大地の芸術祭2018
【全自病協雑誌第57巻第8号】
ご存知の方もいらっしゃるかも しれませんが、今年は「大地の芸 術祭、越後妻有つまり アートトリエンナ ーレ2018」の年です。これは豪雪地の過疎化に悩む新潟県十日町市、津南町を舞台 に、2000年から3年に一度開催さ れる大イベントです。その基本理念は「人間は自然に内包される」ということで、東京23区よりも広大な面積にさまざまな現代アート がちりばめられます。今年のメイン会場である越後妻有里山現代美術館(キナーレ)では「方丈記私記」(建築家とアーティストによる四畳半の宇宙)という限定企画展が行われ、それに連動して越後妻有文化ホール開館記念コンサー トも予定されています。この芸術祭は日本だけではなく世界中から 多くの方が来られますが、前回2015年の来場者数はなんと51万人ということでした。