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大混戦マーメイドG3 (よそトレ #209)

当日朝7時のオッズは、1番人気がなんと6.7倍!!

7番人気まで1桁オッズ、10番人気でも12.7倍という大混戦になっている。
牝馬の重賞でハンデ戦ゆえ、どの馬が勝ってもおかしくない、
というかたちだが、このハンデを決めたJRAのハンデキャッパーの方は、
「してやったり」とほくそ笑んでいるのではないか。
(以前、グリーンチャンネルで「ハンディキャップの決め方」みたいな番組を見たことがあるが、なかなか面白かった。)

複勝1番人気は単勝5番人気のヴェルトハイム

勢いを重視=上り馬に注目

さて、予想をどう組み立てるか。
大混戦すなわち、これといった有力馬がいない、ということである。
なので、勢いを重視=上り馬に注目したい。
まず、前走間隔が開きすぎの馬は外す。
実力馬のリアアメリア55.5kgやクラヴェル55.0kgは外れることになる。
それから、近3走の着差に注目してみた。
着差の波が激しい馬はあてにしずらいが、現実には前走から一変、というのはよくある話である。ただ、重賞レベルではそれなりの水準が求められると考える。競馬なので毎試合いいレースができないのは当然だが、度外視してもいい試合が頻繁にあるようでは、もはやそれが実力というべきだろう。度外視できる割合はせいぜい3回に1回ぐらいと考えたい。なので、近3走中少なくとも2走は僅差で走った、という馬を選ぶことにある。

予想結果

  • 本命 ヴェルトハイム (0.8) -0.0 0.0

  • 対抗 ルビーカサブランカ 0.2 0.2 -0.0

  • 穴  ホウオウエミーズ 0.3 -0.0 (0.9)

  • 3着 トウシンモンブラン -0.0 ~~ 0.5 -0.3

  • 3着 スルーセブンシーズ 0.1 ~~ 1.1 0.3

  • 3着 マリアエレーナ ~ 0.5 0.0 -0.2

  • 微妙? ステイブルアスク (0.8) 0.0 -0.3

本命はヴェルトハイム、2走前3走前に好走。前走は1番人気で4着0.8差と案外だったが、おかげで?ハンデも▲4になり、このレースでよく見られる軽ハンデ馬の活躍、という条件にも該当。
対抗はルビーカサブランカ、近3走は着順こそ5着6着1着だが、着差をみると僅差だ。上り馬というより実力馬と言えるかもしれない。(ハンデはゼロだし。) 着度数が5-4-5-8なので、1着を狙うより賞金を稼ぐタイプかもしれず、1着もあり得る2着候補と考えた。
穴はホウオウエミーズ。当日朝7時の段階で12番人気、30倍前後であるが、なぜこの馬の人気が低いのかわからない。たしかに戦績がパッとせず、初勝利はデビュー5戦目という地味な馬だが、近2走は十分な成績である。関東馬だが昨年もマーメイドに出て0.5差の5着とまずまずの成績であった。人気の死角ということで、2着3着候補として挙げたい。
トウシンモンブラン、スルーセブンシーズ、マリアエレーナの3頭は、近3走の成績はよいが、間に休養期間が挟まっており、「勢い」が持続されているか若干疑問がある。トウシンモンブラン、スルーセブンシーズは叩き2走目のこのレースで真価が問われるかたちで、凡走もありうると想定。マリアエレーナは2月以来の出走で、逆に言えば休養十分とも言えなくはないので、ことによっては1着まであるかもしれない。
ステイブルアスクは勢いはありそうだが、芝→ダート替わりの前走で結果を出せなかったので印をつけるには微妙。


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