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20分休み
レトロな雰囲気に包まれた鉄輪の喫茶店
ふと散歩中の足が止まり、立ち寄った
アメリカンコーヒーのブラックを軽く一口
それ以降は、角砂糖とミルクを加え、それは優雅に飲んで、そんな身の丈に合わないぼっちな私を店員のおばちゃんが見守ってくれている。
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半分コーヒー飲んだ頃には、
火照った体と、ぬるくなったコーヒー。
それに、海外の家族と地元のおっちゃんたちが来て、店は賑やかに。店員のおばちゃんに話しかける暇もなく、刻々と時間はゆっくり過ぎていて。
いつも、学校のLAWSONで買うホットコーヒーとは違う。眠気覚ましに買うアイスコーヒーとも違う。そんな非日常が日常になって欲しい願いを込めて最後の一口。
うん。めっちゃ甘い。角砂糖がすぐ溶けることがないように、人の願いは簡単に浸透しない。
慌ただしい日々には安らぎを求めて、
退屈な日々には忙しさを探していて、
あーでもこーでもない事を、
複雑に絡み合わせて考えていて、
そんなある日の贅沢なお昼休憩
おばあちゃん、ご馳走様。
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