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GEAIM:第16回 Celesty - Counter-Stike1.6 大会『Survival of the fittest』主催者

公開日:2011-06-08 22:18:25

GEAIM ピープル第 16 回には、Counter-Strike1.6 大会『Survival of the fittest』を主催する Celesty さんが登場です。現在、13 回目の大会が開催中ですが、なぜ大会を始めようと思ったのか、質問を通じてどのような目的で運営を行っているのかなどを教えていただきました。

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1. ゲームのプレーネーム(ニックネーム)の由来を教えていただけますか?

Celesty という名は、名前を付けた当時に聴いていた北欧のメタルバンドの名前です。

2. 初めてプレーした FPS や PC ゲームについて教えていただけますか?

FPS という言葉があったのかどうかわからないほど昔のゲームになりますがファミコンの「ダックハント」というゲームになります(参考ページ)。 かなり昔のことなので記憶が曖昧ですが光線銃という名前の銃の形をしたコントローラーでプレイした記憶があります。

現在は息抜きとして『Counter-Strike1.6(CS1.6)』をメインにプレイしていますが私がオンラインでゲームをプレイするきっかけになった ゲームタイトルは FPS ではなく RTS の『Age of Empires』で CS1.6 の次に長期間プレイしているゲームになります。 私はファミコンやスーパーファミコン世代になりますが、当時はオンラインゲームなどというジャンルはなく、 遠くに住んでいる方々と一緒にゲームができるというのは画期的で楽しく、知り合いとやり込んでいました。

3. 初めて参加したゲームの大会またはイベントの事を覚えていますか?よろしければ当時の事を教えて頂けますか?

はじめて参加した CS の大会はどちらが先に始まったのか覚えていませんが『JAPAN CS CLAN TOURNAMENT5(JCCT5)』または『Killing In Action(KIA)』で、 大会が開始された当初は SV というクランで出ていたと記憶しています。 当時、JCCT については土日のお昼から各クランが集まり試合が行われていました。 今となってはそのような時間帯から多くのクランが集まるのは難しいと思いますが、 それだけ昔は活気があったという証拠だと言えます。

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JCCTは有志によって運営され、Cyber Athlete Professional League、World Cyber Games、Asia Counter Strike League の代表権をかけて開催された。

私が CS を始めたのは皆さんに比べかなり遅く 28 歳の時で 10 代から CS ができている若い方が羨ましいです。 あれから 9 年近く経っていますが未だに飽きませんし息抜きにはちょうどいいゲームです。 SV → kiwami → Lien とCS1.5の頃からリーダーとしてクランを運営し、 前述した大会以外にも数々のCSのオンライン大会には参加しています。 技術的には中級とも言えるかどうかのレベルのクランでしたが、参加者がいないと大会は成立しませんし、 そういう意味で参加者として CS に貢献しようという考えもあり、積極的に大会に参加していたように思います。 Negitaku.org の Lien のチームプロフィールに書いていますが、おそらく過去のCSの大会参加回数はプレイヤーとしては最多でしょう。

4. 現在の主な活動についておしえて頂けますか?

現在は『Lien d’Abondance(Lien)』というクランのリーダーを兼ね、『Survival of the fittest(SOF)』という CS1.6 のオンライン大会を主催しています。

5. 大会運営の活動を始めたきっかけについて教えてください

SOF を始める前は CS1.6 をプレイする方が減りそれに伴いクランも減少する中で、 それでも新規に CS1.6 をプレイしたいという方の当クランへの入隊希望が絶えませんでした。 私自身は数多くの大会に参加することで CS に対するモチベーションを継続してきましたが その頃はそういう環境も無くなりつつあり、環境の整っていない状況で今から CS を始めようと 思っている子たちに、少しでも自分が経験してきたような環境でプレイさせてやりたいという想いがあり 何か大会を企画しようと思ったのがきっかけです。

私のクランはメンバーが多いこともあり、過去にクラン内でレベルが均等になるようチームを分け、 賞品付きで大会を企画し開催したことが何度かあります。 その大会の延長上として、今度は他クランも入れてやってみようということで当初は小規模なものを予定していました。 そのモデルケースは過去に Glint というクランが企画し 2 大会開催された GCT という、他クランを招待して行う 1day トーナメント大会で SOF の第 1 回大会は、何チームかクランを招きテスト運用としてそれに似た大会にしました。

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第1回大会は 8 チームの参加で開催。

6. どのような目標で大会の運営活動をされていますか?

前の質問に回答させていただいた理由の通り、CS1.6 に活気を取り戻したいという想いからです。 最近は 『Counter-Strike Online(CSO)』 から CS1.6 へ移行されている方も増えてきていますし良い傾向にあると思います

私は参加者として過去に様々な大会を見てきましたが その中で面倒だったり不便な点は色々とありました。 労力はかかりますが SOF ではできる限りそういった問題点をクリアしたいと考えています。

過去行われていた大会はサーバーを対戦者同士で話し合い準備する必要があり、出場者にサーバー管理者がいると その人だけ LAN になって不公平が生じたり、試合サーバーの設定が統一されていなかったり HLTV が delay 0 でサーバーに入っていたりと公平に試合が行えない状況でした。 この問題点をサーバーを運営で一括管理することでなくしました。

