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【Voicy】大人の休日倶楽部 #大人っていつから(2021.9.14放送)

こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。本日はいつもとは違いまして、Voicy編集部が募集していた「#大人っていつから」というテーマで放送を収録してみたいと思います。タイトルは「大人の休日倶楽部」です。よろしければ最後までお付き合いをお願いします。

さて「大人の休日倶楽部」です。これはJR東日本と北海道が発行しているクレジットカードのことです。こちらのカード会員になると切符が割引で買えるというものです。二種類ありまして、ミドルとジパング、です。大人の休日倶楽部ミドルのほうは満50歳以上の人が対象。大人の休日倶楽部ジパングのほうは女性は満60歳、男性は満65歳、が対象です。

どれくらい割引になるかと言うとミドルのほうが5%、そしてジパングのほうは何と30%の割引です。ミドルのほうは大したことないんですが、ジパングの30%の割引というのはかなり大きいです。学割は20%、しかも乗車券のみで、特急券は含みません。このジパングは特急券も含めて30%の割引ですので、そのお得さが際立っています。

同様のサービスはJR各社が出していまして、ジパングのほうは共通のようです。ジパング倶楽部と呼ばれているようです。一方ミドルのほうは名前が若干違っていて、JR東海の「50+(フィフティ・プラス)」、JR西日本の「おとなび」、JR四国の「四国エンジョイクラブ」、JR九州の「ハロー!自由時間クラブ」というものがあるようです。

私は今年で50歳になりました。JR東日本の「大人の休日倶楽部ミドル」のほうの入会条件に達したわけです。今日のテーマは「大人っていつから」ということなんですが、JRの割引制度でいくと、この50歳がひとつの基準なのかなということになります。そして「大人」記念じゃありませんが、この際入ろうかなと思いまして、新宿駅に置いてあった資料をもらってきて、中身を見てみたんですね。しかし結論から言うと入りませんでした。

割引率が5%ということです。まあ割引率がすごく大きいわけではないが、割り引いてくれるわけですからありがたい。入会金初年度無料、と書いてあります。ん、初年度ということは翌年から年会費がかかるの、ということで見てみると、翌年からの年会費が2,575円なんですね。私はビジネスマンですから、すぐ割り返して計算しちゃうわけです。2575÷0.05は51,500円。つまり最低でも5万1500円以上使わないと年会費分赤字になっちゃうのかと。今コロナ禍ですから、国内の移動も減っています。例えば新幹線の回数券も金券ショップで値崩れしています。その辺も考えると、今のところですね、割に合わないなと思ったわけです。

で少し調べてみると、JR東海の「50+(フィフティ・プラス)」やJR西日本の「おとなび」など、ほかの地区のミドル向けカードは、翌年度からも年会費が無料なんですね。各社、各地域、それぞれ事情が違うので、当然一律である必然性もないのですが、シニア向けのジパングの条件が基本的に全国一律であることを考えると、JR東日本圏内の人はちょっと損した気分になります。

またシニア向けのジパングなんですが、夫婦会員というものがあります。すなわちどちらかが65歳以上だと、夫婦どちらも会員になれるというものです。ですので夫婦で年齢差がある場合には、若い方にも恩恵が行くということなんですね。はやく「大人になる」という感じかも知れません。この特典ですが、残念ながら、ミドルのほうにはありませんでした。

JRの大人割引という観点からいきますと、50歳から大人の仲間入り、ただし50歳からは5%程度の半人前。本格的な大人割引、つまり30%割引の特典を享受するためには、女性は満60歳、男性は満65歳、ということになります。ただし配偶者に関しては、相手がこの基準に達すれば、早目に「大人」になれます。

ということで、本日は「大人の休日倶楽部 #大人っていつから 」というタイトルでお送りいたしました。もし宜しければ是非フォローをお願い致します。以上「100年ニュース」「毎日が100周年」吉塚康一でした。ご機嫌よう。


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吉塚康一 Koichi Yoshizuka
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