四日市GⅢ 決勝👑展望

白熱の四日市GⅢもついに最終日、勝ち上がりは決勝を残すのみとなりました。パッとしないまま勝ち上がれなかったSS2人を尻目に、ここにきて急激に調子を上げてきた郡司を筆頭に4車揃った関東勢が主役。来年のSSを確定させている古性先頭の近畿勢が対抗する構図。単騎2車も侮れず、楽しみな決勝となりました。

まず出走表から見て参りましょう。

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南関は準決勝で組んだ岩本−郡司内藤−中村と2段駆け体勢に点数通りの並び。近畿は古性−稲垣−東口と折り合いました。準決勝で、中村の前を回った坂井は単騎を選択。地区違いなのでこれは仕方がないでしょう。

パッと見たところ、地元の1番車浅井はともかく、2番車に郡司が入ったことによって、南関ラインが優位にレースを進められそうです。SSですから車番有利は当然です。今回のレースのポイントを3つの角度から整理し、展開予想に繋げます。

レースのポイント① GⅠ競輪祭を控えたタイミング

 選手たちは2週間後に控えるGⅠ小倉競輪祭を視野に、脚の状態を確実に仕上げる必要があります。お互い落車やトラブルに注意した競争になるでしょう。

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