バイタルブレス界隈の真実をいまこそ(前編)
バイタルブレスのアプリがついに全て無くなってしまったので、最後に一仕事を…
・はじめに
みなさんお久しぶりです。
推しデジモンはジャスティモン、相棒はもちろんジャスティモン。よしNFCです。
デジモンの全ての始まりとなった『デジタルモンスター』シリーズ
アニメ作品との連動した『デジヴァイス』シリーズ
この2つの要素を引き継ぎつつも新たなシステムも多く詰め込み生まれた『バイタルブレス』シリーズ
2021年から発売された当時最新の携帯育成ゲーム機はその後継機のバイタルブレスBE・デジヴァイス-VV-と続いていきました。
そしてそれぞれに連動するアプリ、バイタルブレスラボ、バイタルブレスアリーナなどが始まり、対戦するにはリアルで実際に会ってでしかなかった『育成ギア』に革命をもたらしました。
そんなバイタルブレス。
その短くとも濃かった歴史が1つの区切りを迎えました。
今回はそのバイタルブレスやそれぞれのアプリの思い出ではなく、もっと身近な『バイタルブレスのユーザーたち』に焦点当ててお話ししたいと思います。
バイタルブレスにはデジモン以外にもありますが、今回はバイタルヒーローや仮面ライダー、ウルトラマン、逃走中などには触れないのでご了承ください。
また、この記事は非常に身内向けの内容になっています。
バイタルブレスの、アプリも含めたヘビーユーザーじゃないと伝わらないことも多いと思います。
ですが、この機会に話さないと風化してしまうので少しの間お付き合いください。
・ユーザーが盛り上げたバイタルブレスの遊び
バイタルブレスラボ(以下、VBラボ)では毎週行われたアリーナバトル、不定期開催のレイドバトル。
バイタルブレスアリーナ(以下VBアリーナ)では月1開催のバトルアリーナや3つの陣営わかれてポイントを競い合うFORTH BATTLE。
それぞれゲーム内イベントがありましたが、一般的なスマートフォン向けソーシャルゲームに比べると非常に淡白で盛り上がりにくいモノでした。
上記のアプリは他のソーシャルゲームと違いバイタルブレス(以下VB)の本体が無いと遊ぶことができなかったので、デジモンを知らない新規ユーザーを引き込むことも出来ず、本腰入れてゲーム開発をするのは公式としても難しかったのは理解はしています。
しかしそんな状況の中、様々な方法で情報を発信したり、イベントの統計をまとめてツイートしたり、独自に大会を開いたりするユーザーたちが現れました。
そんな彼らにスポットを当てたいのです。
誰がどんなことをしたのかを残しておきたいのです。
よしNFCはバイタルブレスの後半、特にVBアリーナはライトユーザーだったので、そこからは深く語れないのですが、足りない部分を話してくれる人がきっと現れると思います。
VBラボの思い出強めになるのはご了承ください。
・世界1位によるバイタルブレスデータベース
『VBデジモン各種一覧表』
VBユーザーにとって1番使ったことのあるサイトと言えばこれじゃないでしょうか?
『世界1位』を自称するvisiさんが作成したデータベースで、全ての収録デジモンとその進化条件などが記載されていました。
バイタルブレスは攻略サイトなども無く、初期は進化条件をブレスで確認も出来なかったので全てのユーザー必須と言っても過言ではないでしょう。
更新速度も尋常ではなく、新規Dimカードが発売されれば即更新されました。
この功績だけで世界1位は自称では無くなっていますね。
・アリーナ速報とNEWSぱぴぷぺぽ
アリーナ速報は毎週行われたVBアリーナの結果をMOTRAさんが速報として流しており、終了時間に順位を確認出来なかったユーザーにとっては有り難いでした。
特に終了時間間際まで上位を競っていたユーザーは気になるモノだったハズです。
そして、みなさんは『NEWSぱぴぷぺぽ』を覚えていますか?
