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コロナかもしれないが、実家のネコに会いたい

40代のライター吉川しおりです。
6歳のひとり娘がコロナと診断されました。

さいわい子供の症状は軽く、38度台の熱が24時間続き、2日目は時々37°c台の熱が出る程度。
頭とのどが痛いそう。

コロナと診断されたあと、薬局のお兄さんが気の毒そうに薬を持ってきたのが印象的だった。

「あぁ、これから大変ですね…。一家全員かかりますよ…。がんばってください…」
という心境だろうか。

旦那は感染に用心しているものの、完全な隔離とは程遠い。
とりあえずマスクしといてくれ。

同居の義母はあっけらかんとしているが、発症した日から子どもとリビングでずっと過ごしている。
まあ、ワクチンを打っているので大丈夫だろう。

私も子供とべったりくっついて過ごしている。
家だからマスクなどしていない。
くしゃみを顔に掛けられたりなめられたりと、とんでもない量のコロナウイルスを浴びているはず。

ところで、私はインフルエンザになったことがない。

インフルエンザもコロナウイルスも似ているという話を聞いたことがある。
だから、私はコロナにかからないのではないか、と勝手に期待していた。

しかし、子供が発症して3日目の朝、のどが痛い。うっすら頭も痛い。

週末は実家の祖母の三回忌で、実家に行く予定だ。
実家にはエイズ治療中のネコがいる。
年末年始に帰省したころは、ご飯や水が取れなくなり相当弱っていた。

動物病院で毎日注射させているので、少しは回復しているらしいが、そう長くは生きられないかもしれない。

子供もネコが大好きだ。
できればネコに会いたいし、会わせてやりたい。

子どもの待機期間はOKなので、あとは私の症状しだいだ。
発熱せず軽症なら行ける。

自分は大丈夫だろうというバイアスは強い。
インフルになったことのない私が、コロナにもなるわけないと思い込んでいた。

しかし実際のところ、インフルが軽症だったために、感染に気づいていないだけだったのだろう。

それにコロナはインフルとは違うものだから、切り分けて考える必要がある。

とにかく、今は発熱しないことを願う。

あぁ、ネコを撫でたい。

おしまい

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