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Armored Core Ⅵ 1周年プレイ時間調査結果報告

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9/8: 初版公開


はじめに

2023年8月25日にArmored Core Ⅵ Fires Of Rubicon(AC6)が発売されてから約一年が経ちましたが、1周年を記念してプレーヤーのAC6プレイ時間について調査しました。きっかけは海外プレーヤーから、日本のプレーヤーは一体どれぐらいの時間プレイしているのかと質問されたことに始まり、ソーシャルメディアを通して質問を投げかけたところ多くの方から回答いただくことができました。本記事ではその調査結果について簡単に報告させていただきます。

調査方法

調査方法は、まずGoogle Formで質問フォームを作成して、ソーシャルメディアXで質問を投稿して、合計180人のプレーヤーから回答をいただきました。日本語での質問を日本人コミュニティに投稿したため、ほとんどの回答は日本人プレイヤーからのものとなっています。質問の内容と回答受付期間は以下の通りです。

質問1: アーマード・コア6の合計プレイ時間は?寝落ちなどを含むゲームが起動していた時間でよい。数値のみ記入で単位は時間。

質問2: シングル戦ランクマでの過去最高の成績は?(以下から選択)

  • Bランク以下

  • Aランク

  • Sランク ドミナント未満

  • ドミナント

  • アベラント

  • イレギュラー

質問3: チーム戦ランクマでの過去最高の成績は?(以下から選択)

  • Bランク以下

  • Aランク

  • Sランク ドミナント未満

  • ドミナント

  • アベラント

  • イレギュラー

質問4: メインのプラットフォームは?(以下から選択)

  • PC

  • Playstation

  • XBOX

  • 複数並行

回答受付期間:2024/8/13 - 2024/9/1

調査結果

図1に最も注目すべき、シングル戦ランク過去成績とプレイ時間の関係を示しました。プラットフォームごとに色分けをしていますが、一部データなし(Platform: ND)となっているのは、私が最初に質問を投稿した時点ではPlatformに関する質問を入れておらず、最初の22人からPlatform情報を得られなかったためです。また、チーム戦ランク過去最高成績がアベラント以上の回答者に対しては、赤いx印をプロットしています。理由は、チーム戦ランクマを重視しているプレーヤーが図1上に外れ値として現れる可能性を想定したためです。結果としては、チーム戦ランクで好成績を残しているプレーヤーも図1のシングル戦成績ごとのプレイ時間分布から大きく外れることはありませんでした。

図1. シングルランク過去最高成績とプレイ時間の関係

図2に回答者のシングル戦とチーム戦のランクマッチ過去最高成績の分布を示した。これはシングル戦勢とチーム戦勢の2局化を想定して可視化したものですが、本調査の回答者はシングル戦を重視したプレーヤーが大半を占め、チーム戦でドミナント以上の成績を達成しているプレーヤーはシングル戦でもSランク以上をしていることが見て取れます。図3 と図4にそれぞれシングル戦とチーム戦の過去最高成績に関する回答結果の内訳を示しました。シングル戦はSランクドミナント未満の回答者が最も多く、チーム戦はBランク以下の回答者が最も多い結果となっています。

図2. 回答者のシングル戦とチーム戦のランクマッチ過去最高成績分布


図3. シングルランク過去最高成績の回答結果
図4 . チームランク過去最高成績の回答結果

図5にメインプラットフォームに関する質問の回答結果内訳を示しました。PCとPlaystationでほぼ半々で複数並行してプレイしているプレーヤーは4.4%程度でした。なお、XBOXプレーヤーは回答者の中にはいませんでした。

図5. メインプラットフォームの回答結果

考察

生存バイアスについて

まず、本調査結果には生存バイアスが強くかかっており、一般的なAC6プレイヤー全体像を表すものではないことに注意が必要です。本調査の質問をX上で確認して回答するのは、AC6対人プレイに真剣に取り組んでいる人がほとんどと考えてまず間違いないでしょう。また、質問投稿者である私は、特に質問を投稿した時点ではシングル戦を重視したプレイヤーとの繋がりのほうが強かったため、チーム戦勢の回答の割合が実際の人口比より少なくなっている可能性もあります。

シングル戦ランクマッチ成績とプレイ時間の関係

これに関しては、想定通り過去最高成績が高いほど、プレイ時間も長い傾向が見て取れます。PC版唯一のシングル戦イレギュラーのごまさんの2500時間はさすがとしか言えません。ちなみに回答いただいたタイミングは1周年企画のArmored Core Streamers Cup (ASCup) の企画発表直後のため、大会練習やコーチングに費やした時間を考慮すると、現時点ではさらにすごい数値になっていることでしょう。逆に小さい側の数値で注目すべきは、500時間程度でアベラントを達成しているプレーヤーの存在です。おそらくランクマッチシーズン1でアベラントを達成して引退した人でしょうか。

外れ値について

さて、外れ値について話しましょうか。。。
Sランクの3500時間(PC): これ8/18に私が一次集計した際に度肝を抜かれた数字です。でもよくよく考えると思い当たる人が一人いました。はい、ペイントで有名なあの人です。配信の会話からも間違いないようです。主任さん、あなたは本当に凄すぎます。
Bランク以下の4691時間(PC): この回答には、この記事を書いている9/8に改めてデータ集計して気づいたのですが、、、え?なんですか、これ?数値打ち間違えじゃないですよね?これ、誰かわかる人教えてください。ちなみにチーム戦ランクマッチ最高成績はSランクなので、チーム戦をひたすらプレイし続けているプレーヤーではあるはずです。

おわりに

あらためて、回答者の皆さま、私の質問投稿をリポストしていただいた方々には心から感謝申し上げます。私はACに関しては旧作からプレイしてきましたが、対人戦コミュニティーにはごく最近から、関わらせていただくようになったばかりのため、これほど沢山の回答が集まるとは想定しておりませんでした。せっかく頂いた回答を無駄にはできないと思い、自分なりの解析と考察をこの記事にまとめました。また、ことの発端でもある海外プレイヤーにもこのデータを見せたところ、皆、日本人プレーヤー、特に上位プレーヤーのプレイ時間の長さに驚愕、興奮していました。この調査結果が海外コミュニティーに対しても良い刺激になればと思います。


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