VBラボのアリーナバトル、レイドバトルその結果全ての結果をまとめて発信していたツイートのことです。
これは過去のアリーナ全ての成績が反映されており、全ての世代で1位を取るグランドスラム、過去最高記録の更新など記念となる記録を発信してくれました。
このNEWSぱぴぷぺぽに取り上げられることを目標にアリーナバトルに挑んだユーザーも多いのはリアルタイムで見ていました。
上位の記録を残したユーザー分のみでしたが、誰が何回1位になった2位には何回…3位には…と、それぞれにポイントをつけて通算成績の発表なども行なっていました。
この2つのツイートは、アプリ内だけではわからない・覚えきれない強豪ユーザーの把握が可能になりました。
その結果、ユーザー同士に競争心やライバル意識が芽生えたのではないでしょうか?
のちに、ごまかめさんがNEWSぱぴぷぺぽで達成された記録を『アリーナバトルの歴史〜これまでのNEWSぱぴぷぺぽ〜』として年表にしています。
こちらも都度更新され、一目でVBアリーナの結果を振り返られるモノになっています。
・バイタルブレス専門のYouTubeチャンネル
バイタルブレス情報ステーション(通称VBIS)を視聴された方はいらっしゃいますか?
このVBISは、バイタルブレスの情報のみを不定期に発信していたYouTubeチャンネルです。
アナウンサーに のをずさん、解説にvisiさんを迎えたニュースチャンネル風の動画で、
・新商品情報、レビュー
・アリーナバトルやレイドバトルの結果
・公式オンラインイベントの内容
・『デジモン ゴーストゲーム 放送開始記念コーナー』へのロケ
・ユーザーイベント情報
・プレゼントキャンペーン
・視聴者投稿写真コーナー
などの沢山コーナーで情報を発信していました。
のをずさんの落ち着いた声は視聴者さんにはとても高評価で、その声で名前を呼ばれたいとアリーナバトルをがんばったと言うユーザーもいたそうです。
visiさんはその知識でレイド攻略の解説をし、その内容は参考になったと言う声も聞きました。
ユーザーイベントの主催もしていたのでチャンネル内で告知や結果発表もしていましたね。
プレゼントキャンペーンもvisiさんが中心となっていました。
プレゼントとして配られた〼さん作成のオリジナVB専用アイテムも好評でしたね。
・ユーザーイベント
上記のユーザーイベントもVBISで紹介したもの以外にもたくさんのユーザーが主催していました。
あぐるす杯、visi杯、そしてVBアリーナではVBFBno1などなど…
よしNFCはユーザーイベントにはあまり積極的に参加していなかったので、全てのイベントは把握出来ていません…
ユーザーイベントの特徴と言えばなんと言ってもそれぞれ独自に設定した『ルール』でしょう。
世代縛りや固定のデジモンでのポイント勝負や、FORTH BATTLE中の単発最高記録勝負など、単純作業になりがちだったゲーム内イベントに様々な刺激を与えていました。
入賞者には賞品があったのもポイントですね。
もちろんゲーム内イベントでもありましたがこちらもやはり淡白だったので、自分だけの賞状が贈られると言うのは嬉しいものです。
・オフ会
インターネット上で知り合った人たちと実際に会って遊ぶ語り合うことで得られる経験は貴重です。
特にマイナーなジャンルであるVBでは周りにユーザーがいないと言った人が多く、オフ会で初めてVBがこんなにあるところを見た!と言う人が多数でした。
2024年8月12日には、VBの最後を飾るに相応しい大型オフ会が開かれ、普段は会えないような全国のユーザーが多数集結。
旧ブレスからVBアリーナでのバトルまで、実際に顔を合わせての対戦が繰り広げられました。
かく言うよしNFCも大小いろんな規模のオフ会に参加させて頂いたり主催もしましたが、やっぱり同じ趣味の仲間と遊べるのは楽しかったですね。
・VB界隈の2トップ
次は単純にVBを盛り上げただけでなく、個人の実力と言う面で見てみたいと思います。
みなさんはVB界の2トップは誰と誰だと思いますか?
