「エリオスR」の小ネタまとめ(随時更新)
「エリオスライジングヒーローズ(エリオスR)」のストーリー中に登場する、洋画・海外ドラマ・コミック等パロディの元ネタをまとめていきます。
多数の情報提供ありがとうございます。細かいネタを全部拾っていくと記事が際限なく長くなってしまうので、掲載していないものもございます。
イベントストーリー
【真夏のサバイバルアイランド】☆4アキラの攻撃モーションはなぜビーチバレーなのか
「無人島」と「バレーボール」の組み合わせで思い出すのは、映画「キャスト・アウェイ」。貨物機が墜落し無人島に漂着した主人公は、ともに流れ着いた積荷のバレーボールに顔を描き話し相手となってもらうことで、島を脱出するまでの約4年間の心の支えとした。ちなみにバレーボールの名前は「ウィルソン(メーカー名)」で、ビリーがウィルを呼ぶ際のあだ名と同じ。すまないウィルソン……!
【Welcome to Hero's Diner】☆3ビリーのストーリー
☆3ビリーのキャラクターストーリー「歴戦のアルバイター」では、ビリーがキースにギムレット(カクテル)を振る舞うが、その際にビリーが言う「ジンとライムジュースを半分ずつ入れて、他には何も入れない。それが本当のギムレット」という台詞は、ハードボイルド小説「長いお別れ(The Long Goodbye)」からの引用。
【Escape The Prison】囚人とポスター
イベント後に更新された「カートゥーン☆エリオス」において、看守のアッシュが「それ脱獄するやつじゃねーか?」と言っていた映画は「ショーシャンクの空に」のこと。冤罪で投獄された主人公が、独房の壁に穴を掘り続け、約20年かけて脱獄を成功させる話。マジで良い映画なのでおすすめ。
【Mission Of CASINO】潜入先のカジノの名前
キース達が潜入調査することになったカジノは「ベラージュ」という名前だが、ラスベガスに実在するカジノホテル「ベラージオ」と「ミラージュ」の名前を合体させたもの。
【ワンダー・クリスマスキャロル】ハトのオーナメント
ビリーがグレイにハトのオーナメントをプレゼントするシーンがある。「何かの映画か本で見た」とビリーは言っているが、映画のほうは「ホームアローン2」のこと。ケビン少年が手渡した相手は……
【THE LINK OF GUNSLINGER】☆3レンのストーリー
「すごいよ!ガストさん」というタイトルは、漫画「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」のパロディ。ストーリーの内容はギャグではない。
【Rock Out Heroes!】『Genius』と『Hella』
本編では、ジュニアが『Genius(ジーニアス)』というバンドのギタリスト、ジョエルをリスペクトしていることが語られる。また、☆3グレイのストーリー「パワーの源」では、『Genius』は同時期に活躍していたバンド『Hella(ヘラー)』と対立していたことが語られる。この2つのバンドは、おそらく90年代のイギリスを代表するロックバンド、Oasis(オアシス)とBlur(ブラー)がモデルになっている。Oasisのギタリストの名前はノエルで、ジュニアがリスペクトするジョエルと響きが似ている。さらに、このイベントのジュニアの☆4フレーム名は「Songbird」だが、同名の曲がOasis5枚目のオリジナルアルバム「Heathen Chemistry」に収録されている。
また、ジュニアの兄・クリスがSEとして開発に携わっていたというゲーム「wonderhole」は、Oasisの楽曲「Wonderwall」をもじったものだと思われる。
【水辺の街の案内人】☆3ヴィクターのストーリー
マリオンが言っている映画は「ローマの休日」のこと。聖地巡礼は憧れるよね!
