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【ソロキャン】クッチャロ湖畔キャンプ場(浜頓別町)

「白鳥の湖」を望む美しいキャンプ場

シンプルだけど十分な設備がある

 クッチャロ湖はラムサール条約指定された湖で、このキャンプ場は国指定鳥獣保護区および特別保護地区内にあります。渡りのシーズンになるとたくさんの白鳥が飛来し、エサやり体験なんかもできます。

ハクチョウいっぱいいんじゃん

 時期が時期だけあって、道外ナンバー&大型キャンピングカー&スノピユーザーのマニアックなキャンパーたちが集まっていました。DODのオータムセールで購入した新しいテントをシーズン中に設営してみたい、という思惑があって訪れたのですが、スノピの近くに立てるにはちょっとおちゃらけ過ぎていてなんだか恥ずかしいということで、ちょっと離れたところに設営しました(設営したあと、近くに新たなスノピが立ち上がったのはちょっと笑いました)。

DODのミニキノコテント
とてもかわいい

 キャンプ場利用時は売店で受付します。初めての利用だと答えると、受付のおばちゃんがトイレや炊事場の位置からごみ捨てのルールまで流暢に説明してくれました。
 サイト内にはところどころ丸太で区画されている箇所がありますが、設営場所はフリー。車両乗り入れはできませんが、すぐ近くに停められるので問題ないでしょう。サイトは芝生なのですが、ペグ打ちの際にかなり石の感触があり、打ち込むのにやや力が必要でした。
 売店に近いトイレはウォシュレット式で、コインランドリーや屋根のあるBBQスペースもあります。洗い物ができる水道は複数個所あり、ゴミもきちんと分別すれば捨てて帰ることができます。
 すぐ隣に温泉があるのも魅力です。泉質はナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉、いわゆる「美人の湯」で、入っていると肌がぬるぬる(ツルツル)してきます。
 綺麗に整備されたキャンプ場は「公園」っぽくなってしまって、非日常を味わうには少し物足りなさがあったり、自然環境を楽しむにしても人工物が視界に入りすぎたりするし、逆に自然みが強い場所だと今度は設備が微妙だったり、そもそも市街地から離れていて行くのが大変だったりするのですが、このキャンプ場は「市街地に近い」「でも自然の景色は満喫できる」「設備も整っている」と、なかなか良いバランスだと思います。浜頓別町自体が行きやすい場所かどうかは人によると思いますが……。

狙うか避けるか、白鳥の飛来シーズン

 白鳥たち、夜通しずーーーーーっとグワグワ喋っています。いつ寝てるんだ!? 結構うるさいので、群れが集まっているあたりから少し離れた場所に設営した方が良いように思います。まあ、そこそこ離れてもうるさかったのですが……。
 あと、この時期はもうかなり寒いです。2週間前の剣淵で意外と大丈夫だな……という印象だったので、同じくらいの装備で行きましたが死ぬかと思いました。来シーズンは防寒装備を整えないとなぁ、と反省。

(2023.10.21-22宿泊)