令和の治水事業 〜続・新潟から明日の医療を考える〜 その6
県立病院経営委員会
その報告書は県立病院を取り巻 く状況と課題(慢性化した赤字経営、厳しい県財政、県立病院としての守備範囲、深刻な医師不足、 地方公営企業法の全部適用に基づく経営における企業性発揮の不充 分さ)と役割(広域性、行政的医 療、医療従事者の研修教育機能、 高度・専門医療、へき地不採算医療および民と官の役割分担)について触れてあり、いま読み返して も現在の経営委員会の議論と寸分違わない事に驚かされる。さらに 県立病院改革の具体的な方法として再編統合・市町村・民間への移 譲または運営委託・地方独立行政 法人への移行が既に言及されていた。 (つづく)