![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128553141/rectangle_large_type_2_72731a242819bb50b72f5633efc6e1a4.jpeg?width=1200)
血液のがん発症から⑫
入院生活について
今日は移植前の入院生活について振り返ってみる。最初は血液検査結果が悪く感染症に要注意だったので無菌室から始まった。いきなり生モノが摂取禁止となり病院食以外はほとんどダメになる。当然、生の水もダメ、更に24時間以内に飲み切らなければいけないというのがあり家族にペットボトルを持って来てもらう日々が続く。毎回、重い水をたくさん持って来てもらっても、ナースステーションで渡して面会も出来ず…そのまま帰るだけ…申し訳なくて…ごめん。ありがとう!と電話で感謝の言葉を伝えるのが出来る精一杯だった。
その後、相部屋に移動しても面会禁止。
もう一つ、血小板の数値が低過ぎて風呂やシャワーも入れず。最初の1ヶ月入院で一度も許可が下りない。プチ退院で久々に入るも、次の1ヶ月入院でも一度も許可下りず。毎日、濡れタオルで念入りに体を拭いても気持ち悪くて仕方ない。唯一、髪だけは週1程度で洗ってもらえた。いつ退院出来るのか?と毎日、1日中…なかなかの苦痛だった。
最後は頼み込んで退院させてもらう形になったが家族はもちろん看護師さん、看護助手さんにもいっぱいお世話になりました。感謝!!
続く