見出し画像

ひーこさんによる第一回編集講座、控えめに言っても最高だった件

プレスラボの新人編集者の南野(@yossy04071)です!
入社して早1ヶ月、新人の僕と野村さん向けに先輩社員のひーこさん(@hi_ko1208)から編集講座をオンラインで受講できる機会をいただきました。

本来であれば対面で直接受講するはずだったのですが、緊急事態宣言の真っ只中ということもあり、リモート受講になりました(早く皆さんにお会いしたいなぁ〜)。

普段からリモートワークに取り組んでいる、弊社ならではの受講スタイルとなりました。とっても有意義な編集講座だったのでnoteでレポートします。編集初心者の方にも参考になる部分もあるかと思いますので、よかったらお読みください。


編集講座の概要について

編集講座の目次はこんな感じです↓↓(目次に新人の僕と野村さんの似顔絵が! 素敵……)。

1_スクリーンショット 2020-05-11 12.27.05

編集者は紙媒体とWebに大きく分かれます。その中でも弊社は受託の編集プロダクションなので、「外部編集者の仕事」を学びます。

編集者の立ち位置を知る

2_スクリーンショット 2020-05-11 12.27.13


この図解+文章がとてもわかりやすかったです!文字だけでなく図になっていることで「編集者」の仕事の業務内容やポジショニングがひと目でわかりますね(ちなみにアイビスペイントで作られたようです...サクっと作れちゃうひーこさんすごい)。


ご覧の通り、原稿を編集するだけではなく企画そのものを考えたり、カメラマンやイラストレーターさんなど、外部のステークホルダーさんとのやりとりも全て担います。また、クライアントさまとのやり取りも編集者が行います。


出演者(取材対象者)のブッキングや取材交渉など、キャスティングまで担うことがあるので、業務領域は多岐にわたります。
表舞台で活躍!というよりは、どちらかというと裏方に近いイメージです。バンドでベースを弾いていた僕にとって、ぴったりな仕事だなと改めて思いました(笑)。


編集者の役割については、僕がプレスラボに入社するきっかけになった、池田のnoteにも詳しく書かれています(これがとってもわかりやすいんです!)。
こちらも是非。↓↓

<参考>



編集者の大切な仕事のひとつに「品質を守る」という部分があります。
この部分もスライドでひと目でわかるようになっています。↓↓

3_スクリーンショット 2020-05-11 12.27.21

この図解も非常にわかりやすかったです。特に注目したい部分は左上の「KPIに貢献する企画内容」です。

つまり、僕らはクライアントさまの掲げるKPIに基づいた企画を考えて提案し、KPIに寄り添ったコンテンツを作り読者に届ける必要がある、ということです。なので、マーケティングの知識も少なからず持っておいたほうがいいとも言えますね。

編集講座のみどころは実際に編集するシーンだった!

編集講座のハイライト_スクリーンショット 2020-05-11 12.43.34

ここまで編集者としての概要を学んできましたが、新人さんが一番気になってる部分ってじゃあ、実際編集作業ってどうやるの?という部分ですよね。はい、僕もそうです(笑)。

こちらではお見せすることができないのですが、LIVEで、ひーこさんがライターさんの初稿を編集するところを見ました!


実際に見て、編集するうえで大切な3つのポイントがあるなと気づきました。


編集作業における大切な3つのポイント
①文章表現は基本的にはライターさんにお任せする。
②表現のかぶりなどを解消し、なめらかな文章にする。
③(取材案件の場合)「問い」と「答え」を読者に丁寧に伝えられているかチェックし、わかりやすい表現に改変する。

...といったところです。


まとめ:編集講座は気づきと学びがたくさんあり有意義な時間でした!

画像5

アッという間に1時間の講座が終わってしまいました!今回の編集講座内容をまとめますね。

編集講座内容のまとめ
①編集者はプロジェクトにおけるハブ的な役割である(案件の全責任をもち黒子的に活躍する)。
②クライアントさまとスタッフの間に立ち、何が起こっても動じない姿勢でプロジェクトを進行する(納期を厳守する)。
③スケジュールは常に余裕を持たせて進行し、問題が発生したときに速やかにフォローできようにする。
④編集作業はクライアントのKPIを意識しつつ、ユーザー(読者)ファーストの文章を目指して作業する。

【個人的な気づき】
・文章だけでなくスライドに絵が入っているとより理解が深まる(イメージしやすくなる)。
・Zoomで開催すると録画もできる(音声だけでなく映像も後で見返せるので便利)。
・編集作業は表現の部分はライターさんにお任せしつつも、記事全体を通してケアレスミスや表現のかぶりなどがないか確認することが大切。
・「問いかけ」と「答え」を丁寧に読者さんに伝える工夫を行う。


【学び】
・外部編集者としての役割が学べた。
・企画立案から納品までの流れが理解できた。
・実際の編集作業を生で見せてもらうことで、編集のイメージが具体的に習得できた。


最後に、編集講座中に僕が一番刺さった言葉をご紹介します。

それは...

「何も(トラブルが)起きないように動くことができれば一人前の編集者」

という言葉です。文章を編集できるのは当然として、トラブルが起こらぬよう、もしくは起きたときのことを念頭に起き、常に先読みしながらプロジェクトを進行するということが大切なんだと改めて強く感じました。

このnoteがWebメディア運営に携わっている方や、編集者に興味がある方に届いたら幸いです。

ひーこさんによる新人編集講座第二回へ続きます。

次は4月入社の野村(@yanson0218)がレポートを担当します。

ひーこさんありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?