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#7 最後まで本を読んでもわからん時はわからん。

おはようございます。

読書の方法として「読み始めてから共感できなかったり、わからなかったりしたら途中で読むのを辞めていい。」という内容のものをよく見かけます。当然ながら時間っちゅうもんは有限じゃけぇ、それはそうだと思いますわ。かと言ってそれでまとめてしまうと面白くないし、わし自身は本の内容が自分に合わんかったりわからんかったりしても最後まで読むようにします。

それは何でか?という話ですわ。

まず本というものはストーリーを考えながら書かれています。
小説は言わずもがなで、個々のトピックで完結するビジネス書も全体を通して伝えたいメッセージっちゅうもんはあるんよね。それは全てを読むことによって完成すると思うんじゃわ。
自分が興味あるところをピックアップして読むことも、その知識の即効性という意味では効果があるんじゃけど、一方で全体を知ってから深く考えるという意味では完読の方が優れていると思います。

ほんで、難しくてもわからない本でも最後まで読むことで読解力が鍛えられます。
特に純文学とか海外の書籍は普段なじみがある言い回しとは違った言葉遣いをしとるけぇ、なかなか頭に入ってきません。それでも読み、考え、咀嚼しながら読むことでようやく知識として身になりますな。
言うなればものすごく固いせんべいを食べとって、噛んどるうちは結構しんどいんじゃけど、それでもよく噛んで飲み込んだ時には最高の旨味を感じる、そんな感じかなと。

表現がわかりにくいけどw

そして、自分に合わないものやわからない内容の本を読むことで視野が広くなります。
掻い摘んで読んだり途中で読むのを辞めるのは言わば、共感できたところとか自分の特に興味がある部分の抜粋になるんかなと。自分の強みを伸ばすという意味ではそれもありなんじゃけど、読書のメリットって視野を広げることもあると思いますな。
そう考えると、最後まで読んでから見えてくる世界もある訳じゃし、途中で辞めるのはもったいないよね。


こんなことを考えながら、わしは読んどる本の内容に共感できんかったり、難しいなぁと思う本でも最後まで読むようにしとります。こういう本を読み続けると次第に慣れてくるところもあるしね。
ひとつの経験として学びになるのならそれはそれでありだということですわ。

とは言え、最後まで読んでも結局内容がわからん本はあるけどw


わっしょい(・∀・)ノ

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