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人材採用をするにあたって思うこと。
今のアシスタント一年目と二年目のメンバー。
美容師が美容師として働く最も重要な価値の一つとして、好きなことを職業にしているという事がある。
多くの人間は成人して死ぬまで働き続ける。
人生の大半を寝る事と働く事に費やし死んでいく。
つまり、人生をより有意義なものにする為には良質な睡眠と良質な職場環境と言えるのではないだろうか?
これから美容師や好きなことをを仕事にしたいと思っている人達に伝えたいことは、好きを仕事にすると言うことは、強味でもあり盲点というに近い弱味とも言える。
一つ、好きを仕事にしても好きなことばかりをしていられない。
一つ、好きな事柄に需要が無ければ価値が生まれない
どう言うことか。
好きなことを仕事にするには、そうでない事を頑張る必要がある。
市場価値を勝ち取り、何かしらの成果物を提供するに、趣味のような感覚だと顧客のニーズを満たすことが出来ず持続していく事が難しくなる。
この事を働きながらぼんやりとでも理解できない人間は、美容師を止めていく可能性が高いです。
私たちは趣味を仕事にし、遊ぶように働く必要があると言うことだ。
但し、勘違いしてはいけないポイントとして、市場価値の最上位を勝ち取り資本主義の頂点に君臨する事だけが幸福ではないと言うこと。
自分にあった働き方で満足度の高い日常を選択できるはずだからだ。
会社は個人の幸福の追求をサポートし環境を提供する。
イキイキと働く。
そこにWin-Winな関係があるのではないだろうか。