【ソロキャン】パレットヒルズキャンプ場(鷹栖町・冬)
道北では珍しい冬キャンプ場
施設は冬ごもり中、準備は念入りに
9月に宿泊した「ムーンライトキャンピングガーデン」の近くにある、道北地域では珍しく冬期営業しているキャンプ場です。ここ以外だと「焚き火キャンプ場士別ペコラ(士別市)」と「 層雲峡オートキャンプ場(上川町)」くらいですかね?
炊事場は閉鎖されており、使える施設はトイレのみ。夜は外灯も点かず真っ暗です。夏に稼働していた管理棟内の自動販売機も電源を切られ利用不可となっていましたので、飲み物を持ってこなかった場合は買いに行く羽目になります。最寄りのコンビニまでは車で8分程度、最寄りのホームセンター(DCM旭川春光店)までは20分ほどかかりますので、忘れ物をするとちょっと大変です。
トイレはとても綺麗です。また、管理棟で薪の量り売り(120円/kg)をしています。管理人さんは常駐していませんが、持って行った分を量っておけば翌日精算でも良いとのことでした。
持ってくると良い道具
雪かきスコップ(歩く道や設営場所を作る必要があります)
長靴(丈が長く、防水性能がしっかりしたもの)
予備の靴下(濡れたまま履き続けるのは危険)
子ども用そり(荷物運び用。雪が積もっている地面ではキャリーカートは全く役に立ちません)
クーラーバッグ(「寒いからいらないのでは?」と思うかもしれませんが、むしろ保温のために必要です。少なくとも、寝ている間に飲み物がカチンコチンになることは回避してくれるはず)
インフレーターマット(地面から伝わる冷気がハンパじゃない。冬キャンプは氷の上で寝ようとするようなものと認識し、寝具は絶対に手を抜かないこと)
時折「山から風が降りてくる」ような突風に見舞われ、なかなか寝付けませんでした。遠くで風の音がして、そこから時間差でザァッと吹き抜けてテントを揺らし、また凪の状態に戻る……という感じです。この土地がこういう気候なのか、この日がたまたまそうだったのかはちょっとわかりません……。
あと、設営場所をしっかり除雪してからテントを張るべきだったと反省しました。理由はシンプル、雪の上に張るとペグが打ちづらい(抜けやすい)。雪の層を突き抜けて地面までしっかり刺さるような長いペグをお持ちなら、踏み固めた雪の上に設営しても問題ないと思いますが、テントに最初から付属しているような一般的な長さのペグだと抜けてきちゃいます。
(2023.12.9-10宿泊)