20年後の未来も、"自分で在る"ということ
前回のポストから、うっかり1ヶ月以上も経ってしまい、プロジェクト自体はなんなら終了してしまったのだけど。
以前書いた『「いいこ」って何?』という記事で触れた『保育園のVision共創プロジェクト』の続きの回について振り返りたいと思う。
今回も引き続き「保育園のミッション」について考えていた。
まず、20年後の未来と聞いて、どんなイメージが沸くだろう?
20年前の世界はどんなだったか振り返ってみると、現在への成長と変化は驚くべきものだろう。
そして、変化のスピードはどんどん加速していっている。
そんな20年後なんて、実は想像をはるかに超えたものになっていってるのではないか。
では、そんな20年後。
保育園に通っている子どもたち(0-3歳)は成人したり、社会に出て働き始める頃である。
そんな彼らに、どんな大人になってほしいと願いを込めて保育士さんたちは保育にあたるのがよいのだろうか。
将来なくなる職業なんて、きっとたくさんある。
AIが台頭し、レジ打ちなんてまず完全になくなるだろうし、銀行員(窓口だけかも)だって将来なくなる仕事ランキングに入っている。
では、そんな将来に大人になる子どもたちに今伝えていく身につけるべきものとはなんなのだろうか?
保育士さんからは
『多様性の大切さ』
人と違うこと(例えば障害があること)を、受け止めて理解できる心を持ってほしい。
『月齢に合わせた行動ができるようになる』
トイレトレーニングなど
『感情はずっと続くものだから、それの基礎になるものを育んでほしい』
自分で好きだと思うものを見つけていく。
など、こういった意見があがった。
月齢に合わせた行動などはDoing。
自分の好きなもの、自己表現をすることはBeing。
それらは、自分がどう"在る"かを考えることなのではないかと思った。
そして、それは0-3歳の子どもたちだけでなく、大人のわたしたちにも当てはまることだと。
わたしは、自分が1年後になにをしているか想像ができない。
というのも、現在はフリーランスでデザインやフォトグラファーをしているが、来年会社員になってるかもしれないし、デザインはもうしていないかもしれない。
Doingはその時その時に合わせて、簡単に変容してしまうのだ。
でも、Beingは変わらない。
わたしは1年後にどんなことを仕事にしているかわからないけれど、生き方として「自分の人生を楽しく生きる」ことは変えないだろうと思う。
Doingが変わることを恐れず、Beingをアップデートしていければ、どんな時代でも生きられるのではないかな。
そうやって、20年後の未来も、"自分で在りたい"と思う。
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