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シャルガオ島・インフルエンサー招待旅行①事の始まり編

フィリピン観光省のメガプロジェクトで、シャルガオ島コーディネーターのオファー!?

今回からサーフィン、グルメ、特別なサプライズ……シャルガオ島の魅力を発信するために動き出したプロジェクトの裏側をお届けします!


サーフトリップから広がる活動


僕はこれまで60を超える国や地域をサーフトリップしてきた経験を活かし、現在はサーフトリップという領域で様々な活動を行っています。

具体的には、会員制のサーフトリップクラブの運営やサーフトリップのアテンド、サーフエリアでのリゾート開発、さらには観光省と組んでサーフトリッププロモーションの支援など、多岐にわたる仕事に私事に?取り組んでいます。

まだ見ぬ波を求めて

サーフトリップとは?


サーフトリップとは、サーフィンを目的とした旅行をすることであり、海外ではこの分野を「サーフツーリズム」と呼び、観光業の一つとして注目されています。

「サーフツーリズム?」

「そんな言葉、聞いたことない」

という方も多いかもしれません。

確かに、日本のビーチに外国人サーファーがいる光景はあまり見かけません。

しかし、世界に視野を広げてみると、アジアではバリ島をはじめ、スリランカやフィリピン、ヨーロッパではポルトガルやモロッコなど、世界各国からサーフィンを目的に旅行する人々が集まる人気スポットがたくさんあります。

世界中からサーファーが集まるシャルガオ島

サーフツーリズムの市場規模と現状

サーフィンは単なるアクティビティとしてだけでなく、心身ともに健康を促進する「ウェルネススポーツ」としても世界的に注目されています。

その結果、サーフツーリズム市場は年々拡大し、多くの国で観光業のキラーコンテンツとなっています。

サーフツーリズム市場は年平均12.30 %で成長し2034年には40兆円の市場規模に。


しかし、その重要性にもかかわらず、観光局や観光省のスタッフがサーフィンを経験したことがないため、各国の公式観光サイトにサーフィンの魅力がほとんど紹介されていないという課題があります。

これは、地元の人が自分の地域の魅力に気づいていないような状況に似ています。
(例えば、沖縄の人が沖縄の美しさに慣れすぎて気づかない感じでしょうか。笑)

沖縄・池間島

フィリピン観光省とのご縁


コロナ禍で海外渡航が制限される中、空き時間を利用し、いくつかの観光局に「サーフツーリズムの可能性」についてDMを送ったところ、特に親身になって話を聞いて頂いたのがフィリピン政府観光省でした。

政府観光局レベルでは連絡してもスルーされることも多い中!?フィリピン政府観光省ディレクターの横山さんは、いつも明るく親身に話を聞いてくれました(改めて感謝です!)

フィリピン政府観光省・横山さんと

僕自身のフィリピンでのサーフトリップ体験や、ハワイ、カリフォルニア、ゴールドコースト、バリ島などサーフィンが地域のブランド力を高め、観光産業を支える重要な要素となっている成功事例を挙げながら、フィリピンのサーフツーリズムの可能性について何度か意見交換をさせていただきました。

LOVE THE PHILIPPINES

ようやくコロナが明け、フィリピン・シャルガオ島で自社ブランドのリゾート開発プロジェクトがスタートし、以降フィリピンのサーフエリアを訪れるたびに、フィリピン政府観光省へ情報共有を行う関係に。

土地探しからスタート

そして日本の梅雨空が続くある日、横山さんから「こんなのあるんだけど、一度話を聞かせてくれる?」との連絡が入った。

こんなのというのがこれ。 

フィリピン観光省(DOT)は、2024年7月29日から8月2日までの5日間にわたり、フィリピン過去最大規模のメガメディア/インフルエンサー招待旅行を実施します。
本プロジェクトは、新しいフィリピンのブランディングキャンペーン「LOVE THE PHILIPPINES」を日本市場に展開し、観光客誘致を目的としています。
日本国内外の著名なインフルエンサーやメディア関係者を幅広い年齢層から招待し、フィリピンの9つの主要観光地(マニラ、セブ、ボホール、ボラカイ、シャルガオ、クラーク、イロイロ、パラワン、ダバオ)のさまざまな魅力を現地で体験してもらい、それをSNSやその他のメディアを通じて発信します。

PR TIMESより

ざっくり言うと、フィリピン観光省が日本のインフルエンサー100名を招待し、フィリピンの魅力を発信してもらうという半端ない太っぱらなプロジェクト。

詳しく知りたい方はこちら
↓↓

インフルエンサー招待旅行のオファー

地球の歩き方ではシャルガオ島は紹介されてはいるが、ほんの数ページ。

シャルガオ島でのアイランドホッピング

そんなシャルガオ島にインフルエンサーが来るとは!!

で僕に何の用?

まさかのインフルエンサー枠?笑

よくよく話を聞いて見ると、

「シャルガオ島に詳しく、サーフィンに精通しているスタッフがいないのでコーディネーターとしてサポートしてくれない?」

というオファー。

どこの誰かもわからない者からのDMから快くお話を聞いて頂いた横山さんからのオファーであれば返事は「はい」か「Yes」しかない。

フィリピン政府観光省ということで、今回は「Yes,sir」と言う形でお返事をさせていただいた。

こういった経緯を経てインフルエンサー招待プロジェクトでシャルガオ島のコーディネーターを務めることになりました。

再びシャルガオ島へ

次回の記事では、このメガプロジェクト・準備編を詳しくお伝えします!

お楽しみに!

【サーフトリップデザイナー】
萩原 祥志 (Yoshiyuki Hagiwara)
サーフトリップコミュニティーを運営しています。
公式HP http://maha.surf/
Instagram https://www.instagram.com/yoshiyuki_hagiwara_

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