株式会社DEED吉田大輝|資産家になるための7ステップを対談形式で《保存版》
株式会社DEED吉田大輝による
令和の資産家になる成功の7ステップ
リスクを取ることを恐れない
不動産を相続したような人でも、更地でそのまま貸し出して十分な利益を得られるわけではありません。
それなりの収益施設を作るというリスクを負った上で運用することで、望んだ利益が得られるようになるのです。
当然、お金の無い状態からお金を儲けようとするならリスクは覚悟しなければいけません。
リスクを負って儲ける方法の代表として株式投資があります。
B「A子ちゃんがいま、3億円の運用資金を持ってるとするよ。それを株式投資で運用するならどうする?」
A「えっ!怖いから普通に運用する」
B「そうだね。それは正しい。株式のリターンは平均で年5%しかないと言われているけど、3億円の資産があれば大きなリスクを取らなくても、年間で1500万円入ってくる計算になる。充分元は取れるし問題は無いよね。
じゃあ、運用資金が500万円かつそれを短期間で倍にしたいならどうする?」
A「…余計怖いから普通に運用する。そのうち増えるかもだし」
B「年5%のリターンだとすると、資金が500万円だったら普通に運用すると年25万円しか入ってこないよ。
その程度のリターンを確保するために、計算する手間をかけてまで普通の株式投資をする意味があるの?」
……少ない資金で投資をしたいと考えていて、その資金をどうしても減らしたくないのなら定期預金に預けたほうがマシでしょう。
利子は安いですが、減ることもありません。
A「でもそれじゃあ安全だけどお金持ちにはなれないじゃん」
B「そうだね。つまり、資金が少ない人が株式に投資するのなら、どうしても増やしたいという明確な目標がない限り手を出すべきじゃないんだよ。
資金がゼロになるというリスクを抱えるけど、それでも少ない元手を増やしたいという覚悟を持てる人だけにチャレンジする価値があるのが株式投資なんだ」
A「ううう、覚悟はがんばって持つとして…リスクの高い運用の仕方ってどんなの?」
B「急上昇しそうな銘柄を予想して集中投資すれば、
一気に増やすのも夢じゃないね。
しつこいようだけど、そのぶん一気に失う可能性も高くなるけど」
……集中投資をすると言っても、どんな銘柄を買えばいいかに正解はありません。
株は上がったり下がったりが激しく、ギャンブル性が強いので、安定した利益がずっと持続できるものでもないからです。
株式投資で成功する人は、資産が増えてからはある程度リスクを減らして安定した利益を得られるようにしています。
しかし、必ず最初は高いリスクを取っているのです。
もちろん、高いリスクを選んだからといって必ず最終的に成功するわけではありません。
しかし、リスクを選ばなければ失敗することも少ないですが、大成功する道も開かれないのです。
若いうちから動き出そう
生まれつき才能がある人はともかく、そうでない人は早く行動を起こすに越したことはありません。
10代のうちは考え方に大きな開きが見えにくいですし、10代で成功する人は生まれつきの才能によるものが大半なので、10代のうちはあまり気にしなくてもいいと言えます。
しかし20代からの過ごし方が、その後の人生で「お金持ちの考え方」ができるかどうかを左右してきます。
多くの人は20代から会社など組織に所属して働きはじめるでしょう。
社会に入りたてのころは、理不尽なことも仕事に不満を感じることも多いと思います。
ですが、この時期はお金持ちになる上で非常に大事です。
この時期に感じる社会への憤りの感覚をどこまで持続し、それを打開するかの行動に結びつけられるかがその後の分かれ目になるのです。
最初は「いつでも辞めてやる」と息巻いていても、
ほとんどの人はこの反抗的な気持ちを忘れ、従順に生きていくようになります。
ですが20代までは、理想の自分と現実にギャップがあることを認識できているので、まだ大丈夫です。
問題は30代から始まる「自己肯定」の思考回路です。
当初は今の生活のためだ、いつか自分の殻を破ってやると我慢していた仕事が、年数を重ねることで心地よくなり、理想とは違う自らの人生を肯定するようになっていきます。
この段階に入ると、お金持ちになる人の思考回路に転換し、行動を起こすことが途端に難しくなります。
