ぼくたちとコロナの365日戦争 (前篇)
ー やっと、長くツラい大学1年間が終わった ー
大学3年生をコロナとともに過ごし、やっと2月になり期末レポートも授業もすべて終わったので1年を振り返ろうと思う. 前篇では181日分を話す.
コロナが日本にきて約1年間、周囲の環境は目まぐるしく変化した。未知のウイルスを抑制すべく、卒業式や入学式といった行事、サークルの勧誘、飲み会などの大学生の楽しみ一気に失われた…また授業もすべてオンラインになりステイホーム、感染対策が強いられた.
大学周辺は飲食店や宿泊施設が多く、そこでアルバイトのシフトの数も激減して収入が大きく減った. ただでさえ、お金がない大学生に
ー ウイルスが追い打ちをかけてきた ー
自分は留学生を支援するサークルに入っていてアジアや欧米からくる留学生が来日するのを待ち望んでいたが、ほぼ全員が「入国拒否」それにより、
ー 活動意義が見いだせなくなった ー
「自分はだれのため、何のために生きているのか。」ひたすらに自問自答したが、未知のウイルスの恐怖に足がすくむ.
SNSやテレビ、オンライン授業など、どれをみても話題はコロナばかり
精神が憂鬱になりながら、しかし貴重な大学生活を無駄にしないように
自宅でできる自己投資をすることにした。筋トレ・読書・アコギなど
こうして前向きになれたのは、未知のウイルスと闘う医療従事者や患者の 人たちの一生懸命の姿や、楽しい大学生活を迎えるはずの新1年生をみて
ー 自分が落ち込んでいてはダメだな ー
と思ったからだ.
自己投資のほかに新1年生のメンタルケアをすべく、オンラインで毎週1時間同じ学部の1年生15人ほどに対して、大学生活や将来についてなど相談に乗った。(少しは貢献できたかな.)
オンライン飲み会やオンライン授業が定着しつつあるなか、さすがにステイホームをしすぎると健康に悪いので、毎朝、大学の構内や近くの河川を散歩することにした。すると気づくことが、
ー 鳥たちは、ウイルスに右往左往することなく暮らしている ー
そのときに自然の偉大さを感じた。ウイルスは人間が自然界に侵入して破壊活動を繰り返した仇でないかと。
そう感じるようになり、最近、よく耳にするSDGsに関しても深く考えるようになった。
そして故郷に帰省することもできないまま、前期が終わった。それが8月はいったくらいのできごとだ。
次回予告
ー 襲い掛かるオンライン就活 ー