが、望まない現実として目の前に現れているだけ。

今の現実は過去のものなので、これからの未来は、今の思考と感情がすべてだ。
今から心地良いものに目を向けたり、素敵な言動をしていれば解消されていく。

どんなことがあっても、「これくらいで済んで良かった」「すべてに意味がある」と思うことで、自分を見つめ直す有難いきっかけとなる。


5.変わりたいと願うあなたの想いが現実化している

「出会う人や起こる出来事は、すべて自分が引き寄せている」

この言葉を聞くと、嫌なことがあった時、「嫌なことを自分は望んでいない」と思うだろう。
実はこの言葉には、もっと深い意味が隠されている。

あなたが本心ではないのに、いつも同じ環境に留まっていたり、通い続けている場所があったり、関わり続けている人がいると、宇宙が本当のあなたの心地良さや大切なものに気付かせるために、嫌な感情を送ってくれる。

嫌な感情は、「もうその場所に行く必要はないよ」「その人と関わる必要はないよ」というお知らせ。

あなたの本心を宇宙はしっかり感じ取っていて、あなたが望む心地良さを感じられる場所へ意識を向けさせようとしてくれているのだ。


長年通っていた場所や馴染みの場所、よく利用していた場所や親しかった人との間で「なぜだか嫌な感じ」や「落ち着かない感じ」そのような感覚になったとしたら、あなたに変化の時が訪れているのだ。

自分の心に無理をして嫌な感情になる場所へ行く必要はないし、関わる必要はない。

嫌な感情というのは、あなたに警報を鳴らしてくれているのだ。

あなたにもっと合う場所がある。
あなたらしく楽しい時間を過ごせて、心地良い感情になれる場所があるのだと。


実は、嫌な感情になる出来事が起こる前に、違和感を感じる小さな嫌な出来事が起きている。
本当に些細なことなので気付かなかったり、見てみぬふりをしてしまいがち。

このサインで、あなたが本当の自分の気持ちや感情に向き合わなかった場合、あなたの本心に意識を向けさせるような嫌な出来事が起こるのだ。

嫌な出来事を通して、あなたが「嫌な感情ではなく、心地良い感情を感じて生きたい!」という気持ちに気付けたら、あなたは自分が本当に望む感情を味わえる場所へ行けばいい。
あなたにとって心地良い場所は、数多あるのだから。

どうしても嫌な感情がする場所へ行かなくてはならない状況ならば、なるべく一日の中であなたがリラックスできる時間を作り、折に触れて自分と向き合ってみることだ。
「本当に自分が望んでいることは、なんだろう」と。

制約なく自分の望みに向き合うことで、あなたに適したタイミングで適した道へと導かれていく。

ここで、自分の変わりたいと願う想いが現実化された私の体験談をお話ししたい。

私は学生を卒業して仕事を始めてから、長年「自分が本当にやりたいことは、これではない」と気付いていた。
けれど、安定した仕事に就くことや、知名度の高い場所で仕事をすることなどにステータスを感じるような錯覚に陥っており、本心に気付きながらも見て見ぬふりをして、目の前の仕事に邁進する日々を過ごしていた。

ことあるごとに自分の本心に気付く場面はあったので、その時々で自分の成長に必要なことをこなしてきたのだが、真の願いを実現させる方法や、本心が具体的に何なのかがまだ明確には見えておらず、ぼんやりと「自分がいる場所はここではない」ということだけは感じていたのだ。

ある時、母方の祖母が亡くなった時が転機となった。
私は勤めていた会社で正社員が自分しかいない状況の中、休暇を取ることができなかったのだ。

大切な人の最期に立ち会えず、「そこまでして、やりたい仕事なのか?」と本気で考える機会となったのだ。
「自分で自分の時間を管理できる環境にいく」「自分が本当にやりたいことをする」と心に誓い、変わることを恐れず心の声に従って行動したことで、今では夢に見ていた現実を実際に生きられているのだ。

父方の両親が亡くなった時には独立しており、仕事を調整して最期を見届けられた時には、「自分は今、自分が選択した最善の場所にいる。それを選べる環境にいる」と実感した。

今までの環境が無駄なのではなく、すべての過程に意味がある。
学べたことがたくさんあり、どの出来事も、どのご縁も、どの過程にも感謝している。
けれど、本心に気付いているのになかなか決断をしなかったり、見て見ぬふりをしてしまったり、後回しにしていると、宇宙は本心に気付かせるために強制変化を起こす。

それは時に精神的に厳しいものであったり、軋轢を伴うものであったりする。
その出来事を通して、「本当の自分はどうありたいのか」ということに向き合わせてくれているのだ。

自分の気持ちと向き合う時間を真剣に取るからこそ、自分という存在価値が存分に発揮され、自分が自分らしく生きられる場所へと道が繋がっていく。

自分の魂が光り輝き、お役目を果たせる場所へと導かれるようになっているのだ。


出会う人や起こる出来事は、自分が引き寄せている。

つまり、宇宙はあなたの本心を叶えるべく、あなたが本当に味わいたい感情に気付かせ目を向けてもらうために、指針を送ってくれているのだ。

嫌な出来事に対してすべてを悲観的に捉えるのではなく、「そうか、この嫌な感情になる場所に居続ける必要はない!」とあなたが確信するような出来事を、宇宙が気付かせ(あなたが引き寄せ)、変わるきっかけとなっていく。

本来であれば、望まない現実を体感する前に、自分の感じたい感情と向き合う時間を多く取れると良い。

本当に出逢うべき人や環境、出来事と引き合わされていくから。

自分と向き合う時間をしっかりと取り、自分を大切にしないと、宇宙が強制的に現実が変わる出来事を起こす。

それは、あなたの「本当は変わりたい」という本心に引き寄せられているのだ。


もっとあなた自身の感情に敏感になってみよう。

あなたに必要なこと、あなたが気付くべきことをお知らせしてくれているのだから。


6.相手は相手でありあなたはあなた

あなたの願いを叶えられるのは他の誰でもなく、あなたの思考そのものであり、あらゆる選択肢から自由に選ぶことができる。
それをしっかり認識していないと、あなたは周りに影響され、自分の考えをも否定してしまうのだ。

いつまでも心が満たされず空虚感がある人は、周りの成功や望みを自分の望みと勘違いしていることもある。
自分もそれを望んでいるのだと思い込み、いざ手に入れても満たされない。次から次へと不安や不満が付き纏ってくる。

あなたにとって心地良いものを選べばいいのに、周りからどう見られるかばかりを気にしていると、自分を見失ってしまう。
視点が周りに向きすぎても相手の反応に一貫性はないから、反応を求めて彷徨ってしまうのだ。

相手の人生を気にしなくていい。
あなたにはあなたの人生があり、あなただけの価値がある。

プロの演奏家がどんな楽器でも一流の音を奏でるように、あなたはどんな服を着ようとどんな物を持とうと、どんな人生を生きようと、既に輝いている。
今の自分に自信を持ち、未来にも最高の自分を思い描くからこそ、それが現実化されていくのだ。


あなたの思考があなたの望む未来を創り出すのだから、あなたの夢が相手に影響される必要はないし、相手の発言や行動があなたの夢の実現には関係ない
と分かる。

相手は相手であり、あなたはあなたなのだから。

相手は自分で気付いていようと気付いていまいと、意図して『今の思考や言葉や環境のすべて』を引き寄せている。
相手は、相手の生きたいように生きている。

つまり、あなたもあなたの向けたい思考に意識を向け、発したい言葉を発し、いたい環境でやりたいことをやっていい。
それを引き寄せること、自分の人生に創造することを許可していいのだ。

