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【OpenAI】Appleとの提携発表の内容

本郷喜千

OpenAIとApple、ChatGPTをApple製品に統合するためのパートナーシップを発表

以下の内容を翻訳し要約

（引用元）　https://openai.com/index/openai-and-apple-announce-partnership/

Appleの統合

  • 今年後半に、Appleは、iOS、iPadOS、macOS内での体験にChatGPTを統合。

  • ユーザーがツールを切り替えることなくChatGPTの機能（画像および文書の理解を含む）にアクセス可能。

  • Siriも、役立つ場合にChatGPTの知識を活用。

ユーザー体験

  • Appleユーザーは、質問がChatGPTに送信される前に確認され、文書や写真も含まれる。

  • Siriが直接答えを提示。

  • ChatGPTはAppleのシステム全体のライティングツールでも利用可能。

  • ユーザーが書いている内容に対してコンテンツを生成するのを支援。

  • ChatGPTの画像ツールを利用して、多様なスタイルの画像を生成可能。

プライバシー保護

  • Siriおよびライティングツール内でChatGPTにアクセスする際にはプライバシー保護が組み込まれる。

  • リクエストはOpenAIによって保存されず、ユーザーのIPアドレスは隠される。

  • ユーザーは自分のChatGPTアカウントを接続することも選択可能。

  • 接続した場合、ChatGPTのポリシーに基づいてデータの設定が適用。

提供時期

  • GPT-4oによって動作するChatGPT統合は、今年後半にiOS、iPadOS、macOSに登場。

  • ユーザーはアカウントを作成せずに無料でアクセス可能。

  • ChatGPTのサブスクライバーはアカウントを接続し、これらの体験から有料機能にアクセス可能。

サム・アルトマン、OpenAIのCEOのコメント

  • 「Appleと提携し、ChatGPTを新しい形で彼らのユーザーに提供できることを嬉しく思います。Appleは我々と同じく安全性と革新に対するコミットメントを共有しており、このパートナーシップは先進的なAIをすべての人にアクセス可能にするというOpenAIの使命と一致しています。Appleと共に、AIが提供できるものを人々がより簡単に享受できるようにしています。」

まとめ

今回のニュースで、OpenAIの「Open」の意味、ようやくはっきりわかりました。
大規模言語モデルなど、モデルの内容をオープンにするのではありません。
他社と積極的に提携していく、すなわちシェアを広げていくため、みんなに使ってもらうためにオープンであるという意味です。

これまでの疑問が氷解しました。

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