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完全理系専用看護医療系のための現代文解法テクニック

みなさんどうも、こんにちは。

スタサプ現代文講師の柳生好之です。

今回は『完全理系専用看護医療系のための現代文解法テクニック』をご紹介いたします。

1,過去問も解答解説も手に入らない看護医療系受験生のための本

本書は前作『完全理系専用看護医療系のための小論文』の姉妹本です。このシリーズを作るにあたって、英語の関先生から企画の趣旨を伺いました。

「看護医療系の受験生は過去問や解答解説が手に入らずに困っている。今後社会に貢献してくれる受験生に対して、今の受験業界はあまりにも配慮がない。彼ら(彼女ら)を救うような本を作りたい」

以上が本シリーズの根本にある想いです。関先生のご提案に完全に同意して本シリーズを作り始めました。


2,看護医療系の入試で頻出の「文法」を重点的に解説

『完全理系専用看護医療系のための現代文解法テクニック』は他の一般的な現代文の本では対策が難しい看護医療系の入試を完全対策することを目指しました。看護医療系の現代文の特徴は「文法問題」が多いという点にあります。ですから、本書では他の現代文の参考書ではほとんど記述がない「文法」に関してくわしく説明しました。

ただ、このように「文法」に重点を置くことによって、かえって現代文の本質的な勉強ができる本に仕上がりました。

「文法」→「読み方」→「解き方」

このように展開することにより現代文の本質を捉えることに成功しました。単なる小手先のテクニック集ではなく、本来の意味での「テクニック」を身につける本となったのです。

「テクニック」の語源はギリシア語の「テクネ」にあります。

「テクネ」は「内在する原理を正しく理解した上で、何かをする能力」という意味です。

現代文に内在する原理とは「文法」です。その「文法」を正しく理解した上で文章を「読む」、そして問題を「解く」ということが学べる本になりました。

「テクニック」という題を冠することにより、まさに現代文の本質を捉えた本になったのです。

3,一冊で「読み方」「解き方」のテクニックをマスター

今までの僕の本はルートという考え方に基づいて明確に役割を持った本になっています。例えば、『ゼロから覚醒』シリーズは「現代文の正体」「ミクロの読解」「マクロの読解」がそれぞれテーマになっています。また、『プラチナルール』は「解き方」がテーマになっています。

それに対して、『完全理系専用看護医療系のための現代文解法テクニック』は看護医療系入試のレベルに的を絞ることによって、「文法」「読解」「解法」のすべてが学べる本になったのです。

ですから、この本一冊で偏差値55レベルまでの看護医療系入試に対応できるようになっています。受験勉強をする時間があまり取れないという受験生でも、一冊の本で入試に挑めるようになったのです。

4,プラスアルファの一冊

最後に、余裕がある受験生は知識を身につけると良いでしょう。本書の他にもう一冊付け加えるとすれば、『入試現代文の単語帳BIBLIA2000』がおすすめです。看護医療系の現代文では「漢字」「慣用表現」など国語知識が問われます。このあたりの問題の対策として『入試現代文の単語帳BIBLIA2000』をやっておけば万全の対策ができるでしょう。

『完全理系専用看護医療系のための現代文解法テクニック』を使って入試を乗り越えて、悩める患者を救えるような医療従事者になっていただけたら、著者としてこれにまさる喜びはありません。


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