あなたの望みを叶えられるのは、あなたの思考だ。
相手の思考ではない。

どちらが合っていてどちらは合っていないとか、どちらが適切でどちらが適切でないもなく、どちらが正解不正解もない。
あなたが選びたいものを選べばいいし、あなたがいたい環境でやりたいことをやればいい。

とてもシンプルな真理だが、なぜか迷い彷徨ってしまう。

「相手は何も分かってくれない」「自分はこれをしたいのに否定された」と相手目線になってしまい、自分のやりたいことや好きなことを、あなた自身が否定してしまうことがあるのだ。

あなたのやろうとしていることに賛成されなかったとしても、あなたがやりたいことをやることだ。
相手は望んで今の姿を演じているのだから、あなたはあなたが演じたいものになればいい。

相手は、今のあなたしか見ていない。
しかし、あなたは思考の力によって自分の未来を見ている。

ここに大きな差があるのだ。
今ばかり見ていても今が続く現実が引き寄せられるだけだから、あなたは自分の望むことを意図して、願いが叶うことを自分に許可しよう。

周りの目が気になったとしても、相手は相手であり、あなたはあなた。
相手が、あなたのやろうとしていることや好きなことをするわけではないのだから、自信を持って自分の願いを叶えていこう。


7.自分を許す時

自分を許してあげること。
許しには、もの凄い力がある。

自分が何か失敗した時や、恥ずかしい思いをした時、挫折感を味わった時など、自分の中で気持ちが落ちてしまうことがあったとする。

昔のことでもふとした時に思い返し、過去の映像フィルムの再生に今の時間を費やしてしまう人もいることだろう。
そのような時には、ぜひこのことを思い出してみてほしい。

自分が感じているほど、周りは気にしていないということ。

自分が体験した出来事と同じことを体験した人がいたとしても、感じ方や感情の対処の仕方、思考の転換方法や転換速度は全く違う。
それは、生まれ育った環境や、接してきた人、取り入れてきたもののすべてが違うためだ。

だから、あなたがもし、過去に行ったことに対して思い悩んでいることがあったとしても、周りはそこまで気にしていないものなのだ。そのこと自体を忘れていることもある。

人は、みんな自分のことが好きだ。
自分に関心を持っているし、関心を持ってほしいと思っている。
そうでなければ、出掛ける時に身支度をしないだろう。どの人も、自分にとってより良い格好で出掛けていく。

つまり、あなたが何かに失敗したと感じたり、恥ずかしい思いをしたり、挫折感を味わったとしても、周りは周りで自分に関心があるので、あなたが感じているようには感じてはいない。
あなたが「自分がこう感じているので、周りもこう感じているだろう」と深く考えすぎているだけのこともあるのだ。

物事を深く考えすぎず、気楽に捉えてみる。
すると視界が広くなり、もっと楽に生きられる。
あなたの心が軽くなればなるほど、今悩んでいることは自然となくなっていく。

相手に対して許せないことがあっても、そんな自分を許してあげる。
心をほぐしてあげると、だんだん今まで出会ってきたすべての人や、起きた出来事にも意味があり、全て繋がっているのだと気付く。

過去があったからこそ今があり、より自分が望む方向へと進めているのだと確信できる。
いろんなことがあったからこそ、自分のやりたいことや好きなことがより明確になったり、意志が強くなっていることもある。


せっかく「今」という未来創造ができる段階にいるのだから、過去の映像フィルム再生に時間を使うのではなく、未来の自分が体感したい景色と感情に意識を向けるようにしよう。

「自分と出逢ってくれてありがとう」と心の中で言い、あなたから波動を上げ、次元を上昇させることが大切だ。

あなたはいつだって、最高の自分を生きている。
自分を許し、宇宙からの大きな愛を感じてみよう。


許しの力をより強化し、波動をどんどん上げて次元を高め、現実を早く変えたい方にはやってみてほしいことがある。

それは、目をほんの数秒閉じ、「私と、私と関わる全ての人に良きことが、たくさん起きます」と心の中で唱えること。

電車やバス、お店でも、ふとした時に、「ここにいる全ての人に良きことが、たくさん起きます」と唱えるのだ。
不思議と心が温かくなるだけでなく、より良い未来に意識が向きやすくなる。

この世は宇宙規模でみんな繋がっているのだから、自分の幸せだけでなく、他の人たちも幸せになったら喜ばしいことだ。

人、もの、自然、宇宙といったこの世のすべてに「ありがとう」と感謝したり、「みんながそれぞれに、それぞれの幸せを得ることができるほどの豊かさが、この宇宙にはある。有難いな。あなたも私も、みんな幸せで良いんだ」と思っていると、どこにいても何をしていても、強い波動を放てるようになる。

自分から自然に湧き出る感謝の気持ちの念が、共鳴した場所へと伝わり、やがて徳として積み上がり、自分の望みとして形を変えて返ってくるのだ。

許しには、もの凄い力がある。


8.プラスの物事に目を向ける

「良いことを引き寄せたいな」と思ったら、まずは良い気分でいること。

どんな時でも明るく楽しく幸せな気持ちでいるようにしたり、言葉を発していない時でも口角を上げてみる。

日々の有難さを感じて生きることでも、プラスの物事に目が向くようになる。


良いことの方が、ずっと多い。
忘れているだけ。見過ごしているだけ。

どんなに嫌なことや大変なことがあったとしても、その中でもあなたに優しく接してくれている人は必ずいる。

道を譲ってくれた人

気遣ってくれた人

応援してくれた人

寄り添ってくれた人

協力してくれた人

心温まる対応をしてくれた人

親切な言葉をかけてくれた人

挙げれば、もっとあるだろう。

自分を愛してくれている人や、自分を信じてくれている人がいること、自分が愛する人や愛するものがあることなど、あなたの周りには、日々いいことの方が多いものなのだ。

これらを意識するだけで、あなたから明るく輝いたオーラが出る。

そして、あなたが放つ素敵なオーラにより、あなたと出会った人にまで良いオーラが伝わっていく。

ただすれ違う人でも、幸せそうな人の方が断然良いだろう。
ムスッとしている人やイライラしている人は、重いオーラが出ていて近づきたくないなと思ってしまうものだ。

明るく楽しくウキウキしていることで、自然に気持ちが前向きになる。

プラスの物事に目が向くようになり、自分と同じく明るく楽しいものや、気持ちがウキウキ高揚するものが引き寄せられる。

自分の出したものが、戻ってくるのだ。

自分から出せるものの中でも、特に『笑い』はプラスの物事に目を向けるための強運アイテム。

笑うことは、誰にでも与えられた特権だ。

しかし、この強運アイテムを持っているのに、使っていない人、仕舞い込んでいる人、出すのを躊躇している人がいるのは勿体無い。

顰めっ面よりも、笑っているあなたの方が素敵だ。
悩んでいる顔よりも、笑っているあなたの方が輝いている。

あなたが笑えばあなたは更に幸せを感じられ、あなたが笑えば周りも笑顔になる。
笑うことで、気分は自然に上がってゆく。

良いことがないから笑えないのではなく、笑うから良いことが起こるのだ。

笑うために、意図的に時間を作ってみるのもオススメだ。
テレビで面白い番組を見たり、自分が楽しくなることを行う。

クスッと笑える時間やニヤッとする時間を意識して持つ。
これは、いつでもどこでも、しかもタダでできるので、やらないのは勿体無い!

