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CPMV019-⑧
奥田民生の「愛のために」、制作の最終回です。
前回までで録音は完成しましたので、今回はMV制作です。
ここで、さらなる悩みが……
いつぞやも書きましたが、映像の企画&制作が厳しい。
それは、アイデア的にも、時間的にも。
映像編集自体は好きなんですけどねー。
毎度何か新しいチャレンジを積み重ねなきゃっていうのが、しんどくなってきたんです。
毎度毎度、そんなに新しいこと、別に積み重ねてないけどね
で、素人は考えました。
なんとか、楽はできないものか、と。
楽と書いて、楽しいと読むではないか、と。
そしてなんとな〜く、自分の動画を見返してみます。
……これ、音楽の邪魔をしていないか?
映像を見せたいのか、音楽を聴いて欲しいのか、ようわからんぞ。
もちろん、音楽とともに映像を見て欲しいという気持ちがあります。
とくに、自分でつくったオリジナル曲に自分で撮影した風景映像を乗っけてつくったたものなんかは(例えば、コレ↓)。
曲のよさを聴いてもらうために、映像編集もがんばってるつもりだしね。
けど、コピー曲なんかは、そもそも他人の曲だし、演奏を楽しむことがメイン。
音源をメインに聴いてもらうくらいで、ちょうどいいんじゃなかろうか。
……まあでも、それじゃ寂しいよね。
なーんか、それほど凝らずに(楽に)音楽の邪魔しない、そんな都合のいいMVできひんかなー。
そんなある日、出会いました。
「オーディオスペクトラム」です。
昔のコンポとかの液晶表示部分に音の強弱に合わせて棒グラフ見たいのが伸びたり縮んだりしてたやつ。
あれです。
自分でつくった背景画像に、オーディオスペクトラムを重ねる。
音が流れると、音に合わせてオーディオスペクトラムがウニョウニョしてくれる。
コピー曲のMVは、これで充分なんじゃなかろうか。
というわけで、やってみました。
背景画像を準備します。
まず、クルテクくんにギターを持ってもらって写真をパシャリ。
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つぎに、以前制作したギターアンプのミニチュアをパシャリ。
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で、コレらを用いて、「愛のために」のシングルジャケットを真似て画像を制作。
こんな感じで。
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この画像の上に、オーディオスペクトラムを重ねます。
オーディオスペクトラムの作り方は、こちらの記事を参考にさせていただきました。
ひとつだけ注意点がありまして。
音源(.wav)ファイルは16bitのものでないと、読み取ってくれません。
なので、16bitで書き出すか、書き出したものを16bitに変換しておきましょう。
あとは、上のサイトのとおりにDaVinci Resolveでつくるだけ。
音楽を再生してみると……あら、うまくいっています。
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なんて、楽なんでしょう笑。
すなわち、なんて楽しんでしょう。
これからは、コピー曲のMVは、この手の類でサクッといっちゃいましょう。
次回、音源&MV公開です。
ゆるりとお待ちください。