スマホナビの音声案内はものすごく便利で凄いのだが、・・・という話。
乗っている車は、十数年前のもので、オプションのナビは付けていません。購入価格を抑えるためもありましたが、年に数回の旅行なら紙の地図で十分ではないかという思いの方が強かったからです。
予想通り、今まで特に困ることはありませんでした。
しかし、思い返してみると、わかりにくいと思う場所を避けていたのかもしれません。美味しい蕎麦の店があると聞いても、別にそこまで行かなくても美味しい店は他にもあると、冒険しなかった自分がいます。
今回、淡路島にふぐを食べに行くことになりました。何を隠そう、ふぐを食べるのは今回が初めてです。食に対しては冒険しないので、どんなに美味しいからと勧められても、自ら食べに行くということはまずありません。
また、味以前に見た目で拒絶してしまうことがあります。ニュルっとしたものはまず苦手です。
例えば、なまこは高級食材と言われますが、若い頃、沖縄の浜辺でなまこが、ネバネバしたものを吐き出す様を見て以来、一切受け付けません。
また、カエルの天ぷらは鶏肉と似たような味や食感と聞きますが、カエルはニュルニュルした両生類という事実かアタマにあるため無理です。
カエルの唐揚げを鶏の唐揚げと言われたら、普通に食べてしまうとは思いますが、鶏の唐揚げをカエルの唐揚げと言われると、その瞬間から鶏の唐揚げとは認識しなくなるので、完全に受付終了です。食べられません。
テレビでコオロギやセミを食べるというのがありましたが、素早くチャンネル切替です。アウトです。
ナビの話でした。
すみません。
淡路島の南側、阿那賀というところまで行くのですが、明石海峡大橋は本州側から乗る方法がわかりにくいし、たまたまiPhoneのGoogle Mapがアップデートのタイミングだったので、NAVI機能を試したくなりました。画面を見ながらというよりは、音声案内に期待したわけです。
「100メートル先、左です。」
「次、右です」
「300メートル先、右、入り口です。」
などと女性の声が案内してくれます。
次の交差点は?と思うタイミングで、見事に案内してくれます。
「凄い」と感激しました。
「これなら車にナビをオプションで付けなくていい。」と心底思いました。
かつて車内で争いがありました。
「さっきの道を右だったんじゃない?」
「左って言ったやん!」
「左かもしれないと言っただけやん・・。」
「もう黙っといて!」
というしょうもない論争です。
こういった争い事も、この音声案内があれば、すべて解決します。
インターネットありがとう!
iPhoneありがとう!
ただ、別の問題があります。
「音楽の音量下げてくれる!音声案内が聞こえへんやん」
「ちゃんと下げてるやん」
「音声案内に被ってしゃべらんといて!」
音声案内を聞き逃さない方法、
これを見つけるのが、次の課題です。
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