自分が良いオーラを出していると、良い出来事や良い人にも巡り合えるだけでなく、何かトラブルがあってもすんなり解決するようになるのだ。

無理に笑えなくても、何か可愛いものや美しい風景を見て癒され、口角を上げることでもいい。


真面目になりすぎなくても大丈夫。
肩肘を張るのではなく、あなたがリラックスして笑い日々を楽しむことで、自然とプラスの物事に目が向くようになる。


願いが叶ったら、あなたがしたいことは何だろう?行きたいところはどこだろう?
きっとその願いが叶った時のあなたは、笑っているはず。

そうであれば、まずは今から笑って過ごすことが、あなたの叶えたい未来を叶えるための近道なのだ。


笑顔はいつもあなたの側で、あなたの良さを引き立てようと待ち構えている。
あなたの内側から外に出たがっている。

もっと笑って、自分を楽しませよう。

宇宙はあなたが楽しんで過ごすことを望んでいる。
あなたが笑うことで、喜んであなたの力になってくれるのだ。


プラスの物事に目を向けつつ、物事をプラスに解釈することも大切だ。
同じ出来事でも、人によって捉え方が違うもの。

例えば、このような場面。
電車にあと一歩のところで乗れなかった時には、焦りや怒りや恥ずかしさなど、人によって様々な感情になることだろう。
その一方で、「まあいいか」と楽観的に捉えている人もいるということ。

「自分にとってうまく時間調整されている」と物事をプラスに捉えるだけで、気持ちが落ち着いてくる。
一つの物事でも人によって様々な解釈があると考えたら、いつまでも起きた出来事に対してクヨクヨと落ち込み、気分が下がってしまうのは勿体無い。

喜怒哀楽を感じられることが人間の素晴らしいところだが、消極的な感情ばかりに焦点を合わせていても、現実は変わらない。

あなたが放っている思考と感情に付随した現象が、あなたに引き寄せられてくるのだから、機嫌を一瞬損ねることがあっても、すぐにプラスの物事に目を向けて積極的な心持ちにする。

普段から機嫌良く、積極的で肯定的で前向きな心でいると、何かあった時「プラスの物事に目を向けよう!」と思わなくても自然に目線が幸せな方に向いてくる。
そして、あなたに起こる現象が、あなたにとってより良いものとなっていくのだ。


9.感謝を出し惜しみしない

あなたは一日に、どれだけ感謝の言葉を伝えているだろうか。
心を込めて感謝の気持ちを言葉にすればするほど、また感謝をしたくなる出来事に巡り合うだけでなく、感謝をされる日々を過ごせるようになる。

もし、感謝を出し惜しみしているのであれば、勿体無い。

あなたの感謝の言葉で、人生が大きく変わる人がいるかもしれない。
あなたの感謝の言葉で、救われる人がいるかもしれない。
あなたの感謝の言葉で、益々やる気が出る人がいるかもしれないのだから。

感謝の言葉には、人を幸せにする力がある。

例え自分の方が相手のために動いていることが多かったとしても、「自分はこんなにやっているのに」や「自分の方がもっと動いている」などと考えず、やってもらったことや相手が取った行動で恩恵を受けたり、有難いな助かったなと感じたら、どんな些細なことでも感謝する。

自分が相手にしてあげたことに対してお礼がなかったとしても、自分は感謝を伝えることを忘れない。

あなたの心のこもった感謝の行動を、見てくれている人がいる。
誰も見ていなくても宇宙は見ているし、あなた自身もあなたを見ているのだから。

感謝の言葉は、何回言っても枯れない。
心を込めて伝えれば伝えるほど、その言葉に輝きが増していく。

感謝の言葉は、自分の耳でも聴いている。
相手に想いを伝えるだけでなく、伝えた言葉は自分の脳にも伝わり、自分も幸せな気持ちになれるのだ。


「ありがとう」と言うことを、照れくさいと思う人もいるかもしれない。

それは、今が永遠に続くと思っているからだ。
自分と相手が、永遠に存在すると思っている。

感謝の言葉は、いつ伝えられなくなるかは誰にも分からない。
伝えられるうちに、感謝を感じたその瞬間に想いを伝えよう。

「もっとこう声を掛けたかったな」「このような言葉遣いにすればよかったな」「次はこう言おう」と自分が伝えた言葉を振り返り、より磨き上げられたら、あなたはもっと輝くことだろう。
ふとした時に有り難さを振り返ることで、また感謝をしたくなる出来事に恵まれていく。

感謝を伝え、自分も幸せな気分でいる時間が多くなると、巡り巡って感謝を伝え合う愛溢れる環境や、自分の望みが実現した環境へと導かれていくようになっているのだから。


10.直観に従ってみる

直観に従うと良いことを頭では理解していても、意外と自力でなんとかしようとして無理やり行動していることにより、意図しない現象が起こっていることもある。

直観は、本当に「ふと」思うことだ。
じっくり考えて出てくるものではなく、急に言葉が降りてきたり、急にアイディアが浮かぶものなのだ。

この直観が来ていなかったり感じづらい場合には、潜在意識や宇宙の力を無視して、力づくで願いを実現させようとしていないか確認する必要がある。

もしかしたら、あなたはまだ、宇宙からのお知らせである直観に頼ることを躊躇しているのかもしれないし、「やりたいことや叶えたいことがある。でも...」と叶えたい自分の願いがあるものの、叶わないかもしれないという自分自身が作り上げたブロック(コンフォートゾーン)により、直観を感じにくくなっていることもあるのだ。

過去の経験からこのように感じてしまう気持ちも分かるが、宇宙の広大な資源と豊富な手段に身を任せることさえできれば、あなたは程なくして望む幸せを叶えることができる。


そして大切なことは、もっと幸せになることを恐れないでいいということ。


願いを叶えるのに、打算や駆け引きは必要ない。
周りの目を気にする必要もないし、願いが叶うことに対して罪悪感を持つ必要もない。
あなたの人生で、あなたが何を創造し体感したいかという想いに、素直になるだけでいい。

あなたは純粋に自分の願いが叶っている場面をイメージし、「もっと幸せになって良いんだな」と認識すること。
より良く変わることを恐れないことだ。


もっと思考を変えてみよう。

「今も幸せだけれど、もっと叶えたいことがある。やってみたいことがある」

このように、前向きで積極的なワクワクした気持ちで、自分の願いを遠慮せず宇宙に授けてみる。すると、潜在意識や宇宙は喜んであなたの願いを叶えてくれる。
あなたの願いが叶う場所へと繋がる道標を示してくださり、あなたはそれを直観として受け取ることができるようになる。


実はこの直観力、あなたは遥か昔から既に体感しているのだ。

幼い頃、「今日は唐揚げが食べたいな」と思ったら夕飯が唐揚げだったことはないだろうか。
あのような現象も、紛れもなくあなたの思考が潜在意識から宇宙に伝わり、あなた元に届けられた証拠だ。

あなたが気付いていないだけで、似たような現象が日々至る所で起こっている。

私は先日夕飯にカレーを作ったら、夫に「やった!カレーだ!今日、カレーが食べたいなと思ってたんだよ!」と言われた。
夫は引き寄せのことを知らなくとも、自分の願った夕飯が叶ったようだった。

これらの出来事は、偶然ではなく必然なのだ。

大人になるにつれて様々な経験から出来上がった固定観念や執着が、あなたの願いをすんなりと叶えることを拒んでいる。

直観も、ただの偶然と思い込んでいる。

その凝りをほぐしてあげよう。

潜在意識と宇宙は、いつだってあなたの味方だ。

あなたが、使い方をマスターしていないだけ。

あなたの願いが叶う最適なタイミングで指針を送ってくれているのだから、もっと素直に従ってみよう。

あなたが直観を受け取ることにより、潜在意識と宇宙は大いに喜び、益々あなたの願いの実現に協力してくれるのだから。


11.あらゆる並行現実があることを知る

あなたが今見ている世界は、ほんの一部に過ぎない。
今は暗闇だとしても、ほんのあと少しで光が見えてくるものなのだ。

ここで、この世には『あらゆる並行現実が同時に存在している』という考え方をお伝えしたい。
認識しておくだけで、あなたは「いつからでも、すんなりと簡単に現実を変えて良いのだ」と気付く。
その気付きから得る軽い波動が、あなたの真の望みを引き寄せ、現実化していくことだろう。

