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へ・き・ち・さ・い・こ・う その3

最近、新潟県保健医療計画の中のへき地医療分野について話し合う作業部会のメンバーとなった。へき地医療政策は医師確保対策と連動して行われるようになり、へき地で勤務する医師数の話題になった。日本全体で見ると、昭和40年台の医師数11万人のところ無医地区数2920であったが、令和になり医師数34万人に対して無医地区数は590と減少したため、へき地医療の悩みはすべて解決済み!となるかと思いきやそうはいかなかった。新潟県においては、平成時代30以上あった無医地区はいまでは20以下となったが、地域枠増や研修医獲得に向けた取り組みにも関わらず医師偏在指標は全国最下位レベルであり、この作業部会の存在意義も衰えていない。(つづく)