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建設作業員って怖いよね。
僕は作業服を着て歩いている時には意識している事があります。
それは偽善でも良いから良いことをする。ということです。
建設作業員って世間一般的に見たら自分は怖そうだとうつっているという事は重々承知しています。
周りの人に建設作業員のイメージを聞いてみると大体『怖い』と言いますね。
先輩に教えてもらったこと
雇われ時代に先輩職人さんと電車で帰宅している時に、目の前にご高齢の女性の方が立っていました。
その女性に対して先輩はこの席座ってくださいと席を譲られていました。
シンプルにかっこいいと思ったのと、スマートにできていない自分に情けなさを感じたことを覚えています。
先輩になんで優先席でもないのに譲ったんですか?
と聞くと。
「俺らは体力には自信あんだろ?そしたら数分立ってるくらいわけないだろう?それに建設業って怖そうだし、イメージ悪いだろう?少しでも世間様には良い事しとかないといつまでもイメージ悪いままだぞ?」
と教えてくれました。
その先輩はTHE建築業って感じの先輩で見た目も怖い感じです。
少し棚橋選手に似てます。
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その怖いイメージも相まって僕の中でその先輩の評価は爆あがりしました。
ヤンキーが子猫を可愛がっていると評価が上がるようにマイナスイメージからスタートだと良い事した時の加点幅が広いことを知りました。
この日を境に僕は席を譲ったり気になるゴミを拾ったり、コンビニや飲食店の店員さんにありがとうを伝えたりするようになりました。
作業服を着ている時だけでもいつもより良いことを意識的にやろうと決めました。
ただ不思議なもので、最初は作業服を着ている時だけやっていたこの行動も気づけば普段からするようになっていきました。
偽善でも良いからと思ってやっていたことも気づけば習慣になっていました。
人に対して、汚い言葉をなるべく使わない。
人に親切にする。
前向きな言葉を口にする。
会社で一番怖そうな先輩は
会社で一番気配りのできる先輩でした。
今日も現場に向かう自分は、周りから怖そうだと思われていることを自覚して、普段よりも意識していい事しようと思います。
少しでも建設業のイメージアップしてかなきゃね!
本日もご安全に