例えばあなたが、7時から7時30分まで見たいと思っていたテレビ番組「A」を見ている場面を想像してみてほしい。
あなたはAを見たくて見ているが、その裏では、同じ時間帯からBやCなど、他にも多彩な番組が同時に放映をしている。

Aを選んだ時、あなたと番組の波動は一致している。
あなたの放つ波動が、番組が放つ波長と合っているからこそ、引き合ったのだ。

あなたが途中から、AではなくBを見始めたとする。
その裏では、Aは先程からの続きを放映し続けており、あなたがCを見ずとも、CはCで7時からずっと放映をしているのだ。

あなたは普段、何気なくチャンネルを好きなように変えているだろうが、それは、見たい世界を移動しているということ。

あらゆる番組が、同じ時間に同時進行している。
どれを見てもいいし、途中で番組を変えてもいい。

けれど、あなたが今まで見ていた番組が、あなたが見なくなったことで止まるわけではない。
変わらず放映を続け、あなたが今まで見ていない番組も、放映を続けているのだ。

現実世界で言えば、チャンネルを変えるように自分が行きたいところや見たいものを指定し、体感していいということ。
あなたが環境を変えたとしても、今までいた場所がなくなるわけではないが、関わることがなくなることもあるだろう。

それは、波動が変わった(次元が変わった)ことで、周波数が一致しなくなったから。
けれども、当時の環境はそこに存在し続けている。

つまり、今見ている世界だけにとらわれず、自分が見たい番組を見るように、素直に好きな環境の波長にあなたが合わせればいいのだ。


今の世界だけに意識を向け過ぎているから、また同じ現実が繰り返されてゆく。
リモコンを押して番組を変えれば画面に映るものが変わるように、あなたの思考とそれに伴う感情を変えれば、あなたの現実も簡単に変わる。

リモコンを押すことを、恐れなくていい。
いつでも見たい番組を見ればいいのだ。


本当に、あらゆる並行現実がある。
会社を経営していても一切顔を出さず、尚且つペンネームで生きている人もいる。
オンラインの世界でフォロワー数が多くなくても、億万長者の人もいる。
映画監督をしながら写真家をしている人もいれば、学生を卒業してから一度も働いたことがなくても、裕福な暮らしをする主婦もいる。

どの世界も、素晴らしく価値があるのだ。
あなたがそれをどう感じるかではなく、それぞれがそれぞれに、選びたい並行現実を選んでいいということ。

そのためには、あらゆる並行現実が同時に存在していることを認識し、自分はどこにいたいのかを決める。
そして、自分はどこにいてもいいし、いつからでもどこに行ってもいいのだと自覚することが大切なのだ。


12.小さなことで引き寄せを体感する

引き寄せをあまり体感したことがないと、理性があなたをブロックするかもしれない。

「そんな簡単に叶うわけないよ」「こんなに幸せを得たら反動があるのでは?」などと、過去の夢が叶わなかった頃の経験から、もっと幸せになることが怖くなったり、また願いが叶わないのではないかと無意識に恐れてしまう。

すると、あなたが感じた否定的で消極的な感情が潜在意識から宇宙に届けられ、それは宇宙の偉大な力を拒否することになるので、自分からみすみす望むものを受け取り損ねてしまうのだ。

だからこそ、大きな願いだけでなく、本当に些細なことでも思考の力を使って引き寄せてみることだ。

例えば、「そろそろ洗剤を買わないとな」と思って洗剤が必要なことを意図して買い物に行ったら、偶然お買い得になっていたり、誰かから「たくさん買ったからあげる」と言われたり、わざわざ買いに行かなくても何か他の買い物ついでにすんなりと買うことができたら、引き寄せの成功だ。

外食をする時、「店員さんに心地良い接客をしてもらって嬉しいな」と意図してから入店し、あなたの望む接客をされたら引き寄せの成功だ。


他にも、「この人気難しいな」と感じる人と話さなくてはいけない場面で、「この人と穏やかに、そしてスムーズに話を進められて良かった〜」と意図してから相手の顔色がより良く変わったり、あなたの意図した通りに事が進んだら、引き寄せの成功だ。

車に乗っているなら「今日は道が空いていて、スムーズに進めてツイてるな」と意図して、道が空いていたら引き寄せの成功だ。

このように、どのような場面でもどんなに小さなことでも、あなたが意図して何かを叶える体験を日々積み重ねよう。


思考は何度使っても使い切ることはないし、宇宙も願えば願うだけあなたの望みを叶えてくれるのだから、安心してたくさん思考をコントロールし、望む物事を引き寄せる体験をしてみよう。

意図した後に現実が叶っていく過程や、自分のエネルギーに一致した物事が起こる過程をあなたが認識して体感していくことにより、あなたはどんどん思考を向けたことがすんなりと叶う現実を体感していくのだから。


13.自分が今できることをやればいい

今いる環境や今やっていることが何であれ、あなたらしく今を過ごしてみる。
今あなたに起こっていることが自分の望んでいることではないとしても、あなたらしく「今」を過ごしてみる。

自分が今できることを行い、その時々で取り組んだことや考えたことのすべては、自分の成長に、そして自分が行くべき場所へと繋がっているのだ。

物事がうまく進んでいる時は、悩みもせず突き進んでいくことができる。
しかし、立ち止まった時には、どうしたらいいのだろうと悩んでしまうものだ。
喪失感や悲壮感に襲われることもあるかもしれない。

そのような時こそ、自分が「今」できることをやればいい。

一生懸命生きているからこそ、もっと成長したいと思っているからこそ、魂の成長段階に合わせて、あなたがよりレベルアップするための出来事が起こる。
だから、悩むことや立ち止まることは悪いことではない。

時には、様々なことを考えたり取り組んでみても、あまり現実が進んでいないように感じることもある。
それでも、目には見えない水面下ではしっかり未来に繋がっていて、あなたにとってベストなタイミングでうまくいくようになっている。

自分が今できることをやるといっても、何も大層なことでなくていい。
例えば、自分の身近にあるものに感謝をすることは、今すぐにでもできる。
日々動いてくれる自分の身体、太陽の温かさや澄んだ空気、大切な人がいることを感じてみてもいい。

他にも、あなたがあらゆる場面で上機嫌に振る舞うこともできるだろう。
普段なら無表情の場面でも、少し口角を上げて過ごしてみる。

自分が今できることをやり、自分らしく過ごすこと。
今までの自分と少し違う高次元での自分の姿(願いが叶った時の次元、振動数)で振る舞ってもいい。

そうしているうちに、あなたの心は前向きで積極的になる。
物事を肯定的に捉えられるようになるので、新たにやってみたいことやアイディアがすんなりと思いつくようになるのだ。


小さなことでもいいから、今できることをあなたらしくやってみる。

その積み重ねが、本当にやりたいことや叶えたいことが叶うための道に繋がっているのだから。

あなたはどこにいても何をしていても、価値があると思うことが大切だ。



ここで、『思考が現実になる考え方』を今までとは違った視点からお伝えしていきたい。
これが腑に落ちると、普段のあなたの思考や言動により変化が出てくることだろう。

14.『思考が現実になる考え方』を今までとは違った視点から見る

あなたは、陶芸をご存知だろうか。
粘土を成形して高温で焼成することで、陶磁器などを作る技術である。

造形方法には、手びねりや、轆轤(ろくろ)の上に置いて手足や機械で回しながら形を作っていく方法などがあり、土の種類やこね方、そして焼く温度など様々な要素が重なって作品が完成する。