【HORROR NIGHT BUSTERS!】このイベントのモチーフ
シャツに描かれたオバケのマーク、オバケを吸い込む掃除機、言うまでもなく映画「ゴーストバスターズ」のパロディ。映画のポスターを意識したデザインのイベントキービジュアルも素晴らしい。
【HORROR NIGHT BUSTERS!】☆3ディノのストーリー
「マヨナカ通販」というタイトルは、ゲーム「ペルソナ4」に登場する都市伝説「マヨナカテレビ」のパロディ。死人が出なくてよかったね。
【SNOW TRICK VACATION!】おじさんの台詞
雪山のおじさんが謎の巨大生物の大きさを表現する時の「説明不要!」は、漫画「グラップラー刃牙(ばき)」の全選手入場シーンでアンドレアス・リーガンを紹介する際の実況「2m40!!! 310kg!!! デカアァァァァァいッ 説明不要!!」が元ネタ。
【SNOW TRICK VACATION!】雪中行軍を描いた日本の古い映画
有名な実話「八甲田山雪中行軍遭難事件」を題材にした映画「八甲田山」のこと。ブラッドは本当に日本の小説や映画が好きだな~と思うけど、「世界最大級の山岳遭難事故」らしいので、教養として観たのかも。
【HEROES IN THE CARTOON】☆3ビリーのストーリー
怒涛の供給を前にしたグレイが言う「やることが……やることが多い……!」という台詞は、漫画「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」の台詞。
【千夜一夜と密やかなる饗宴】キースの偽名
出品者としてオークションに潜入することになったキースは、ヴィクターから「キース・オーシャン」という偽名を与えられるが、これは映画「オーシャンズ11」の主人公ダニー・オーシャンからとったもの。ヴィクターは「適当に、知っている映画から拝借しただけ」と言っているが、「オーシャンズ11」はダニー率いる犯罪のスペシャリスト達がカジノ「ベラージオ」の金庫破りに挑む物語であり、以前キースが特別任務でカジノ「ベラージュ」へ潜入したことを意識してのネーミングだと思われる。
【千夜一夜と密やかなる饗宴】マリオンがこれから観る映画
マリオンがポップコーンパーティーで観ようとしている「不老不死の秘薬を飲んだ女性たちが、ひとりの男性を奪い合ったりして、バトルを繰り広げるコメディ映画」は、「永遠(とわ)に美しく…」のこと。昼ドラではない。
【Lock On The Lost Night】トレンチコートを着た天使
本編でキースが「トレンチコート着たおっさんの天使がいても悪くねぇだろ」と言うが、これは海外ドラマ「スーパーナチュラル」に登場する天使カスティエルのことで、ブラッドとキースがロザリオを手掛かりに探すバーの名前「木曜の天使」もカスティエルを指す(本国でのスパナチュの放送は木曜日だった)。ちなみに日本語吹替版のカスティエルの声優はツダケン。スタッフの趣味全開なのに、1本のストーリーとして綺麗にまとまっているのが恐ろしい。
【RAGE OR SILENCE】家具「治安が悪そうなバイク」の説明文
説明文に「ハードラックとダンスっちまわないよう」とあるが、これは漫画「疾風(かぜ)伝説 特攻(ぶっこみ)の拓」に登場する台詞「"事故"る奴は……"不運(ハードラック)"と"踊(ダンス)"っちまったんだよ……」が元ネタ。
【Other Side Heroes -Good Boy-】☆3ディノのストーリー
タイトルが「ひぐらしのなく頃に」のパロディ。「ひぐらし」には雀荘が登場するほか、「ひぐらしの哭く頃に 雀」という麻雀ゲームも存在する。
【Rising Hero -繋-】☆3ニコのストーリー
冒頭でセイジが観ている映画は「アンタッチャブル」で、流れていたのはアメリカの禁酒法時代を代表するギャング、アル・カポネの台詞。
【HERO's Teaching~担当科目に倫理がない!?~】☆4ジュードの衣装デザイン
白衣にネイルハンマーといういでたちは、ホラーゲーム「SIREN」の登場人物である宮田司郎を彷彿とさせる。位置は異なるが、顔の右側にホクロがあることもジュードと共通している。
メインストーリー
第1部
8章8話でグレイとビリーが話題にしている漫画「鬼斬(おにぎり)ソード」は、漫画「鬼滅の刃」のパロディ。「鬼滅の刃」は第23巻(最終巻)でフィギュアつきの初回限定版が発売されている。
イベント以外のキャラクターストーリー
絆ストーリー「ブラッド 1話」
オスカーが言った「考えるな、感じろ」は、映画「燃えよドラゴン」の有名な台詞。ブラッドの返しにピンときていない様子だが、おそらくディノの受け売り。
絆ストーリー「ブラッド 2話」
「親があっても子は育つ」は、坂口安吾のエッセイ「不良少年とキリスト」の一節。どうしてそんな本まで読んでいるんだ?
