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山縣さんとフィールドワーク

今日から、装いの庭の日誌を書くことにしました。日々の活動やその中で考えたこと、あとはよく聞かれることなどをもう少し丁寧にお伝えしたいと思いまして。

ブログ、というのはとても旧時代的な気もするし、今は動画や画像でわかりやすくする時代な気もしますが、結局、自分にはそういうことがあまり向かず、ごねごねと言葉を綴るのが性に合っているようです。日々綴る言葉の中のどこか一端でも心の奥の琴線にそっと触れ、静かな波紋になれば幸いです。

時間のあるときにゆっくり読んでください。どうぞよろしくお願いします。

昨日は、山縣良和さんを中心としたwritten after wordsチームのフィールドワークのお手伝いをしていました。7月に県立美術館で開催される予定の展示の下準備で富士吉田市内の工場をご案内。もう何度も繰り返してきたことながら、視点が変わると気づくことが多く毎回勉強になります。

2020年2月におこなった「織り機につどう」でお世話になった織機番匠の徳さんにも久しぶりに会いました。3年も時間が経てば忘れられても仕方ないと思いつつ電話をかけたらちゃんと覚えてくれていてうれしい限り。それどころか3年前にやり取りしていたときよりも話しぶりがやさしくなっていて、それがさらにうれしかった。どうやらテレビに出たのも大きいよう。やはりお年寄りはNHKなのだろうか。

地方での仕事は消耗せずに積み重なっていくのが良いと思っています。都会はコンテンツを消費していく感覚が強いから。移住して7年。蒔いてきた種からふとしたときに芽が出ると、無駄じゃなかったなと思えて良い感じです。