自分の作りたい形を想像しながら「平べったくしようかな?それとも細長くしようかな?」と形や厚さなどを吟味するだろう。
土の色や種類も選び、決まれば形を作っていく。

望んだ形ができたら、今度は焼いていく。
焼き上がると、自分が作り出したかった美しい器が現れる。

この陶芸の流れが、願いを現実にする考え方、つまり『現実創造の過程』にとても似ているのだ。


あなたは何かを望んだとする。
どこで誰と何をしたいのか(素材)を決め、自分が望む環境(器の形)を意図することで、現実創造が始まる。

肯定的で積極的な考えの元、純粋に自分の望みを意図していれば、そのままあなたの望む未来の創造が続けられる。
そして、あなたの信念が形作ったあなたの願いを固め、現実として体感させていくのだ。

自分が「これを体感する」と思い続けていなければ、その通りの形は作られない。

思考を意図する前の形を考えている段階なら、まだ形を変更できる。
しかし、作っている最中あなたに負の感情があれば、あなたの望む形より少し違ったものになる可能性がある。

現実創造が陶芸と違うところは、一度自分の好みの形を作成しても、自分が意図しないことや嫌な感情に目を向けてばかりでは、知らず知らずのうちにあなたが作った器は、あなたの思考によって形を望まないものへと変えていってしまうことだ。
そして、気付いた時には焼き終わり、形が完成(現実化)してしまう。

だから、現実になる前にあなたの思考と感情を、あなたが望む方向へ向け続けておく必要がある。
あなたが望むものを形作り、固める必要があるのだ。

焼いてしまってからでは(思考が現実になってしまってからでは)もう形を容易に変更できない。
変更するときは再度新しい土(思考)で作り直す必要があり、いらない器は場合によっては壊すこともあるだろう。

壊す時には痛みを伴う。
自分が意図しない現実になってしまった時、そこから本当に自分が望む方向へ変えるには、このような壊す作業も時には必要だ。

力がいるかもしれない。
軋轢があるかもしれない。
別れがあるかもしれない。

もしそうなっても、あなたが本当に作りたいものを作る過程で必要な流れと思えばいい。

あなたが叶えたいことに対して、常に前向きで肯定的で積極的な気持ちであること。
そして、日々の言動も願いの実現に相応しいものであること。

これが、あなたの願いを叶える秘訣なのだ。

Break time 道は繋がっている

近道しようと遠回りしようと、行き着くところには行き着くようになっている。
だから、安心して自分の人生を楽しめば良い。

人それぞれ、学ぶべきことが違う。

生まれ育った環境、出逢ってきた人、起こってきた出来事すべてが、自分の成長に必要不可欠なことばかり。

これから起こることも、すべてがあなたの旅路へと繋がっていく。

走りたい時は走る、歩きたい時は歩く、立ち止まりたい時は立ち止まってもいい。どの状態の時でも、見える景色や感じ方に違う良さがある。

走っている時は速く進めるし、風を切っていく爽快感があるだろう。

歩いている時は、道端の花に気付けたり、ゆったりと景色を見れる。

立ち止まっている時は、自然の織りなす音を感じ取れたり、太陽の温かさや雲の流れをじっくり見られるだろう。


人生も一緒だ。

どの道を進んでもあなたにとって正解だから、走ってもいいし歩いてもいい。
時には立ち止まり振り返ってもいい。

あなたのペースでやるべきことがある。
あなたのペースで学ぶべきことがある。

走り続けず立ち止まってもいい。

すべて、あなたに必要な過程なのだから。

8週間目 

今週のテーマ「自分の力を信じ変わることを許可する」

8-1.自分が信じ感じていることが現実となる

今まで、あなたの望むことに向き合う時間をたくさん作ってきたが、本当にあなたは自分の望んでいることを叶えたいと思っているだろうか。
叶えたいと思っている自分を、心から認められているだろうか。

望むことがたくさんあっても、「自分だけ得をしていいのだろうか」といった遠慮や打算、駆け引きは一切必要ないのだ。

願いを意図した後、宇宙はあなたの願いが叶うベストなタイミングで、あなたに直観を送ってくれる。
インスピレーションや第六感ともいう「なんとなく」や「ふと感じたこと」など、目には見えない感覚だ。

これらが来たら、素直に従ってみること。
やったことがないことでも直観が来たら取り組んでみることで、すんなりとうまくいくことが多い。

逆に、「これは嫌だな」「なぜか違う気がする」という直観は、あなたを守ってくれているサイン。
宇宙があなたを本当に望む方向へ導いてくれているのだ。

もし、直観が来ていても感じ取れなかったり、見てみぬふりをしてしまうと、あなたの願いの現実化が遅れてしまう。

だからこそ、「宇宙は何でも叶えてくれる!願いを叶える手段も考えてくれるから、安心して待っていれば良いんだ」と宇宙を頼りにすること。
そして、願いを放ったら感謝をし、実際に願いが叶ったらもっと喜び感謝をすることで、また感謝をしたくなる現実を宇宙は創り出してくれるのだ。

宇宙は、受け取った情報を良いことであれ悪いことであれ叶えてくれる。

あなたの『感情が動くほどの思考(感情のレベル)』を日々敏感に感じ取っているということを、頭に入れておこう。

そして、この宇宙には、あらゆるものが豊富にある。
あなたが望みさえすれば叶うのに、周りの目を気にしていると叶わなくなってしまうのだ。

自分がより良く変わることを、自分に許可すること。
これが、現実創造の最終段階である。

宇宙の資源は豊富で、あなたの望みが叶ったからといって、他の人の望みがなくなるわけではない。
あなたの人生には、あなたの望んだ分だけのものがもたらされる。

一人一人、望む幸せや成功の形が違う。
だから安心して、あなたが望むものを望むだけ創造し、受け取っていい。

ここまで読み進めてきたあなたは、自己肯定感が高まり自信もついてきているはずだ。

あなたは今よりも、もっとより良く変わることができる。
あなたには、もの凄く価値がある。

それを自分の心に刻みながら、現実化までの過程も楽しんでほしい。
あなたが自分を信じ、望みの実現を自分に許可し、叶うことを期待していれば願いは叶うのだから。

今週は、あなたが今まで取り組んできたことや意図してきたことを、自分自身に改めて許可をしてあげる週だ。
願いの実現を確実なものとしていくための最終段階。

あなたが信じ感じていることが、後のあなたの現実となっていくのだから。

8-2.陰と陽の話

あなたは、今よりももっと幸せになることや、もっと裕福になることを恐れなくていい。

この世には、表があって裏がある。
光と影、プラスとマイナスなど、陰陽があるのが当たり前だ。

どちらが良くてどちらが悪いもなく、そこに存在している。
「良いことがあったら悪いことが起こる」と思っている人もいるかもしれないが、その言葉は合っているとも言えるしそうとも言えない。
反動が起こるものだと信じているから、もっと幸せになることを恐れ、そのような言葉が出てしまうのだろう。

けれど、よく考えてみると不思議なことに気付く。
自分から中庸(陰陽の中心、ゼロ)に戻れば、怖いことなどないということに。

どのようなことが起きたとしても、それが良いことであれ悪いと感じることであれ(本当はそれすらも、自分で勝手に感じ分けているだけ)、自分の感情が常にどうあるかや、起こった出来事にどう対応していくかが大切なのだ。


良いことがあると、人は謙虚さを忘れがち。
「自分の努力のお陰だ」「自分だからこそ成し遂げられた」「あの人よりも自分の方が優っている」などと、今の良いことが起こった過程を、お陰様精神を忘れ自分の力だけで得たものだと思ってしまうことがある。

努力ができた環境に恵まれていたことや、自分の身体が健康に動いてくれたからこそ達成できたこともあるだろう。
自分の周りにいる大切な人が、優しく見守ってくれていたお陰かもしれないし、そもそも、やりたいことをできること自体がもの凄く恵まれていて有り難く、感謝すべきことなのだ。