VB全体の知識という面ではvisiさんなのかも知れませんが、知識と言うのは表に出さない限りわからないのでアプリ内での実績で考えたいと思います。
・VBラボのNo.1
VBラボにおけるNo.1はMOWちゃんでしょう。
彼はアリーナバトルの成績においては上の下くらいかも知れません。
ですが、ことレイドバトルにおいてはコンスタントにTop10に入りその回数は日本のユーザーのみならず世界中のユーザーを含めても1位です。
レイドバトルはアリーナバトルの上位報酬で得るレイドチケットの数が非常に重要なので、VBラボの全てを長期間満遍なくやり続け結果を残したのです。
・VBアリーナのNo.1
こちらのNo.1は皆さんご存知、MOTRAさんでしょう。
VBラボとVBアリーナの大きな違いと言えばそのバトルシステム。
この新たなバトルにおいて無類の強さを誇ったのがMOTRAさんです。
強さの根源は、その圧倒的なコンボ数。
トップユーザーが頑張って出せる或いは頑張っても出せないというレベルのコンボ数を、さも当たり前かのように連続で出すテクニックはNo.1に相応しく、チート行為の噂もオフ会などで披露し周囲を黙らせました。
前述の大型オフ会ではそんなMOTRAさんが敗れたのもまたドラマがあると思います。
・よしNFC個人
次に個人的なことを少しお話しさせてください。
よしNFCも少なからずVB界隈の盛り上がりに貢献した部分があると思っています。
自分で言うなよと思われるかも知れませんが、お付き合いください。
・【ジャスティ伝説】
あの【ジャスティ伝説】を覚えていますか?
『VBラボのアリーナバトルにおいて全世代の1位をジャスティモン系統で埋め尽くした』
という第15回アリーナバトルで達成した記録です。
これはよしNFC1人で達成した訳ではなく、X(旧Twitter)で知り合ったフォロワーさん数名と行ったモノです。
長くなるので詳細は省きますが、気になった方は【ジャスティ伝説】への軌跡と題した記事があるのでそちらをご覧になってください。
ではこれが何故、VB界隈の盛り上がりに貢献したのかと言う話なのですが
・単調なアリーナバトルに新しい遊び方や目標を作るの楽しさを周りに示した
これに尽きると思っています。
ただ強いデジモンで勝つだけじゃいつか飽きが来ます。そんな状況を、
「推しデジモンを使って変えてみたら?楽しいよ!」
と最初に大きく発信したのが【ジャスティ伝説】だと思っています。
また、初の『個人による2世代同時1位』を記録した回でもあります。
これ以降、複数世代同時1位、全世代同時1位を個人で狙う人も増えたように感じます。
・ドロップ率の可視化
これはVBの盛り上がりとはちょっと違うのですが、少し触れさせてください。
ここで言うドロップ率とは、
VBラボのアリーナバトルにおいてのアリーナチケットのドロップ率
を指します。
なぜこれを取り上げたのかと言うと、よしNFCが1人で1000回を軽く超える試行回数を記録し続け、漠然としていたドロップ率を根拠を添えてわかりやすく示したからです。
他のユーザーにもある程度影響を与えることが出来たと思います。
また、このツイートを定期的にしていたことで初めてVB界隈の方に認知されたのだと思います。
新環境になった時も、フォロワーさんの力も借りて即座に新しいドロップ率を提示しました。
・真実とは
みなさん、ここまで読んで頂きありがとうございます。
題名に『バイタルブレス界隈の真実をいまこそ』って書いてる癖に、凄かった人記憶に残る人あとは自分の思い出を語ってるだけじゃんと思われても仕方ないと思っています。
また大袈裟に言って目を惹こうとしてるなーと思った人もいるでしょう。
ですが、知らない人にはこんな人もいたよねって知って欲しいなって思ったんです。
あーそんなこともあったなーで覚えてくれたらでもいいんです。
ですが、
ついに、我々の存在を明かす時が来たなと思ったのです。
いままで挙げた個人、或いはグループ、そしてそのメンバーの一部。
もしも、その全てにとある組織が関わっていたとしたら?とある組織に所属していたとしたら?
どうですか?少し見方が変わるのではないでしょうか…?
今回の本題は有名人の紹介なんかでは無いのです。
裏で暗躍していたとある組織。
その実態、その一部をいまこそ明かしましょう…。
ここからはバイタルブレスをユーザーの立場で、裏から暗躍した者たちのお話…
(後編へ続く)