絆ストーリー「キース 1話」
キースがブラッドに言った「ジャングルの奥地から都会にやってきた留学生」は、同社のゲーム「あんさんぶるスターズ!」のキャラクター、乙狩アドニスを指していると思われる。来日して間もない頃は日本文化に疎かったため、同級生の神崎颯馬にあれこれ質問しまくって辟易させていた。アドニスの担当声優は羽多野渉さんで、ブラッドと同じ。
恒常☆3フェイスのストーリー
スチルでフェイスが持っているレコードのジャケットには「Where there is a will there is a way」と書かれているが、これはアメリカの第16代大統領リンカーンの言葉。訳すと「意志あるところに道は開ける」となり、これをフェイスがブラッドに贈った意味を考えさせられる。ジャケットに描かれている車はおそらくリンカーンのタウンカー。実際にこういうジャケットのレコードが存在していたら教えてください。
【Love bear's all things】のストーリー
おなじみ「鬼斬ソード(→鬼滅の刃)」のほか、「サイバーモンスターズ(→デジモンシリーズ)」と「火星の魔術師(→機動戦士ガンダム 水星の魔女)」が登場。
グレイが話しているモンスターの元ネタは「デジモンテイマーズ」に登場したインプモン。進化するとベルゼブモンというイケてる兄ちゃん系デジモンになり、黒い翼が生える。バイクっぽい乗り物にも乗る。ウィルが話していたサボテンのモンスターは「デジモンアドベンチャー」に登場したトゲモン、ガストが話していたピンク色のヒヨコはピヨモンのこと。植物使いと風使いがそれぞれ植物型デジモンと鳥型デジモンに惹かれてるのは面白いですね。
ちなみに「Love bear's all things」というタイトルは、新約聖書の「コリントの信徒への手紙Ⅰ」第13章の一節「Love bears all things, believes all things, hopes all things, endures all things.(愛はすべてを我慢し、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍ぶ)」が元ネタ。動詞のbear(我慢する)がクマさんになってしまったことで「クマのすべてを愛せよ」という文章になってしまった。
ニコとビアンキのPストーリー
「その着せ替え人形は苦労する」というタイトルは、漫画「その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする」のパロディ。
ボイスドラマ
夜ひとりでトイレに行けなくなる話(EDCD vol.1)
ジュニア達が観ているのは「グッバイマン」というホラー映画だが、「バイバイマン」というホラー映画が実際に存在する。名前を知ったら襲われる、という設定も同じ。
キャンプ場の夜…☆(EDCD vol.2)
終盤、メンター達による悪ふざけが始まるが、殺人鬼ジェイソンが登場する映画「13日の金曜日」の舞台も湖畔のキャンプ場。ゲーム化されている点も同じ。
フレンド申請してもいい?(EDCD vol.3)
作中のオンラインゲーム「ハッピーワールドヒーロー」におけるブラッドのプレイヤー名「ジーグ」は、70年代のロボットアニメ「鋼鉄ジーグ」が元ネタ。ブラッドがジャパンフリークだとしても、ちょっとマニアックすぎないか?
その他
エリチャン・ホームボイス・勲章など
2022年10月16日(ヴィクターのホリデーイベント期間)更新分のエリオスチャンネルおよびヴィクターのハロウィン限定ホームボイス(2021)で話題になっていた、ヴィクターとノヴァが子供の頃にしたという双子の仮装は、映画「シャイニング」に登場するグレイディ姉妹のことだと思われる。ワンピースを着たんか?
2022年2月12日(1.5周年アニバーサリー期間)更新分のエリオスチャンネルにおけるグレイの投稿「何の成果も得られませんでした……!!」は、漫画「進撃の巨人」でおなじみの台詞。
【ウエディング大作戦!】☆4フェイスをLv.100にすると獲得できる勲章「顔面力・53万」は、漫画「ドラゴンボール」に登場するフリーザ様の名台詞「私の戦闘力は53万です」のパロディ。宇宙規模の色男ってこと!?
【不思議のお茶会はbitterな午後に】☆4ガストをLv.100にすると獲得できる勲章「ハートの王に逆らうヤツ、いねぇよなぁ?」は、漫画「東京卍リベンジャーズ」に登場するマイキー(佐野万次郎)の台詞「日和ってる奴いる? いねえよなぁ!!?」が元ネタ。ヤンキーつながり?
グレイとニコの関係名「僕は友だちが少ない」は、ライトノベル「僕は友達が少ない(はがない)」のパロディ、というかそのまんま。
キャラクター設定
「オスカーがハリネズミを飼っている」という設定は、ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」から着想を得たものだと思われる。ソニックは音速で走るハリネズミとして有名なキャラクター。ソニック・アンド・ヘッジホッグってこと?
※当ページは、Happy Elements株式会社「エリオスライジングヒーローズ」の画像を利用しております。該当画像の転載・配布等は禁止しております。
©Happy Elements K.K