柳生好之の小論文プラチナルール
みなさんどうも、こんにちは。
スタサプ現代文講師の柳生好之です。
今回は『柳生好之の小論文プラチナルール』について説明いたします。
1,作文の基礎から学べる
一般的な小論文の参考書は文章の書き方から説明が始まります。しかし、多くの受験生は「文章どころか一文を書くことにも慣れていない」という悩みがあります。
そこで、『小論文プラチナルール』では「一文の書き方」からはじめました。「ですます調にしない」「倒置や体言止めを使わない」「読みやすい語順で書く」などの表現のルールを説明しました。これらのルールを一通り身につけていただければ、スッキリ読みやすい文が書けるようになります。
「文法」「レトリック」というルールを身につけて、文章力を鍛えましょう。
2,4つの出題パターンを学べる
小論文には4つの出題パターンがあります。「テーマ型」「読解型」「議論型」「問題解決型」です。
「テーマ型小論文」とは「〜について、あなたの意見を述べよ」というシンプルなタイプの問題です。ただし、テーマに関する知識や論述の型を身につけていないと書くことができません。
「読解型小論文」はじつは現代文の問題です。「小論文」という試験の名前でありながら、実際には現代文の読解力のみを問うているという問題もあるので、注意してください。
「議論型小論文」は「課題文の主張に賛成か、それとも反対か」を答えさせる問題です。自分の主張に対して「根拠」「具体例」を述べて、説得力のある形で論述できるかが問われます。
「問題解決型小論文」は「課題の中から問題を発見し、原因を分析して、解決策を述べる」タイプの問題です。現在では最も主流となっているタイプは「問題解決型」なのです。
これら4つの出題パターンの攻略法も「ルール」としてまとめました。これらのルールを身につけていただければ、どんな問題でも答案を書けるようになります。
3,最新の出題パターンを学べる
『小論文プラチナルール』は最新の入試問題の考え方を学べるように作ってあります。
そして、最近の入試問題は「読解型+問題解決型」「議論型+問題解決型」と複合問題になっていることが多いのです。
しかし、これらの複合問題も4つのパターンが身についていれば対応することができます。ぜひその考え方を『小論文プラチナルール』で学んでください。
4,近年の現代文で頻出の複数資料(データ、グラフ)の読み方が学べる
実は、近年の現代文でもデータやグラフを含む「複数資料」を読み取らなければいけない問題が出題されています。そして、これらの問題は現代文の参考書には対策が載っていません。
そこで、複数資料の問題の対策として『小論文プラチナルール』を使っていただけるように作りました。自分が受ける大学の過去問をみて、複数資料の問題があったらぜひ取り組んでみてください。