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米雇用統計終えてドルは大きな潮目を迎えたか!?

こんにちはヨッシーです!

雇用統計後のマーケットの反応

昨日、11月4日に発表された10月のアメリカの雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが予想を上回りましたが、失業率の上昇や賃金の前年比の伸び鈍化が景気減速の兆しと受け止められました。
雇用統計直後はドル買いの流れでしたが、時間が経過するにつれてそのドル買いの力がなくなり、売りがかなり強まりました。
非農業部門雇用者数は市場予想を上回ったが失業率3.7%に上昇
これは12月以降のFRBの利上げ幅に大きく影響が出る数字です。
ff金利先物市場が織り込む12月のFOMCでの利上げは0.75%の予想が52.5%、0.50%の予想が47.5%となっています。
雇用統計発表後に一時0.75%予想が強まりましたがこれも一時的でした。
FRBのターミナルレートの予想水準は雇用統計前の約5.2%から5.09%に低下しました。

来週の注目材料

来週は10日アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されます。

前回9月発表分は前月の8月分より鈍化していたとはいえ市場予想を上回る結果でした。
アメリカの物価の動向が落ち着いてきている兆候が見られれば今回の雇用統計の結果が相まってドル売りにつながるのではと予想します。

ドル円4時間足で来週の動向を予想

ドル円は4時間足で今週固かった146.800〜147.000あたりをしっかり割って今週引けました。
今週の終値のすぐ下に約1ヶ月の移動平均線がありますがここもしっかり割れてくるとなると140円台前半、CPIの結果次第では140円割れというのも可能性として見えてくると考えています。

今回の雇用統計でアメリカ経済の鈍化はかなり明確に見えてきたと思いますのでこれをCPIが後押しするかが次のFOMCまでの鍵になりそうです!

僕が来週のドル円を取引するなら引きつけて売るより移動平均線を割ったら売るや145円を割れば売って反対方向に戻りそうならすぐに買い戻して損切りをするというスタンスになると思います。

先ずは週明けの動向を見てから判断したいので東京時間は大きな変動がなければ静観して夕方以降にトレードしたいと思います。

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