人生の転換期
自分の未熟さで、かけがえのない人を傷つけてしまいました。
それは私自身がアダルトチルドレンとしての生き方がわからず、また他人を頼ることごできず、がむしゃらに生きていたからです。
普通の人として日常生活を送っていましたが、本当の自分を曝け出せないことが逆にストレスになっていたと思います。気が付かないうちに自暴自棄のような行動をしていました。
意志の力だけではどうにもできない状況になっていたのです。
そして、それをどう処理したらいいかもわかりませんでした。過去に兄弟が精神病院にかかっていながら自◯をしていたので、第三者機関に頼ることができなかったのです。
だから、身近な人に頼り切って、振り回して、傷つけてしまいました。
どんなことも支えてくれるのが愛情だと、幼稚な考えだったのです。
「二度と同じことを繰り返さない。」と決心して、蓋をしていた過去のトラウマと向き合うことにしました。
自分で抱えてしんどいことを、誰かに支えてほしい。その想いは、相手にとっても負担である。真っ当な第三者機関に頼るべきだと考えを改めました。
病院は、「通っても兄弟は自◯した」という事実があるので、違う病院であれど、行くことはとても辛いことでした。
今まで人に殆ど話すことのなかった自分の過去を話すのも苦痛でした。
薬を飲むのも、兄弟の二の舞になるのではないかと不安でした。