これまでの経験と考え方で脳が凝り固まってしまい、新しいことが入ってこないのです。
昔のように憤ったとしても、その記憶をいつまでも持っていては現在の自分との折り合いをつけるのが難しいので、都合良く忘れるようになってしまいます。
目立ったスキルもなく、リスクを取る勇気もない人にとって、現在の会社がすべてです。
もちろんそこに安定の道を見出すこともその人の選択で、決して悪いことではありません。
ですが、会社に属することなく自分の力でお金持ちになりたいのなら、以上のように凝り固まった思考回路になる前に、行動は早いほうが良いでしょう。
しかし、30代を過ぎてしまったからといって、年齢で諦める必要も無いのです。
お金持ちの思考回路に転換するのは難しいかもしれないし、チャンスは狭まってしまいますが、
年齢を重ねた人にはそのぶんの経験値があります。
自分の知識や経験を活かせるチャレンジを考えれば、
頭の固さや過ぎてしまった時間はカバーできるのです。
貧乏な人とばかり付き合わない
A「うわ〜、感じ悪〜」
B「聞こえは悪いけど、わかりやすく貧乏な人ばかり周りにいると影響はあるよ。
しかも精神面での悪影響だけじゃなくて、現実的な取引でも実害が出る」
……貧乏な人と付き合う場合の精神面での悪影響はわかりやすいと思います。
いつも貧乏な人は、お金持ちに比べると後ろ向きになりやすいからです。
もちろんメンタルが必ず他人の態度に影響されるわけではありませんが、前向きな人といれば少なからず前向きな考え方ができます。
そして、お金は後ろ向きな人のところにはなかなか回ってこないのです。
一方、現実的な取引での悪影響は更に深刻です。
これはお金持ちを目指す上で自分も気をつけなければいけないことですが、貧乏な人は支払うべきお金をなかなか支払いません。
支払わなければいけないお金を払わないことには何のメリットもありません。
最終的には支払わなければいけないし、最悪の場合は利子や手間賃などで本来の金額より余計に払わなければいけなくなります。
そんなことをするぐらいなら、支払えるように努力したほうが建設的です。
しかし、貧乏な人はそういう考え方ができません。
お金が無いことを言い訳に目の前の支払いをなんとか引き延ばして、とりあえず手元にあるお金を増やそうとします。
このやり方ではその場ではお金が増えても結局支払いは終わっていないので、またお金がなくなって更に支払いを増やすことになります。
目先のお金のことばかり考えて、いつまで経ってもお金が増えない悪循環を生むだけなのです。
こういう相手と取引をしていると、待ちや催促で余計な労力を使うことになり、こちらの仕事の効率も悪くなってしまいます。
お金のない人や会社と付き合う場合は、どうして相手はお金がないのかを見極める。
そして相手が貧乏な人の行動をしている場合は、自分が損をしないためにも付き合い方を考えたほうがよいのです。
飲食店に仕事を持ち込まない
A「多いよね、ファーストフードとかファミレスにPC持ち込んで仕事してる人。でも仕事できそうでかっこよくない?」
B「いまのお店はだいたいWi-Fiも通ってるし電源もあるし、休憩がてらなら便利だけど…でもお金持ちな人ってそういうところでガッツリ仕事してるかな?」
……毎月安定した給料が保証されてる仕事なら、息抜きにこういう仕事の仕方をしてもいいでしょう。
しかし自分の力でお金をどんどん稼ぐ人にとっては、
時間がどれだけ使えるかというのはとても大事なことです。
色々な場所で仕事をして移動に時間をかけるぐらいなら、拠点を定めたほうがいいのです。
拠点が決まっていない人は、色々なところで仕事ができて一見フットワークは軽いかもしれません。
ですが、それは移動が基本なためスケジュールを全部相手に合わせているということです。
自分でスケジューリングができない分、できる人より時間を無駄にする=不利になってしまいます。
それなら便利な場所に事務所などを構えたほうが効率的といえるでしょう。
A「でもどこか借りたりするお金がもったいない気がするんだけど…きれいなお店でのびのび仕事できたほうがいいし」
B「そういう言い訳をしてる内はお金持ちになれないよっ!そもそも家賃を気にするなら、飲食店に入るたびにかかるコーヒー代はどうなの?
