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2023年 中日新聞杯の予想

■3角から動いてもバテない脚を使える馬が有力

6年前に1回中京開催からこの時期に移動した、ハンデGⅢの中日新聞杯。このレースが行われる中京芝2000mは、スタンド前の急勾配の上り坂の途中からスタートし、前半で緩やかに坂を上り、後半で緩やかに坂を下って行くコース。このため前半スローの上がり勝負が発生しやすく、一昨年はショウナンバルディとアフリカンゴールドの行った、行ったが決まった。

しかし、古馬重賞のこのレースは、大半の馬が3~4角の下り坂で勢いに乗せて動くため、シンプルな前残りになることは稀。逃げ、先行馬も3角からもうひと脚使えなければ勝ち負けするのは難かしい。実際に一昨年の上位2頭も3角手前からスパートし、ラスト3F目となる4角で後半最速の11秒1が刻まれている。つまりこのレースは、3角から動いても最後までバテない馬を狙うのがポイントだ。

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