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Segond(セゴン)骨折

今回は一般的にあまり聞き馴染みのない
ケガをご紹介致します。
しかし、スポーツに携わる方にとっては
覚えておいて損はない情報です!

セゴン骨折は膝の下外側、
脛骨外側顆と呼ばれる部分の剥離骨折です。
下記図の赤丸の部分になります。

剥離した骨片が確認できるかと思います。

単独で発生することは稀で、
ほとんどは膝前十字靭帯(以下ACL)の損傷の際に合併して生じます。

裏を返せば、この骨折が見られるとACLを損傷している可能性が高いことになります!

ACL損傷後に膝外側の痛みを訴え、
脛骨外側顆に圧痛がみられればこの骨折の合併が疑えます。

また、受傷直後などで「これACL損傷かどうか微妙だな〜」と言う時に上記所見がみられれば、ACL損傷の可能性がより高くなるということも言えます。

ACL損傷が疑われる場合、セゴン骨折の合併の有無に関わらず免荷を行い、できるだけ早く医療機関を受診しましょう!

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