佐藤農園さんと日本茜を楽しむ会
茜色の夕焼けなど、自然の景色を描写する言葉で馴染み深い「茜」。それが植物の根から染められる色というのはみなさんご存知でしょうか? 茜色は世界で最も古い染料のひとつで、日の丸の赤を初めて染めるのに使われたのも茜なのだそう。
染料としての茜はインドアカネや西洋アカネが一般に使われますが、日本の在来種として「日本茜」というものがあります。前述の日の丸を染めるのに使われたのはこの日本茜です。
日本茜は平坦な処には生息せず、大木の太い根の狭間で成長したり、岩や石ころの多い斜面の片隅で岩に根を沿わせながら育つため、染料で使う量の収穫は非常に困難な希少価値の高い染料。そんな日本茜を大きく育てる栽培法を確立したのが毎月、氷室どよう市に出店してくれている富士吉田市の佐藤農園さん。
いつもは焼き芋を焼いたり、枝豆を枝ごと持ってきたりする佐藤さんがそんなすごい人だったなんて、びっくり。何か一緒にできないかな?とご相談いただき、11月の氷室どよう市に合わせて「日本茜を楽しむ会」を開催することにしました。
草木染めができる作り手に声をかけて、染めの見本や畑の様子のパネル展示、トークイベント、佐藤農園さんの畑を訪れて日本茜の収穫体験などを開催します!
佐藤農園について
エディブルフラワーや日本茜など変わった植物の育て方を探求する佐藤農園さん。普段スーパーで野菜を買っているだけでは知ることのできない野菜の秘密を体験と会話で教えてくれます。生産者と消費者のつながりを作ってくれる農家さんです。
参加作家:
藤崎仁美
にじぐも
西島和紙工房
「日本茜を楽しむ会」
日程:2024年11月16日(土)
時間:11:00〜16:00
場所:FUJIHIMURO
〒403-0009 山梨県富士吉田市富士見1-1-5
当日のタイムテーブル
12:30〜13:00 佐藤農園さんに聞く日本茜の話
13:00〜15:00 日本茜収穫体験(有料)
15:00〜16:00 氷室どよう市で交流会
日本茜収穫体験参加費:5,000円(税込)
※当日受付でお支払いください。
定員:先着10名
申し込み方法:こちらのフォームよりお申し込みをお願いします。