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「無料掲載のハローワークなんて、どうせ応募が来ない。」と相談を受けたので無料で出来ることを資料にまとめてみた
「(無料の)ハローワークに求人を出しても、どうせ応募なんか来ない。」
小さな地域企業の採用担当の方から、そんなお悩み・相談をときどきいただきます。
・ハローワークを出してもあんまり…
・求人広告を出しても応募が来ない
・これからは採用ブランディングの時代でしょ
・SNS採用がトレンドだよね
こんなお話を耳にしますが、ちょっと待ってください。
求人票(募集要項)を見ると、そもそも「何も」書いてなかったりします。
このnoteでは、求人広告費をかけずに無料ですぐに始められることを、入力式やチェックシート式の資料にまとめてみました。
「うちもそうかも…」とドキッとしてしまった企業の方は、ぜひ求人票(募集要項)が「手抜き」になってしまっていないかチェックしてみてください。
※書籍などを参考に作成している図・資料もあり、参考書籍を出典元を明記しています。情報の流用にはご注意ください。採用やマーケティングの諸先輩方のすばらしい著作・知見を参考に作成しています。
その求人票「手抜き募集要項」になっていませんか?
小さな会社、特に知名度の低い地域企業が「採用をがんばろう」と思ったら、まずは「募集要項」を超徹底する。
・具体的な「仕事内容」は?
・どんな人が働いていますか?
・研修制度はどうなっていますか?
・勤務時間は?
・1日の流れは?
・1週間の仕事の流れは?
・どんな人が働いているの?
・働く人たちの入社前後のギャップは?
・社員数は?
・結婚/既婚の割合は?
・スタッフの年齢層は?
・前職のお仕事は?
・有給消化率は?
・業界外の人は知らないと思う、おもしろい慣習は?
・どんな働き方してる?
・働く中で大変だったことや苦労しているエピソードは?
・どんな人(後輩)が会社に来てくれたら嬉しい?
こういった問いかけに対して「募集要項」が書けているか?
「手抜き募集要項」になっていないかをチェックしていく。
求人広告代理店や採用コンサルタントにお金をかけて頼まなくてもできることなので、ぜひ取り組んでみてください。僕のような支援者にも相談しなくていいと思います。笑
求人広告媒体に数十万を払う前に、
キャンペーンでフォロワーを増やす前に、
ショートドラマに時間をかける前に、
踊りの振り付けに時間をかける前に、
できる事があります。
前置きが長くなりましたが、資料を紹介していきます。
①「求める人物像」言語化補助シート
![](https://assets.st-note.com/img/1725193381875-WXLlRJyqiQ.png?width=1200)
求人票を改良するために、まずは誰(どんな人物像の人)に向けて書くのかを決めることで、グッと分かりやすい求人票になります。
そこで役に立つのが、職種ごとの「求める人物像」の言語化を補助するチェックシートです。こちらは小林大輔さん著『時間とお金をかけずに欲しい人材を集める「SNS採用」』(同文舘出版)を参考にさせていただき、チェックシート化しました。
②求職者の行動から考えるボトルネック発見チェックシート
![](https://assets.st-note.com/img/1725108940052-3OUI2u2y2Y.png?width=1200)
https://docs.google.com/presentation/d/1PU1LM3-VIUPx4JJlXyghqgaydQq0QITA1sJRufilwC4/edit?usp=sharing
求職者の行動から「求人票の役割」を捉えると、具体的に何を書くべきか、求人票を改良する際のヒントになります。
そこで役に立つのがこちらのシートです。求職者目線でみたときの、自社のコンテンツの「情報不足」を発見する助けとなるシート。記入例付きのチェックシートです。
「そのうち求職者」「いますぐ求職者」の概念は、『業界別マーケティングの地図』(日経BP)で解説のある「いますぐ客」「そのうち客」の考え方を採用・求人に応用しました。
なお、こちらのシート作成にあたっては、日頃、業務提携でお世話になっているパートナー、チームフォワード代表の竹田さんから色々教えていただていることがヒントになっています。ありがとうございます!
