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【ビジネスマン向け】BPO・KPOについて解説
今日は、ビジネス界隈でよく耳にする2つのキーワード BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング) と KPO(ナレッジ・プロセス・アウトソーシング) について投稿します。
BPOとは?
BPOは、いわゆるバックオフィス業務の「便利屋」のようなイメージです。例えば、コールセンター、給与計算、人事業務 など、「うちの会社でもできるけど、正直やりたくない」ような日常的で定型的な業務を、外部の専門会社にお願いすることを言います。
「BPOって、会社の雑務を他人に押し付けるもの?」と思った人もいらっしゃるかもしれませんが、実際は、これがビジネスのコストを下げ、効率を上げ、しかも自社のスタッフが本当に集中すべき仕事に専念できるようにする、有効なビジネスの戦略とも言えます。
コールセンターで言うと、トランスコスモスやSCSK、
給与計算ではディスコ、ペイロール、JOE
人事業務ではアデコ、リクルートキャリア などが挙げられます
KPOとは?
次は「KPO」についてです。
KPOは、単なる作業ではなく、頭脳や知識を活用する高度な業務 を外部に委託するものです。例えば、マーケットリサーチ、データ分析、法務調査 など、専門知識が求められる業務を専門の知識を持つ外部の人にお願いすることを指します。
大企業であれば、そのような役割をされる方は自社内で確保をしていますが、自社だけでは確保ができない企業や、確保はできていても第三者の新しい発想が欲しいといった時に活用されるようです。
サービス提供をしている会社の例としては、
野村総研や日立コンサルティング、日本経済研究所などが挙げられます
BPOはルーチンワークのアウトソーシングで、雑務、繰り返し作業が中心ですが、
KPOは知識や専門性を要求する高度な業務のアウトソーシングと整理頂ければと思います。
ただし、AIやRPAなどのテクノロジーの進化により、アウトソーシング業務の必要性については改めて見直しが行われる可能性があります。
(AIとRPAについてまとめた記事はこちらから↓)
まとめ
現時点においてはBPOとKPOは、業務効率化という観点では企業の成長に欠かせない存在だと個人的には考えます。
お客さまとのディスカッションテーマとして一度話題に出してみてはいかがでしょうか。