宇宙ホラー【統合失調症 小説】〜もう一つの物語〜
もう一つのepisode0
死が当たり前の借金地獄の未来を見てしまったよしえは未来を変えてしまう。ビットコインを売ったのだ。未来が借金地獄なら、ビットコインを持っていなければいけないところだと多くの人は思うだろうがよしえは売ってしまった。ビットコインの値上がりよりも、それを嫉妬される未来を恐れたのである。彼女が置かれた状況(結界にかけられたこと)もそれ故起きていることだと推理したのである。よしえは結界にかけられた。通せんぼうをされたと思っていた。
しかし、それ故(よしえの選択で)ビットコインで大儲けしていた未来のよしえは異世界へ送られてしまう。よしえを結界にかけたのは誰か?もしかしたら自分かもしれないと思いだすよしえ。ずっと他人のせいだと誰かにやられたんだと思っていたよしえ。もしそうだとしたら、申し訳ないことをしたなと未来の自分に謝罪した。せめてもの償いでよしえは消失した未来のよしえの為にストーリーを書こうと思いたつ。
それはカッパの物語だった。
平凡なよしえは今日も体育館でバイトをする。何者でもない自分に諦めがつかないよしえ。承認欲求のままに小説を書く。
コンビニ恋愛物語は彼女の空想であり、来世用の物語であった。平凡な幸せが良いと思うyossiであったが…成功したい〜!