また、SOF は日本で CS をプレイしている他国籍の方も参加していただきたいと考えており、 ルールには日本語でのコミュニケーションを取れる方が最低 1 人でもいることが参加条件となっていますが、 それでも日程調整等のやり取りをする場合連絡が取れなかったり、在日の方の視点で考えた場合でも 日本の方とコミュニケーションを取ってやり取りをすることはかなり困難ではなかろうかと思い、 これを予め、運営側で仮日程を設定することによって、その仮日程で行えない試合のみを 調整していただく事にすることで参加者側の手間を減らすことにしました。 開始当初は在日の方も戸惑われていたのかきっちりとできないことも多々ありましたが 回数を重ね、どのチームも今ではちゃんとやるべき事はやってくださっています。

試合結果等をサイトにすぐに反映する事についても自分が参加者として大会に出ている時はすぐに見たい情報であったので 試合の実施時間が夜遅いですが、そのあとに作業してできる限り早くサイトへ掲載する努力はしています。 フラグハイライトムービーや試合の実況配信は、運営の観点で言わせていただくと CS を広く知ってもらう 1 つの手段として考えています。 これらは運営が直接やっていることではないため、制作者・配信者に必要以上の労力を強いることはできません。 大会運営全般についても同じ事が言えますが、継続することが一番重要だと考えていますので これらはお手伝いをしていただいている方の負担にならない程度でやっていくつもりです。

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各大会の名シーンをムービーで紹介

常に試行錯誤しながらやっていますが様々な要望や意見があるかと思います。 実質運営は毎日 1 ~2 人でやっていることが多く、試合の進行だけはスタッフが居る時は 手伝ってもらうことがありますが、その他の雑用はほぼ 1 人で切り盛りしています。 したがって今、要望や意見はできる限り汲み上げたいという考えがあっても運営の労力も 考えないといけないので全ての要望・意見に対応はできないということだけはご理解ください。

皆さん知らないかもしれないですが ZOWIE GEAR 製品を賞品として大会に提供してくださっている マスタードシード株式会社様は自社の利益目的だけでなく日本の CS を何とかしたいという 想いもあって SOF に協賛していただいています。 ただ協賛しているだけと思われがちですが知っておいていただければと思います。

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マスタードシード社はZOWIE GEAR と共に賞品提供や
ゲームサーバーのホスティングなどでコミュニティに貢献。

7. 大会の運営活動やゲームを通じて人生に何か影響がありましたか?

CS に限らずオンラインゲームで知り合い、実際に会った方はたくさんいますし、 実生活で 10 年以上も親友のように個人や家族ぐるみで良い関係を続けている方も多いです。 SOF の運営については正直なことを言いますと実生活を少し圧迫しています。 しかし、多くの方が CS をやってくださることで私自身が無駄ではなかったと思えればそれでいいと思っています。

8. 使用しているデバイスとそれを使っている理由を教えていただけますか?

マウス『Logicool MX518』
使い慣れていた MX510 がもう製造されておらず一番形状が近いからこれにしています。

マウスソール『Hyperglid for MX518』
とりあえずソールなら何でも良いと思い購入しました。

マウスパッド『SteelSeries Qck heavy』
マウスパッドに拘りはありませんが中でも一番長く使っているパッドです。

キーボード『東プレ Realforce 106』
これを使ったらもう他のキーボードが使えません、と勝手に思っています。

ヘッドセット 『Goldring DR150』
ヘッドセットではなくヘッドホンですがコストパフォーマンスに優れたものなのでこれを使っています。 マイクはエレコムの 800 円ぐらいのものです。

モニタ『iiyama HM204D』
CRT が製造されなくなる直前に購入した CRT モニターです。
当時は液晶モニターでリフレッシュレート 100 に設定できるものがなくこれにしました。

9. 注目しているゲーム、eスポーツに関するものサイトやブログがあったら教えてください。

Survival of the fittest
私が運営管理している大会のサイトです。

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USTREAM
大会の TOP ページでも視聴できますが過去の試合録画もこのサイトで視聴可能です。

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HLTV.org
世界のプロゲーマーの情報はここで得られます。私もいまだに大きな世界大会はクランの仲間と観戦することがあります。

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10. サイトを見ている人に何かメッセージがあればお願いします。

先日、barusa 君が実況してくれた後の雑談で話そうとしていましたが、 次回14回大会は Expert だけ形式を変えてやってみるつもりです。 年内は14、15とあと2大会開催する予定でいますが 今年ラストとなる15回大会では過去にCSCTLで行われたような形式で クラス分けを撤廃したトーナメント大会を企画しています。

また、現在 Open に参加チームが偏っている件については運営としても問題視しています。 これは色々な面で各クラスの差別化を行うことで間接的に対策し様子を見たいと思います。 第 11 回大会と第 12 回大会のムービーをリリースできていませんが色々な事情が 絡んで遅れていますのでもうしばらくお待ちください。 ムービーについてはその都度、 制作者を探していますのでいつまで続けられるかわからないのが現状です。 是非ムービーを作ってもいいよ!という方が居られたら SOF 運営スタッフまでご連絡ください。

11. 次に、ゲームやeスポーツでがんばっていると思う方をこのインタビューにご紹介していただけますでしょうか。

oronaiさんで。Special Forceでもトッププレイヤーであり、CSでもトップに位置するチームで活動する抜群のセンスの持ち主。関係ないけど麻雀も強いです。

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Celesty さんありがとうございました。『Survival of the fisstet』は 13 回目にして最多参加チーム数を記録しており、日本の Counter-Strike シーンに大きく貢献する大会だと思います。次回は Celesty さんのご指名により、Counter-Strike1.6、Special Force プレーヤーの oronai さんが登場予定です。お楽しみに。

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