その上で「求人票」の改善に取りかかります
まずは無料で掲載できる場所、ということで、ハローワークを例に求人票の改良を進めていきます。
ただし、書く内容(中身)に関しては、ハローワークに限った話ではなくどの求人媒体にも応用ができるので、枝葉のテクニックよりも、根っこの考え方を意識してみてください。
ちなみに、ハローワークの求人票はちょっと(かなり?笑)複雑で分かりにくいです。詳細な使い方や解説は、このnoteでは割愛します。
ハローワーク求人票の作成準備は、ざっくり3つに分類して考えると、スッキリとします。
1)事業所情報:自社の基本的な情報。
2)画像情報:自社の基本的な情報を「画像」で視覚的に伝える。
3)求人情報:個別の求人。職種毎など、自社の状況に応じて複数作成。
③速攻ハローワーク求人改善シート1)事業所情報
![](https://assets.st-note.com/img/1725179627366-hIEfPH2xcl.png?width=1200)
ハローワーク求人票の「1)事業者情報」を言語化する時に便利な補助シートです。穴埋め式で入力できます。ハローワーク求人への登録でネックとなりがちな「文字数制限」もチェックしながら入力できるようになっています。
④速攻ハローワーク求人改善シート2)画像情報
![](https://assets.st-note.com/img/1725179705722-tsb5kJfZAx.png?width=1200)
ハローワーク求人で「画像情報」を登録するときのシートです。実際の画面表示に近い形でシートを配置し、登録前に簡易チェックができるようになっています。
⑤速攻ハローワーク求人改善シート3)求人情報
![](https://assets.st-note.com/img/1725179795972-RsayZF1ipL.png?width=1200)
ハローワーク求人票の要となる、個別の求人詳細を作成する時に便利なシートです。項目ごとに「記入のヒント・ポイント」をまとめてあります参考にしてみてください。
資料③~⑤は『ハローワークインターネットサービス活用バイブル(standards)を参考にさせていただき、チェックシート化しました。
参考書籍
採用やマーケティング領域の諸先輩方の素晴らしい著作や知見を参考にさせていただいております。
曽和 利光著『人事と採用のセオリー』(ソシム)
曽和利光 著『定着と離職のマネジメント「自ら変わり続ける組織」を実現する「計画的人材流動性」とは』(ソシム)
山崎広輝 著、西垣康司 著、土方聡子 著、岡部眞明 著『ハローワークインターネットサービス活用バイブル』(standards)
小林大輔 著『時間とお金をかけずに欲しい人材を集める「SNS採用」』(同文舘出版)
窪田司 著『「化ける人材」採用の成功戦略』(standards)
中島大志 著『ダイレクトリクルーティングの教科書』(扶桑社)
服部泰宏 著『採用学』(新潮選書)
池田紀行 著、株式会社トライバルメディアハウス 著『業界別マーケティングの地図』(日経BP)
最後に
「うちは小さい会社だし、応募が来なくても仕方ない。」
そんな地域企業の方こそ、その求人票、募集要項ページ、手抜きになっていないかチェックしてみてください。
そして最も大切なことですが、自分たちを大きくみせずに募集要項は正直に書きましょう。誇張やウソはNGです。会社の信頼を損ねてしまいます。
まず「募集要項」を超徹底。ツールや手法を考えるを始めるのは、それからでも遅くないです。
お読みいただきありがとうございました。
【追伸】現在、下記URLのフォームから、採用に役立つ5大特典を受け取っていただけます
![](https://assets.st-note.com/img/1725685969-zksUGEoX4dBmxg5HJpnYhaMI.jpg?width=1200)
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★特典1「採用サイト不足コンテンツ発見」チェックシート(53のチェック項目)
★特典2)動機づけネタ集めシートサンプル
★特典3)動機づけ社内ネタ構成・原稿シートのサンプル
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