あなたが無意識に行っていた奉仕活動を通して徳が積まれ、運が味方をしてくれたのかもしれない。

いろんな要因が重なって、自分にとっての良いことが起こった。
だからこそ、その背景を察して自分から感謝をしていく。

自分から、陽転した気を中庸に戻していくのだ。

いつまでも陽に居続け、尚且つ傲慢になるから陰転してしまう。
自分だけの力で幸せや成功を得たと勘違いをしてしまうと、宇宙が「あなたには気付きが必要だ」と判断して、今までの反動を起こしてしまうのだ。それも、もの凄いスピードで。

自ら中庸に戻っていれば、例え大変なことや辛いと感じることが起きても、冷静に判断ができるようになる。
「これくらいで済んでよかった」「有難い学びだ」「何か大切なことに気付かなくてはいけないからこそ、今の現実が起きているんだな」などというように、常に思考を前向きで積極的で肯定的にしていれば、いきなり反動が来て陰転化する(させられる)よりも、見るべき視点が変わってくる。

心に余裕も出てくるので、起こる出来事の内容も質も変わってくるのだ。
すると魂の成長が起こり、ステージアップした次の環境での陰陽が始まる。

次の世界とは、あなたが叶えたかった世界や恋焦がれていた世界だ。


あなたは、いくらでも幸せになっていいし、自分の叶えたいことを物質的にも精神的にも、何でも叶えていい。

それを実感するために、生まれてきたのだから。


自分の望みが実現することを自分に許可し、たくさんの幸せや愛、喜びや嬉しさ、楽しさを感じていい。

そして、その都度感謝をして次元を上げていく。

いつどこで何をしていても、日々徳を積み自ら中庸に戻れば大丈夫。

瞑想やグラウンディング(8-3にて説明あり)で精神を整えたり、奉仕活動をしたり、物を与えるだけでなく親切心を届けてみたり、一日の中で少しでも多く明るい雰囲気で場を和ませることでもいい。

意識を今までの自分より良く変えていけば、怖いことなど何もない。
毎日が、幸せと歓喜に満ち溢れていくのだ。

陰陽はあっていいし、あるからこそバランスが取れる。

どちらも必要なもので、一人一人がどう感じるかだけ。

あなたの周りには日々、幸せが散りばめられている。
それをどう見て感じるか(表を見るか裏を見るか)で、あなたが決めた世界が創られていくのだから。

8-3.運気の流れを良くする方法

自分の中にある感覚や直観、閃きを研ぎ澄ませる方法に『グラウンディング』がある。
リラックスした状態で「いまここにいること」を感じるものだ。

瞑想は呼吸に集中するのに対し、グラウンディングは、何かが頭に浮かんでも気にせず体内のエネルギーを感じること。

感覚派よりも思考派の人は、「感じる」よりも「考える」傾向にある。
理論が頭を占め、自分の中にある感覚を無視してしまいがちだ。

努力をしているのに物事がうまく進まなかったり、何かに行き詰まった時には、グラウンディングを行うと問題がスムーズに解決する。

また、日々の生活の中でも朝一番に行ったり、ふとした時に取り入れることで感覚が鋭敏になり、精神が整い波動を上げ、運気の流れを良くすることができる。


早速、グラウンディングを行なって気持ちを整えてみよう。

【 グラウンディングの方法 】

① 椅子にゆったりと座る

② 目を瞑り大きく鼻から息を吸った後、身体にある邪念を口から吐き出す。

③ 普通の呼吸に戻し、足元からエネルギーが入ってくるイメージをする。

④ そのエネルギーが徐々に、脹脛、太もも、お尻、背中、お腹と、上に上がってくることをイメージ。

⑤ 下からエネルギーが上がってきていることを感じつつ、頭の上から煌々と輝く光が降ってくるイメージをする。

⑥ 頭に降り注いだ光が、首、肩、腕を通り、下から上がってきたエネルギーと胸の辺りで繋がるところをイメージする。

⑦ エネルギーで身体が満たされていることを感じたら目を開ける。

グラウンディングは、気持ちを静め精神を整えるだけでなく、エネルギーの移動をイメージするので、ここでのイメージ力は自分の望みを叶える現実創造力にも応用ができる。


氣の流れが良くなれば、運気はどんどん上がる。
気分が軽くなることで心地良さを感じられれば、あなたから放たれるオーラが変わる。

オーラが変われば、その心地良いオーラに一致した自分の望む幸せな現実が、引き寄せられてくるようになっているのだから。

8-4.予祝の効能

今週は、課題をもうひとつ。
「予祝」を行うことだ。

予祝とは、未来の喜びを先に味わうこと。予定のお祝いで、予祝。
これが本当に凄まじい力を持っている。

ビールやシャンパンを開けて、まさに願いが叶っている瞬間を味わうのだ。
呑めない人は、自分の好きな飲み物でいい。


実際に夢が現実になっていたら、どんな気分だろうか?

周りに「おめでとう」と祝福されているかもしれないし、「あなたのお陰だよ」と感謝されていたり、あなたの気分が良くなる言葉を掛けられたりと、あなたが望む心地良い状況になっていることだろう。

これをまさにありありと想像し、実際に祝うのだ。
そして、叶っているように振る舞う。

動作だけではなく、言葉遣いや話の内容もだ。

誰か予祝を一緒にできる人を誘える場合は、同じように好きな飲み物を持参してもらい、相手に自分の夢が叶っている状態で話し掛けてもらう。
叶っている状態で会話をすることで、より臨場感を味わえるのだ。

声に出す内容は、自分の夢がまさに叶ったその渦中にいる時を想像し、自分の内から出てきた言葉を言えばいい。

ビールのテレビCMを思い出してほしい。
まさに、「クゥ〜っ」と気分良く飲み、最高の気分を味わうのだ。


私も度々、この予祝を使ってきた。
夫と出逢う前も「一緒にいて心地良いパートナーと出逢えて嬉しい〜!彼が仕事でもプライベートでも最高の力を発揮できるよう、心の拠り所となれているんだ!」と言いながらシャンパンを飲んだ。

その時は他にも何人かと予祝を行ったのだが、お互いに「おめでとう〜!!」と言い合うことで、より臨場感と達成感と高揚感が湧いてきて、本当に叶っている感覚になれたのだ。

願いが叶った時の感覚になることで、潜在意識はあなたの現実との差に「ご主人様が喜ぶ願いの感情に一致した現実を叶えてあげよう!」と宇宙に願いをオーダーしてくれる。
宇宙もあなたが心から楽しんでいる姿を見て、「あなたの願いを叶えるよ〜!」と力になってくれる。

願いをイメージするだけではなく予祝を行うことで、より現実味のある感情を味わえるのだ。


一人でも予祝はできる。
例えばシャンパンを開けてお洒落なグラスに入れ、「願いが叶うなんて、最高だ!私は本当に恵まれている!ありがとう!!」と声に出して飲む。
音楽をかけて気分を上げるのも、雰囲気が出てくるのでオススメだ。
好きな格好をして過ごすことも、まさに願いが現実となっている感覚になれる。

その他にも、好きな飲み物を好きなコップに入れ、朝日や夕日を見ながら「こんなに優雅に紅茶を飲めて幸せだ〜。私は時間もお金も愛も健康も、すべてにおいて恵まれている。有難いな〜」「私はなんて恵まれているんだろう!ありがとう」などと、願いが叶っているように感謝の言葉を言い、感謝の気持ちを込めて飲むと、本当に心地良い感覚になるのだ。

椅子にゆったり腰掛けながらでもいい。

その心地良い波動が心地良い現実を引き寄せ、本当に自由で豊かな時間を生きられるようになるのだから、驚きを隠せない。

「そんなことで願いが叶うはずがない」と思う人は、自分で努力努力をしなければ願いが叶わない現実を引き寄せる。
「こんな簡単なことで願いが叶うなんて、有難いな!幸せ!」と思う人は、すんなりと願いが叶う現実を引き寄せるのだ。