狭い部屋でも快適に仕事ができるように自分の好きに工夫することはできるよ」
…拠点を決めて集中して仕事したほうが効率は上がるし、使用するたびに料金がかかることもありません。
長い目で見たらどちらがいいのか考えてみましょう。
若いうちに贅沢を経験しておく
A「はいはい!贅沢したいしたい!やっておくべきなら超やる!」
B「…一応言っておくけど、贅沢はただ浪費するって意味じゃないからね。
生まれつきのお金持ちは別として、お金持ちになった人の多くは若いときからそれなりの贅沢をしてる。
高いけど質のいいものを買ったり、お高いところでごはんを食べたりね。
質の高い商品やサービスを若いうちに体験しておく、ってことだよ」
……質の高いサービスや商品に接しておく利点はいくつかありますが、まずは価格と品質の関係性を肌身で理解できるようになることです。
商品の価格帯が安いうちは、2倍のお金を出せば2倍の品質の商品がやってくると考えて間違いはありません。
けれど価格帯が高くなると、そう一筋縄ではいかなくなります。
例えば一本1万円のワインと2万円のワインならわかる品質の差も、10万円以上になってくるとほとんどわからなくなるのです。
ワインに限ったことではなく、価格が上がれば場に出荷される量が少なくなります。
商品を提供する側は量が少ないぶん価格をさらに上げて利益率を高くしないと、利益を守れません。
そのため、そこまで高品質でない商品も高価格でやりとりされることがあります。
B「高級な商品やサービスを体験したことがあると、質と価格の関係性が理屈だけじゃなくて体感でわかるようになる。
だから値段による価値だけに惑わされなくなるんだよ」
A「なるほど〜。高いものは必ずいいものってわけじゃないんだね」
……また、高級なものに対する免疫をつけておくことは、心の余裕につながります。
体験したことがない「良いもの」に対して、人間は過剰な欲求を示します。
ですが、一度体験してしまえば、そこまで執着することはなくなるのです。
例えば接待営業にハマりやすいのは、そういう経験を若いうちにしてこなかった人たちです。
高級な店や女性がいる場所に行ったことがないので、
接待営業をとても価値のあることに感じてしまうのです。
心に余裕がないと、つまらないことで舞い上がって冷静な判断ができなくなります。
つまらないことで舞い上がるのはお金持ちの振る舞いではないし、周囲にも「チョロい人」だと思われてしまうかもしれません。
若いうちからそういう場所に行くことでお金持ちと接する機会も増え、その中で本当のお金持ちの振る舞いを学んで身につけておくこともできるでしょう。
B「贅沢をしておくのがいいって言っても、浪費とは違うことを忘れないようにね。
自分への投資として、身になることにはケチケチせず自分のお金を使う姿勢が重要だよ」
自分のお金ではなく、会社の経費で贅沢しても意味はありません。
自腹を切ったことによる高揚感と、終わったあとのむなしさを実感しておくのが大事なのです。
そうでないとお金を使った商品やサービスの価値を実感することはできません。
会社の経費で贅沢をしてもむなしさや損得を感じないので、今日は楽しかった、つまらなかった程度の感想を抱いて終わりです。
物事への価値観が麻痺し、お金を使うことにぼんやりした感性しか抱かないようになったら、絶対にお金持ちにはなれません。
既に知っている話でも聞き流さない
人から話を聞いたり本を読んだりして、「こんなことはもう知ってる」と思うことは多いでしょう。
実は、この言葉でお金持ちになるチャンスを逃しているかもしれません。
知っていると思うのは、何回も聞いたことがあるか、
その話の内容があまりにもありふれているか、またはその両方かのどれかだからです。
けれど、それなら何回も聞いたことのあるような話が、
なぜ何回も話題にのぼってくるのでしょうか?
