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GEAIM:第10回 Sion - Counter-Strike1.6 の国内大会で優勝多数、Electronic Sports World Cup 2008 に日本代表として出場

公開日:2011-04-27 12:00:48

GEAIM ピープル第 10 回には、『Counter-Strike1.6』で国内大会で所属チームおよび個人で優勝多数、世界大会『Electronic Sports World Cup 2008』に日本代表とした経験を持つ Sion さんが登場です。

1. ゲームのプレーネーム(ニックネーム)の由来を教えていただけますか?

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漫画家 夜麻みゆきさんの、『レヴァリアース』に登場する漫画のキャラが原点です。

2. 初めてプレーした FPS や PC ゲームについて教えていただけますか?

初めてプレーしたのは Nintendo64 の 007 ですが、本格的に始めたというのであれば、『Team Fortress Classic』です。兄がプレイしていたのを見て、教えられながら夜な夜な二人でやりました。

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Sion さんがプレーしていた『Team Fortress Classic』

3. 初めて参加したゲームの大会またはイベントの事を覚えていますか?よろしければ当時の事を教えて頂けますか?

タイトルは Counter-Strike1.6 で、Team RNS で参加した KIA という大会でした。「Expert」「Main」「Open」のようにレベルが分かれている大会で、私達が参加したのは Expert ランクでした。敵は倒せたのですが、報告が少なく足を引っ張っていたのを覚えてます。それ以外は特に覚えてないですね、すみません。

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『Killing In Action』は通算68回開催されたCounter-Strike大会。

4. 現在の主な活動についておしえて頂けますか?

Team Speeder で、CS1.6 の大会で優勝を目指し日々の鍛錬に育んでおります。また息抜きにぷよぷよの大会にも出ております。また Team ではリーダを担っており、スポンサーとの交渉、イベント参加依頼のやり取り等、企業との橋渡しを行っております。

5. Speeder での活動を始めたきっかけについて教えてください

初期の Speeder では、Noppo 氏から日本一になるチームを作ろうということで活動開始しました。 そして、一時解散し、自分も 1 年間ほど引退しておりました。 その後、日本は海外に一切勝てなくなりました。 仕事が忙しい中、私は CCDT という大会で結果も残せたのでまだいけるかなと思いました。 そのとき再度 Noppo 氏から声をかけられ、Speeder が再始動し、活動を開始しました。

6. どのような目標で Speeder での活動をされていますか?

第一に周りから見られて尊敬されるチームを目指す。 ですので、ケンカや非難は避けるようにしてます。

大会が近づけば、それに向けチームメイトと練習しております。 CS1.6 は如何せん大会が無いので、大会までは各自個人練習に割り当ててます。 また FPS を広めるために、いろいろなイベントにも参加しております。 今後はスポンサーも考慮に入れて活動を行うべきかもしれませんね。

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Speederのメンバー達と『FPS甲子園2010冬』に参加。

7. Speeder での活動、もしくはゲームを通じて人生に何か影響がありましたか?

薄汚い人間関係、偽善や、虚偽、誹謗、批判、中傷。

今もそうですが、悪い噂を流され、結果を残しても評価されない日々が続きました。

この世界が嫌いだ。他人が真実なんてしったこっちゃねぇ。 自身を殺す術を手に入れ、ただ傷ついて笑う日々。

そんな世界を、自身を、隠し耐え抜いてきたからこそ、今の自分があります。 耐えなければ世界を笑いながら死んでたかもしれませんね。 今は程良く楽しんで FPS は出来る様になりました。 そうなれたのも、あの桜が見れたおかげです。

プレイヤーから「応援してます!」と言われたり、会社や友人に、「ネットに載ってるよお前!」 憧れを持たれることが純粋に嬉しかったです。 そうやって、コミュニケーションが取れることも幸せです。 ちなみに会社ではゲームをやってることを、1 年間隠し通せました。

残念な点が、メディア嫌いになったことです。

8. 使用しているデバイスとそれを使っている理由を教えていただけますか?

マウス『Razer Krait』
小さくて小回りが効く、Fnatic の f0rest に憧れて買ったのがキッカケです。 単発撃ちがめちゃくちゃ当たります。

マウスソール『SteelSeries Glide MS』
これぐらいしか使ったこと無いです。SteelSeries の信頼性で選びました。

マウスパッド『SteelSeries QcK+ Limited Edition (Fnatic)』
個人的には 5C が好みなのですが、買い換えるのに費用が高くつくので、布に変更しました。 その中でもデザインがよく、凹まないくらいの厚みがある、Fnatic Edition を選びました。

キーボード『SteelSeries - Steel keys 6G』
メカニカルキーボードが大好きで、ゲーマー用の中でそれに近い打感があります。 反応も素晴らしく早いので文句なしです。 ただ最近は 7G が欲しいなぁと思っております。

ヘッドセット『Sennheiser - PC166 USB』
sennheiser の USB サウンドカードが素晴らしいのと、強く密閉されないので、耳が痛くなりません。 音質も文句なしです。

モニタ『Nanao Flexscan T761 or SAMSUNG T200G』
Nanao Flexscan T761 は、昔から愛用している CRT です。120Hz 出ますし、大きさ以外素晴らしいものです。 SAMSUNG T200G は以前、WCG などオフライン大会で多様されていたのを見て購入しました。 CRT が壊れた用で買ったので、現在はサブ PC 用のディスプレイとなっております。

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Sionさんプレー環境

9. 注目しているゲーム、eスポーツに関するものサイトやブログがあったら教えてください。

所属している『Team Speeder』のホームページです。CS1.6 の講座を行う予定ですので、是非ご覧下さい。

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『Team Speeder』の公式サイト

また、『FPSField』による日本の FPS コミュニティーの発展を期待しております。

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FPS のコミュニティサイト『FPSField』

10. サイトを見ている人に何かメッセージがあればお願いします。

あなたが舌打ちをすれば、誰かが苛つき あなたが傲慢になれば、誰かが謙虚になる。

自分と他人を映す鏡を持って、まずは自分を見つめ直す。

物事を難しく捉えず、初めて触るおもちゃのように夢を抱き、十分に挑戦してから諦める。
絶対に得るものがあります。無駄なことなんてない。

「くだらないゲームなんかやって」とくだらない大人達に言われないように。
全てを逃げてゲームではなく、全てを成してゲームがある。
素晴らしい大人と言われるような、一つのマテリアルとしよう。

最後に、 いろいろな人々と同じ時を過ごせ、良かったです。友人やチームメイトに多謝。
理論が全てではありません。理論では語れないものが、胸の鼓動にはあります。

お互いを尊重し、虚偽や中傷のない、人として成長が出来る場を目指し、
これからも FPS を盛り上げ、皆さんが素晴らしい FPS Life を過ごせるために頑張りますので、応援宜しくお願い致します。

11. 次に、ゲームや e スポーツでがんばっていると思う方をこのインタビューにご紹介していただけますでしょうか。

CS1.6 の元チームメイトで、かつ尊敬する Quake プレイヤの一人である toriyama さんです。何をきっかけに FPS を始めたか知りたいですね。

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Sion さんありがとうございました。Sion さんのはブログ等で Counter-Strike に対する独自の理論や分析について公開されているので、チーム公式サイトと共にチェックしてみて下さい。次回は Sion さんのご指名により Quake Live プレーヤーの toriyama さんが登場予定です。お楽しみに

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