予祝を行う場所に決まりはない。
あなたが喜びや幸せを思いっきり感じられる空間を用意し、そこで願いが叶った時の感情を味わうだけだ。

あなたもぜひ、やってみて欲しい。
願いがすんなりと叶うことに、きっと驚くだろう。

これは、何度行ってもいい。
楽しみながら行うことが大切だ。


思考と感情を望む方向へ向け、波動を上げる言動をしていると、変化が起こる前の前兆(予兆)が現実に起こり始める。

この章の最後として、現実変化が起こる前の前兆と、あなたの強みを活かすためのヒントをお伝えしたい。

予祝の段階まで達成したあなたは、いつでも願いが叶う状態に来ているのだから。

8-5.現実変化の前兆 

現実変化が起こる前に遭遇する可能性の高い前兆5つをご紹介したい。
もしこれらが起きていれば、あなたの願いが叶うのはあと少しの可能性がある。

現実変化の前兆1
『 ゾロ目をよく見る 』

たまたま見た時刻が11時11分のこともあれば、タイマーが残り11分だったり。

洗濯乾燥機の残り運転時間が2時間22分。車のナンバーや買い物の合計金額、ふと目に留まるあらゆる数字が連番なのだ。

面白いのは、自分が本当にやりたいことや好きなことをした後に「14時14分」で「いいよ!いいよ!」と言われている感覚になったり、「5時55分」で「go!go!go!!」と言われている感覚になること。

自分が心からやりたいことをしていると、宇宙が「それでいいんだよ」「その方向で合っているよ」と教えてくれるのだ。

連続した数字は、エンジェルナンバーとも言う。いわゆる高次元からのメッセージだ。
そして、連番ごとに意味も備わっている。

細かい意味を調べても良いのだが、それよりも、どのような数字の連番だとしても、それらをたまたま目にして認識できるのは波動が高まっている証拠だ。
あなたに良い流れが来ていることには違いない。

ゾロ目は、見ようと思って見れるものではないからだ。時間であれば、あっという間に秒数は変わっていく。

ゾロ目を見た際には、絶好調な段階に来ているのだと認識し、自分を褒めてあげよう。


私も、望む変化の前には頻繁にゾロ目に遭遇する。

携帯のタイマーを3分セットをした時、もうそろそろかな?と思い携帯をタッチしたら、残りの時間が「1分1秒」だったり、ふと振り返った時に目に留まった時間がゾロ目のことが多いのだ。

一日の中でも頻繁にゾロ目を目にする時は、たいてい数時間か数週間以内に、自分の望むことが叶うことがほとんど。

ゾロ目を見た時、たまたまと思うのか、変化の前兆と思うのか。

奇跡的なことを「すごい!見れてラッキー!!!」と思える人こそ波動が強く、より望む現実をすんなりと引き寄せることができる。
幼子のような無邪気さを忘れず、ワクワク楽しく生きている人は、引き寄せの力が格段に強くなる。

だからこそゾロ目が目に留まるし、すんなりと願いを叶えていくことができるのだ。

ウキウキと気持ちが軽い人には、運気もどんどん味方をしてくださるようになっている。


現実変化の前兆2
『 物が壊れる・止まる 』

値段に関係なく、買ってからほんの数ヶ月で使えなくなる物が発生したり、元々使用していたものが急に動かなくなったり、寿命となることがある。

これは、あなたのエネルギー状態が変わってきたことで、その波動に一致しないものが終わりを迎えているのだ。

また、より良い物や環境と巡り合わせるために、壊れてくれることもある。
まさに、起こるべくして起こっていることが後になって分かる。

物が壊れると一時的に気分が下がるかもしれないが、前向きに捉えることが大切だ。

あなたの波動がより良く変化し、現実が変わり始めているのだから。


現実変化の前兆3
『 ものすごい眠気 』

健康状態は良好で、睡眠時間や質も確保しているはずなのに、なぜか眠い。
これは、身体が新しいエネルギー状態に対応するために、英気を養っているからなのだ。

あなたの望む未来を引き寄せつつある今、あなたからは今までのあなたではない『より良い波動』が出ている。

あなたの身体は、あなたの願いに伴う現実変化に対応するために、必要なものがあれば優先して摂取するように促してくれる。

その中でも多いのは、睡眠だ。

考え方、言葉遣い、対応、オーラなど、あなたから醸し出される全てが、あなたの願いの意図に沿って変わり始めている。

身体は、あなたの新しい波動に対応中なのだ。

眠気がある時は、できるだけ身体からのメッセージを聴いてあげることが大切。

十分な睡眠を取ることで、閃きや直観による有難いアイディアを得やすくなったり、思考が一段と明晰になることにより、その後の行動が願いの実現に一気に繋がることもある。

まさに、眠っている間に時間調整をされた感覚だ。

眠気は、あなたを休めるためにある。
あなたは意識していなくても、潜在意識下では休養が必要と判断されているからこそ、あなたに眠気がもたらされているのだ。


現実変化の前兆4
『 不思議な現象 』

茶柱が立つこともあれば、猫の髭がなぜか一本だけテーブルに乗っていることもある。

注文していた品が配達予定時刻の丁度に来たり、連絡をしたかった人からベストなタイミングで連絡が来たり、自分が数日前に考え意識を向けていた言葉を別の形で耳にしたり目にするなど、不思議なエネルギー状態を体感する。

電波障害のような現象が起こり、いつもはスムーズに送信できるものが一時的にできなくなることもある。

何気ないことなのだが、滅多に起きるものではないものばかりだ。


現実変化の前兆5
『 活動的になる 』

普段から活動的でもそうでなくても、無性に体を動かしたくなる。
例えば、夜走りに行ったり朝に散歩をするなど、普段していなくても急に活動的になる感じだ。

これは、現実変化を身体が察してソワソワしていたり、動くことで見るべきものを見れたり、行くべき場所へと連れて行ってくれる合図。

「動くのがめんどくさいな」という感覚は全くなく、行動したくてたまらなくなる感覚が起こった場合には、その気持ちを抑え込まずに行動することが大切だ。

動いた先でいきなり現実変化に繋がる現象が起こらなくても、着実に願いの実現に近づいているのだから。

5つの現実変化の前兆、如何だっただろうか。

意識しなければ日常では目にも留まらないものや、スルーしてしまうようなものばかりだが、この後に願いが叶っていくのだから驚くしかない。

一見普通に起きそうなことを「現実変化の前兆」と思いワクワクした高揚感を抱いているからこそ、その波動が望む幸運を更に加速して引き寄せてくれるのだ。


上記の前兆を既に体感している人もいれば、まだ一度も体感したことがない人もいるかもしれない。

これらが起きないと現実が変わらないわけではないのだが、私自身が現実変化の前によく体感するのだ。

また、私淑している引き寄せの達人の体験談からも、このような話はよく耳にするだけでなく、私のクライアントには腕時計がゾロ目で止まってしまった人がいる。その後はもちろん、願いを叶えていった。

その他にも、合コンに参加したものの良い出会いがなく、眠くなってきたので途中退出をした人が、合コンとは全く関係のない人に道端で声を掛けられ、その後お付き合いをして結婚した人もいるのだ。

大切なことは、現実変化の前兆に遭遇した時、「よし!来た!!」「どんどん運気が上がっている!」「すべてがうまく行っているんだ!」などと、自分の気持ちを高める言葉を自分に掛けてあげること。

