"幻の道" 道道1116号に行ってみた
通行できるのは1年のうちわずか1ヶ月
北海道には「1年に1ヶ月間しか開通しない"幻の道"」があります。道道1116号 富良野上川線(東川北7線ゲート~チョボチナイゲート間)がそれです。
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開通したはいいものの地滑りのおそれがある箇所が複数ある道路とのことで、紅葉のシーズンだけ開通しているようです。
このルートのほぼ中間に位置する「嶺雲橋」が、ここを通る人々の主な目的地でしょう。山と山の間を跨ぐように架けられた橋から眺める360°のダイナミックな景色は圧巻です。
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行く前に知っておいてほしいこと
この道を「通り抜けること」が目的でないなら、東川北7線ゲートから進入し、嶺雲橋に到達したら引き返すことを強くおすすめします。東川北7線ゲート~嶺雲橋間は片側1車線の比較的見通しの良い道路ですが、嶺雲橋を通り過ぎてからチョボチナイゲートまでの区間は、幅員減少の標識を境に一気に雰囲気が変わります。
待避所が設けられるほど幅員が狭い(徐行してなんとかすれ違える程度)
最大勾配11%のアップダウンの連続
それに加えて、見通しの悪い急カーブも連続
何ヵ所か段差もある(段差注意の看板あり)
「そりゃ通行止めにするわ」という酷い道でした。運転歴15年ほどのMT乗りですが、できればもう通りたくない。大型車で来てしまった方や、運転に自信のない方は通らないのが吉です。
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(2023.10.8訪問)