その理由は2つあります。
①話の聞き手にとって受け入れやすい内容になっていて、強い需要がある。
②その話が本当に大事なことを表している。
よく聞く話が①の場合なら、そこにはビジネスのチャンスが潜んでいることを意味します。
例えば「社員の労働環境を改善すれば会社は伸びる」という話題がこれにあたります。
実際に、労働環境の良い会社が確実に伸びるのかはわかりません。
ブラック企業といわれていても業績は良い会社もあるし、社員の待遇は素晴らしくても倒産寸前の会社もあるからです。
ですが会社員という市場は巨大であり、彼らをターゲットにしたビジネスはいくらでもあります。
そこでは事実に関係なく、会社員の求める情報が多用されることになるのです。
働きやすい環境づくり手伝うコンサルタント、よりよい職場環境を求めて転職活動を行う人向けの各種サービス、働きやすい会社のイメージを作り上げる広告宣伝…
ざっと挙げるだけでも多くの事業チャンスが存在しています。
① のような話を聞いたら、「知ってるなあ」で終わらせるのではなく、その先のニーズを読み取って、新しいビジネスができるかもしれないと考えることができるのです。
続いて、②の場合。
聞き手側にニーズが無いのに繰り返し出てくる話には、本当に大事な情報が含まれていることが多いです。
例えば「利益を大きくするためには、売り上げを増やして、経費を少なくすれば良い」という話題がこれにあたります。
そんなのは当然のことなので、わざわざ聞かされても特に感動はないでしょう。
しかし、多くのひとはこの当然のことをしていない、
できないのでお金持ちになっていないのです。
裏を返せば、こんな当たり前のことを実行できればお金持ちになれるのということです。
この話が繰り返されるのは、「みんながやっていないことだから」お金持ちになれる人はこの話の中の「大事なこと」を見逃さず、それならばと一生懸命実行しようとします。
対してお金持ちになれない人は、こういった情報を「知っていること」としてやり過ごしてしまうのです。
お金で幸せは買えないが、不幸は減らせる
B「いきなりだけど、A子ちゃんはお金で何でも買えると思う?」
A「お金でだいたいのほしいものは買えると思うけど、幸せは買えないよ!」
B「そうだねえ」
A「…もしかしてこれもお金持ちになれない考え方だった…?」
B「いや、間違ってはないんだけど。買える幸せもあるって言うよね。例えば…お金があれば異性が寄ってくるから、愛は買える。
お金があれば良い病院で良い治療を受けられるから、命は買える。
お金持ちのところにはいい投資機会が回ってくるから、お金は買える。…とかね。
でも、これ大体嘘なんだけどね」
A「えっ」
B「お金があって異性が寄ってきたからって、必ずいい恋愛や結婚ができるわけじゃないし。治療も日本は保険制度が完備してるから、貧乏人でもお金持ちでもそんなに差はないし。
だから幸せを買うっていうのはナンセンスな話なんだけどね」
A「じゃあなんでお金で何でも買えるかなんて聞いたの…」
B「実はこの質問の答えに、その人のお金の考え方が反映されるからだよ。
A子ちゃんの答えがどうとか道徳的にはどうかとかはここでは置いといて、お金持ちの人にこの質問をすると、だいたいの人が『お金で幸せを買えるとは思っていないけど、不幸を減らすことはできる』って答えるんだ」
……例えば投資で財を成したとあるお金持ちは、奥さんが重い病気にかかって余命も残り少ないとわかった時、残された時間で奥さんのそばにいるためにきっぱり仕事をやめたそうです。
仕事をやめてもそれまでに築いた資産があったので、
生活にも奥さんの治療にも困らず、安心して最期まで側にいられたと言います。
B「この人は奥さんの命をお金で買うことはできなかったけど、最期までの貴重な、ふたりきりの安らかな時間を買うことができたんだ」
A「いい話だ…いい話だけど、確かにお金がなかったら仕事やめれないもんね…」
……彼が行動をできたのはお金があったからで、最期まで奥さんのそばにいれることで『不幸を減らせた=そのぶんの幸せを買えた』ということになるでしょう。
彼だけではなく、多くのお金持ちがこういった話をすると言います。
つまり彼らにとってお金は「(幸せを手に入れるという)目的ではなく、(不幸を減らすための)ツール」なのです。
もちろんお金持ちでもお金があればあるだけいいとは思っているでしょうが、どこかで「道具」として割り切っているということです。
この考えを身につけていれば、大きなことに挑戦するとき、ケチケチしなくてよくなります。
お金に対して「道具」という認識を持ち、いい意味で冷静でいられるのです。
結果、そのスタンスはビジネスで大きな効果を発揮するでしょう。
今のあなたの思考はいつ何時作られたのでしょうか?今のあなたが持っているお金や成功に対する価値観は真実ではなく偏見です。アインシュタイン曰く私達が常識だと思っているのは「18歳までに身につけた偏見のコレクション」なのです。幼少期の眠りから覚める必要があります。