自分の身に起こる変化に気付けているのだから、あなたには願いの現実化を受け取るに相応しい器が出来上がっている合図なのだ。
自信を持っていこう。


現実変化の前兆は、まさに今、願いを引き寄せている最中。

だから焦らず、「潜在意識下では願いが叶い始めているんだな!有難いな」と安心して日々を過ごそう。

あなたの安心した幸せを感じる波動が、真の幸福を引き寄せる鍵なのだから。

8-6.数字の気質から自分を紐解く

あなたに生まれながらにして備わっている数字の力(数秘)をご存知だろうか。
どの人も、3つの数字を持っている。

自分にある素晴らしい能力に気付き『自分らしさ』をうまく出せるようになることで、あらゆる物事がすんなりと進み、あなたの望む幸せが手に入るようになっているのだ。

ここでは、数字の持つ力をご紹介したい。

あなたの生年月日には、「才能数」「運命数」「探究数」という3つの数字の特性が組み合わさっている。

才能数】
生まれ持った素質で、才能や強みを表す。
人からの第一印象とも言われており、自分でも気づいていない能力で、人生の土台となる数字。

本質数】
人生の核となる数字で、最も影響を与える。
自分の中にある本当の自分であり、ネガティブな部分をも受け入れてこそ、自分の良さが引き立つ数字。

探求数】
自ら究めていく課題。
秘められた能力なので、伸ばしていくといい数字。

これらの数字を以下の計算式を元に算出すると、あなたの見えていなかったあなたの良さが分かる。

計算後、数字が持つ意味と数字が持つ色を見てみよう!
数字や色は、ラッキーナンバーやラッキーカラーとして扱うこともおすすめだ。

1(赤色)
太陽のように世界を照らしていく人。
どんどん突き進む先駆者でカリスマ性があり、目標やビジョンをはっきりと持つ責任感ある人。
とても男前ながら意外と抜けている可愛さも兼ね備えており、良くも悪くも「自分」が強く出すぎることがある。

2(白色)
調和を意識し、全体のバランスを見れる人。
可愛がられ重宝されるキャラであり、優しさに満ち溢れている。
聴き上手でサポート精神がある反面、繊細で傷つきやすく気を遣いすぎてしまう面がある。

3(黄色)
人を惹きつける魅力を持ち、いつでも周りを楽しませる天真爛漫な存在。
創造力があり、とても活発で新たな発展へと繋げる力がある。
素早さがある分じっとしていられず、細かいことが苦手。

4(青色)
真面目で礼儀正しく誠実な人。
持続力があり、確実に形に表す努力家。
しっかり者で頼られる存在なので、几帳面でいい加減が苦手。
自らの領域を明確に持つので、堅苦しくなり視野が狭くなってしまうこともある。

5(緑色)
変化に強く、どのような環境でも才能を発揮する人。
コミュニケーション能力が高く、行動力と瞬発力のある冒険家。
自由を好み軽快な分、自分を休める時間をしっかり取ることが大切。
疲れている時の軽はずみな発言には注意が必要。

6(ピンク)
愛溢れる人。
責任感と思い遣りの精神があり、家族や仲間を大切にする包容力を持つ。
芸術センスに富み、献身的で親切。
温かみがあり、多くの人から慕われる母なる愛がある。
心遣いが行き過ぎると見返りを求め、神経質になりすぎてしまうこともある。

7(紺色)
探究心があり、じっくりコツコツと進むタイプ。
群れることなく自分を持っている人。
職人気質で思慮深く、マイペース。
答えを常に見出したい思いから焦りを感じることもあるので、頭で考えすぎず自分の心の声に耳を傾けることも大切。

8(オレンジ)
目標を定めたら一直線に進む人。
豊かさや富を手に入れる偉大なパワーと華やかなオーラを持つ。
その場を明るくし、幸福を循環させる力がある。
手を広げすぎるとエネルギーの循環がうまくいかなくなるので、お裾分けの精神を忘れずに。

9(紫色)
全体をまとめサポートする優等生タイプ。
慈愛に満ち、冷静で大人な思考の持ち主。
和を尊び、精神的な支援をすることで才能が発揮される。
ナイーブな一面もあるが、それを外に出さない。
傷つきやすさがあるので、自分の時間を大切に。

2桁のゾロ目(マスターナンバー)は、高次元のエネルギーと繋がる神聖な数字である。
宇宙感覚を持ち合わせているので、以下の数字を持つ人は、「自分はマスターナンバーを持っているのだ」と自覚することが大切だ。

11(シルバー)
スピード感がありながら繊細さを兼ね備えた人。
鋭い洞察力と豊かな感受性があり、直感に優れ習得能力が高い。
芸術や創造の力に富み、多くの人に閃きを与えられる力がある。
悩み苦しんでいる人を救う精神が、魂の声。

22(ゴールド)
大いなる世界に結びつく高い精神性を持つ人。
物事を具現化し、理想を現実にする実現力がある。
本質を見抜く力も優れ、影響力が大きくブレない精神力が持ち味。
好き嫌いの激しさがあるので、心の余裕と謙虚さを持つことが鍵。

33(レインボー)
常識に縛られない感性を持ち、どのようなことがあってもなんとかする力がある。
純真無垢で人々を魅了し癒す力がある。
宇宙規模での愛と波動を持ち、無償の愛を配ることで才能が発揮される。
救済の心を忘れると葛藤を抱えることがある。


これらの数字を、まずは自分のために役立たせてみよう。
あなたの魅力を発揮させることで、あなたの人生はより輝きを増す。

自分の魅力が分かれば、本当の自分の姿に対して自信を持って生きられるようになるのだ。

もし時間があれば、あなたの周りの人の数字も出してみよう。
すると、相手の良さがより分かるだけでなく、相手を思い遣る心の余裕が生まれてくる。

あなたは、もっと内なる良さや才能を表に出していい。
もっと幸せになれる素質がある。

あなたには、あなた自身とあなたと関わる人を幸せにする力があるのだから。

Break time 蝶の話

空を自由に飛び回る蝶。
しかし、蝶になる前は幼虫として、地面を這っていた時期がある。

何かを叶えようと思った時、すんなりと思い通りにいかないこともある。
そのような時は蝶を思い出し、今は鍛錬の時期だと思えばいい。

あなたは、必ず蝶になれる。
蝶のように願った通りの自分になれるし、自分がいたい環境にいられるようになる。


今起こっていることは、全てあなたにとって必要な過程であり、なるべき時に蝶になるようになっている。

だから焦らず、叶えたいものを常にイメージしながら、あなたらしく自分を磨き続ければいい。


あなたにはあなたのペースで、物事が上手く進むようになっているのだから。



青い薔薇の花言葉  「夢が叶う」「神の祝福」

60日達成、おめでとうございます!!!

あとは、あなたの望みを現実にするだけ。

現実創造の仕方とそれを行う上での思考を身につけたあなたなら、望むものはなんでも手に入れることができます。

『ビジュアライゼーション・信じて待つ・現実化』と、願いを叶える手順自体はシンプルでも、望みの言語化や視覚化、現実創造を行う上での日々の思考、感情、捉え方など、あらゆる要因があなたの未来にとても影響していることをお伝えいたしました。

あなたはこのnoteを読み終えて、新しいあなたに生まれ変わっています。

どんどん、ご自身に望みが実現することを許可し、ここまでの知識を技術に変え、より磨きをかけていってください。

『この世にたった一人の自分』という存在価値を大切に。


あなたの願いは既に潜在意識から宇宙に伝わり、あなたの見えていないところで現実に向かって進み始めています。

運は拓きました。
安心して、望む現実を手にしていってください。


最後に、イギリスの小説家サマセット・モーム氏の言葉を送ります。

「人生とはおもしろいものだ。最良のもの以外受け取るのを拒否すれば、最良のものばかり受け取るようになる」
It's a very funny thing about life: if you refuse to accept anything but the best you very often get it.

mzk office
代表 吉田瑞紀

1214mzk@gmail.com


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