Forssa Textile Week出店者紹介 | イイダ傘店
店舗を持たない傘屋さん
イイダ傘店は、春と秋の2回、全国を旅して受注会を行うオーダーメイドの傘店。毎年、デザイナーの飯田純久さんがデザインしたオリジナルの生地たちが発表され、お客さんは握ったり、差したり、合わせたりしながら、お好みの生地やサイズ、持ち手の組み合わせをオーダーしていくことができる人気の傘屋です。
日常の一コマを
人気の秘密は、くすっと笑ってしまう控えめなユーモアが含まれた飯田さんのデザインにあります。食べ物、道端に咲く花、かわいい?と言えるかどうかぎりぎりの動物など、見落としてしまうような日常の些細なモチーフを拾い上げ、「そう来たか!」という角度で傘に落とし込みます。そのさじ加減が絶妙で、上質だけれど、親しみやすく、一度目にしたら忘れることができません。
傘生地を活かしたグッズ展開
イイダ傘店はオーダーメイドの傘屋ですが売っているのは傘だけではありません。傘をオーダーする目的以外の人にも親しんでもらえるようにと、紙ものや傘生地を活かしたグッズも作っています。傘生地と同じ素材で作ったものもあれば、モチーフを違う素材やアイテムで展開したものもあり、そのラインナップにも飯田さんのユーモアが感じられます。
誰かに見せたくなる傘
イイダ傘店の傘は、「私はこんな傘を頼んだよ」と人に見せたくなる傘です。それはきっと傘を通して飯田さんが「お客さんを楽しませたい」と思っているから。どんなに人気になっても、傘の受注会が中心で、自分たちの手で仕立てることを変えないのは、きっと展示会を訪れてワクワクしているお客さんの声を聴きながら作りたいからなのでしょう。
使い捨ての傘も溢れている世の中で、それでもイイダ傘店の傘を使いたいと多くの人が思わずにいられないのは、そんな人柄に引き寄せられるからだと思っています。
イイダ傘店の商品はこちらからご覧ください。
HP:http://iida-kasaten.jp/
Instagram: iidakasaten
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