私が人の役に立ちたい理由

私は人の役に立つのが好きだ。
そう思ったきっかけは、
中学の時片思いしてた子の相談にのっていた時に気づいた。
2年ほど片思い中3回振られて最後は1週間付き合ってフラれた。


私が幸せだったのは片思い中に相談にのっていた時だけだった。

その子には彼氏もいて惚気も聞かされまくっていたし、

愚痴なども聞かされていてすごく辛かった。

だけど、

その子が幸せでいる時が好きでどんな時でも相談にのった。


相談にのっている時が私は好きだった。


結果的に

私はその子に1番の理解者で

特別な存在と言われるまでになれた。


2年もの片思いが実った時は全然嬉しくなかったし、すごく距離を感じた。そばにいるのと隣にいるのは大違いだったのだ。


隣にいる時というのは付き合っている時だ。

独占欲に満ち溢れていて、彼女の魅力に溶かされそうだった。

だが、

その時私は彼女のことが見えなくなっていた。


自分の彼女というフィルターがかかってしまっていたのかも知れない。

これはとても恐ろしい。

なんでも相談してくれると思っていたし、

素直に色々言ってくれると思っていた。


この時致命的なミスがあった。

彼女のことが見えていなかった。


その子が付き合うと言い出したのは、

突然だったのに。


その子はその時

彼氏に別れを切り出されていたのだった、

辛さのどん底で癒しを求めてでたのが

私と付き合う選択だったらしい。


ただ単純に私は言葉でしか判断していなかった。

付き合うという言葉に負けて

裏側にあった絶望に気がつけなかった。


私はそれがとても悔いに残っている。


人の相談にのるということは

ある程度相手の裏側をなにがあるのも

わかってないといけない。

自分の受け答えによっては相手の人生を左右してしまう。

それほど責任のあることなのだ。


悔いは残っているが

私は1番重要なことを学べた。


それは

適度な距離を保つこと。


そうすることで

相手の裏側、表側を

見失わずに相談に乗ることができる。

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