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邦キチー1グランプリ『空想科学任侠伝 極道忍者 ドス竜』

こちらは Twitter 上で開催されている邦キチー1グランプリに参加するための記事です。
が、記事をあらかた書いた所で「ドス竜」が映画は映画でも Vシネであると気づき、Vシネがレギュレーション的に大丈夫かわからないのでとりあえずアップしてしまえ、としたものです。

大丈夫だったっぽい。


部長「インドネシアで『NARUTO』が好きだと言った学生に、陛下が『私は『ナルヒト』です…』か。海外ではまだまだ忍者の人気があるんだな。」

邦キチ「忍者映画も名作が多いですからね。『SHINOBI』『RED SHADOW 赤影』『怪竜大決戦』…」

部長「いや…どれも知らん。」

邦キチ「その中でも忍者にヤクザを加えた海外で大人気の忍者映画と言えば『空想科学任侠伝 極道忍者 ドス竜』 (海外版タイトル『The Ninja Dragon』) でありまするね!」

部長「海外で人気…?」

邦キチ「この作品、日本では VHS でしか発売されてないのですが、海外版のみ DVD が発売されるほどの人気なのでありまする!」

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邦キチ「この映画の物語はですね…関東のヤクザを壊滅させようとする男 乱獣寺にさらわれたヤクザ (忍道組) の一人娘 しのぶを、その一族を陰から守ってきた忍者たちが救出に向かうという…」

部長「成程、さらわれたヒロインを主人公が助けに行く王道の展開だな。」

 邦キチ「この映画、キャストがとにかく豪華なのでありまする。忍者の 3人が
倉田保昭の内弟子、松井哲也 (『仮面ライダーBLACK RX』の査察官ダスマダー大佐)!
ジャパンプロレスの大人気女子レスラー、キューティー鈴木!
そして主人公の龍には、筋肉少女帯ボーカル、大槻ケンヂ!

部長「豪華…なのか?」

邦キチ「ヤクザ側は、忍道組組長に古谷一行、乱獣寺に安岡力也…」

部長「やっと映画らしいメンバーが出てきた…」

邦キチ「ヤクザの緊急会議に集まった関東のヤクザの重鎮に藤子F不二雄、矢野徹、長谷邦夫、高千穂遥…

部長「漫画家と小説家じゃないか!豪華ではあるけど!なんで『ドラえもん』の作者がヤクザを…」

邦キチ「安岡力也に『いつからそんな、デケェ面できるようになったんだ?』とすごむ F先生は静かな迫力がありまする。
ちなみにこの映画の原作者で監督の永井豪も全身バラバラにされ、生首を銀皿に乗せられて登場しておりまするよ。」

部長「豪華メンバーはわかったが、忍者映画なのにオーケンはアクションができるのか?」

邦キチ「頑張っておりますよ。何か身体が光って開脚ジャンプしただけで怪物と化した安岡力也が爆発!首だけになって触手をヒロインに伸ばす力也に袈裟固め!ちなみにこれがトドメになりまする。」

部長「できてないじゃないか…」

邦キチ「アクションに関しては他の 2人がメインでありまするから。」

部長「そういえばアクション俳優とプロレスラーだったな。」

邦キチ「私が特に好きなのはキューティー鈴木と敵の尾崎魔弓 (キューティーと同じくジャパン女子プロレス) との一騎打ちでありまする。
忍者とヤクザの乱戦の中、マットを敷かれた道場のような所に入り込んだ 2人。いつの間にかコスチュームを脱ぎ捨た 2人はプロレスを始めるのです!

部長「忍者なのに !?」

邦キチ「たっぷり 3分間、ガチのプロレスで激突する女ヤクザと女忍者。対決中は BGM もオフになってプロレスに集中できるのも見事な演出でありまする。」

部長「そういえばタイトルにあった『科学』要素はどこにいったんだ?」

邦キチ「それはですね…乱獣寺と彼が率いるヤクザたちは実はエイリアンだったのでありまする。」

部長「いや、それは科学じゃないだろ…」

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