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オーストラリアでサッカー観戦体験Aリーグ

Aリーグ観戦レポート:ブリスベン・ロアー vs メルボルン・ビクトリー @サンコープ・スタジアム in Brisbane

オーストラリアでサッカー観戦を考えている方に向けて、ブリスベン・ロアー vs メルボルン・ビクトリーの試合を観戦した体験をレポートします。特にスタジアムへのアクセスや観戦環境について詳しく紹介します。

チケット購入
日本と同じでネットで買えます。各チームのチケットをクリックすれば買えるチケットが出ていますので難しくないと思います。電子チケットです。

スタジアムへのアクセス

サンコープ・スタジアムの周辺は混雑が激しく、駐車場を見つけるのが非常に困難です。しかし、Eight Mile Plainsに無料で駐車でき、無料のシャトルバスが運行されているので、ゴールドコーストから車で行く場合はこの方法が最適です。バス専用レーンが整備されているため、比較的スムーズにスタジアムまで移動できます。

公共交通機関を利用する場合、電車での移動が可能ですが、片道0.5セントと格安な反面、時間がかかります。プラス30分くらい?一方、Eight Mile Plainsからのシャトルバスは30~40分ほどでスタジアムに到着し、降りてすぐにスタジアムが目の前という利便性の高さが魅力的でした。ゴールドコーストからM1で一本、Eight Mile Plainsからも直通一本非常にアクセスしやすいので子連れにはおすすめです。

日本と比較したスタジアム環境

日本では豊田スタジアムによく行っていましたが、

  • 駅から遠く30分ほど歩く必要がある

  • 車で行くと駐車場を確保するのが大変

これらと比較すると、サンコープ・スタジアムのアクセスは非常に良いと感じました。

スタジアムの雰囲気

サンコープ・スタジアムの最大収容人数は約5万人ですが、この日の観客数はざっとみ推測で3,000人程度。 日本のJリーグではゴール裏がサポーターで埋まることが定番ですが、Aリーグでは全く埋まっていませんでした。ガラガラ。メインスタンド側には観客が多くいましたが、バックスタンド側は座席のみが並んでいる状況でした。

また、スタジアムの構造が低めで、メインスタンド最前列近くに座ったにも関わらず、選手ベンチの屋根でフィールドの半分が見えないという予想外の事態に。前方のプレーは生で観戦し、反対側のプレーはスクリーンで確認するという、少々不便な席でした。一方で選手との距離が近いメリットもあります。ベンチで何しているとかよく見えますし、入場時には子どもたちが何人かの選手とタッチをしていました。

ハーフタイム時に選手が来るのを待つ

日本と異なる応援文化

Jリーグでは熱狂的なサポーターはゴール裏に集まるのが一般的ですが、Aリーグではメインスタンドの観客も非常に熱く応援しているのが印象的でした。

  • 周囲の観客が「Come on Brisbane!!!」と声を出して応援

  • メルボルン・ビクトリーのサポーターは少数

  • メインスタンドの席でもサポーター同士がもめる場面があった

また、メルボルンを応援する子供が周囲のブリスベンサポーターの子供たちに「Get out!」と叫ばれる場面もあり、日本とは異なる熱気を感じました。日本だとメインに座っているとアウェイユニも確かに見られるけど、それぞれ静かに応援する感じなので、ちょっと怖いなと。セキュリティの人々もかなりいるのですが、ただ言い争っているところでは介入なしです。

あと豊田スタジアムだと高いチケット買うとそのエリアはチケット見せないと入れないのですが、サンコープ・スタジアムはそういう区切りがないのと、席がガラガラなのとで、安いチケットを買った子供らがわーっと前の席に座っていました。それでちょっとした合間に自分の席に座られてしまうこともありで要注意です。またフィールドにでたら罰金が約$11000だと書かれている看板を見つけて、確かにすぐ出やすいからそういう人いるんだろうなと。

スタジアムの設備とサービス

スタジアム内のフードやグッズのラインナップはシンプルでした。

  • フード:Red Rooster(ファストフード)とアルコールのバーのみ

  • グッズショップ:

    • マフラー:$35

    • 子供用ユニフォーム:$120

    • リストバンド:$15

Jリーグと比較するとグッズの種類が少なく、Aリーグは商業的な雰囲気が薄い印象を受けました。

入り口から入ってバーガーなどほしいものをとってレジで支払い、チップス(ポテト)が人気

ハーフタイムには少年サッカーチームによるミニゲームやシュートチャレンジのイベントが開催しており、商業的要素の狙いはなさそうな感じ。豊田スタジアムだといっぱいイベントが毎回企画さえ、スタグルは会場外にもキッチンカーがいっぱいです。

試合後の選手との交流

Aリーグの魅力の一つが、選手との距離が近いことです。試合後の写真撮影やサインをもらうのは定番となっているようで、試合が終わると子どもたちがわっとフィールドの一番前に集まり選手が来るのを待っています。何人かの選手が来てくれます。ブリスベンの選手は別のところにきてたかな?メルボルンの選手が何人かきてくれました。息子に写真を見せたらサントスだと。有名選手のようです。

今回の目当てはメルボルン・ビクトリーのランゲラック選手です。名古屋サポとしては、メルボルンに移籍したばかりの選手にどうしても会いたくて。一番丁寧にしてくれていて、まずアウェイサポのところにいって挨拶とサイン。50~70人ほどの子供たちにサインや写真撮影をしていました。そのあとメインのほうに来て、幼稚園の団体やらと写真や、後援会?大人たちとも話し込んだりとにかく忙しい。こんな自分のところまで来てくれるかなと半ばあきらめていましたが、結構近くまで来ていたので私もグランパスのユニフォームを持って勇気をもってランゲラック選手に近づき「ミッチ」と声かけてみました。もう準備していた英語がでなくて、でもグランパスユニとサインペンもってたらもうわかるので、最初からミッチも覚えている日本語「どういたしまして」で応じてもらいました。本当めちゃめちゃ忙しいのに、メルボルンのユニじゃないし、うちの子キーパーじゃないんでグランパスユニにサインしてくれてありがとう。うちの子来れたらよかったなあ…
Jリーグではなかなかこうした機会がないため、Aリーグならではの温かみを感じました。

まとめ

Aリーグ観戦は日本とは異なる魅力がありました。

  • スタジアムのアクセスが良好(特にEight Mile Plainsからのシャトルバスが便利)

  • メインスタンドの観客も熱狂的に応援

  • 試合後のファンサービスが充実(選手と交流できる可能性が高い)

ただし、席の配置や設備は日本よりも劣る点もあり、観戦時の席選びには注意が必要です。

オーストラリアでサッカー観戦を考えている方にとって、Aリーグは日本とは違う熱気とフレンドリーな雰囲気を楽しめるリーグだと感じました!

おまけ

試合中選手が何飲んだり食べたりしているのか見ましたが、メルボルンの選手はバナナでした。少年サッカーと一緒だなあ。赤青黄色の毒々しい色のスポドリも定番なようです。スポンサーかな?日本だとキリンとかね。

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yossy
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